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「メッセージ」送信・編集・削除のしかた

ここではiPhoneの(メッセージ)(iMessage/RCS/SMS/MMS)の 送信・編集の基礎を解説します。
なお、メッセージの使い方全般についてはメッセージ(iMessage/RCS/SMS/MMS)の使い方のページで説明しています。併せてご参照ください。

メッセージの送信

iPad iPhone メッセージアプリが起動するとこのような画面になります。 新しくメッセージを送るには、右上の Editをタップします。
iPad iPhone するとこのようになります。 をタップすると「連絡先」画面が開くので、送信相手のメールアドレス/電話番号を選びます。
何度もをタップして宛先を追加していくと、一つのメッセージを複数のメンバーに同時送信できます。 複数のユーザーと同時にやり取りする「グループメッセージ」が開始できます。
iPad iPhone 「連絡先」の中から送信相手を選ぶと、このように相手の宛先電話番号/メールアドレスの一覧が表示されるので、そこから宛先を選びます。
なお、ここで選択する電話番号/メールアドレスは、相手が Settings(設定)-[アプリ]- FaceTime(メッセージ) 画面で、自分の呼出しに使う電話番号/メールアドレスとして登録しているものでなければいけません。 詳しくは「メッセージ」アプリの初期設定と基礎知識をご覧ください。
iMessageとして発信される場合
iPad iPhone 送信先がiPod/iPad/iPhoneで、相手が iMessage/RCS/SMS/MMS(メッセージ) の宛先として登録しているメールアドレス(Apple IDやiCloudメールアドレス)を指定すると、iMessageとして発信されます。
送信先がiMessageと認識されると、タイトル部分が「新規iMessage」に変わります。 また、テキスト入力エリアに「iMessage」と表示されます。 さらに宛名とメッセージのふきだしが青色になります。
RCS/SMS/MMSとして発信される場合
iPad iPhone 送信先がiPod/iPad/iPhoneではない場合に、電話番号を指定するとSMSとして発信されます。 送信先に相手のキャリア携帯メールアドレスを選ぶと、MMSとして発信されます。
送信先がSMSと認識されても、全角70文字以上(ソフトバンク同士の場合は全角670文字以上)を入力する、または 写真、音声、動画などを添付するなど、MMSでなければ送信できないような指定を行うと、MMSとして発信されます。
送信先がSMS/MMSと認識されるとタイトル部分が「新規メッセージ」に変わります。 また、テキスト入力エリアに「テキストメッセージ・SMS」と表示されます。 さらに宛名と送信ボタン、メッセージのふきだしが緑色になります。
iPad iPhone テキスト入力エリアをタップし、メッセージを入力します。 そして(送信)ボタンをタップすると送信されます。
キーボードにある(マイク)をタップすると 音声入力(Dictation) ができます。
メッセージが送信されるとこのようになります。
相手が返信を入力し始めると、このように という画像が表示されます。
なお、メッセージは、ただ文字や 写真/ビデオ/オーディオ を送るだけでなく、 表示・背景に効果を付けたり 写真/ビデオにエフェクトをかけて送ったり 手書きアニメ/ショートビデオを送ったり 動く顔文字を送る こともできます。
iPad iPhone もし指定不可能な条件を指定してしまうと、宛先が赤字になり、送信できません。

メッセージの送信時刻を指定する/予約送信する

メッセージの送信時刻を指定して、2週間以内の予約送信ができます(iOS18以降)。 ただし、予約送信できるのはiMessageのみです。 RCS/SMS/MMSの予約送信はできません。
iPad iPhone (メッセージ)アプリを起動し、 Editをタップして新規メッセージを開きます。 そして画面右上の をタップして、送信相手のメールアドレス/電話番号を選びます。
あるいは(メッセージ)アプリの会話の中から、送信したい相手を選びます。
つづいて入力エリアの左にある (プラス)アイコンをタップします(iOS17以降)。
iPad iPhone すると、インストール済みの iMessageアプリ の一覧が表示されます。 ここからアプリ名をタップすると、そのアプリを呼び出すことができます。
送信時刻を指定するには「あとで送信」をタップします。
一覧にないときは、アプリ一覧を上に向かってフリックするか、一番下にある「その他」をタップしてください。
iPad iPhone するとこのような画面になります。 メッセージ入力欄の上に送信予定日時が表示されます。 それをタップすると送信日時が選択できます。 そして(送信)ボタンをタップすると予約送信されます。
iPad iPhone 送信スケジュールつきのメッセージは、点線の吹き出しで表示されます。 そしてメッセージの上に「編集」が表示されます。
iPad iPhone 「編集」をタップすると、このような画面になります。 メッセージを今すぐ送信するか、送信日時を変更するか、送信をとりやめ(削除)するかが選べます。

