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動く写真Live Photosとは? 編集・エフェクト・アニメーションGIF形式に変換する

Live Photosとは?

Live Photosとは、臨場感のある「動きのある写真」を撮る機能です。 Live Photosが有効(アイコンが黄色)になっていると、 写真の撮影と同時に、その前後1.5秒、合計3秒のビデオも同時に撮影します。 この写真とビデオはペアで管理され、iPod/iPad/iPhoneの (写真) アプリで閲覧した時に、その写真を長押しするとビデオが再生されます。 Live Photosは iPad/iPhoneの壁紙 Apple Watchの文字盤 にも設定することができ、文字盤を長押しすると壁紙がアニメーションします。
そして後からLive Photosのビデオ部分を連結して、1本のビデオにまとめることもできます。 とりあえず写真はすべてLive Photosとして撮影しておいて、あとからお気に入りの写真だけ連結してビデオにして楽しむのもよいと思います。
なお、Live Photosが撮影できるのは、3D Touchに対応し、2015年以降に発売された iPhone 6s/6s Plus 以降のみです。
Live Photosで撮影されるビデオの形式
Video 1440x1080(4:3) 15fps Level4.0または5.0のハイプロファイル
Audio サンプリングレート44.1KHzの LPCMまたはAAC、CBRモノラルオーディオ
Container .movファイルフォーマット

Live Photosを撮る方法

iPad iPhone (カメラ)を起動するとこのような画面になります。
をタップしてアイコンが黄色になったら、以降撮影する写真はLive Photosとなります。
もう一度をタップしてアイコンが白色になったら、以降撮影する写真は普通の静止画となります。
特別な理由がない限り、Live Photosは常に有効にしておくのがお勧めです。 すると後から (写真) アプリが自動的に思い出の動画ムービーを作ってくれます。 また、後から動画が必要になった時に、Live Photosからビデオを取り出すことができます。
iPhone iPhone 11以降では、 画面下に表示されるアイコン一覧から をタップするとこのようになります。 設定を「自動」「オン」「オフ」から選べます。
iPad iPhone Live Photosとして撮影した写真は、 (写真) アプリで見ると、このように「LIVE」マークがついています。 そして画面を長押しすると、写真がアニメーションします。
iPad iPhone 撮影したLive Photosは、後から 写真アプリで 再生時間をトリミングしたり、「ループ」「バウンス」「長時間露光」などのエフェクトをかけることができます。 「ループ」「バウンス」は、撮影された動画をアニメーションGIF形式に変換します。

Live Photosにエフェクトをかける/アニメーションGIF形式に変換

iPad iPhone (写真)アプリの画面をスクロールし、[メディアタイプ]欄から[Live Photos]を選びます。
iPad iPhone iPod/iPad/iPhoneのカメラロールに格納されているLive Photosが一覧表示されます。 このなかからエフェクトをかけたいLive Photosを表示します。
iPad iPhone 選択したLive Photosの左上にある「LIVE」の文字をタップすると、このようにエフェクトメニューが現れます。 このなかから適用したいエフェクトを選びます。
Live」は変換しないLive Photosそのものを指しています。
ループ」は繰り返し再生、「バウンス」は再生と逆再生の繰り返しです。
長時間露光」はすべてのコマを1枚の静止画に合成します。
「ループ」「バウンス」のいずれかを選ぶと、そのLive PhotosはアニメーションGIF形式に変換されます。 Live Photosを広く一般に流通しているアニメーションGIF形式に変換すれば、 Live Photosに対応していないアプリや、iPhoneを持っていないユーザーにも、Live Photosアニメーションを届けることができます。
iPad iPhone 「ループ」「バウンス」その他アニメーションGIF形式のファイルは、[メディアタイプ]-[アニメーション]に分類されます。
iPad iPhone アニメーションGIF形式に変換すれば、iPod/iPad/iPhoneユーザー以外にも見てもらうことができます。 (共有)をタップしてメールなどで送ることができます。

エフェクトをかけた写真を削除する/元に戻す

iPad iPhone エフェクトをかけた写真(アニメーションGIF)を削除すると、もとの写真もアルバムから消えてしまいます。 エフェクトをかけた写真のみを消すには、エフェクトメニューから「Live」を選びます。
なお、誤って削除してしまった写真は、30日以内であれば、 (写真)アプリの[その他]-[最近削除した項目]から元に戻すことができます。

キーフレームを変更する

Live Photosがアルバムなどに表示されているとき、表示用の静止画として使われるのが「キーフレーム」です。 Live Photosの動画から任意のコマをキーフレームとして選ぶことができます(iOS11以降)。
iPad iPhone キーフレームを変更したい写真を選んで (編集) をタップし、 (Live)をタップします。
そして画面下部にあるタイムライントラックをドラックすると、別のコマが選べます。 「キー写真に設定」をタップすれば確定です。

トリミングする

iPad iPhone ビデオやボイスメモ同様、任意の区間を残して前後を削除する「トリミング」を行うことができます。
キーフレームを変更したい写真を選んで (編集) をタップし、 (Live)をタップします。
そして左右の黄色い線を左右にドラッグすると、切り取り開始位置、終了位置を変更できます。

複数のLive Photosを1本のビデオに連結する

複数のLive Photosのビデオ部分を連結して、1本のビデオにまとめることもできます。 この時、もとのLive Photosはそのまま残されます。
iPad iPhone (写真)アプリの画面をスクロールし、[メディアタイプ]欄から[Live Photos]を選びます。
iPad iPhone するとあなたのデバイスに保存されているLive Photosが一覧表示されます。 画面右上の「選択」をタップします。
iPad iPhone ビデオに連結したいLive Photosを選び、画面右下の (その他) アイコンをタップします。
iPad iPhone 「ビデオとして保存」メニューを選びます。 するとビデオが生成されます。 もとのLive Photosはそのまま残されます。
iPad iPhone 連結されたビデオは、 (写真)アプリの画面をスクロールし、[メディアタイプ]欄から[ビデオ]を選ぶと見つけることができます。