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今すぐ「メモ」を開く「クイックメモ」と「インスタントメモ」の使い方

ホーム画面を開いているときはもちろん、別のアプリを開いているときでも、いつでもどこでもワンタッチで「メモ」を開いて書き込むことができる「クイックメモ」が使えます(iOS16以降およびiPadOS15以降)。 またiPadでは、スリープ中でも Apple Pencil で画面をタップするだけで「メモ」を開いて書き込むことができる「インスタントメモ」が使えます(iPadOS15以降)。 ここではこの「クイックメモ」と「インスタントメモ」の使い方を説明します。
このほかの「メモ」アプリ使い方については「メモ」アプリの使い方のページをご覧ください。

クイックメモを開く(iPhoneの場合)

iPhone どのアプリ画面からでも、 (共有)をタップして表示される画面(iOS標準のシェアシート)から 「クイックメモに追加」「新規クイックメモに追加」などと書かれたメニューを選ぶとクイックメモの画面が開きます(iOS16以降)。
iPhone アプリで開いていたコンテンツが貼り付けられたクイックメモ画面が開きます。
iPhone クイックメモ作成後しばらくの間は、画面にそのクイックメモが常駐します。 このようなハンドルが表示されたら、そこから最近のクイックメモを開くことができます。
アプリを切り替えながら、次々とクイックメモに情報を書き加えていくことができます。
iPhone ハンドルをタップするとクイックメモのサムネイルが表示されます。 これをタップすると、クイックメモを開くことができます。 ハンドルやクイックメモのサムネイルは、ドラッグすると、表示位置を変更することができます。

クイックメモを開く(iPadの場合)

iPad どの画面からでも、画面右下の端から、画面左上に向かって、指または Apple Pencil でフリックするとクイックメモの画面が開きます。 あるいはBluetoothキーボード接続時には、キーボードショートカット((地球儀)+[Q])でも開けます。
あとはメモを入力して左上にある「完了」をタップすれば書き込み完了です。 まさにクイックにメモを取ることができます。
クイックメモの画面には、常に最後に書き込んだメモが表示されます。 画面右上の (新規作成) をタップすると新しいメモを作成することができます。 また画面を左右にフリックすると、過去に書き込んだ別のクイックメモを開くことができます。
なお、 設定画面 で、クイックメモを開いたときには常に新しいメモを開くように指定することもできます。
iPad クイックメモの画面は、その上部中央をドラッグすると、表示位置を変更することができます。 またピンチオープン/ピンチクローズでサイズを変更することができます。
一時的に画面の外に追い出すこともできます。 すると画面の端にこのようなハンドルが表示されます。 これをタップするとクイックメモの画面が戻ってきます。

スリープ中にインスタントメモを開く(iPadの場合)

iPad iPadの場合は、スリープ中に画面を Apple Pencil でタップするだけで「メモ」アプリが開き、新しいメモを書き始めることができます(iPadOS15以降)。 iPadはパスコードロックされていても構いません。 画面が真っ暗のスリープモードでも構いません。 ただiPadの電源さえ入っていれば、ペアリングした Apple Pencil でタップするだけでOKです。

クイックメモをコントロールセンターから開く

iPad iPhone クイックメモはコントロールセンターからも開くことができます。 事前に 設定(設定)- Control Center(コントロールセンター) 画面で「クイックメモ」を有効にしておくと、このようなボタンが表示されるので、これをタップすると開けます。

クイックメモにリンクを追加する

iPad iPadのクイックメモの画面上部には「リンクを追加」というボタンが表示されています。 これをタップすると、あなたが最近開いたドキュメント/コンテンツの一覧が表示されます。 これをタップすると、クイックメモにそのコンテンツへのリンクを貼り付けることができます。
なお、このリンクの提案の表示は、 設定画面タッチパネル:OFF(オフ) にすることもできます。
iPad あるいは画面右上の (その他) をタップするとこのようなメニューが表示されます。 ここからもドキュメント/コンテンツへのリンクを貼り付けることができます。
このメニューからは、このクイックメモの「共有」や「削除」もできます。
iPad 貼り付けたリンクは、長押しするとこのようなメニューが表示されます。 「削除」を選ぶと、このリンクをクイックメモから削除することができます。

