• 記事をシェア
  •  
  •  
  •  
  • B! 
  •  

iOS16/iPadOS16/watchOS9/tvOS16の新機能と使い方

2022年6月6日(現地時間)に、3回目のオンライン開催となったWWDC2022(開発者向け会議)で発表された iOS16/iPadOS16/watchOS9/tvOS16 の新機能と使い方をまとめました。 新情報が公開されるたびに随時更新していきます。
アップルからiOS16ベータ版を入手した人(Apple Beta Software Program / iOS Development Program参加者)は、 その機能やスクリーンショットを一般公開したり、上記プログラムのメンバーでない人にベータ版の話をしたりその画面を見せたりすることなどは禁止されています。 ここではアップルやその他のサイトですでに 一般公開されている情報のみをもとにして、iOS16の解説を行っています。 正式リリース時では、ここで紹介している機能が変更・削除される可能性があります。
WWDC 2022 - June 6 | Apple

YouTubeで見る

iOS16の使えるデバイス

iOS16 が使えるのは、 iPhoneシリーズでは、2017年以降に発売されたiPhone 8 / 8 Plus, iPhone X以降のみです。 今回から iPhone 6s/ 6s Plus, iPhone SE(第一世代)、iPhone 7 / 7 Plus は対象外になります。 また、iPod touchシリーズはすべて対象外となります。
iPadOS16 が使えるのは、 iPad Proの全モデル、2019年以降に発売されたiPad Air 3以降、2017年以降に発売されたiPad 5以降、2019年以降に発売されたiPad mini 5以降のみです。 今回から iPad Air 2、iPad mini 4 は対象外になります。
watchOS9 が使えるのは、 2018年以降に発売されたAppleWatch Series 4以降(SE含む)のみです。 今回から AppleWatch Series 3 は対象外になります。
tvOS16 が使えるのは、tvOS15/14/13と同様、2015年秋以降に発売された、 Apple TV HD(第四世代)、Apple TV 4K(6G/5G)のみです。
ただし、上記のすべての対象モデルで同じ機能が使えるわけではありません。 デバイスの性能により、使用できない機能もあります。
iOS16/iPadOS16/watchOS9/tvOS16は、2022年秋(9月ごろ)から、一般ユーザーも無料でバージョンアップ可能となる見込みです。

ベータ版iOSの入手方法

アップルは、一般公開前のパブリック・ベータ版iOSを、すべてのユーザーに公開しています。これをインストールすれば、だれでも未公開の新機能を事前に試すことができます。 iOS16のベータ版は、 Apple Beta Software Program に参加することにより、2022年7月ごろより、だれでも無料で入手可能となる見込みです。 ただし、ベータ・ソフトウェアは商用リリースではないため、エラーや不具合が発生したり、バッテリー消費が大きかったり、正しく機能しなかったりする可能性があることにご注意ください。

iOS16の新機能

ロック画面のカスタマイズ

パスコードロック 時のロック画面が大幅に改良されます。 まず、ロック画面に ウィジェット が配置できるようになります。より多くの情報がアンロックすることなく確認できます。 またフルスクリーンデザインの音楽プレイヤーが提供され、ロック中でも音楽再生のコントロールができます。 後日提供されるLive Activitiesという機能で、配車サービスの到着状況やスポーツ試合の状況など、今進行しているアクティビティを、ロック画面の下部に固定表示することがきます。 そしてロック画面に大きく表示されている時刻表示のフォントと色が変更可能になります。 AppleWatchの文字盤のように、複数のロック画面を切り替えて使うことも可能になります。 時間や場所などの条件、そして 「 集中モード 」と連動して、ロック画面を自動的に切り替えることも可能です。 逆に特定の「集中モード」とリンクされたロックスクリーンに切り替えることで、その「集中モード」を有効にすることもできます。
また各種の通知は、画面の下端から、上に向かってせりあがるように表示され、上下にスワイプすると、簡単に展開・折りたたみができます。

ロック画面の切り替えおよび編集方法


これは、 AppleWatchの文字盤の編集方法 と同様です。 まずパスコードロックを解除して、ホーム画面を上端から下に向かってスワイプし、通知画面(ロック画面)を開きます。 ロック画面を長押しすると切り替えモードとなり、左右にフリックすると、作成済みの別のロック画面が呼び出せます。 ここでロック画面を上に向かってフリックすると、そのロック画面を削除することもできます。
そして切り替えモードにしたときに画面下に現れる「Customize(編集)」ボタンをタップすると、現在選択しているロック画面が編集できます。 壁紙を変更したり、決められた場所にウィジェットを配置したり、時刻表示のフォントや色が選択できます。 同じくこの時に画面下に現れる「+」ボタンをタップすると、新しいロック画面が作成できます。 「コレクション」からお気に入りのデザインを選んでそれをカスタマイズしたり、すべての要素をいちから指定していくこともできます。
または Settings(設定)-[壁紙とロック画面]からカスタマイズすることも可能です。 ここではロック画面とホーム画面に、異なる壁紙を設定することも可能です。

集中(Focus)モード

集中モードでは、Safariで特定のタブのみを表示したり、メールで特定のアドレスからの受信のみ表示することができるようになります。 Safariのタブグループ、カレンダーのイベント、メッセージの会話など、アプリ内の気が散るコンテンツをフィルターで除去できます。 アプリやユーザーからの通知を消音する機能も追加されます。
また上でも書いたように、集中モードとロック画面をリンクさせて、集中モードを有効にすると特定のロック画面を表示したり、ロック画面を切り替えることによって特定の集中モードを有効にすることができます。 これはApplWatchの文字盤でも同様です。集中モードと文字盤をリンクさせて切り替えが可能です。

