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写真やカメラに写っている文字を読み取る・翻訳する・通貨換算する Live Textの使い方

iPhoneでは、写真やカメラの映像や、Webサイトに掲示されている画像、メール、メッセージで送られてきた写真などに写っている/書き込まれている文字を読み取って、コピーしたり翻訳したり、金額を通貨換算することができます(iOS15以降)。 これの機能を Live Text (ライブ・テキスト)と呼びます。 ここでは画像に写っている文字を読み取ったり、それを翻訳したりする方法を解説します。

Live Textが使えるiPod/iPad/iPhone

Live Textが使えるiPod/iPad/iPhoneは、iOS15以降にアップデートし、CPUに A12 Bionic 以降を搭載した、2018年9月発売の iPhone XS/XR以降、iPad mini 5以降、iPad Air 3以降、iPad 8以降、iPad Pro 3G以降です。

写っているものを判別する・切り抜く・背景を削除する

写真に写っているものを判別したり、切り抜く・背景を削除する機能は「Visual Look Up (ビジュアル・ルックアップ)」と呼びます。 これについては下記で解説しているのでご参照ください。

事前準備

iPad iPhone Live Text機能を使用するには、事前に 設定(設定)- (一般)- [言語と地域]-[テキスト認識表示]を タッチパネル:ON(オン) にしておく必要があります。

写真に写った文字を読み取る

撮影済みの写真に写った文字を読み取ってみましょう。
iPad iPhone (写真)アプリを開き、レストランのメニューや看板など、文字が写っている写真を開いてください。 Live Text機能が使える写真では、写真の右下に アイコンが表示されます。 これをタップします。
なお写真を開いてから、このアイコンが表示されるまでに少し時間がかかる場合があります。
iPad iPhone するとアイコンが に変わり、このように、写真の中で「文字」と認識された部分がハイライト表示されます。 任意の「文字」を長押しすると...
iPad iPhone このようにその部分が「文字列」として選択され、 (メモ) アプリで文字列を選択した時と同様のメニューが表示されます。 ここで「調べる」をタップすると、選択した文字列をキーワードとしてインターネットで検索が行われます。 「共有」をタップすると、文字列をメールやメッセージで送ったり、メモに張り付けたりできます。 「翻訳」をタップすると...
iPad iPhone このような画面となります。 (翻訳) アプリの機能が起動して、選択した文字を翻訳できます。

カメラに写っている文字を読み取る

カメラを使って、今見ている画像の中の文字を読み取ってみましょう。
iPad iPhone (カメラ)アプリを開き、iPod/iPad/iPhoneを読み取りたい文字の方向に向けてください。 (写真)アプリの場合と同様に、 Live Text機能が使える場合は、画面の右下/右上に アイコンが表示されます。
また「文字」として認識されている部分が黄色い枠で囲まれます。 画面上に複数の「文字」エリアがある場合は、そのなかの一か所が選択されます。 別の「文字」エリアを認識させたい場合は、そこをタップしてください。
なおカメラを文字に向けてから、このアイコンが表示されるまでに少し時間がかかる場合があります。
iPad iPhone 認識させたい文字エリアを選んだら、 アイコンをタップします。
するとアイコンが に変わり、このように (メモ) アプリで文字列を選択した時と同様のメニューが表示されます。 「コピー」「すべてを選択」「調べる」「翻訳」「共有」などが選べます。
また画面左下には「翻訳」ボタンが現れます。 これをタップすると...
iPad iPhone 認識された文字が翻訳されます。

写っている金額を通貨換算する

画像の中の金額を通貨換算してみましょう(iOS16以降)。
iPad iPhone アイコンをタップして文字を解析させたときに、画面の隅に「その他」や アイコンがついた金額ボタンが表示されたときは、それをタップしてください。 このように、写っている金額が通貨換算されます。

ビデオに写った文字を読み取る

つづいて撮影済みのビデオに写った文字を読み取ってみましょう。 なお、ビデオに写った文字を読み取ることができるのはiOS16/iPadOS16以降です。
iPad iPhone (写真)アプリを開き、文字が写っているビデオを開き、読み取りたいシーンで一時停止してください。 Live Text機能が使えるシーンでは、ビデオの右下に アイコンが表示されます。 これをタップします。
なおビデオを開いてから、このアイコンが表示されるまでに相当の時間がかかる場合があります。 ビデオを最後まで再生した後には、アイコンが表示されるようです。
iPad iPhone するとアイコンが に変わり、このように、写真の中で「文字」と認識された部分がハイライト表示されます。 写真からの読み取りと同様に、認識した文字を長押ししてコピーしたり翻訳したりできます。

メモに画像から読み取った文字を貼り付ける

(写真)アプリや (カメラ)アプリを開かずに、直接 (メモ)アプリで、画像から読み取った文字を貼り付けることもできます。 詳しくは 「メモ」アプリ使い方の基本 をご覧ください。
また、 (メモ)アプリ の「スキャン」機能を使って、書類を画像やテキストとして読み込むことも可能です。 詳しくは 「メモ」アプリで書類をスキャンする をご覧ください。

Safariで開いたWebサイトの画像から文字を読み取る

(写真)アプリや (カメラ)アプリを開かずに、直接 (Safari)アプリで開いたWebサイトの画像から文字を読み取ることもできます。 詳しくは Safariの使い方の基本 をご覧ください。