DJI Assistant 2の使い方 / ログ採取・シミュレータ
ここでは、DJIドローンでのDJI Assistant 2の使い方を紹介します。
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もくじ
DJI Assistant 2とは
DJI Assistant 2とは、DJI社が無料で提供する、Mavicシリーズ用のメンテナンスソフトです。 WindowsパソコンまたはMacで動作します。 このソフトでできることは、接続するドローンの機種によって異なります。 DJI Mavic Miniの場合は、ファームウェアアップデート、調査用ログファイル(.DATファイル)の取り出し、簡易フライトシミュレータ、の3つの機能が使用できます。DJI Assistant 2のインストール
DJI Mini 2に対応するのは「 DJI Assistant 2 For Consumer Drones (消費者ドローンシリーズ) 」、
また DJI Mavic Miniに対応するのは「 DJI Assistant 2 For Mavic 」 です。
インストールについては特に注意すべき点などはありません。 画面の指示に従ってインストールを行います。
DJIダウンロードのページ
DJIドローンをパソコンに接続する
DJI Assistant 2を使ってファームウェアをアップデートする
注意: DJI Assistant 2を使ってアップデートできるのはドローン本体のみです。 コントローラーやバッテリーのファームウェアをアップデートするには、DJI Flyアプリを使ってアップデートする必要があります。 DJI Flyアプリを使ったファームウェアのアップデート方法については DJI Mavic Miniの知識 のページをご覧ください。準備が良ければ「アップグレード開始」をクリックします。
DJI Assistant 2を使ってログを取り出す
DJI Assistant 2を使うと、ドローンに保存されているフライトログ(.DATファイル)を取り出すことができます。 これはドローンが故障したときにDJI社に渡して調査してもらうのに使用したり、各種ログ解析ツールを使って自分のフライトを振り返るのに使えます。ログ解析ツールについては DJIドローンのフライトログを確認する / 飛行経路を見る および AIRDATAの使い方 ドローンのフライトログをクラウドで一括管理 のページをご覧ください。
DatCon というツールを使うと、.DATファイルから.CSVファイルに変換することができます。
DJI Assistant 2でMavicのシミュレータを使う
DJI Assistant 2には、ドローンのシミュレータが組み込まれています。 DJIドローンをパソコンに接続すると、パソコンの画面の中でそのドローンを飛行させることができます。つづいてコントローラーとスマートフォンを接続し、 (DJI Fly) アプリを起動します。 ドローンには、パソコンと接続するためのUSBケーブルをつなぎます。
DJI社は、もしもの場合に備えて、ドローンのプロペラをすべて取り外すように指示していますが、正しくシミュレーターが起動できれば、シミュレーション中にモーターが回ることはありません。
コントローラーとドローンの電源を投入し、ドローンをUSBケーブルでパソコンに接続します。
正しくパソコンと接続できると、 (DJI Fly) アプリの画面に「DJI Assistant 2に接続中」と表示されます。
「シミュレータ開始」をクリックするとシミュレーションが始まります。
この画面をクリックして、パソコンのマウスを動かすと、視点を移動させることができます。
「show trace」にチェックを入れると、シミュレーション画面に、飛行の軌跡が表示されます。
「save trace to file」にチェックを入れると、飛行の軌跡を記録したログファイルが、テキスト形式で保存されます。 「save path」で示されたフォルダの下に[TRACE_FILES]-[(実行日時)]というフォルダが作られ、その中に「trace.txt」という名前で保存されます。
なおDJI社は、業務ユーザー向けに、よりリアルなシミュレーションができる DJI フライトシミュレーター を公開しています。
DJI フライトシミュレーターのページ