メッセージ

iMessageとして送信したメッセージは、それを長押しすると、送信後に編集したり、送信を中止することもできます。 ただし、送信相手がiOS15以前の場合、および送信後15分が過ぎた場合は機能しません。 送信相手がiOS15以前であった場合は、自分の手元では編集、削除されたように見えるメッセージが、相手には送信時のままで見えているので注意が必要です。 また、SMSやMMSとして送信したメッセージでも機能しません。 会話の中から特定のメッセージだけ削除することも可能です。 削除したメッセージは、「フィルター」の下に新たに作成される「Recently Deleted(最近削除された)」フォルダに保存されます。 削除したメッセージは、30日以内であれば復元可能です。
メッセージに「未読」マークを付けると、「フィルター」の下に新たに作成される「Unread Messages(未読メッセージ)」フォルダに保存されます。 あとからまとめてメッセージを読みなおしたり、返信することができます。
デュアルSIM を使用しているときには、メッセージ(iMessages/SMS/MMS)をSIMカード別に並べ替えることができるようになります。 これを行うには、 設定(設定)-(メッセージ)-[不明な差出人をフィルタ]を タッチパネル:ON(オン) にしたうえで、メッセージアプリで (その他) アイコンをタップして設定します。
またFaceTime同様、メッセージ中でもSharePlay機能を使って、音楽やビデオを会話の参加者間で同時に再生することができます。 SharePlayは、iOS15で初めてFaceTimeに実装されました。

ミー文字


6種類の新しいポーズ、17種類の新しいまたは見直されたヘアスタイル、その他いくつかのオプションが追加されます。

オーディオメッセージ(音声)を送る方法が変更に


オーディオメッセージ(音声)の送信機能が、iMessageアプリに移されます。 単にマイクアイコンを押しながら録音するだけでOK。より簡単な手順でオーディオメッセージが送信できます。

米国の一部のキャリアでスパムメッセージの申告が可能に


米国の一部のキャリア(Verizon)で、スパムメッセージの申告が可能になります。 未知の送信者からのメッセージを長押しすると「Report Junk」という文字が表示されるので、これをタップすると申告できます。

文字入力

音声入力中にソフトウェアキーボードを使ったタッチ入力を行うことができます。 同音異義語など、音声入力が難しい単語だけをキーボードから入力する、といった使い方ができます。 また音声入力中やSiriを使った入力で、句読点や絵文字を自動入力することも可能です。 ソフトウェアキーにタッチしたときにバイブレーションする機能も搭載されます。

FaceTime

FaceTimeでHandoff(ハンドオフ)が使えるようになります。 あなたの持っているすべてのデバイスで同じAppleIDを使ってiCloudにサインインしていると、あなたがお持ちのiPod/iPad/iPhone/MacのどれかでFaceTimeを立ち上げた後、別のデバイスでその通話を引き継ぐことができます。 Handoff(ハンドオフ)の使い方については iCloudの使い方 をご覧ください。

Live Caption


また、FaceTimeの通話中に自動的に会話内容が文字起こしされ表示される「Live Caption」が搭載されます。 ただし最初は英語(オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、英国、および米国)のみで利用可能で、iPhone 11以降、A12 Bionic以降を搭載した「iPad」、およびAppleシリコンを搭載したMacに限定されています。

Collaboration


FaceTime通話中に(またはメッセージ経由で)、同時にアプリを立ち上げて参加者同士で閲覧できる「Collaboration」が搭載されます。 「Collaboration」に招待されたすべてのユーザーでドキュメントが共有され、だれでも編集が可能になります。 これは、ファイル、Keynote、Numbers、Pages、メモ、リマインダー、Safariなどのアプリで使用できます。 サードパーティのアプリも「Collaboration」をサポートするようになる見込みです。

メール

メールは送信時間を指定したり、送信をキャンセルすることが可能です。 送信時間は、メール作成画面で送信ボタンを長押しすると指定できます。 送信のキャンセルは、送信ボタンをタップして10秒以内に、メール一覧画面の下部に表示される「Undo Send(送信中止)」をタップします。
また、送信したメッセージを受信トレイの一番上に移動して、フォローアップを送信するようにリマインダーを受け取ることができます。 受信トレイでメールタイトルを右から左にフリックすると、リマインダー通知がセットできます。
本文の内容からファイルの添付漏れを判断し、通知してくれるようになります。 添付ファイルや受信者など、電子メールの重要な部分の入力を忘れた場合に通知することもできます。
メールのヘッダーの横に企業ブランドのロゴと「デジタル認証」の文字が表示される、 BIMI(Brand Indicators for Message Identification)スタンダードに対応します。 企業ブランドから送信された認証済みメールであることが確認できるようになります。

写真

iCloud Shared Photo Library


iCloudファミリー共有 に参加している、自分を含めて最大6人のメンバー間で、 iCloud写真 に格納している写真を、「iCloud共有アルバム」で"自動的"に共有できる機能です。 あなたのiCloud写真にあるすべてのものを共有することも、すきな写真だけを選んで共有することも、日付や写真に写っている人物などに基づいて自動的に共有することもできます。 デバイスから、共有するのに向いている写真の提案を受け取ることもできます。 この共有ライブラリに参加しているメンバーが近くにいるときには、カメラアプリに表示されるボタンを使って、撮影した写真をBluetooth経由ですぐさま共有することもできます。

削除されたアルバムをロックする


非表示に設定、および最近削除されたアルバムをロックする機能が追加されます。 これらにアクセスするにはTouchIDまたはFaceIDによるユーザー認証が必要です。 iOS16をインストールすると、これら両方のアルバムはデフォルトでロックされます。

