Apple WatchでPodcastを楽しむ方法
Apple WatchのPodcastアプリは、watchOS10でユーザーインターフェースが変わりました。 ここではこのPodcastアプリの使い方を説明します。
もくじ
Apple WatchでのPodcastの楽しみ方
Apple WatchではオーディオPodcastを楽しむことができます(ビデオPodcastはApple Watchでは再生できません)(watchOS5以降)。 Apple WatchでのPodcastの楽しみ方には、次の方法があります。- iPhoneでPodcastを楽しむ
- Apple WatchをiPhoneのリモコンとして動作させることができます。 iPhoneにダウンロード済みのエピソードの再生、またはiPhoneでのストリーミング再生をコントロールできます。 iPhone本体またはiPhoneに接続されたスピーカー/ヘッドフォンから音が出ます。
- Apple WatchでPodcastを楽しむ
-
iPhoneからApple Watchに転送したエピソードを楽しむことができます。
またはApple Watchで直接エピソードをストリーミング再生することができます。
iPhoneを持ち歩くことなく、Apple Watch単体でPodcastを楽しむことができます。
初期設定では、iPhoneの「今すぐ聞く」に表示されているオーディオPodcastのエピソードが最大10話、自動的にApple Watchに転送されています(WatchOS5/iOS12以降)。 Apple Watchに接続したBluetoothヘッドフォン から音が出ます。
iPhoneに登録した番組のエピソードは、Apple Watchの画面でもすべて見えていますが、 Apple Watchが直接、あるいはiPhone経由でインターネットにつながっていない場合は、 Apple Watchに転送していないエピソードを選択すると再生はスキップされます。 なおApple Watchに転送可能な容量は限られています(最大32GB)。
Podcast(ポッドキャスト)の使い方
Podcastアプリ操作方法の基本
「今すぐ聴く」画面では、アートワークをタップするだけで再生が始まります。 自動的に選択されたお勧めの番組のエピソードが順に再生されます。
「今すぐ聴く」画面の使い方
「ライブラリ」をタップすると、「保存済み」「ダウンロード済み」「最新のエピソード」からエピソードを探して再生することができます。
「検索」をタップすると、任意の番組/エピソードを検索することができます。
操作するデバイスを切り替える
Apple WatchのPodcastアプリは、iPhone/Apple TVのエピソード再生のリモートコントロールと、Apple Watchに転送したエピソードのコントロールが同時にできます(watchOS10以降)。 それぞれのデバイスから、同時に別のエピソードを流すことも可能です。デバイス名をタップすると、操作するデバイスが切り替わります。 Apple Watchに接続したBluetoothヘッドフォン、ペアリングしているiPhone、そして同じ家庭内LANに接続されたApple TVが選べます。
一番下にある「デバイスを接続」をタップすると、 Bluetoothデバイスの接続画面 が開きます。 Bluetoothヘッドフォンを選択すれば、Apple Watchに転送したエピソードの再生がコントロールできます。
もともと AirPlay とは、メディアの出力先を切り替えるだけの機能ですが、Apple Watchでは操作対象の切り替えも同時に行われます。
Apple WatchでBluetooth機器/イヤホンを使う
iPhoneをTVやコンポに接続する「AirPlay」の使い方
が表示されているときは、Apple Watch(Bluetoothヘッドフォン)です。
が表示されているときは、iPhoneです。
が表示されているときは、AppleTVです。
どのアイコンも表示されていないときは、デバイスが選択されていません。 このときにPodcastを再生しようとすると、上の画面(AirPlay画面)に切り替わります。
なお、ここで「デバイスを接続」をタップすると、別のBluetoothヘッドフォンをApple Watchに接続することができます。
iPhoneに切り替える前に、Apple Watchのエピソード再生を停止していないと、Apple Watch(Bluetoothヘッドフォン)でのエピソード再生は続いています。
「今すぐ聴く」画面の使い方
再生を開始すると、または画面右上の丸い (再生中) アイコンをタップすると、 再生中画面 に切り替わります。
再生中画面
デジタルクラウンを回すと、ボリュームを変更できます。
画面の下に並ぶコントローラーアイコンをタップすると、早送り/巻き戻し、再生/一時停止が指定できます。
なお、早送り、巻き戻しの秒数は、iPhone側の (Podcast) アプリの設定が反映されます。 (設定)- (Podcast) 画面で変更できます。
画面左上の「×」をタップすると、再生中画面を閉じて、もとの画面に戻ります。
アートワークをタップすると、アートワークを拡大表示します。
「AirPlay」をタップすると、 操作するデバイスを切り替える ことができます。 エピソード再生の出力先を変更したり、他のデバイスの音楽再生をコントロールできます。
「次に再生」をタップすると、 「次に再生」画面 が開きます。再生順序のコントロールができます。
「1x」と書かれたところをタップすると、再生速度を0.75倍~2倍まで、5段階に切り替えることができます。
「ライブラリ」画面の使い方
Podcast(ポッドキャスト)の使い方
Apple WatchにPodcastを転送する方法
iPhoneからApple Watchに、オーディオPodcastのエピソードを転送(同期)することができます。 Apple Watchにエピソードを転送しておけば、iPhoneを持ち歩くことなく、Apple WatchだけでPodcastが楽しめます。事前準備
Apple Watch単体でPodcastを聴くには、Bluetooth無線イヤホンが必須です。 事前にApple WatchとBluetooth無線イヤホンをペアリングしておきましょう。
Apple WatchでBluetooth機器/イヤホンを使う
転送と再生
「エピソードの追加元」欄で「次はこちら」または「保存済み」をタップして転送するエピソードの数をセットしておくと、 普段iPhoneでよく聞いている番組の最新エピソード、またはiPhoneに保存済みの未再生エピソードが自動的にApple Watchに転送されます。
「番組を追加」をタップすると、iPhoneで購読している番組の選択画面になります。 選択した番組の最新エピソードが自動的にApple Watchに転送されます。
あとはApple Watchを充電器にセットしてiPhoneのそばに置いておくと、Apple Watchのメモリ空き容量に合わせて、自動的にエピソードが転送されます。
なお、Apple Watchのメモリ容量は、Series 5以降(SE含む)が 32GB、Series 4と Series 3のLTEモデルが 16GB、その他は 8GBです。
詳細をiPhoneで見る
もしこのアイコンが表示されないときは、iPhoneでHandoff(ハンドオフ)の設定が行われていません。 (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[Handoffを有効にする]が (オン) になっているか確認してください。 またiPhoneでiCloudの設定を行ってください。
Handoff(ハンドオフ):アプリの同期
アプリの切り替え/終了「アプリスイッチャー」の使い方