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サイレンなど周囲の音を検知して通知する「サウンド認識」の使い方

サウンド認識とは

サイレン、犬・猫の鳴き声、クラクション、水の流れる音、電気機器が立てる音、ドアベルやドアをノックする音、赤ちゃんの泣き声、などの音を認識して、それを通知してくれる機能です(iOS14以降)。 耳が不自由な方や、なんらかの理由で音が聞けない状況で作業するときに役立ちます。
サウンド認識機能を使用するには、デバイスに26.8MBの空き容量が必要です。 またこの機能を有効にすると、“Hey Siri”を使ったSiriの起動ができなくなります。 特に認識させたいサウンドがあるときに、一時的にオンにして使用するのが良いと思います。

サウンド認識のセットアップ

iPad iPhone 設定(設定)- (アクセシビリティ)- (サウンド認識) 画面を開くとこのようになります。 「サウンド認識」を タッチパネル:ON(オン)にします。
iPad iPhone するとこのような画面になります。 「サウンド」をタップします。
「サウンド」メニューが表示されないときは、「サウンド認識」スイッチをオフ/オンしたり、 設定(設定) アプリ自身を アプリスイッチャーから再起動してみてください。
iPad iPhone すると認識可能なサウンドの一覧が表示されます。 認識させたいサウンドをタップします。
iPad iPhone スイッチを タッチパネル:ON(オン)にします。 「通知音」欄では、このサウンドを検出したときの通知音が選択します。
iPad iPhone 認識させたいサウンドは、同時に複数指定可能です。

通知方法の設定

iPad iPhone サウンドを検出したときの通知方法は、 Settings(設定)-(通知) で設定できます。詳しくは 「通知センター」と「今日」画面の使い方 をご覧ください。

通知を受ける

iPad iPhone デバイスの近くで、指定したサウンドに類似する音が鳴ると、このような通知が届きます。 あくまで通知が届くだけで、それ以上のアクションはありません。
通知メッセージにも「~の可能性のある音」と表現されている通り、高精度でサウンドを検出できるわけではありません。 たとえば甲高い人の声を「猫の可能性」と判断したりします。
このため、この通知を、人命その他の危険にかかわる判断を行うのに使用することは推奨されていません。 参考情報として利用してください。

サウンド認識をオフ/オンする

iPad iPhone サウンド認識機能のオフ/オンは 設定(設定)- (アクセシビリティ)- (サウンド認識) 画面の他に コントロールセンター でも行えます。 必要なときにすぐに切り替えることができます。

任意のサウンドを認識させる:カスタムアラームの作り方

iPad iPhone 認識可能なサウンドの一覧に、あなたが認識させたいサウンドが無かった場合は、サウンド認識をカスタマイズすることができます。 サウンド一覧の「アラーム」欄にある「カスタムアラーム」、または「家庭」欄にある「カスタム電気器具またはドアベル」をタップします。
iPad iPhone このような画面になります。 「続ける」をタップします。
iPad iPhone するとこのような画面になります。 新しく定義する「カスタムアラーム」または「カスタム電気器具またはドアベル」に名前を付けます。 名前を入力したら「続ける」をタップします。
iPad iPhone つづいてiPad/iPhoneに認識させたいサウンドを5回聞かせて、学習させます。 「聞き取りを開始」をタップし、認識させたいサウンドを鳴らします。
iPad iPhone 5回聞かせたら「完了」をタップします。 数十秒ほど待つと...
iPad iPhone このような通知が届きます。
iPad iPhone 追加したアラームは「家庭」欄に表示されます。 ここからオン/オフを切り替えたり、通知音を変更することができます。
iPad iPhone 一覧で、追加したアラームを右から左へフリックすると、削除することができます。 また、画面右上の「編集」をタップしても削除することができます。
iPad iPhone 認識させたいカスタムアラームのサウンドが検出されると、このような通知が届きます。