重複した写真を検出する


(写真)-[アルバム]画面をスクロールすると「その他」欄に「Duplicates(重複)」というアルバムが現れます。 ここには機械学習を使って、あなたのアルバム全体から、重複している写真を抽出してくれます。 「Duplicates(重複)」アルバムには、重複している写真ごとに「Merge(合併)」ボタンがあります。これをタップすると、ひとつにまとめる(一方が削除される)ことができます。 また、画面右上の「選択」をタップすると、複数の重複している写真をタップして、それぞれを同時に「Merge(合併)」することも可能です。 さらに「すべてを選択」をタップすると、すべての重複している写真を「Merge(合併)」することも可能です。 重複している写真の中から高品質の画像のいずれかが選択され、重複している各画像からタグなどのメタデータが収集され、残す画像に設定されます。 そして削除された画像は「最近削除した項目」に移動します。30日以内であれば、ここからもとに戻すことができます。

「ピープル」アルバムの並べ替え


「ピープル」アルバムをアルファベット順に並び替えるオプションが追加されます。

編集のやりなおし/コピー/ペーストが可能に


(写真)アプリで「編集」機能を使うとき、従来は「編集」完了後の適用/キャンセルのみが選べましたが、ワンステップずつやりなおし(アンドゥ/リドゥ)が可能になります。
また、「編集作業」のコピー/ペーストが可能になります。 ひとつの写真に対して行った編集作業を「コピー」して別の写真に「ペースト(適用)」することで、複数の写真に対して、同じ編集をワンタッチで行うことができます。 写真を表示しているときに画面右上にあるアイコンをタップすると表示されるメニューから、「Copy Edits(編集をコピー)」メニューで編集作業を「コピー」できます。 そして別の写真を開いて「Paste Edits(編集を貼り付け)」メニューでそれを適用することができます。

Live Text:文字の解析

iOS15で追加された、写真やカメラに写っている文字を読み取る「Live Text」機能が、ビデオでも使えるようになります。 再生中のビデオを一時停止して、そこに写っている文字を読み取ったり、翻訳することができるようになります。
また、Live Textにも長押しして各種機能を呼び出す「クイックアクション」が使えるようになります。 URLからWebサイトを開いたり、翻訳したり、画像から読み取った価格表示を使って「通貨換算」することも可能になります。
この機能はCPUに A12 Bionic 以降を搭載した、iPhone XS/XR以降、iPad mini 5以降、iPad Air 3以降、iPad 8以降、iPad Pro 3G以降で使用可能です。

Visual Look Up:画像の切り出しと背景の削除

iOS15で追加された、写真やカメラなどの映像をタップすると、何が映っているかを解析するVisual Look Up機能では、 写真から被写体を切り抜いて、メールやメッセージなどにステッカーのように貼り付けることができるようになります。 写真に写っている人物や動物などのオブジェクトを、背景と分離して「切り抜き」することができます。 この機能は"lift subject from background(背景から被写体を持ち上げる)"と呼ばれています。
Safariまたは写真アプリで、画面に表示された写真を数秒長押しすると短いバイブレーションがあり、被写体が波打つようになり、輪郭の周りに白い輝きが流れます。 そして「コピー|共有」メニューが表示されます。「コピー」を選ぶと、背景が削除されたイメージがクリップボードに保存されます。 あとはこれを別のアプリに貼り付けたりできます。 「共有」を選ぶと標準のシェアシートが表示されるので、共有方法を選択します。
または、被写体を長押しして背景から持ち上げます。 ここで、画面から指を離さずに、別の指を使用して「写真」アプリを終了し、メッセージ、メール、メモ、または画像が貼り付けられる別のアプリを起動します。 そして切り抜いた画像を別のアプリにドラック&ドロップします。
写真アプリ内で一時停止したビデオでも、同様に動作します。
この機能はCPUに A12 Bionic 以降を搭載した、iPhone XS/XR以降、iPad mini 5以降、iPad Air 3以降、iPad 8以降、iPad Pro 3G以降で使用可能です。

ウォレット / Apple Pay

ウォレットに保持されている電子キーは、メッセージ、メール、WhatsAppなどのメッセージングアプリを使用して、安全に他のユーザーと共有できるようになります。 また「Apple Pay Later」機能で、無利子で、支払いを6週間の期間で4回の分割払いにすることができます。 ApplePayに注文の追跡機能が追加され、ウォレットアプリ内で到着時期が確認できます。 なお、これらの機能が日本国内でも使えるようになるかは不明です。
また、運転免許証やIDカードをウォレットアプリに登録できるアメリカでは、IDまたは年齢の確認が必要な一部のアプリで、ウォレットアプリに保存されているIDカードを提示できるようになります。
対応しているアプリ内では、1回のトランザクションで複数の販売者に料金を支払うことができるようになります。 たとえば旅行アプリで、フライト、レンタカー、ホテルの部屋などを1枚のApplePay支払いシートでまとめて購入できるようになります。

マップ

iOS15でも展開が進んでいる3D表示のデザイン改善がさらに6都市に展開されます。 また、新たに11か国での展開が進みます。
15か所までの複数ポイントを結ぶような経路探索が可能になります。 さらにナビゲーションを開始した後でも、Siriを使って立ち寄る場所を追加することができます。 Macのマップアプリで経路探索を行って、それをiPhoneと同期することもできます。 また、公共交通機関の経路検索では料金も表示されます(日本ではすでに対応済み)。

Family Checklist

子供の年齢に応じで簡単にセットアップできるペアレンタルコントロールを搭載。 子供の成長に合わせて、コントロール設定を簡単に調整できます。

家族向けのクイックスタート

iPhoneの機種変更時に使う「クイックスタート」機能で、子供向けのiPhoneを簡単にセットアップすることが可能になります。 子供用に準備したiPhoneのそばにあなたのiPhoneを置いて、「クイックスタート」でセットアップを行います。

Safety Check (セーフティチェック)

