ロック画面・ホーム画面のカスタマイズ方法 / 壁紙・フォント変更・ウィジェット設定
ロック画面では、背景画像を変更するだけでなく、時刻表示のフォントを変更したり、ウィジェットを配置して、より多くの情報をアンロックすることなく確認できます。 また、ロック画面と壁紙のセットを複数準備しておいて、いつでも切り替えることができます(iOS16以降)。ここでは パスコードロック 時のロック画面とホーム画面の壁紙の変更方法を解説します。
なお、ロック画面のカスタマイズができるのはiOS16以降にアップデートしたiPhoneシリーズと、iPadOS17以降にアップデートしたiPadシリーズです。
ロック画面・ホーム画面の壁紙(背景)を設定/変更する方法
もくじ
ウィジェット/スマートスタックとは
「ウィジェット(Widget)」とは“小さな部品・機器”といった意味で、ホーム画面などに置くことができる、アプリの通知画面です。 気になるアプリからの情報をいつも目に留まるところに置いておくことができます。 ただ情報を表示するだけでなく、直接ウィジェットから情報の入力・修正も可能です(iOS17以降)。また「スマートスタック」とは、複数のウィジェットを一つのウィジェット領域に重ね合わせたものです。 アプリをフォルダにまとめるように、ウィジェットをスマートスタックにまとめることができます。 そしてあなたの使用履歴などを基にして、時間や場所、通知に合わせて自動的にウィジェットを切り替えて表示してくれます。 また、スマートスタックを上下にドラックすると、そこに格納されているウィジェットを切り替えることができます。
iPhone でウィジェットを追加・編集する方法 (アップル)
iPad でウィジェットを使う (アップル)
ホーム画面の「ウィジェット」と「スマートスタック」の使い方
スタンバイ画面を使う
iPhoneを横置きで充電中のロック画面には、右のような、各種情報を表示する「スタンバイ」画面を設定することができます(iOS17以降)。 スタンバイ画面の使い方については、下記をご覧ください。ロック画面・壁紙のカスタマイズ開始方法
ロック画面・壁紙のカスタマイズを開始する方法は2つあります。 一つはロック画面を長押しする方法、もう一つは (設定)-(壁紙)メニューから行う方法です。 どちらもカスタマイズの操作手順は同じです。
設定画面からカスタマイズを開始する
ロック画面からカスタマイズを開始する
設定画面からカスタマイズを開始する
ここでは (設定)-(壁紙)メニューから ロック画面・壁紙のカスタマイズを開始する方法を説明します。「新しい壁紙を追加」をタップすると、新しい壁紙を追加してカスタマイズできます。
この画面の上部には、丸いアイコンで 「 写真」 「 ピープル」 「 Live Photos」 「 写真シャッフル」 「 絵文字」 「 天気」 「 アストロノミー」 「 カラー」 というカテゴリが表示されています。 各アイコンをタップすると、カテゴリーに従った壁紙を選択できます。
あるいはこの画面をスクロールすると、「おすすめ」「提案された写真」「写真シャッフル」など、デバイスが提案するいくつかの壁紙が表示されます。 このなかから選ぶのも簡単です。
画面左上の「キャンセル」をタップすると、カスタマイズを中止することができます。
この画面では ロック画面の壁紙のカスタマイズ、 時刻表示のカスタマイズ、 ウィジェットのカスタマイズ コントロールボタン(懐中電灯・カメラ)のカスタマイズ ができます。
カスタマイズが完了したら、画面右上の「追加」をタップします。
ロック画面の壁紙のカスタマイズ方法
時刻表示のカスタマイズ方法
ウィジェットのカスタマイズ方法
コントロールボタンのカスタマイズ方法/懐中電灯・カメラアイコンを変更する
ホーム画面の壁紙のカスタマイズ方法
ロック画面からカスタマイズを開始する
ここでは ロック画面を長押しして、 ロック画面・壁紙のカスタマイズを開始する方法を説明します。iPad/iPhoneがロック中の時は、それを長押しします。
この画面を左右にフリックすると、すでに作成済みのロック画面・壁紙を閲覧することができます。 タップすると、そのロック画面・壁紙に切り替えられます。
画面中央下の「カスタマイズ」をタップすると、表示中のロック画面・壁紙をカスタマイズできます。