手書きメモ(描画)を貼りつける/Apple Pencilでテキスト入力する

iPad iPhone クイックメモ画面の右下にある をタップすると「マークアップ」機能が起動し、「手書きメモ(描画)」の作成モードになります。
下のメニューから、ペン/マーカー/鉛筆/消しゴム/範囲指定/ものさしが選べます。 ツールを選んで、画面を指でなぞると描画できます。
左上の「完了」をタップすると作成を終えて、元のメモに戻ります。
マークアップ機能の詳しい使い方については iPhoneの写真・ビデオ編集機能とマークアップ機能の使い方 をご覧ください。
iPad iPadでは Apple Pencil (一番左の「A」と書かれたペン型ツール)も選べます。 Apple Pencilでテキストの手書き入力もできます。
iPad 手書きした文字は、次々とテキストに変換されて入力されていきます。 Apple Pencilを選んでいるときに、画面右下の (キーボード) アイコンをタップするとこのようなメニューが表示されます。
普通のメモと同様
をタップすると、罫線・表を作ることができます。
をタップすると、文字の書式(タイトル/見出し/本文/リストなど)を指定することができます。
をタップすると、チェックリストを作ることができます。
をタップすると 書類をスキャンしたり、 その場で写真またはビデオを撮影して挿入したり、 (写真)アプリから写真を貼り付けたりできます。
iPad 上のメニューでさらに (キーボード) アイコンをタップすると、このようなメニューが表示されます。 ここで「日本語」を選べば手書き文字が日本語テキストに、「English」を選べば手書き文字が英語テキストに変換されます。 「キーボード」をタップすると、画面にソフトウェアキーボードが表示されます。

クイックメモを整理する/メモアプリで閲覧する

「クイックメモ」も普通のメモと同じく、(メモ)アプリに保存されます。 そしてそれはメモアプリ上で整理したり、別のデバイスで閲覧することができます。
iPad iPhone (メモ)アプリの画面左上にある「<フォルダ」をタップすると、このような画面になります。 「クイックメモ」というスマートフォルダが作られ、別のデバイスで作成したメモを見ることができます。 また、「クイックメモ」フォルダで (新規)アイコン をタップすると、新しいクイックメモが作成できます。
同じAppleIDでiCloudにサインインしているすべてのデバイスで、 メモの同期を指定 している場合は、クイックメモも同期されます。
iPad iPhone 上の画面で「クイックメモ」スマートフォルダをタップ、 あるいはiPadでクイックメモを開いているときに、画面の右上にある (グリッド) をタップすると、このような画面になります。
ここでは、あなたがこれまでに作成したクイックメモが、グリッド(格子)状に並んで表示されます。
なお、「クイックメモ」フォルダは タグが付けられたメモ の整理に使うのと同じ「スマートフォルダ」です。 ここに格納されているメモの実体は、通常のメモフォルダにあります。
iPad iPhone ここで各クイックメモを長押しすると、メモの中身をのぞき見(Peek)できます。 またこのようなメニューが表示されます。
メモをピンで固定メモを共有、 などの機能が呼び出せます。
iPad iPhone クイックメモの一覧画面で (その他)アイコンをタップすると、このようなメニューが表示されます。
「メモを選択」で、メモを別のフォルダに移したり、まとめて削除することができます。
「メモの表示順序」で、並べ替えの方法を変更することができます。 「編集日」「作成日」「タイトル」から選べます。
また (新規)アイコン をタップすると、新しいクイックメモが作成できます。
iPadでは一番上の「拡大」「縮小」で、各メモのサムネイル(縮小画像)の表示サイズを変更できます。

クイックメモの設定

iPad iPhone 設定(設定)- (メモ) 画面で、クイックメモに関する設定ができます。
「クイックメモ作成時にアプリリンクの候補を表示」で、クイックメモの上部に表示されるドキュメント/コンテンツへのリンクを表示/非表示にできます。
またiPadでは、「最後のクイックメモを再開」で、クイックメモを開いたときに、最後に入力したメモを開くか、新しいメモを開くかが選択できます。