Bebop Droneとは
Bebop Drone
仏Parrot社は2014年5月12日、自社のブログで新型Drone：Bebop Droneを発表しました。
サイズはAR.Droneより一回り小さい 28 cm x 32 cm x 3.6 cm。重量はAR.Droneとほぼ同じの390 g。
軽量化のためデザインが見直されており、本体部分の全長はAR.Droneの半分以下、バックパックに突っ込んでどこにでも連れて行けます。
前方には14メガピクセルのフルＨＤカメラ搭載。4096x3072の静止画と1920x1080pの動画も撮影可能。
180度魚眼レンズを搭載し、前方のあらゆる角度の画像を縦横のひずみなく切り取り撮影可能。
本体下部にはAR.Drone同様、スピードと移動方向を計測するための垂直方向カメラも搭載しています(ただし静止画・動画撮影は不可)。
また超音波高度計で8mまでの高度を精密計測、それ以上は搭載されたGPS(GNSS + LONASS)と気圧計を使い、誤差プラスマイナス2mで位置と高度を計測します。
GPSを内蔵しているため、あらかじめiPhoneのマップ上で指定した飛行コースをトレース飛行したり、ワンタッチで出発地点に戻ることも可能です。
Wi-Fi 2.4 GHz & 5 GHz MIMOを搭載し、電波の最大到達距離は300m(AR.Droneは50m)に拡大。
最大速度は15m/s(時速54km)(AR.Droneは5m/s)。
飛行時間は現行AR.Droneより１分短い約11分。
容易に着脱可能な屋内用ハル(プロペラガード)が付属しています。
コントロールは無料の「FreeFlight3」アプリを使います。
またSkycontrollerという専用コントローラーを同梱した「Extended Range Pack」も準備。
これを使うと電波の最大到達距離は2kmに拡大。二本のジョイスティックでBebop Droneをコントロールできます。
HDMIケーブルで、TVや話題のOculus Rift、Zeiss Cinemazerといった3DHMD(ヘッドマウントディスプレイ)も接続可能。
Bebop Drone搭載カメラの画像を見ながら、まるで自分が鳥になって飛んでいるようなパノラマを楽しめます。
発売は2014年11月、値段はBebop Drone単体(バッテリー２個付き)でUSD499、Skycontrollerとバッテリー３個付きでUSD899です。
まずは
米Amazon.com、
米Apple Store、
BESTBUY
から発売されています。
また国内では2015年3月13日より予約受付を開始し、2015年4月上旬より出荷を開始しました。
値段はBebop Drone単体(バッテリー２個付き)で約70,900円、Skycontrollerとバッテリー３個付きで約130,900円です。
なお、2015年7月には、Skycontroller単体(約77,000円)でも買えるようになりました。
AR.Drone 2.0との比較
Bebop Droneの化粧箱です。後ろに置いたAR.Drone 2.0の箱と比べるとぐっと小さくなっているのがわかります。
下のiPad/iPhoneとの比較で大きさが分かるでしょうか？
AR.Drone 2.0(左奥)と並んで記念写真です。
見た目も一回り小さくなっています。
ハルとプロペラは簡単に取り外し可能。
バックパックにはもちろん、
A4サイズのワンショルダーバッグにも入り、どこへでも連れて行けます。
(写真のバッグは B.C.+ISHUTAL ケーテンボディ。 プロペラはつけたままでも入れることができます。 )
AR.Drone 2.0の上にBebop Droneを乗っけてみました。
小ささがよくわかります。
上から見た比較です。ちょっとずんぐりした感じ。
プロペラが小さくなった分、飛行音もやや甲高く大きくなっています。
MFi認証製品のBluetoothゲームパッドを使えば、Bebop 1/2、Minidronesをジョイスティックでコントロールできます。
iPad/iPod/iPhoneと一体化するコントローラーがお勧めです。
Bebop Droneの解説
関連リンク
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Parrot BeBop Drone
Parrot 単体約70,900円/Extended Range Pack約130,900円
レジャー用ドローンとして、かつてない性能を実現。グラスファイバーで補強されたABS製の超軽量なBebop Droneは丈夫で安全な設計です。 3軸加速度計、3軸ジャイロ、3軸磁力計、超音波高度センサー、圧力センサー、対地速度計測用の垂直カメラによるデータから機体を高度に制御。驚くべき飛行安定性を誇ります。 1400万画素の魚眼レンズカメラを搭載し、視野角180度の高品質画像を撮影します。 デジタルジンバルとも言える画像安定技術により、機体の振動や傾きに関係なく、水平を保ったブレのない映像が撮影できます。多くのアクションカメラには水 平線の歪みが見られますが、Parrot Bebop Droneはこの歪みもデジタル技術で補正します。 GPSシステムを内蔵。スマートフォンの画面の地図上で飛行ルートを設定するだけで、ドローンがそのとおりに飛行します。Glonass衛星 からのトラッキングとGNSSチップにより、誤差は+/- 2m。正確に位置を特定します。Parrot Cloudでは350回以上のフライトデータを記録。飛行した高度やスピード、さらに飛行軌跡を3Dで見ることができます。
(iOS 7以降にアップデートしたiPad/iPad mini/iPhone/iPod touch用)
コントロールアプリ「FreeFlight Pro」をダウンロードする(App Store)