これはSettings(設定)の中に新たに設けられる項目です。 他のアプリ、他のユーザー、他のデバイスとのデータ共有をすばやく遮断することができます。 他のユーザーに許可しているデータと場所へのアクセスを確認してリセットしたり、すべてのデバイスでiCloudからサインアウトしたり位置情報をオフにしたり、メッセージの同期を自分の手元のデバイスだけに制限したり、連絡できるユーザーを制限したりできます。 これは特に家庭内暴力など、虐待的な状況に陥ったユーザーを支援することを目的としたものです。 現在自分がどんな情報を共有しているかを確認するのにも役立ちます。

ホーム

まず、より分かりやすく操作しやすいように、「ホーム」アプリのデザインが見直されます。 そして各ホームデバイスのカテゴリーを示すアイコンの種類が増加します。
そして2022年末には、他社のホームオートメーションプラットフォームとデバイスを共有できる「 Matter規格 」に正式対応。 これまでのアップルHomeKit対応ホームデバイスだけでなく、SamsungのSmartThings、AmazonのAlexa、GoogleのAssistant規格に対応したホームデバイスも、まとめてHomeアプリでコントロールできようになる見込みです。
また、ボタン等を操作したときの反応が、今までより速く、安定したものになります。 ただそのためには、「ホーム」アプリを設定しているあなたのすべてのデバイスが、iOS16以降にバージョンアップされている必要があります。

Safari

iOS15で追加された、複数のWebページをまとめて保存できる「タブグループ」を、ユーザー間で共有することができるようになります。 共有したユーザーが新たなタブを追加したり、どのタブを使っているかを見ることができます。
Webサイトのために自動生成される強力なパスワードを、Webサイトの要求に合わせて、ユーザーが編集することが可能になります。
また、パスワードを置き換えることを目的とした「Passkey」機能が搭載されます。 これはWebサーバーに保存されないデジタルキーで、エンドツーエンド暗号化を備えたデバイス間でiCloudキーチェーンを使用して同期可能。 認証にはTouchIDとFaceIDを使用します。
2023年には、オプトイン方式のWeb通知をサポートする予定です。 Safariおよび他のブラウザーを介してWebサイトから通知を受信できるようになります。

フィットネス

これまではAppleWatchのユーザーが、アクティビティの結果を見るアプリとして利用できた (フィットネス)アプリが、iPhoneだけでも使用可能になります。 iPhoneだけでも「ムーブ」の消費カロリーを計測することができるようになります。 またサードパーティのエクササイズアプリの情報を読み取って、アクティビティとして反映できます。 AppleWatchを所有していなくても、「ムーブ」のゴールを設定して、消費カロリーに従ってリングを表示することができます。 ただしAppleWatchを所有していないと「スタンド」「エクササイズ」のリングは表示されません。

ヘルスケア

Medications(薬)管理機能が追加されます。 服用している薬・ビタミン・サプリメントなどのリストを作成・管理したり、服用スケジュールとそのリマインダー通知を作成したり、摂取量を追跡することができます。 米国のユーザーは、カメラを薬のラベルに向けると、薬の情報をアプリに登録したり、その薬に関する情報を読んだり、相互作用に関する警告を受信したりできるようになります。 薬のデータは家族と共有することもでき、服用記録等はアプリ内からPDFに変換することもできます。
Apple Watchから登録した薬の一覧を見たり、服用時にチェックしたり、[服用済み]または[スキップ済み]をタップしてログ記録することができます。

対応ゲームコントローラーの追加

これまでに加えて、より多くのBluetoothゲームコントローラーがサポートされます。 任天堂のジョイコン、プロコン、ゲームキューブコントローラーなどが、iPhone, iPad, AppleTV で使えるようになります。
任天堂のジョイコン、プロコンを接続するには、まずiPod/iPad/iPhoneのBluetooth画面を開くか、AppleTVの場合は[リモートとデバイス]-[Bluetooth]を開きます。 そしてコントローラーのペアリングボタンを長押しします。するとコントローラーのランプが点滅し、デバイスのBluetooth機器一覧に、コントローラーの名前が現れます。 この名前をタップすれば接続されます。 コントローラーをゲーム機又は別のデバイスとペアリングした後は、もう一度上のペアリングの手順を行います。
また、iPod/iPad/iPhone/AppleTVに接続したゲームコントローラーは、カスタマイズすることが可能です。 設定(設定)-(一般)-[ゲームコントローラー] 画面で、ゲームアプリごとにコントローラーのプロファイルを作成することが可能です。

その他の新機能


Face ID(顔認証)


iPhone本体をランドスケープ(横長)にしていてもFace IDによる顔認証が動作するようになります。 ただし、この機能は全てのデバイスで使えるわけではないようです。最新のiPhone13シリーズのみに限定される可能性があります。

メモ


iPadOS15でiPadシリーズ向けに登場した「クイックメモ」機能が、iPhoneでも使えるようになります。 またメモのロックには、デバイスのパスコードが使えるようになります。メモごとに別のパスワードを覚えておく必要が無くなります。 「スマートフォルダ」では、の新しいカスタマイズ可能なフィルタにより、作成日、添付ファイル、チェックリストなどに基づいた整理ができます。 (共有)をタップすると表示される、シェアシートからアクセスできます。 スクリーンショット採取時には、「クイックメモに保存」オプションメニューが表示されるようになります。

リマインダー


リマインダーの「共有リスト」に入っているメンバーは、そのリマインダーに新しいアイテムが追加されたり、アイテムが完了したときに、通知を受け取ることができます。 また作成したリストをテンプレートとして再利用できるようになり、お気に入りのリストをピン止めして簡単にアクセスすることもできます。 「今日」「日時設定あり」リストでアイテムが日時ごとにグループ化され、リマインダーの表示と追加が簡単になりました。 新しい「完了」リストを使用すると、完了したすべてのリマインダーを、完了時刻などの詳細とともに1か所で確認できます。

翻訳


翻訳アプリにカメラモードが搭載され、カメラで撮影した画像からテキストを抽出して、翻訳することができます。 また、新たにトルコ語、タイ語、ポーランド語、インドネシア語、オランダ語がサポートされます。