画面右下の「+」をタップすると、新しい壁紙を追加してカスタマイズできます。
上の画面で をタップすると、このような画面になります。 このロック画面に対して、 集中モード を紐づけることができます。
ロック画面と集中モードを紐づけると、以降このロック画面に切り替えたときに、リンクされた集中モードがオンになります。
集中モードの使い方/おやすみ中・仕事中・運転中は着信・通知を拒否する
この画面の上部には、丸いアイコンで 「 写真」 「 ピープル」 「 Live Photos」 「 写真シャッフル」 「 絵文字」 「 天気」 「 アストロノミー」 「 カラー」 というカテゴリが表示されています。 各アイコンをタップすると、カテゴリーに従った壁紙を選択できます。
画面をスクロールすると、デバイスが提案するいくつかの壁紙が表示されます。 このなかから選ぶのも簡単です。
画面左上の「キャンセル」をタップすると、カスタマイズを中止することができます。
この画面では ロック画面の壁紙のカスタマイズ、 時刻表示のカスタマイズ、 ウィジェットのカスタマイズ ができます。
カスタマイズが完了したら、画面右上の「追加」をタップします。
ロック画面の壁紙のカスタマイズ方法
時刻表示のカスタマイズ方法
ウィジェットのカスタマイズ方法
ホーム画面の壁紙のカスタマイズ方法
選択した壁紙によっては、画面下部にこのような「被写界深度エフェクト」と「ダイナミック」の切り替えアイコンが表示されます。 「被写界深度エフェクト」は「オン」または「オフ」が選べます。 「ダイナミック」は「自動」「ライト」「ダーク」が選べます。
「ダイナミック」とは、壁紙の色調を背景色が白ベースの「ライトモード」と、背景色が黒ベースの「ダークモード」に切り替えることができる機能です。 「自動」を選ぶと、時間、あるいは日の出と日の入りにしたがって、自動的に「ライトモード」「ダークモード」が切り替わります。
ダークモード/ライトモードの切り替え方法
被写界深度エフェクトが使えないときは、画面下のアイコンをタップしたときに「被写界深度エフェクト オフ」の選択肢のみが表示されます。
作成したロック画面・壁紙を切り替える
この画面を左右にフリックすると、すでに作成済みのロック画面・壁紙を閲覧することができます。 そしてタップすると、そのロック画面・壁紙に切り替えられます。
作成したロック画面・壁紙を削除する
ロック画面の壁紙のカスタマイズ方法
あるいはロック画面を長押しして「+」をタップします。
すると、このような画面になります。 ロック画面とホーム画面の壁紙に使用したい画像を選択します。
この下で、カテゴリ 「 写真」 「 ピープル」 「 Live Photos」 「 写真シャッフル」 「 絵文字」 「 天気」 「 アストロノミー」 「 カラー」 の詳細な設定方法を説明します。
写真/ピープル/Live Photos
最初は「おすすめ」の写真が表示されています。 画面上部に並ぶボタンから、特定のアルバムの中を探したり、「ピープル」「自然」「都市」などのテーマに沿った写真から探すこともできます。
動く写真Live Photosとは? 編集・エフェクト・アニメーションGIF形式に変換する
画面をピンチオープン/ピンチクローズすると、写真を拡大・縮小することができます。
画面を二本指でドラッグすると、写真の位置を変更することができます。
画面を左右にドラッグすると、フィルターを適用することができます。
画面下のアイコンをタップすると、上の画面に戻ります。写真を選びなおすことができます。
画面下のアイコンをタップすると「被写界深度エフェクト」のオン/オフが指定できます。
写真シャッフル
画面中央部には、壁紙として使用する写真のカテゴリ一覧が表示されています。 タップしてチェックを外すと、そのカテゴリの写真は表示されなくなります。
カテゴリから「アルバム」を選ぶと、 (写真) アプリに作成したアルバムを選択することができます(iOS17.1以降)。 選択したアルバムの中の写真が、ロック画面に交互に表示されます。
「シャッフルの頻度」をタップすると、写真を切り替えるタイミングを指定することができます。 「毎日」「1時間ごと」「ロック時」「タップ時」から選べます。
「おすすめの写真を使用」をタップすると、デバイスが自動で選択したおすすめ写真が壁紙として使用されます。