メッセージの送信を取り消す・送信中止する

iPad iPhone 送信済みメッセージの送信を取り消す・送信中止することができます(iOS16以降)。 自分が送信したメッセージを長押しすると、このような画面になります。 「送信を取り消す」をタップすると取り消せます。
ただし、送信取り消しが可能なのは送信後2分以内です。 2分を過ぎると「送信を取り消す」メニューは表示されなくなります。
また、送信取り消しが可能なのはiMessageのみです。 SMSやMMSとして送信したメッセージ では送信取り消しはできません。
送信相手がiOS15以前の場合
この機能が使用できるのは、送信側、受信側双方がiOS16以降にバージョンアップしている場合のみです。 送信相手のデバイスがiOS15以前の場合は、送信取り消しはできません。 「送信を取り消す」メニューをタップしても、相手にはそのメッセージが届けられます。

送信済みメッセージの内容を編集・変更する

iPad iPhone 送信済みのメッセージの内容を、後から編集・変更することができます(iOS16以降)。 自分が送信したメッセージを長押しすると、このような画面になります。 「編集」をタップすると編集・変更できます。
ただし、編集が可能なのは送信後15分以内です。 15分を過ぎると「編集」メニューは表示されなくなります。
また、編集が可能なのはiMessageのみです。 SMSやMMSとして送信したメッセージ では編集はできません。
送信相手がiOS15以前の場合
この機能が使用できるのは、送信側、受信側双方がiOS16以降にバージョンアップしている場合のみです。 送信相手のデバイスがiOS15以前の場合は、編集はできません。 自分の画面上では編集できたように見えても相手の画面では編集されず、 相手には「“(修正後のメッセージ)”に編集しました」という新しいメッセージが、追加で届けられます。
iPad iPhone 「編集」をタップすると、このような画面になるので、修正してチェックマークをタップすればOKです。 「×」をタップすると、修正をキャンセルします。
iPad iPhone 編集したメッセージの下には、このように「編集済み」という文字が付加されます。 これをタップすると...
iPad iPhone このように、編集の履歴を見ることができます。 ひとつの送信済みメッセージの編集は、最大5回まで可能です。

メッセージの個別返信・コピー・編集・削除

iPad iPhone メッセージの送受信画面で、メッセージを長押しするとこのような画面となり、「返信」「コピー」「翻訳」「その他」というメニューが表示されます。
返信」をタップすると、そのメッセージに対する個別の返信ができます(iOS14以降)。 グループメッセージなどで会話が入り乱れる中で、特定のメッセージに対する返信ができます。
コピー」をタップすると、そのメッセージや写真などが、クリップボードにコピーされます。 他のアプリに「貼り付け」することができます。
翻訳」をタップすると、 (翻訳) アプリの機能を使って、メッセージを翻訳できます(iOS15以降)。
その他」をタップすると・・・
iPad iPhone このようになります。
各メッセージをタップすると、その左にチェックマークがつきます。
をタップすると、チェックマークをつけたメッセージが削除されます。 ただし相手のデバイスには残っています。削除されるのは自分のデバイスだけです。
をタップすると、そのメッセージを転送する事ができます。
このとき画面左上に表示される「すべて削除」をタップすることにより、一括で削除することも可能です。
ワンタッチで個別返信
iPad iPhone 会話の中の特定のメッセージを左から右にスワイプすると、そのメッセージに対する返信ができます(iOS17以降)。