ミュージック


Apple Music‌で、これまでの楽曲に対する「ラブ」に加えて、アーティストに対して「お気に入り」を登録できるようになります。 画面右上の星マークをタップすると、再生中の音楽のアーティストが「お気に入り」になります。 Apple Music‌で、よりあなたの好みに合った音楽が提案されるようになります。 また、プレイリストのソート順序としてタイトル、アーティスト、アルバム、リリース日の昇順/降順が選べるようになります。

ミュージック認識


「Shazam」アプリの機能を取り込んだ、デバイスの周囲で流れている音楽を解析して、曲名などを知ることができる「ミュージック認識」が、ようやく「Shazam」アプリと連携するようになります。

ブック


画面のデザインが見直されます。 すべての機能の呼び出しは、画面右下のメニューボタンからアクセスするようになります。

株価


複数のウォッチリストが作成できるようになります。 いろいろな基準で、シンボルをグループ化できます。 企業の収益レポート発表日をカレンダーに追加できます。 新しいウィジェットオプションを使用して、さらに多くの情報を一目で確認できます。

コントロールセンター


任意のアプリが使用した、個人情報にかかわるセンサー類、すなわちカメラ、マイク、位置情報などの利用を簡単に確認できるようになります。 アプリ起動後にコントロールセンターの上部を短くタップすると、これらの情報が一覧表示されます。

ホーム画面にSpotlight検索ボタン


ホーム画面のドックのすぐ上に、Spotlight検索ボタンが設置されます。 これはSettings(設定)-[ホーム画面]にある「Show Spotlight」スイッチで、表示をON/OFFできます。 メッセージ、メモ、ファイルなどのアプリ内の画像検索もできます。 Spotlight検索画面からタイマーやショートカットの起動も可能になります。

Continuity Camera


iPhoneをMac(macOS Ventura搭載機)のWebカメラとして使う機能です。 同じAppleIDでサインインし、 2ファクタ認証 を有効にしているiPhoneとMacを同じLANに接続し、iPhoneをアンロックするとMacでカメラデバイスとして認識されます。 Macのコントロールセンターにあるカメラとマイクのオプションで、iPhoneのカメラとマイクが選べるようになります。 Macのシステムカメラとして認識されるので、Mac上でカメラとマイクを使うあらゆるアプリで、iPhoneのカメラとマイクが使えます。 また、iPhoneのFaceTimeカメラのように、顔を追跡するCenter Stage, 背景をぼかすPortrait, 顔を明るくするStudio Light機能が選択可能。 さらに手前下方の「机の上」を映す、Desk Viewという機能も使えます。 マイクではSound isolation機能も選択可能です。
この機能はiPhone XR以降で、Center StageとDesk View機能はiPhone 11以降で、Studio Light機能はiPhone 12以降で使用可能です。

iPhone13シリーズのカメラ機能強化


iPhone13シリーズのカメラで、2つの機能強化が行われます。 ポートレートモードでは、従来の背景のぼかしを調整するだけでなく、前景にあるオブジェクトをぼかして、よりリアルな被写界深度効果を得ることができます。 またシネマティックモードでは、ぼかしの品質が向上します。髪の毛や眼鏡のエッジの周りなどで、より正確な被写界深度効果が得られます。

AirPodsの設定方法改善&空間オーディオ(Spatial Audio)のパーソナライズ


設定(設定)-[(ユーザー名)]画面にあなたのAirPodsの名前が表示され、ここをタップするとAirPodsに関するいろいろな設定ができるようになります。
また空間オーディオに対応したAirPodsを持っているときは、ユーザーに合わせてより細かく調整された3Dオーディオを楽しむことができます。 iPhoneのTrueDepthカメラを使用して、iPhoneで耳と周囲の領域をスキャンして個人プロファイルを作成することにより、ユーザーの顔の形に合わせた調整が行えます。

連絡先


重複する連絡先が検出されると、連絡先一覧のトップに「Duplicates Found」という表示が現れます。 これをタップすると、それらを結合するか無視するかが選べます。

天気


時間ごと、日ごとの天気予報をタップすると、より詳しい情報が表示されるようになります。 気温、湿度、降水量、その他の変化が詳しいグラフで表示されます。 この先1時間の分ごとの予報、この先10日間の時間ごとの予報も見ることができます。 また、竜巻、嵐、洪水などの悪天候に関する政府からの通知を受け取ります。
これらの情報は、2020年にアップルが買い取ったDark Sky社のデータを活用しています。

Apple TVアプリ


ビデオ再生画面のユーザーインターフェースが若干改善されます。
また、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアに於いては、現在実施中のスポーツの試合経過が画面に表示できるようになります。

