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アプリの作り方 SDKの使い方

Appleは、現地時間2008年3月6日にカリフォルニアで開かれたiPhoneソフトウェアロードマップイベントにおいて、ソフトウェア開発キット（SDK）を含む、iPod/iPad/iPhone 2.0 Softwareのベータ版を公開しました。
このXcodeという名前のSDKを使用すると、誰でもiPod/iPad/iPhone用のソフトウェアを開発することができます。 Xcodeには、Mac上で使用できるiPod/iPad/iPhoneシミュレータが付いています。また、開発したソフトウェアは、オンラインの「App Store」から無料／有料で配布することができます。
Xcodeの入手だけならMac App Storeから誰でも無料でダウンロードできます。個人でアプリ開発を楽しむだけであればこのSDKの入手だけでＯＫです。また、Apple Developer Centerへユーザー登録すると、Xcodeに加え、iOSアプリ開発に役立つ大量のドキュメントやビデオ、サンプルコードを手に入れる事ができます。 Apple Developer Centerのユーザー登録も無料です。一般ユーザーが無料でリリース前の最新iOSを試せるApple Beta Software Programに参加すれば、パブリック・ベータ版iOSも入手できます。
しかし開発したアプリを「App Store」から配布・販売するには「iOS Development Program」への参加が必要となります。また、正式リリース前の最新版iOSベータ版の入手にも「iOS Development Program」への参加が必要です。参加費用は、個人開発者は年間USD99.00。エンタープライズ向けのソフト開発にはUSD299.00の費用が必要です。
開発したソフトウェアは、すべてアップルの監修の元、App Storeから配布／販売することになります。そしてそのソフトウェアの売り上げの３０％はアップルの利益として回収されます。

iPod/iPad/iPhone用アプリの作り方
アプリ開発に役立つリンク集
アプリ開発関連書籍

iPod/iPad/iPhone用アプリの作り方

ここでは、順を追ってiPod/iPad/iPhone用アプリの開発に必要な手続きを説明していきます。

1:Macを入手する

iOSアプリの開発にはMacが必須です。Windowsユーザーの方は、別途Macを準備する必要があります。

Windows&iPhoneユーザーのためのMacintosh入門
2:Xcodeをインストールする

Macを入手したら、無料のXcodeをインストールして、アプリの開発を始めましょう。

Xcodeのインストール方法
3:Apple Developer Centerへユーザー登録する

つづいて無料のApple Developer Centerへユーザー登録して、開発に必要な情報を入手しましょう。

Apple Developer Centerへの登録方法
4:iOS Developer Programへ参加する

あなたが開発したアプリをiPod/iPad/iPhoneの実機にインストールしてテストし、「App Store」から配布・販売するには、有料の「iOS Development Program」への参加が必要となります。

iOS Developer Programへ参加する方法
5:デバイスを登録する

あなたが開発したアプリや正式リリース前の最新版iOSベータ版を、あなたのiPod/iPad/iPhoneにインストールしてテストするには、事前にあなたのiOS Developer Program IDに、そのデバイスの識別コード(UDID)を登録しておく必要があります。

iOS Developer Programへデバイスを登録する方法
6:iOSベータ版をインストールする

iOS Developer Programへ参加しているなら、正式リリース前の最新版iOSベータ版を、あなたのiPod/iPad/iPhoneにインストールすることができます。

iOSベータ版をインストールする方法

パブリック・ベータ版iOSのインストール/アンインストール方法

iOSのバグ情報をアップルに報告する「フィードバック」アプリの使い方