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DJI Mini 2でビデオ・写真を撮る方法 クイックショット/パノラマ写真

ここでは、DJI Mini 2でビデオ・写真を撮る方法を紹介します。 DJI Mini 2に関するこの他の情報については DJI Mini 2の説明書 重量199gの4Kビデオ空撮ミニドローン をご覧ください。

ビデオ・写真を撮る

PC
コントローラー正面右上の ボタンを押すたびに写真モードとビデオモードが切り替わります。
また、コントローラーの右上にあるボタンがシャッター/録画ボタンです。 ビデオモードの時は、押すたびに録画を開始・終了します。 写真モードの時は、押すたびに写真を撮影します。
写真モードとビデオモードの切り替えは、DJI Flyアプリ画面でも可能です(後述)。
なお、カメラシステムの保護のため、1本のビデオの連続撮影時間は最長30分です。

ビデオの撮影フォーマットを切り替える

PC
DJI Flyアプリのシャッターボタンの上にあるアイコンをタップします。 するとこのようなメニューが表示されます。 「写真」をタップすると写真撮影モードに、「動画」をタップするとビデオモードに切り替わります。 さらに撮影方法、解像度、フレームレートを選択します。
まず解像度を「4K」「2.7K」「1080P」から選び、つづいてその左でフレームレートを選択します。 4Kでは最高30fps、2.7Kと1080Pでは最高60fpsが選べます。
*2.7kにおける48/50/60fps撮影を行うには、ファームウェアバージョン01.02.0100へのバージョンアップが必要。

写真撮影フォーマットを切り替える

PC
上の画面で「写真」をタップすると、このような画面になります。 「シングル」「AEB」「タイマー撮影」が選べます。
シングル」は、1回シャッターを押すたびに1枚の写真を撮影します。
AEB (Auto Exposure Bracketing)」は、1回シャッターを押すたびに適正露出、-0.67アンダー、+0.67オーバーの3枚の写真を連続して撮影します。
タイマー撮影」は、1回シャッターを押すと、指定した秒数ごとに1枚の写真を連続撮影します。もう一度シャッターボタンを押すと撮影を停止します。 Jpg形式の場合は最短3秒、Jpg+RAW形式の場合は最短5秒ごとに撮影できます。
PC
写真撮影モードの時に、DJI Flyアプリの画面右上の (設定) アイコンをタップし、[カメラ]メニューを選ぶと、このような画面になります。 撮影方法(jpg形式のみか、jpg形式とRAW(DNG)形式を同時撮影するか)および 写真のアスペクト比(4:3または16:9)を切り替えることができます。 この設定は、ビデオのアスペクト比には影響しません。

カメラの向きを変える

PC
コントローラーの左上にはジンバルダイヤルがあります。 これを左右に傾けるとカメラの向きが変わります。傾ける角度によって、カメラの回転速度が変わります。 または、DJI Flyアプリのカメラビュー画面を長押しすると図のような目盛りが表示されます。ここの丸印を上下にドラッグするとカメラの向きが変わります。
DJI Flyアプリで画面右上の (設定) アイコンをタップし、 [制御]-[ジンバル]-[詳細]-[上方ジンバルの回転を許可]を有効にすることにより、ジンバルは-90°〜+ 20°の範囲で可動させられます。 これを設定しない場合の、デフォルトの制御範囲は-90°〜0°です。

ズームする

コントローラー正面左上にある「Fn」と書かれたカスタマイザブルボタンを押しながら、ジンバルダイヤルを傾けると、撮影時にズームができます。 この方法では無段階ズームとなります。 またはDJI Flyアプリのシャッターボタン左に表示される アイコンをタップすると、ズーム倍率を切り替えることができます。 この方法では2x, 3x, 4xへ直接切り替える、段階的なズーム切り替えとなります。 なお、いずれの解像度、倍率においても、ズームの方式はデジタルズームです。光学ズームには対応していません。
サポートされるズーム倍率
ビデオ解像度デジタルズーム
4K最大2倍
2.7K最大3倍
FHD最大4倍
写真最大2倍
*写真のズーム撮影を行うには、ファームウェアバージョン01.02.0100へのバージョンアップが必要。

撮影されるビデオ・写真の形式

撮影されるビデオ・写真の形式については、 DJI Mini 2の仕様 をご覧ください。
ドローン空撮 MavicMini サイパン アクアリゾートクラブ
YouTubeで見る