アクセシビリティ


5月17日に ニュースルーム で発表された通り、目が不自由なユーザーのための「扉の検出」機能が搭載されます。 ドアの位置、ドアがどれだけ離れているか、ドアを開ける方法を検出してナビゲートしてくれます。 ドアに書かれている部屋番号や車椅子アクセス可能を示す記号なども読み上げてくれます。 この機能は iPhone 12 Pro, iPhone 13 Pro, iPad Pro 12.9-inch (4th/5th), iPad Pro 11-inch (2nd/3rd)で使用可能です。
また、「Apple Watch Mirroring」機能により、ユーザーはペアリングされたiPhoneからAppleWatchをリモートコントロールできます。 AppleWatchのような小さいデバイスの操作が困難な人でも、AppleWatchの利便性が享受できます。AppleWatchで計測した心拍などの情報を、iPhoneの大きな画面で見ることもできます。
聴覚障害者や難聴者向けに、Live Caption(リアルタイム字幕)が提供されます。 電話やFaceTime通話、ビデオ会議やソーシャルメディアアプリ、メディアコンテンツのストリーミング、隣の人との会話など、あらゆるオーディオコンテンツに字幕が表示可能になります。 ただし最初は英語(オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、英国、および米国)のみで利用可能で、iPhone 11以降、A12 Bionic以降を搭載した「iPad」、およびAppleシリコンを搭載したMacに限定されています。
画面の読み上げ機能であるVoiceOverには、ベンガル語、ブルガリア語、カタロニア語、ウクライナ語、ベトナム語など、20を超える追加のロケールと言語のサポートが追加されます。
Buddy Controller機能で、ケアプロバイダーや友人にゲームのプレイを手伝ってもらうことができます。 任意の2つのゲームコントローラーを1つに結合して、複数のコントローラーで1人のプレーヤーの入力とすることができます。
Siri Pause Time機能で、発音障害のあるユーザーが、Siriがリクエストに応答するまでの待機時間を調整できます。
Voice Control Spelling Modeでは、音声入力時に、カスタムスペルを指定することができます。
サウンド認識 では、自宅にある機器のアラーム、ドアベル、電化製品など、ユーザー環境に固有の音を認識するようにカスタマイズできます。 ブック アプリには、新しいテーマや、テキストを太字にしたり、行、文字、単語の間隔を調整したりするなどのカスタマイズオプションが搭載されます。

削除可能となるアップルオフィシャルアプリが増加?


iOS16では、削除可能となるアップルオフィシャルアプリが増加しそうです。 最初のベータ版では、カメラ、時計、探す、ヘルスケアが削除可能となっています。 これは今後変更される可能性があります。 また、アプリを削除しても、その基本機能はそのままデバイス本体に残ります。

自動セキュリティアップデート


従来のiOSのバージョンアップとは独立して、緊急のセキュリティアップデートが自動でプッシュ配信されるようになります。 設定(設定)-(一般)-[ソフトウェアアップデート]に 新しい[Install System and Data Files(システムとデータファイルのインストール)]オプションが追加され、これを タッチパネル:ON(オン) にすると、セキュリティアップデートが自動でインストールされます。 このオプションはデフォルトで タッチパネル:ON(オン) になっています。

クリップボードのセキュリティ強化


クリップボードを経由してアプリ間でデータをやり取りするときに、ユーザーの許可が必要となります。 アプリが、別のアプリのコンテンツを貼り付けるために、ペーストボードにアクセスするときには、ユーザーに許可を求めるようになります。 不用意に、クリップボード経由でサードパーティアプリにデータを採取される可能性が無くなります。

二段階認証を要求するアプリ・サービスにワンタッチでサインイン


アプリやサービスにサインインするときに、ユーザーが手動で二段階認証のワンタイムパスコードを入力する必要がなくなります。 設定(設定)-[パスワード]-[パスワードを自動入力]画面で、ワンタイムパスコードを入力するのに使用するアプリが指定できるようになります。 ここに(Google Authenticator)などのアプリを指定しておけば、自動的にワンタイムパスコードを入力してくれます。

CAPTCHA入力をバイパス


アプリやサービスにサインインするときに、「ロボットではありません」を確認するために、特定の画像をタップさせる仕組み「CAPTCHA」がありますが、この入力をスキップすることができるようになります。 設定(設定)-[(ユーザー名)]-[パスワードとセキュリティ]画面で、 「Automatic Verification(自動検証)」を タッチパネル:ON(オン) にすると、CAPTCHA入力がバイパスされます。 iCloudがバックグラウンドでデバイスとApple IDアカウントを自動的かつプライベートに検証することにより、アプリやWebサイトがCAPTCHA検証プロンプトを表示する必要をなくします。

Passkeys (パスキー)


従来のパスワードを用いる各種サービスへのログイン方法を置き換えるもので、パスワードを不要にするものです。 パスワードを入力する代わりに、生体認証を使って、デバイスに保存された「passkey」を使います。 これはWebの認証システム「WebAuthentication ("WebAuthn")」に準じた仕組みで、公開鍵暗号を使ったセキュリティ機能です。 一旦デバイス上で「passkey」を設定すれば、以降はFaceIDやTouchIDを使って認証ができるようになります。 サービスにログインしようとすると、Webサイトやアプリから認証要求がプッシュされるので、FaceIDやTouchIDで認証すればOKです。 また、「passkey」はiCloudを介してデバイス間で共有されるので、ユーザーが設定するのは最初の1回だけです。 iPhone, iPadを使用してQRコードをスキャンし、生体認証を使用して認証することにより、Apple以外のデバイスでアカウントにログインすることもできます。 アップルのデバイス上では、すでに iCloudキーチェーン を使って同様の仕組みが提供されていますが、今回の対応はGoogleとMicrosoftも参加してFIDO Alliance の枠組の中で業界標準としていこうという取り組みです。

LTE携帯電話回線経由のiCLoudバックアップ


従来のWi-Fi/5G経由だけでなく、LTE携帯電話回線経由のiCLoudバックアップが採取できるようになります。

eSIMをBluetoothで別デバイスに移す


新しいデバイスのセットアップ時に、古いデバイスに設定されているeSIMを、Bluetoothで移行する機能が搭載されます。 設定(設定)-[Set up eSIM]メニューから移行可能です。 ただし、古いデバイスでもiOS16以降が動作していて、新しいデバイスと古いデバイスを近くに置き、古いデバイスをアンロックし、Bluetoothを有効にしていなければなりません。 また、この機能が動作するには、そのeSIMをサービスする携帯キャリアの協力が必要です。 すべての国で、すべてのキャリアのeSIMで動作するわけではありません。

Wi-Fiアクセスポイントのパスワードを表示する


現在接続中、あるいは過去に接続したことのあるWi-Fiアクセスポイントの、パスワードを表示することができるようになります。 (設定)-(Wi-Fi)画面で アクセスポイント名の右端に表示されている information をタップし、新たに設けられた[パスワード]欄をタップし、FaceID/TouchIDで認証すると、パスワードが表示されます。
またWi-Fiアクセスポイント一覧画面では、各アクセスポイントが「KNOWN NETWORKS」「MANAGED NETWORKS」 に分類されて表示されます。

