リマインダーの使い方
リマインダーは、やるべきことをちょっと書き留めておくのに便利な備忘録(ToDo)リストです(iOS5.0以降)。
日時や場所を指定して、その時刻になったら、またはその場所に着いたら通知を受けるように設定することもできます。
完了したアイテムはワンタップでリストから消せるので、お買い物リストなどに使うのにも最適です。
もくじ
- リマインダーアプリのインストール
- リマインダーのクイックアクション
- リマインダーのアイテム登録
- リマインダーのアイテムの順序を変更する
- リマインダーに通知を指定する
- リマインダーアプリの便利な設定
- アイテムの完了と削除
- 新しいリマインダーリストを作る
- リマインダーリストのデザインを変更する
- アイテムをほかのリストに移動する
- アイテムの下にサブタスクを作る
- リマインダーのリストを並べ替える/グループを作る
- リマインダーリストをピン止めする/ピンを外す
- アイテムにタグを付ける
- スマートリスト/お買い物リストを作る
- リマインダーをすべてのデバイスで同期する
- 家族とリマインダーを同期する
- ほかのユーザーとの「共有リスト」を作る
- 共有リストのメンバー追加・削除、共有の停止
- 共有リストのアイテムをメンバーに割り当てる
- リストをテンプレートとして保存する
- テンプレートからリストを作る
- テンプレートを管理する
リマインダーアプリのインストール
-
リマインダー
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iOS標準搭載の「リマインダー」アプリです。iPod/iPad/iPhoneから削除してしまったときは、App Storeからこれを再インストールします。
詳細を見る(App Store)
アプリをダウンロードする方法
App Storeおすすめアプリ
リマインダーのクイックアクション


また「ホーム画面を編集」をタップすると、 ホーム画面の編集・アイコンの並べ替え ができます(iOS13以降)。
ホーム画面を編集する方法・アプリの並び替え/アイコンの大きさと色を変える/アプリフォルダを作る
リマインダーのアイテム登録



画面上部に並ぶ「今日」「日時指定あり」「すべて」「フラグ付き」には、それぞれの条件に合うリマインダーアイテムがピックアップされます。 条件別にリマインダーをチェックしたいときに便利です。
その下の「iCloud」または「マイリスト」部分には、リマインダーのリストが並んでいます。 ひとつひとつのリマインダーアイテムは、これらのリストに分類することができます。 リマインダーのリストには、好きな名前を付けることができます。
画面を下に向かってドラッグすると、一番上に検索ボックスが現れます。 リマインダー全体を串刺し検索できます。

「詳細」をタップすると、通知時刻、通知場所などを設定することができます。 「詳細」の指定方法については リマインダーに通知を指定する をご覧ください。
このリマインダーを、どのリストに分類するかは「リスト」欄で選択します。


まずリスト一覧の中からアイテムを書き込みたいリストを選びます。 するとこのような画面になるので、画面下の「+新規」をタップします。



右上の「完了」をタップすると、リマインダーの追加を終わります。





これらアイコンをタップして設定する項目は、詳細設定画面からも指定できます。 詳しくは リマインダーに通知を指定する をご覧ください。
リマインダーのアイテムの順序を変更する







なお、上の画面のメニューで各アイテムの表示方法を「カラム表示」「リスト表示」に切り替えることもできます。
リマインダーに通知を指定する



「日付」を

さらに「時刻」を

「繰り返し」をタップすると、通知の繰り返しが指定できます。 「毎日」「毎週」「隔週」「毎月」など、さらには「カスタム」で繰り返しの単位と間隔を指定することもできます。



初期値では通知条件は「到着時」となっています。一覧から場所をタップするだけで、そこに「到着時」に通知してくれます。 「到着時」欄の右にある



また画面中央のボタンで「出発時」または「到着時」のどちらに通知するかを指定します。
画面下部の地図上の青い円をドラッグすると、目的地からどれだけ近づいたらまたは遠ざかったら通知するか、距離を指定する事もできます。


連絡先(電話帳/アドレス帳)の使い方
「メッセージ送信時」を





通知済みで、まだ「完了」されていないリマインダーは「通知センター」にリストアップされます。
「通知センター」と「今日」画面の使い方
リマインダーアプリの便利な設定




デフォルトリスト
新たにアイテムを作成するときに、最初に開くリマインダーリストを指定しておくことができます。
終日リマインダー
時刻指定のないアイテムの通知時刻を指定することができます。 初期値は09:00になっています。
期限超過として表示
完了しぞこなったアイテムを「期限超過」表示させることができます。
アイテムの完了と削除






アイテムの下にサブタスクを作る



「リマインダーを選択」をタップすると、編集画面となります。複数アイテムをまとめて管理できます。
「リストを削除」をタップすると、このリスト全体を削除する事ができます。




アイテムをタップして複数選択したうえで、下に並んだアイコンをタップすると、それらに対してまとめていろいろな操作ができます。





新しいリマインダーリストを作る




「リストタイプ」をタップすると、新しい スマートリスト/お買い物リスト を作ることができます。
全てを設定し終えたら、右上の「完了」をタップすればOKです。
なお、新しいリマインダーリストは、既存のリストを テンプレートとして保存 しておいて、そこから 作る(コピーする) こともできます(iOS16以降)。



