初代iPod mini(アイポッドミニ)の説明

初代iPod mini(アイポッドミニ)

Apple 2004/02/20(米国)、2004/07/24(全世界) 28,140円(USD249)

iPodの魅力が凝縮されて、『シルバー』、『ゴールド』、『ピンク』、『ブルー』、『グリーン』のスタイリッシュな5色で登場。iPod miniには3日分の音楽が入るので、週末のちょっとした旅行に持っていくのにもぴったり。 アップルのエンジニアたちは、iPodの大半の機能を携帯電話サイズの、わずか103gの重さのケースに詰め込んだ*1。iPod miniのケースは酸化皮膜処理したアルミニウム製で、汚れやキズにも強くなっているので、重さをほとんど意識しないで、iPod miniをポケットや鞄やバックパックに気軽に入れられる。また、iPod miniのディスプレイはケース表面と段差が付いている（凹んでいる）ので、テーブルの上などに無造作に置いてもディスプレイ表面にキズが付きにくくなっている。もちろん、このバックライト方式の1.67インチ（対角）スクリーンには曲名などをフルに映し出せる。その（わずかに）大きな兄弟のiPodと同じく、iPod miniも最長25分間のスキッププロテクション機能を備え、1回の充電で最長8時間の連続再生ができる*2。だから、小さくなったからといって機能が制限されているなんてことはない。 実際、iPod miniの全機能が、iPodと同じく親指1本でコントロールできる。いつでもパーフェクトを目指しているアップルのエンジニアたちは、今度はiPodのボタン機能さえもホイールの中に組み込んでしまった。iPod miniに採用されたクリックホイールは、iPodのタッチホイールの耐久性と感度をさらに上げて、その下側部分にボタン機能も内蔵している。つまり、最小限のスペース（指の移動）で、iTunesのミュージックコレクションから選りすぐった1,000曲を親指だけでスクロールし、再生コントロールできる仕組み。この考え抜かれた作りは、まさにアップル製品ならでは。 iTunes 4.6を利用すると、MacやWindows PCで手持ちの音楽を管理して、それをiPod miniに自動的に転送できる。CDコレクションをMP3化した曲からGarageBandで作ったオリジナル曲まで、さまざまな音楽ファイルをiPod miniに入れて、どこにでも持っていける。iPod miniにはFireWireケーブルとUSB 2.0ケーブルが1本ずつ付属しているので、MacとWindowsのどちらの環境からでも音楽を素早く転送できる。実際、コンピュータからiPod miniへCDアルバム1枚分を移すのにかかる時間は数秒ほど。業界随一の真のオートシンク機能で、あなたのiPod miniはiTunesライブラリの変更に合わせて常に最新の状態になる。コンピュータ側のコレクションが膨大でiPod miniの記憶容量を超えてしまうような場合には、あらかじめ決めておいたプレイリストにある曲だけを転送するするように、iTuneに指示しておくこともできる。 iPod miniのクリックホイールの下には、世界最高のデジタルミュージックプレーヤーならではの充実の機能が詰まっている。音楽を聴きながら眠ったり、音楽やアラームで目を覚ませられるサウンド関連の機能はもとより、知り合いの連絡先、自分のスケジュール、To Doリストを、iPod miniに控えておくこともできる。あるいは、レストランガイドから観光案内、新着ニュースやフィットネスのメニューまで、iPod miniに入れていつでも身近に置いておける。また、iPod miniはどこでも遊べる4種類のゲーム ? ミュージッククイズ、ソリティア、ブロック崩し、パラシュートも内蔵。どのゲームも音楽を聴きながらプレイできるので、列に並んだり、誰かを待つような時に重宝する。