Developer Mode (開発者モード)


ユーザーが「開発者」であることが確認できた場合に、App StoreやTestFlight機能を介さず、「Configurator」を介して任意のアプリ(".ipa"形式ファイル)を直接インストールできる機能です。 潜在的に有害なアプリを誤ってインストールしてしまうことを防ぐことができます。 この開発者モードをオンにするには、デバイスの再起動や複数の警告の確認など、いくつかの手順を実行する必要があります。 悪意のある攻撃者が簡単に電源を入れて悪意のあるアプリをインストールできるわけではありません。

iPadOS16の新機能

iPadOS16は、iOS16の新機能をすべて含んだうえで、さらにiPad向けの次の機能を新たに搭載します。 ただしロック画面のカスタマイズ機能はiPadシリーズには搭載されないようです。

Stage Manager(ステージマネージャー) : マルチウインドウ

いよいよアプリがウインドウ表示できるようになります。 iPadに外部ディスプレイを接続し、iPad上で4つ、外部ディスプレイ上で4つ、同時に合計8つのウインドウを開いて切り替えて操作できます。 また、 macOS Ventura 同様、タスク切り替えるためのスクロール可能なサイドパネルが表示され、ここに最近使用したアプリが表示されます。 この機能を Stage Manager と呼びます。 ただしこの機能が使えるのは、M1プロセッサ搭載機(2021年4月に発売された iPad Pro 5 iPad Air 5(2022) )のみです。

Stage Managerの使い方


Stage Managerは コントロールセンター から有効/無効を切り替えます。 コントロールセンターを開いて、新たに設けられるStage Managerアイコンをタップします。 そして任意のアプリを開くと、それまで開いていたアプリとともにマルチウインドウ表示されます。 そしてウインドウをタップすると、アプリを切り替えることができます。 アプリのウインドウのサイズは変更可能です。 各アプリの一番上にある3つのドットをタップすると、さまざまなサイズ変更オプションが表示されます。 また、 (設定)-「ホーム画面とDock」には、 StageManagerの使用中に最近のアプリを非表示にしたりドックを非表示にしたりするオプションがあります。

外部ディスプレイの使い方


iPadOS15では、iPadにUSB接続された外部ディスプレイは、特定のアプリを除いてiPadの画面をコピー表示するだけのものでした。 しかしiPadOS16では、外部ディスプレイを接続するとiPadの画面が拡張されます。 外部ディスプレイの画面下部にドックが表示され、アプリを開くたびにStage Manager表示されます。
iPadの画面と外部ディスプレイの画面は、それぞれ個別にStage Managerを有効/無効にできます。 また、 (設定)-(画面表示と明るさ)画面で、iPadと外部ディスプレイの配置を指定できます。 もちろん マウスやトラックパッドを使えば 、iPadと外部ディスプレイの間でファイルなどをドラッグ&ドロップできます。

Freeform

新たに、Freeformというオンラインのホワイトボードのようなアプリが提供されます。 複数のユーザーが同時にアクセスして、Apple Pencilを使用してスケッチでき、写真、ビデオ、オーディオ、ドキュメント、PDF、およびWebリンクを貼り付けられます。 このアプリと FaceTime のSharePlay、グループFaceTime機能や、Safariのタブグループの共有機能を使えば、オンラインでミーティングを行うのもより簡単になります。 FreeformはiPadOS、macOS、iOSに組み込まれる予定です。

画面の色調整・解像度変更

12.9インチの iPad Pro 5 では、プロ用機材のようにディスプレイの色調整が可能になります。Macとの間で、ディスプレイの色調を合わせることができます。 これをReference Modeと言います。 また、Display Zoomという、仮想的に解像度を変化させる機能も搭載されます。
ただしこれらの機能が使えるのは、M1プロセッサ搭載機(2021年4月に発売された iPad Pro 5 iPad Air 5(2022) )のみです。

Virtual Memory Swap(仮想メモリ)

各アプリに大量のメモリを割り当てることができる、Virtual Memory Swapという、仮想メモリ制御機能が搭載されます。 この機能は、M1プロセッサを(iPa Air 5では256GBのストレージも)搭載したモデルで、各アプリに16GBのメモリを割り当てることが可能です。

「やりなおし」「検索して置換」機能の搭載

あらゆる場所で、処理のやりなおし(アンドゥ/リドゥ)が可能になります。 また「検索して置換」機能も使えるようになります。

「ロックして終話」機能の搭載

スリープボタンを押してロックすると通話を終了する機能が搭載されます。 これは 設定(設定)-(アクセシビリティ) -(タッチ) 画面で設定できます。

天気アプリ

いよいよiPadにも、アップル純正の天気アプリが搭載されます。

ファイルアプリ

ユーザーインターフェースが改善されます。 より簡単なナビゲーションボタン、複製や名前変更などの機能へのより簡単なアクセス、ファイル拡張子の変更機能などが搭載されます。

手書き文字の整列、絵文字を入力

Apple Pencil(アップルペンシル)で書いた手書き文字を整列する機能が搭載されます。 手書き文字を選択して「Straighten(まっすぐにする)」オプションを選ぶと、各単語の上下位置のばらつきが、ある程度整列されます。 また、手書きで絵文字を入力することができるようになります。