クイックショットの使い方

クイックショットを使えば、ワンタッチで15秒ほどのドラマチックなビデオクリップを撮影することができます。 旅行先で素晴らしい景色を見つけたら、また家族や友人が集まったら、クイックショットを試してみてください。
(ビデオの設定にかかわらず、クイックショットはFHD/1080pで撮影されます。)
バッテリーが十分に充電されていること、GPSの信号が十分に届いていることを確認してください。 また周囲に建物や人、動物その他の障害物がないことを確認してください。
DJI Flyアプリの右上に表示されている、GPS信号マークが白色になっていないとクイックショットは使えません。
ドローンを離陸させて、撮影開始位置に移動させます。 少なくとも地上から2mの高さでホバリングさせてください。 そしてドローンのカメラを被写体に向けます。 被写体とドローンの間は、50m以内の距離に近づけてください。
PC DJI Flyアプリのシャッターボタンの上のアイコンをタップします。 するとこのようなメニューが表示されるので「クイックショット」を選びます。
PC 「ドローニー」「ロケット」「サークル」「ヘリックス」「ブーメラン」から撮影モードを選び、さらに距離または高度を選択します。
初めてクイックショットを起動した時には、説明動画が表示されるので、 アイコンをタップしてこれを閉じます。
「ドローニー」「ロケット」「サークル」「ヘリックス」「ブーメラン」各モードの動作の詳細については、 DJI Mini 2の知識 をご覧ください。
PC DJI Flyアプリの画面で、撮影したい被写体の上に表示されている マークをタップするか、被写体の周りを囲んでいるボックスをドラッグして位置を合わせます。 そして緑色の「Start」ボタンをタップすると録画を開始します。
撮影が終了すると、ドローンは元の位置に戻ります。
なお、クイックショット撮影中に、コントローラーの一時停止/RTHボタンを押すか、DJI Flyアプリの画面に表示されるをタップすると、クイックショット撮影を中止します。 ドローンはその場でホバリングします。
  • • 被写体が直接目視できない状態でクイックショットを使わないでください。
  • • 被写体と周りの景色の色が似通っているときは、うまく動作しないことがあります。
  • • 速く動いているもの、飛んでいるものを被写体に指定しないでください。
  • • 照明が極端に暗い(< 300ルクス)または明るい(> 10,000ルクス)場所でクイックショットを使わないでください。
  • • ビルのそばなど、GPSの信号が弱い場所でクイックショットを使わないでください。

パノラマ写真の撮影方法

DJI Mini 2では、ワンタッチで「スフィア」「180°」「広角」の3種類のパノラマ写真が撮影できます。
バッテリーが十分に充電されていること、GPSの信号が十分に届いていることを確認してください。 また周囲に建物や人、動物その他の障害物がないことを確認してください。
DJI Flyアプリの右上に表示されている、GPS信号マークが白色になっていないとパノラマ写真は使えません。
ドローンを離陸させて、撮影位置に移動させます。 少なくとも地上から2mの高さでホバリングさせてください。 そしてドローンのカメラを被写体に向けます。
PC DJI Flyアプリのシャッターボタンの上のアイコンをタップします。 するとこのようなメニューが表示されるので「パノラマ」を選び、「スフィア」「180°」「広角」のいずれかを選びます。
「スフィア」「180°」「広角」各モードで撮影できる写真の詳細については、 DJI Mini 2の知識 をご覧ください。
そして緑色の「Start」ボタンをタップすると撮影を開始します。 2000 x 1500 (300万)ピクセルの写真を、7枚~26枚撮影し、DJI Flyアプリ上でステッチ(結合)して1枚の写真に仕上げます。 撮影が終わると、ドローンは撮影開始時の姿勢に戻ります。
PC 例えば「スフィア」を選ぶとこのような写真が撮影されます。 「プラネット」とも呼ばれている写真です。 ほぼ360°全周の景色が1枚の写真に収まっています (ジンバルは真上に向かないので、天頂部は周囲の画像から補完される)。
合成前の写真は、ドローンに挿入されたmicroSDカードの「PANORAMA」フォルダの下に番号を名前とするフォルダが作られ、その中に格納されます。
合成後の写真は、iPhoneの (写真)アプリに「インポート」という名前のアルバムが作成され、そこに格納されます。
なお、RAW形式の撮影を指定していても、パノラマで撮影される写真の形式はjpgです。
PC 「スフィア」写真は、DJI Flyアプリの「アルバム」から開くと、違った見え方をします。
PC パノラマ写真は、その左下にアイコンが付いています。 「スフィア」モードで撮影した写真をタップすると・・・
PC このように表示されます。 右下の「魔法の杖」マークをタップすると、画質の自動修正ができます。
PC 画面を1回タップして、つづいてドラッグすると、視点をグルグルと移動することができます。 360°好きな方向を見ることができます。 これができるのは「スフィア」モードで撮影した写真だけです。