iPhoneでテレビを見る方法
ここでは、iPod/iPad/iPhoneでTV番組を視聴したり、すでに録画したビデオをいろいろな形態で再生する方法を紹介します。
もくじ
外出先でTVを見るには
日本のデジタルTV放送は、他国にはない過剰な著作権保護のため、これまで自宅に設置したTV/レコーダ以外での視聴が困難でした。 しかし最近になって「NexTV-F(放送中番組)」「DTCP+(録画番組)」というリモート視聴の規格や、「SeeQVault(シーキューボルト)」という番組コピー/持ち出しの規格が制定されました。 これらに準拠した機器を準備すれば、台数制限があるものの、外出先で自宅のチューナーやレコーダーのTV番組を見ることも可能となってきました。下記のPCWatchの記事では、この規格に関する詳細が読めます。
- 旅先でも困らないリモートTV視聴を手にする(PCWatch)
- 第1回 そもそも“リモートTV視聴”とは?
- 第2回 NexTV-F準拠のnasneやレグザサーバーで環境構築
- 第3回 既存機器を活かす「DTCP+」準拠製品を使った方法
- 第4回 Windows PCを利用したリモート視聴環境を作る
リモート視聴/番組持ち出し対応TVレコーダーを使う方法
録画番組をリモート視聴/番組持ち出しできるハードディスク/Blu-rayレコーダーを使います。 レコーダーに録画した番組を、SDカードやiPhone/iPad本体に転送したり、Wi-Fi無線LANや携帯パケット回線経由で視聴します。 “SeeQVault”規格に対応したモデルなら、SDカードやiPhone/iPad本体に番組持ち出しが可能です。 “DTCP+”規格に対応したモデルなら、ネット経由で外出先からのリモート視聴が可能です。TVチューナーを使う方法
自宅に設置する「据置型」と、iPhone本体に接続する「接続型」があります。据置型TVチューナーの場合、チューナーは自宅に設置し、ネットワーク経由でiPod/iPad/iPhoneでTV番組を視聴します。 チューナーを自宅のアンテナに接続するので、安定した画質で楽しめます。もちろん海外からでも日本の番組が楽しめます。 ただし、外出先では通常携帯パケット回線経由の視聴となり、パケット通信費がかかります。 しかし最近は番組持ち出し(外出前に自宅でiPhoneに番組をコピーしておく)に対応しているモデルもあります。
接続型TVチューナーの場合、チューナーはiPod/iPad/iPhone本体に直接接続します。 iPod/iPad/iPhoneで直接TV電波を受信するので、パケット通信費などの費用は発生しません。 ただし、電車の中やビルの谷間など、TV電波の状況が悪いところでは見られないこともあります。