パスワードアプリの使い方
パスワードアプリとは、WebサイトやWi-Fiアクセスポイント、パスキー、二段階認証時に使われるワンタイムパスワードをまとめて管理するアプリです。
もくじ
パスワードのクイックアクション
また「ホーム画面を編集」をタップすると、 ホーム画面の編集・アイコンの並べ替え ができます(iOS13以降)。
ホーム画面を編集する方法・アプリの並び替え/アイコンの大きさと色を変える/アプリフォルダを作る
パスワードアプリとは
パスワードアプリとは、iOS18で新たに追加されたアプリで、あらゆるサービスのパスワードをまとめて管理するアプリです。 従来 iCloudキーチェーン 機能を使って、 (設定)- (パスワード) 画面で管理していたものが、専用のアプリとして独立したものです。このアプリには、Webサイトのパスワード、パスキー、2要素認証コード(ワンタイムパスワード)、Wi-Fiアクセスポイントのパスワードが保存できます。 パスワードアプリに登録したパスワードは、Windowsパソコン( iCloud for Windows を利用)を含む、あなたのすべてのデバイス間で、セキュリティを保ったまま共有できます。
すでに iCloudキーチェーン 機能を使用していた場合は、 デバイスに保存されているすべてのパスワードが、このアプリからアクセスできるようになっています。 iCloudキーチェーンが有効になっていて、Safariまたはアプリで新しいログインを行うと、そのときに入力したパスワードとログインが、このパスワードアプリに自動的に追加されます。 ただし、サードパーティのアプリからパスワードをインポートできるのは macOS Sequoia のみです。
Windows用iCloud(iCloud for Windows)の使い方
パスワードアプリの起動画面
「削除済み」画面には、パスワードアプリで「削除」したアカウント情報が30日間保存されます。 「削除済み」画面を開いて削除の操作を行うと、今すぐ削除することができます。
あなたがすでに iCloudキーチェーン 機能を使用していた場合は、これまでデバイスに保存されていたログインIDとパスワードが、すべてこのアプリに移行しています。
「すべて」Webサイトやサービスのパスワード管理
画面右下の「+」アイコンをタップすると、アプリに新しいログインIDとパスワードを登録することができます。 しかし iCloudキーチェーン が有効になっていると、新たにWebサイトやサービスにサインインするときに自動的にパスワードアプリに登録されるため、手動で登録することはまずないと思います。
注意すべきアカウントには (感嘆符) マークがついています。 「安全ではないパスワード」や「以前にグループで共有したことのあるパスワード」などに (感嘆符) マークがつきます。 タップして内容を確認し、対策してください。
画面右上の (選択) アイコンをタップすると、このような画面になります。 複数のアカウントが選択できます。 画面左下の「削除」をタップすると、このアカウント情報が「削除済み」画面に移動されます。 そして30日後に削除されます。 「削除済み」画面を開いて削除の操作を行うと、今すぐ削除することができます。
画面左上の「すべてを選択」をタップすると、全てのアカウントをまとめて削除できます。
パスワードの表示・共有・編集
ユーザ名欄をタップすると、それをクリップボードにコピーできます。
パスワード欄をタップすると、表示/クリップボードにコピーできます。
Webサイト欄をタップすると、それを開くか、クリップボードにコピーするかが選べます。
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AirDropの使い方 赤外線より簡単にiPhone間で情報交換
「パスワードを変更」をタップすると、このアカウントを登録しているWebサイトが開きます。 Webサイトでパスワードの変更手続きを行うと、アプリに保存しているパスワードも更新されます。
二段階認証に対応しているアカウントの場合は、「コードを設定」をタップすると、SMSなどでワンタイムパスワードを受け取るためのコードが設定できます。
「パスワードを削除」をタップすると、このアカウント情報が「削除済み」画面に移動されます。 そして30日後に削除されます。 「削除済み」画面を開いて削除の操作を行うと、今すぐ削除することができます。
Googleアカウントのセキュリティ強化 2段階認証の使用方法
Amazon.co.jpのセキュリティ強化 2段階認証の使用方法
パスキーの管理
パスキーとは、パスワードを入力する代わりに、FaceIDやTouchIDを使用して認証する機能です。 パスキーをサポートしているWebサイトやサービスにログインして「パスキーを有効」にすると、そのアカウント情報がパスワードアプリから確認できます。画面右上の (選択) アイコンでアカウント情報を削除したり、 画面左下の (並べ替え) アイコンで表示順序を変更することができます。
パスキーの詳細については、 パスワード入力を省略/CAPTCHA入力をバイパス パスキーの使いかた のページをご覧ください。
パスワード入力を省略/CAPTCHA入力をバイパス パスキーの使いかた
(共有)をタップすると、 AirDrop 機能を使って、近くにいる人と、パスワードを共有することができます。
AirDropの使い方 赤外線より簡単にiPhone間で情報交換
二段階認証コードの管理/ワンタイムパスワードを読み出す
パスワードアプリを、ワンタイムパスワードを発行する「認証システムアプリ」の代替として使用することができます。 しかし、一時期はやったワンタイムパスワードですが、今はパスキーに移行が進んでいるため、新たにこの機能を使うことは少ないと思います。認証システムアプリについては、下記の各ページをご覧ください。
Googleアカウントのセキュリティ強化 2段階認証の使用方法
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Wi-Fiアクセスポイントのパスワードの管理
画面右上の (選択) アイコンでアカウント情報を削除することができます。 またはアカウントを右から左にフリックすると「削除」ボタンが表示されるので、それをタップしても削除することができます。
たった一回しか使っていないホテルなどのWi-Fiアクセスポイントのアカウントもすべて残っています。 基本的にはあえて削除する必要はありません。 しかし、たまたま同じSSIDとパスワードが設定されているアクセスポイントに巡り合ってしまうと、勝手に接続してしまう危険があります。 できれば使っていないアカウントは削除してしまいましょう。
ネットワーク名(SSID)欄およびパスワード欄をタップすると、それを表示/コピー/共有することができます。
「ネットワークのQRコードを表示」をタップすると、このWi-Fiネットワークに接続するためのQRコードが表示されます。 他の人がカメラで読み取ると、Wi-Fiネットワークに接続できます。
(共有)をタップすると、 AirDrop 機能を使って、近くにいる人と、パスワードを共有することができます。
AirDropの使い方 赤外線より簡単にiPhone間で情報交換
セキュリティに問題のあるパスワードに対処する
パスワードを他の人と共有する/グループを作成する
家族や友人などで「グループ」を作成し、選択したアカウント情報を共有することができます。 共有したアカウント情報はいつでも削除できます。 すべてのメンバーが、グループにアカウント情報を提供することができます。 また、グループの作成者はいつでもグループからユーザーを削除できます。「グループ」に追加する人は、事前に (連絡先) のリストに含まれている必要があります。 メンバーを選んだら、画面右上の「追加」をタップします。
連絡先(電話帳/アドレス帳)の使い方
メッセージ(iMessage/RCS/SMS/MMS)の使い方
メンバーのデバイスがiOS18以前の場合は、共有した「グループ」は (設定)- (パスワード) 画面に表示されます。