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トリムスイッチの使い方

ここでは、OpenTX/EdgeTXプロポのトリムスイッチの使い方を紹介します。

トリムスイッチとは

Trim Switch
トリムスイッチとは、ジンバルのセンターポジションを調整するためのスイッチです。 通常各ジンバルの近くに、上下方向調整用、左右方向調整用の2つのボタンが取り付けられています。 これを上下または左右にクリックすると、一時的にジンバルのセンターポジションをずらすことができます。
固定翼機では、操舵面のゆがみやサーボモーターの設定のずれなどのため、スティックをセンターポジションにしても機体が上下左右に流されてしまうことがあります。 あるいはマルチコプターでは水平キャリブレーションが正しく行われていないと機体が上下左右に流されてしまうことがあります。 トリムスイッチは、これを一時的に補正するのに使用します。
そしてフライト終了後に、機体が流される原因を究明して調整を行い、トリムはリセットします。 あるいは機体が流される原因が解決できない場合は、トリムの設定値を「MODELメニュー」の OUTPUTS画面 にある「サブトリム」欄に書き写してトリムはリセットします。

トリム設定値の有効範囲

トリムスイッチの設定はMODEL毎に個別に記憶されます。 MODELを切り替えるとトリムスイッチの設定も切り替わります。 さらに各MODELには9種類の「 フライトモード 」を設定することができ、各「フライトモード」毎にトリムスイッチの設定が記憶されます。

トリムの調整結果を[OUTPUTS]画面に反映する

PC マルチコプターでは安定飛行モードでホバリングさせ、流されている方向、回転する方向を確認します。 プロポのトリムスイッチをクリックして、これを相殺するように調整します。
PC プロポの画面には、トリムの状態が表示されます。
PC 「MODELメニュー」の OUTPUTS画面 を開き、トリムを調整したチャンネルを選択し、[ENTER]キーを長押しします。 するとこのようなメニューが表示されます。 「Cpy trim->subtrim (Copy trims to subtrim)」を選択します。
PC すると選択したチャンネルの、トリムの設定値がOUTPUTS画面のSubtrimにコピーされます。
PC OUTPUTS画面でチャンネルの「Edit」を選択するとこのような画面になります。 Subtrim欄にトリムの設定値が入っているのが分かります。 また、画面右上のパルス長を見ると、値がシフトしているのが分かります。
最後に、プロポのトリムスイッチをクリックして、トリムをセンターに戻しておきましょう。
PC あるいは「MODELメニュー」のOUTPUTS画面の一番下には、このように「Trims => Subtrims」と書かれた行があります。 ここを[ENTER]すると、4つのトリムスイッチの現在の設定を、まとめて対応する4つのチャンネルのサブトリムにコピーできます。
PC なお、カラーディスプレイ/タッチパネルモデルでは、この機能は「OUTPUTS」画面の一番上にあります。

OpenTX/EdgeTXプロポの使い方

OpenTX/EdgeTXの使い方

OpenTX/EdgeTXの詳細解説

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