なお、ここで現れる

リマインダーリストのデザインを変更する





「リストタイプ」をタップすると、このリストを スマートリスト/お買い物リスト に変更することができます。 スマートリストにすると、いろいろな条件で自動的にアイテムをまとめることができます。
全てを設定し終えたら、右上の「完了」をタップすればOKです。
アイテムをほかのリストに移動する





なお、複数のアイテムをまとめて移動するには、上で示した「リマインダーを選択」機能を使います。
アイテムの下にサブタスクを作る





リマインダーのリストを並べ替える/グループを作る













既存のリストを含めたいときは「含める」をタップします。




左上の「<新規グループ」の部分をタップして元の画面に戻り、「作成」をタップすれば完了です。


リマインダーリストをピン止めする/ピンを外す
リマインダーリストをピン止めすると、そのリストは






アイテムにタグを付ける
リマインターの各アイテムには“#”で始まるキーワード(タグ)を書き込んで、このキーワードを使って分類することができます(iOS15以降)。


一つのアイテムに複数のタグをつけたいときは、つづけて

なお、iPadの場合は、アイテムを選択したうえで 画面右上の









この画面で、さらにタグをタップすると、抽出条件を変更(絞り込み)ができます。
スマートリスト/お買い物リストを作る
スマートリストを使うと、時間、場所、任意のタグの組み合わせなど、いろいろな条件に合致するアイテムを抽出して、いつでも参照することができます(iOS15以降)。 スマートリストの内容は、指定した条件に従って、自動的に常に最新に保たれます。 また、食料品アイテムを商品カテゴリ別に自動で分類してくれる「お買い物リスト」を使うこともできます(iOS17以降)。

新規リストの作成画面が開くので、リストの名前、アイコン、アイコンの色を選択します。 そして「リストタイプ」をタップします。
なお、新しいリマインダーリストは、既存のリストを テンプレートとして保存 して、そこから 作る(コピーする) こともできます(iOS16以降)。








「任意のタグ」何らかのタグが付けられた、すべてのアイテムを含めます。
「任意の選択したタグ」指定したタグのうち、いずれかのタグが付けられたアイテムを含めます(OR条件)。
「すべての選択したタグ」指定したタグがすべて付けられたアイテムを含めます(AND条件)。








分類されるセクションには「農産物」、「パン・スイーツ・シリアル」、「冷凍食品」、「スナック・お菓子」、「肉」、「乳製品」、「卵とチーズ」、「ベーカリー」、「ベーキング用品」、「家庭用品」、「パーソナルケア・ヘルスケア」、「ワイン」、「ビールと蒸留酒」などがあります。 このセクションはカスタマイズ可能で、自分で独自のセクションを追加したり、表示されているセクションの順序を並べ替えたりできます。
リマインダーをすべてのデバイスで同期する
同じApple IDでiCloudにサインインしている iPod / iPad / iPhone / AppleWatch / Mac などのすべてのデバイスで、データを同期することができます。 iCloud で下記の設定を行うと、一つのデバイスで入力・編集した情報が、あなたがお持ちのすべてのデバイスで参照できます。 また機種変更時なども、iCloudにログインするだけで過去のデータが取り込まれます。
iCloudの使い方











なお、この設定はデバイスごとに指定可能です。 あなたが所有するすべてのデバイスで

家族とリマインダーを同期する
iCloudファミリー共有 を設定していると、自動的に家族ともリマインダーを共有することができます。
ビデオ、音楽、アプリを家族で共有できる「iCloudファミリー共有」の使い方
ほかのユーザーとの「共有リスト」を作る



するとこのような画面(iOS標準のシェアシート)が表示されます。 共有メンバーにしたいユーザーに、通知する方法を選びます。 通常は、メッセージかメールが良いでしょう。



メッセージ(iMessage/RCS/SMS/MMS)の使い方
共有リストのメンバー追加・削除、共有の停止







オーナー以外の名前をタップすると、その人だけ「アクセス権を削除」することができます。
「さらにほかの人と共有」をタップすると、共有するメンバを追加することができます。
「リンクをコピー」と書かれているところをタップすると、このリストの共有に使うリンクURLがクリップボードに保存されます。 これをメールなどに貼り付けて送れば、新たなメンバーを招待することができます。 これは上のシェアシート画面から、メッセージなどで相手に送られるものと同じです。
「共有を停止」をタップすると、このリストの共有をやめます。


メンバーごとに、別の共有メンバーを追加することを許可するか否かが指定できます。
「アクセス権を削除」をタップすると、このメンバーとの共有を終了します。 ただしそのメンバーのデバイスには、リストのコピーが残されます。


共有リストのアイテムをメンバーに割り当てる





リストをテンプレートとして保存する
作成したリストをテンプレートとして保存したり、そのテンプレートから新しいリストを作ることができます(iOS16)。 似た内容のリストを何度も使いたい場合は、テンプレートとして保存しておくと便利です。




「実行済みのリマインダーを含める」を





テンプレートからリストを作る






テンプレートを管理する