「写真を手動で選択」をタップすると、シャッフルする写真を自分で選ぶことができます。
画面をタップするたびに、選択した写真を切り替えることができます。
画面を左右にドラッグすると、フィルターを適用することができます。 「自然光」「白黒」「デュオトーン(2色カラー)」「カラーウォッシュ(1色カラー)」から選べます。
画面下のアイコンをタップすると、上の画面に戻ります。カテゴリを選びなおすことができます。
画面下のアイコンをタップするとシャッフルの頻度を選びなおすことができます。
絵文字
画面を左右にドラッグすると、絵文字の並び方を変更することができます。
画面下のアイコンをタップすると、上の画面に戻ります。絵文字を選びなおすことができます。
画面下の丸いアイコンをタップすると背景の色を変更することができます。
天気
アストロノミー
地球を選ぶと、あなたの現在位置に緑色のマークが表示されます。
月を選ぶと、現在の月齢に応じた満ち欠けが表示されます。
太陽系を選ぶと、現在の太陽と惑星の位置が表示されます。
カラー
「グリッド」「スペクトラム」「スライダ」をタップすると、色の選択方法を変更することができます。
「+」をタップすると、現在の色をパレットに記憶することができます。 またパレットに保存した色を長押しすると、それを削除することができます。
画面を左右にドラッグすると、カラーパターンを変更することができます。
画面下の丸いアイコンをタップすると、色を選びなおすことができます。
ホーム画面の壁紙のカスタマイズ方法
ペアリングをタップすると、ロック画面で使用している画像がホーム画面にも使用されます。
カラーまたはグラデーションをタップすると、好きな色でホーム画面を塗りつぶすことができます。 「カラー」ボタンは単色、「グラデーション」ボタンは2色のグラデーションで塗りつぶせます。
写真をタップすると、 (写真)アプリ に格納している写真から画像を選択することができます。
ぼかしをタップすると、壁紙にぼかしを加えるか否かが選択できます。 ただし「ぼかし」が指定できるのは、壁紙に「ペアリング」または「写真」を選択した場合だけです。
設定が完了したら、画面右上の「完了」をタップすると、カスタマイズを終了します。
「グリッド」「スペクトラム」「スライダ」をタップすると、色の選択方法を変更することができます。
「+」をタップすると、現在の色をパレットに記憶することができます。 またパレットに保存した色を長押しすると、それを削除することができます。
時刻表示のカスタマイズ方法
また、フォントの下には、選択した壁紙に合ったカラーパレットが表示されます。 好みの文字色が選べます。 左から3つめの虹色のパレットを選ぶと、文字が虹色になります(iOS18)。
「グリッド」「スペクトラム」「スライダ」をタップすると、色の選択方法を変更することができます。
「+」をタップすると、現在の色をパレットに記憶することができます。 またパレットに保存した色を長押しすると、それを削除することができます。
ウィジェットのカスタマイズ方法
新しいウィジェットを設置するには、事前に をタップして、既存のウィジェットを削除して、場所を空けておく必要があります。
なお、設置済みのウィジェットは、左右にドラッグすると、その表示位置を変更することができます。
iPadシリーズの場合は、画面を縦長(ポートレート)にした場合と、横長(ランドスケープ)にした場合、それぞれに別のウィジェットを配置することができます。 ロック画面のカスタマイズ画面で、縦長に持つと時計の下に、横長に持つと画面左にウィジェットの配置エリアが現れます。 ここをタップするとウィジェットが配置できます。
コントロールボタンのカスタマイズ方法/懐中電灯・カメラアイコンを変更する
iPhoneのロック画面にある2つのコントロールボタン、懐中電灯・カメラアイコンを、別の機能に変更したり、無しにしたりできます(iOS18以降)。 これにより、サードパーティ製カメラアプリをロック画面から直接開くこともできるようになります。懐中電灯・カメラアイコンの位置に新しいウィジェットを設置するには、事前に をタップして、既存のウィジェットを削除して、場所を空けておく必要があります。
コントロールセンターの使い方