ホーム

iPadが「ホームハブ」として使えなくなります。 外出先からHomeKitに対応した家電を操作するには、AppleTVまたはHomePod, HomePod miniのいずれかが必須となります。

watchOS9の新機能

文字盤

Lunar, Playtime, Metropolitan という3つの新しいデザインの文字盤が追加されます。 また、既存の文字盤も改良されます。 Astronomyは画像がよりリアルになり、Modular, Modular Compact, X-Large は背景にカラーが指定できます。 Portraitでは人だけでなくペットの画像も使用可能。時刻表示が写っている人やペットの後ろに配置されるような効果が得られます。 必要に応じて、写真を編集して背景レイヤーに色を付けることができます。 これにより、被写体により焦点が当てられ、背景から引き抜くのに役立ちます。 デジタルクラウンを回転させると、ペットの顔が背景よりも大きくなり、奥行き効果がさらに高まります。
そして既存の文字盤でも改良されたコンプリケーションが使えるようになります。

ワークアウト

垂直振動、地面との接触時間、歩幅など、ランナー向けのより詳細な情報が採取できるようになります。 また、ワークアウトと休憩を組み合わせた新しいカスタムワークアウトを作成することもできます。 ペースゾーンや心拍数ゾーンなどの新しいアラートも通知されます。
あなたのトレーニングスタイルに合わせてワークアウトと回復の間隔を調整することができます。またペース、心拍数、ケイデンス、およびパワーに関するアラートが受信できます。 トライアスロンを行っているときは、自動的にスイム、バイク、ランを検出して計測を切り替えます。 デジタルクラウンを回転させると、トレーニング中にさまざまなトレーニングスタイルを切り替えて、さまざまなトレーニング結果を確認できます。 ゴールに到達するために必要な平均ペースと、現在のペースを得ることもできます。
屋外ランニングとサイクリングでは、「Frequently used routes(頻繁に使用されるルート)」を使用すると、ランナーは自分のゴーストタイム(最高または最後の結果を含む)と競争し、ゴーストの前または後ろにいることを示すアラートを受け取ることができます。
プールスイミングでは、キックボード(ビート板)の使用が自動検出されます。 SWOLFスコア(ストローク数と水中での所要時間の組み合わせ)を計測することもできます。

睡眠とヘルスケア

機械学習を使って、レム睡眠や深い睡眠などを判別できるようになります。 また血中酸素濃度、心拍数、睡眠時間、睡眠呼吸数などの睡眠指標を追跡します。 アプリのチャート上で、睡眠時間と一緒に心拍数と睡眠呼吸数を確認できます。
新しいMedicationsアプリで、日々の薬やサプリの摂取管理もできるようになります。
Cardio Recoveryは、ウォーキングやランニング後の心血管の健康状態を追跡します。

心電図(ECG)

「burden(負担)」と呼ばれる、特定の期間にわたって人が心房細動の状態にある時間を測定します。 心房細動と診断された場合、AFib(atrial fibrillation:心房細動)履歴が診断に役立ちます。 ヘルスケアアプリで、心房細動に影響を与える可能性のあるライフスタイル要因を追跡できます。

その他の新機能

ドック


頻繁に使用するアプリはドックの上部に表示されるようになります。

Podcast


Apple Watchでも[今すぐ検索して聞く]を使用して、新しい番組を検索してフォローできます。 ファミリーセットアップを使用して子供が利用することもできます。

カレンダー


Apple Watchでもイベントを登録できるようになります。

リマインダー


Apple Watchでもアイテムの主要な情報(日付・時刻など)を登録・編集できるようになります。

通知


Apple Watch操作中には、iPhone同様、バナー形式でより目立たない形で通知されます。

アクセシビリティ


「Apple Watch Mirroring」機能により、ユーザーはペアリングされたiPhoneからAppleWatchをリモートコントロールできます。

QWERTYキーボード


Series 7に搭載されたソフトウェアキーボードが、 フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、およびスペイン語(メキシコ、スペイン、ラテンアメリカ) に対応します。 また、予測入力機能(QuickType)が搭載され、キーボードの上部に予測された単語が提案されます。

ファミリー共有設定


ホームアプリがサポートされます。iPhoneを持たない家族もホームオートメーションが使えます。

VoIP通話のサポート


VoIPを使う通話アプリをサポートします。 FaceTime Audioのように、対応するアプリでは AppleWatchで通話ができるようになります。

tvOS16の新機能

デバイス間のアプリ連携

開発者向けの機能として、AppleTV用のアプリが、iPhone, iPad, AppleWatchのアプリとリアルタイムで連携できるようになります。 AppleTV用のゲームでAppleWatchのモーションセンサーを入力に使ったり、AppleTVでビデオを再生しているときに、iPhoneにその詳細情報を表示したり、といったことができるようになります。 今後この機能を使った、より便利なアプリの登場が期待されます。

対応ゲームコントローラーの追加

iOS16の欄で詳細に説明した通り、 これまでに加えて、より多くのBluetoothゲームコントローラーがサポートされます。 任天堂のジョイコン、プロコン、ゲームキューブコントローラーなどが、iPhone, iPad, AppleTV で使えるようになります。

AppleTVアプリ

複数ユーザーで使用しているときのサインインの手間が解消されます。 Apple TVアプリを起動するたびに、サインインしてプロファイルを選択する必要がなくなります。
なお、当初掲示されていたHDR10+コーデックへの対応については、その後削除されました。

ホーム

iPhone, iPadと同様、他社プラットフォームとデバイスを共有できる「 Matter規格 」に正式対応。 これまでのHomeKit対応ホームデバイスだけでなく、SamsungのSmartThings、AmazonのAlexa、GoogleのAssistant規格に対応したホームデバイスも、まとめてHomeアプリでコントロールできようになる見込みです。

その他の新機能

コントロールセンターで、追加する家族が提案されるようになります。
時刻表示を24時間制または12時間制に切り替えることができます。 これは[設定]-[一般]画面で切り替えます。
アクセシビリティでは、新しいホバーテキストに関するオプションが追加されます。

iOS16/iPadOS16/watchOS9/tvOS16関連ニュース

2022年6月:WWDCでのiOS16発表後の記事



iOS
iPadOS
watchOS
tvOS
Other
Japanese