削除したメッセージを元に戻す

iPad iPhone 画面左上の「フィルタ」をタップすると、このような画面になります。 削除したメッセージは「最近削除した項目」に保存されます(iOS16以降)。
iPad iPhone 「最近削除した項目」をタップすると、このような画面になります。 送信相手別に、最近削除したメッセージの件数が表示されています。
画面の下の「すべて削除」「すべて復元」をタップすると、削除/復元することができます。
送信相手の名前をタップするとチェックマークが付き、画面の下に「削除」「復元」という文字が表示されます。 送信相手別に「削除」「復元」することができます。 30日以内であれば復元可能です。

グループ会話中に個人を指定して送信:Mention(名前の言及)

(グループ)会話中に個人を指定してメッセージを送信することができます(iOS14以降)。 会話にメンバ名が付くので、グループ会話の中で、特に誰に対して言及(mention)しているのかを明示できます。 また、自分の名前が指定された場合に通知を受け取ることができます。 この機能を「名前の言及:mention(メンション)」と呼びます。
iPad iPhone 個人を指定して送信するには、まずメッセージ入力欄に相手の名前を入力します。 それが会話に参加しているメンバであると認識されると、名前がグレーに変わるので、それをタップします。
あるいはキーボードの上の変換候補欄に、太字でメンバー名が表示されるので、それをタップします。
iPad iPhone または相手の名前の前に「@」を付けて入力します。名前がグレーに変わったら、それをタップします。
iPad iPhone すると名前が青色に代わり、Mentionsされたことがわかります。 あとは続けて相手に対するメッセージを入力して送信します。
iPad iPhone このように、メッセージの先頭に、相手の名前が太字で付加されます。
iPad iPhone Settings(設定)-[アプリ]- FaceTime(メッセージ)-[名前の言及] で「自分に通知」を タッチパネル:ON(オン) にすると、自分が「Mention」された場合に通知を受け取ることができます。

メッセージの送信日時を確認する

iPad iPhone 会話画面を右から左にドラッグすると、画面右端に、各メッセージの送信日時が表示されます。

メモやファイルをメッセージで送る/ドキュメントを共同作業(コラボレーション)する

iPhone メモやファイルなどをメッセージで送るには、それぞれのアプリで送信したいファイルを開き、 (共有)をタップします。 するとこのような、iOS標準のシェアシートが表示されます。 ここから「メッセージ」を選ぶと、メッセージで送付することができます。
メッセージでドキュメントを送付すると、それを複数のユーザーで共有して、同時に編集することができます(iOS16以降)。 これを「共同作業(コラボレーション)」と呼びます。 これを開始するには、図のメニューから「共同作業」を選んだうえでメッセージを送信します。 するとすぐさまメッセージを受信したメンバーの間で、同時にドキュメントを編集することができます。

メッセージの送信エラー

iPad iPhone 送信に失敗すると、このように「未配信」と表示されます。
たとえばSMSで写真を送ろうとしたり、 MMSの使用を タッチパネル:OFF(オフ) にしているユーザーに対してMMSを送信しようとしたり、送信条件に合わない送信を行うとエラーになります。
自分では送信したつもりでも、実はエラーになって送信されていない場合があります。
単なる通信ミスと思われる場合は、「!」マークをタップして「やり直す」こともできます。

メッセージで計算する/計算機として使う

iPad iPhone メッセージのテキストフィールドで数式を解くことができます(iOS18以降)。 数式を入力して、最後に"="を入力すると、計算結果が表示されます。 (計算機) として使うことができます。 ただし、計算するためには、テキストフィールドに「数式のみ」を入力する必要があります。

メッセージが届かない!?

相手がメッセージの受信に使うものとは異なる電話番号/メールアドレスを宛先に指定してしまうと、メッセージは届きません。 事前に、相手が登録している電話番号/メールアドレスを確認しておきましょう。 相手がApple ID/iCloud IDに使用しているメールアドレスを知っているときは、それを指定するのが確実です。 詳しくは 「メッセージ」アプリの初期設定と基礎知識 の説明をご覧下さい。