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Zadigの使い方 / STM32 BOOTLOADERのインストール方法

Windowsパソコンで、プロセッサにSTM32を使用した、FPVドローンやOpenTX/EdgeTXプロポのファームウェアにアクセスするには、「STM32 BOOTLOADER」というドライバーをインストールする必要があります。 通常このドライバーは自動的にはインストールされないので、手動でインストールする必要があります。 ここでは、「Zadig」というフリーソフトを使って、STM32 BOOTLOADERをWindowsパソコンにインストールする方法を紹介します。

ドライバーの確認

PC OpenTX/EdgeTXプロポを、電源をOFFにしたままで、USBケーブルを使ってパソコンに接続します。 そしてWindowsがデバイスを認識するまでしばらく待ちます。 つづいてWindowsのデバイスマネージャーを開きます。
このように「ほかのデバイス」欄に「STM32 BOOTLOADER」が見えているときは、ドライバーが正しくインストールされていません。 下記の手順に従ってドライバーをインストールしてください。
Windowsデバイスマネージャー画面の開き方
[スタート]-[すべてのアプリ]-[Windousツール(Win11) / Windous管理ツール(Win10)]を開き、「コンピュータの管理」をダブルクリックして起動します。 そして左のメニューから「デバイスマネージャ」をクリックします。
または [スタート]-[Windowsシステムツール]-[コントロールパネル]を開き、 [システムとセキュリティ]-[システム]-[デバイスマネージャー]から起動します。
USBケーブルは「データ通信用」を使うこと
USBケーブルには、すべての端子が結線された「データ通信用」と、電源系の端子のみが結線された「充電用」の2種類があります。 OpenTX/EdgeTX Companionと通信するには「データ通信用」を使用する必要があります。 ケータイや充電器、バッテリーなどのオマケについているケーブルには「充電用」のものがあるので注意してください。

ドライバー:STM32 BOOTLOADERのインストール

PC ドライバーのインストールには「Zadig」というフリーソフトを使います。 Zadigのサイト (https://zadig.akeo.ie/) を開きます。
PC 画面をスクロールして「Dowload」欄にある"Zadig 2.8"といった文字をクリックします。 するとエクスプローラーが開いて、ソフトのダウンロードが始まります。
注意:エクスプローラーが開かず広告が表示される場合
ファイル名をクリックした時に広告が表示された場合は、広告を閉じて、再度ファイル名をクリックしなおしてください。 広告の中にあるボタンは押してはいけません
PC “zadig-2.8.exe”といった名前のファイルがダウンロードできるので、これをダブルクリックして起動します。 するとこのような画面になります。 「Zadig」自身のバージョンアップチェックを行うか否かの確認です。 お好みで選択してください。
PC そしてこのような画面になります。 インストールするドライバーとして「STM32 BOOTLOADER」が選択されています。 もし「STM32 BOOTLOADER」が選択されていないときは、メニューから[Options]-[List All Devices]を選択したうえで、ドロップダウンリストから「STM32 BOOTLOADER」を選択します。 そして「Install Driver」ボタンをクリックします。
テキストボックスが空白になってしまう?
パソコンにプロポ/ドローンを接続していないと、この画面ですべてのテキストボックスが空白になってしまい、何も選べなくなることがあります。 まずパソコンと電源を切ったプロポ/ドローンをUSBケーブルで接続し、しばらく待ってからZadigを起動してみてください。
PC するとドライバーのインストールが始まります。 インストールにかかる時間は十数秒程度です。
PC このような画面が表示されたら、インストール完了です。
PC デバイスマネージャーを開くと、「ユニバーサル シリアル バス デバイス」欄に「STM32 BOOTLOADER」が見えているはずです。

OpenTX/EdgeTXプロポの使い方

OpenTX/EdgeTXの使い方

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