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製品番号/モデル名の解説 / AppleWatch, iPad, iPhone モデルの見分け方

モデル番号の書かれている場所

上の写真で示す通り、 iPhone 8 / 8 Plus / X (2017年発売)以降のiPhoneでは、モデル番号はSIMトレイの内側、ディスプレイ側に印刷されています。 iPadシリーズと、iPhone 7 / 7 Plus (2016年発売)以前のiPhoneでは、モデル番号は本体裏側の刻印の中にあります。 また、Apple Watchの場合は、バンドを外すと、その中に刻印があります。 いずれも、とても小さい字で「Axxxx」または「Model Axxxx」という形で刻印されています。 小さな刻印を読むには、標準搭載の (拡大鏡/虫めがね)アプリ を利用するのがお勧めです。
刻印が見えない/見つからない場合は、梱包箱の裏側の印刷を確認するか、下記に挙げる方法で [設定](設定)画面で確認するか、外見で判断します。
モデル番号からは「iPhone 7 Plus」などの大まかなモデルを知ることができます。 刻印されている「Axxxx」の5ケタを製品番号/部品番号 モデル一覧の各ページで検索すれば、あなたのモデルが確認できます。 しかしモデル番号からはボディカラーやストレージ容量まではわかりません。代わりに製品番号/部品番号を利用すると、これらの情報も確認することができます。 詳しくはモデル/容量/カラー/シリアル番号/iOSバージョンを識別する方法をご覧ください。

モデル/容量/カラー/シリアル番号/iOSバージョンを識別する方法

以下の操作で、iPod/iPad/iPhone本体の製品番号/部品番号、シリアル番号、容量、iOSソフトウェアバージョンなどの固有情報を知ることができます。 読み取った製品番号/部品番号を使って製品番号/部品番号 モデル一覧の各ページで検索すれば、あなたのデバイスのストレージ容量やボディカラーなどが確認できます。

タッチパネルモデルの場合


設定(設定)- (一般)- [情報]メニューを開きます。 「iOSバージョン」(iOS16以降)または「システムバージョン」欄がiOS/iPadOSソフトウェアのバージョン、 「モデル番号」欄に表示される「Mxxxx」の5ケタが製品番号/部品番号、 「シリアル番号」欄が商品固有のシリアル番号、 「容量」欄がストレージ容量 を示しています。
「モデル番号」欄をタップすると、「Axxxx」の5ケタのモデル番号を確認することができます。
「iOSバージョン」欄をタップすると、インストールされているiOS/iPadOSの修正内容を確認することができます(iOS16以降)。

ストレージ容量とメモリ容量


ストレージ容量 とは、写真やビデオ、音楽、メールやメッセージなどを保存するエリアのサイズです。 ここに格納されたデータは、デバイスの電源をOFFにしても消えません。 最近のモデルでは64~128GB以上を搭載しています。
メモリ容量 とは、アプリが動作するときに、計算途中のデータなど、一時的なデータを格納するエリアのサイズです。 このサイズが大きいほど、より複雑な処理ができたり、高速に動作することができます。 ここに格納されたデータは、デバイスの電源をOFFにすると消えてしまいます。 通常1~4GB程度を搭載していますが、基本的には非公開です。

Apple Watchの場合


(Watch)-[マイウオッチ]- (一般)-[情報]メニューを開きます。 「バージョン」欄がwatchOSソフトウェアのバージョン、 「モデル」欄に表示される「Mxxxx」の5ケタが製品番号/部品番号、 「シリアル番号」欄が商品固有のシリアル番号 を示しています。
「モデル」欄をタップすると、「Axxxx」の5ケタのモデル番号を確認することができます。

クリックホイールモデル(iPod)の場合


[設定]-[情報]メニューまたは[設定]-[一般]-[情報]メニューを開き、早送りボタンを二回クリックして「モデル」欄を見ます。

製品番号/部品番号の読み方

アルファベット「M」に続く英数字4桁の部分が世界共通の製品番号/部品番号です。 その後ろに、販売される国(仕向地)を表すコードがつきます。日本は「J」、アメリカは「LL」、香港は「ZP」など。 これは初期設定の言語、同梱される説明書の言語や、ACアダプタの違いを表します。 さらにその後ろに「/」につづけてバージョンが付加されます。 「/A」は最初のモデル。「/B」は二番目のモデル(改良版やOS更新版)といった具合です。
通常、すべての製品は「M」から始まりますが、 無料のメッセージ刻印とギフト包装 (アップル) でメッセージを刻印してもらった商品は、オーダーメイド品扱いとなり、製品番号の頭に「P」が付きます。 また、 認定整備済製品 (アップル) の場合は製品番号の頭は「N」となるようです。

トリビア: iPod nanoにはカタログに載っていない裏モデルがあった

2008年9月に発売された 第四世代iPod nano のストレージ容量は8GBと16GBの二種類でした。 しかし発売日直後には、カタログに載っていない容量4GBモデルが全世界で少量流通し、たまたま店頭で見かけた人だけが購入できました。 これは当時のライバル機:Microsoft Zuneに対抗するため、もともとストレージ容量4GBと8GBで発売しようとしていたものを、急遽発売直前に容量を2倍に変更したためと言われています。