Jumper T12 Proの使い方
ここでは、OpenTXプロポのJumper T12 Proの紹介と使い方を紹介します。
Show this page in English
もくじ
-
Jumper T12 Pro マルチプロトコル 2.4G プロポ送信機 Hallセンサージンバル
Jumper 12700円
搭載ファームウェア:OpenTX
内蔵式JP4-in-1 マルチプロトコールモジュール付き。DSM2/X, FrSKY, SFHSS, Flysky, Flysky AFHDS2A, Hubsan などをサポート可能。OpenTXを基づいたオープンソースマルチプロトコールファームウェア。JR/FrSKYに対応可能なモジュールベイ。USBオンラインファームウェアアップグレード。低電力消費。
Jumper T12 Proの紹介
本体の下は左から、スロットルをセンターポジションに変更するためのパーツ、スピーカーをバスレフ風にして音質を上げる(?)パーツ、そしてオレンジ色のネックストラップです。 本体の上に見えているのはステッカーです。
あと、これとは別にA4用紙2つ折りの、英語のクイックスタートガイドが付いていますが、大したことは書いてありませんでした。
なお、ジンバルは RadioMaster TX12シリーズ、RadioMaster Zorroと互換性があります。 同じパーツが使用可能です。
バッテリーのセットと充電
バッテリーベイの内寸は、幅約63mm x 高さ約17mm x 奥行約66mm あります。相当大きなバッテリーが入れられます。 一方付属されている18650バッテリーボックスは高さがギリギリ、出し入れが大変かもしれません。
Jumper T12 Proは、入力電圧として直流5V~9Vに対応しています。2S LiPoバッテリーの使用が推奨されています。
2S LiPoバッテリーを買う (Amazon.co.jp)
18650型バッテリーを買う (Amazon.co.jp)
URGENEX 7.4V 1000mAh Lipo Batteryを買う (Amazon.co.jp)
microSDカードイメージの入手
なおこのページでは、ほかに OpenTX Companion などもダウンロードできます。
microSDカードを準備する手順は OpenTX/EdgeTXプロポの初期設定の手順 をご覧ください。
画面のナビゲーション
Name of control | Function | Description |
---|---|---|
ENTER | 決定/確定 | 変更・入力を確定します。あるいは項目を選択します。 |
EXIT/RETURN | キャンセル/戻る | 変更・入力をキャンセルします。あるいは前の画面に戻ります。 |
PAGE | 画面の切り替え | 複数のページから成る設定画面で、次のページ/前のページに移動します。カーソルを画面の一番上に移動し、ページ番号が選択されている状態で[RIGHT]キーをクリックすると次のページに、[LEFT]キーをクリックすると前のページに切り替えます。 |
CURSOR | カーソル/選択位置の移動 | カーソルを移動します。[UP][DOWN]でカーソルが上下方向に、[LEFT][RIGHT]キーでカーソルが左右方向に移動します。 |
MODEL/SYSTEM | MODEL/RADIOメニューの呼び出し | MODEL/RADIO(SYSTEM)メニューを呼び出します。[ENTER]または[RIGHT]キーを長押しするとMODELメニュー、[LEFT]キーを長押しするとRADIO(SYSTEM)メニューを呼び出します。 |
- 画面切り替え
- メイン画面で[UP][DOWN]キーを押すと4つのメイン画面と「CHANNELS MONITOR」画面に切り替えられます。
- コンテンツ切り替え
- メイン画面で[LEFT][RIGHT]キーを押すと、各メイン画面のコンテンツを切り替えることができます。
- Telemetry画面
- メイン画面で[DOWN]キーを長押しするとTelemetry画面を表示します。
- Statistics/DEBUG画面
- メイン画面で[UP]キーを長押しするとStatistics画面を表示します。ここで[UP][DOWN]キーを押すと「DEBUG」画面に切り替えられます。
スイッチとアンテナの交換・修理
半年ほど使用したところで、Armに割り当てていたトグルスイッチ:SwGの、つまみの部分が突然抜け落ちてしまいました。そこでAmazonで 2接点のトグルスイッチ (Amazon.co.jp) を調達して交換しました(写真の青いスイッチ)。Jumper T12 Proの場合は、スイッチ本体部分が約 D8mm x W13mm x H10mm、ネジ部分が直径6mmのスイッチがピッタリフィットします。また、本体を落としてアンテナが折れてしまったので、Amazonで 2.4GHz用ホイップアンテナ(SMAコネクタ) (Amazon.co.jp) を調達して交換しました。 2.4GHz用のアンテナは、5.8GHz用とは全長が異なっています。
AG01 MINI CNC Hallジンバル:ジンバルの交換方法
ここでは、Jumper T12 Proのジンバルを AG01 MINI CNC Hallジンバル (RadioMaster) に交換する手順を説明します。 しかし、この作業は最悪プロポを故障させる可能性があります。 当サイトはジンバル交換作業をお勧めするものではありません。 各自の自己責任で作業してください。このジンバルは、技術者と世界のFPVチャンピオンプロパイロットとともに、1年以上にわたって開発されたとのことです。 全てのパーツがCNCによるアルミ削り出しで作られており、またボールベアリングによって滑らかで正確な感触を実現しています。
このジンバルは、RadioMaster Zorro, TX12シリーズ そして Jumper T12シリーズで使用可能です。 本体の形状が同じJumper T8SGでも使用できるのではないかと思われます。
ただしJumper T12シリーズは、筐体が薄いので、モジュールベイがほんの少し干渉してしまいます。 熱したカッターなどを使って、接触する部分を削り落としてください。
ジンバルはプロポのかなめとなるパーツです。 特にFPVドローンの操縦では、ジンバルに強い力を加えて酷使するので、全金属製のAG01 MINIジンバルは安心して使用できます。 スティックエンドのネジ径は、オリジナルと同様の3mmです。
RadioMaster AG01 MINI CNC Hall Gimbals for TX12 & Zorro (RadioMaster)
AG01 MINIジンバルをRadioMaster Zorro以外に取り付ける場合には、事前にスロットル用に使用するジンバルの、図の3番のネジ穴に、ジンバル付属のネジを取り付ける必要があります。 詳しくは AG01 MINI CNC Hallジンバルの商品ページ (RadioMaster) の「Installation for Zorro & TX12」を参照してください。
スティック(ジンバル)のキャリブレーション