FPVドローンシミュレーターVelociDroneの遊び方:ドローンレースの楽しみ方
![VelociDrone Scenery [Future Hanger]-[VRL7 Track 1] VelociDrone Scenery [Future Hanger]-[VRL7 Track 1]](gif/lazy_dummy.gif)
代表的なFPVドローンのシミュレーターとして「VelociDrone」というソフトが公開されています。 ここではこのVelociDroneの購入、ダウンロード、Windows11/10パソコンへのインストールからフライトまでの手順を解説します。
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もくじ
- FPVドローンシミュレーターの種類
- VelociDroneをプレイするのに必要なもの
- ライセンス購入、ダウンロード、インストール
- マニュアルのダウンロード
- パソコンの買い替え/変更/複数パソコンでの使用について
- 初回起動とプロポ/コントローラーの設定
- 初フライト:遊び方の基本
- 設定変更・チューニング・高速化・高画質化
- 操作方法の表示・ヘルプ画面
- BGMにインターネットラジオを流す
- FPVドローンの操縦方法を学ぶ
- VelociDroneシーンの紹介
- タイムアタックに挑戦・ゴーストドローンと競争・掲示板にアップロード
- ゴースト飛行データの再生・保存・読み込み
- ライバルと競争する:NEMESISモードの遊び方
- タイムトライアルに参加する:Weekly time trialの遊び方
- 飛行経路を表示・解析する:より速く飛ぶために
- オンラインでマルチプレイヤー対戦する
- キーボードショートカット一覧
FPVドローンシミュレーターの種類
現在、有名なFPVドローンシミュレーターには以下の3種類があります。 いずれもドローンレーサー御用達のリアルで本格的なものです。
VelociDrone
FPV Freerider
The Drone Racing League Simulator
このほかにも以下のようなシミュレーターがあります。
FPV Air 2 (steam)
Liftoff (steam)
RotorRush
VelociDroneをプレイするのに必要なもの

初心者のためのプロポ/送信機の選び方 | 初心者のためのマイクロドローン/FPVドローン入門
Windows対応 ゲームパッドを買う(Amazon.co.jp)
求められるグラフィックス性能
VelociDroneは3Dグラフィックスを使用するので、ビデオカードを増設するのがお勧めです。 最低限 Intel HD 530 (2015年出荷のインテル第6世代Coreプロセッサから搭載) 相当のGPU、 DirectX 11.0, Shader Model 5に対応したグラフィックス性能が必須。 Nvidia GTX1050tiクラス以上のビデオカード搭載が推奨されています。 高機能なビデオカードを搭載すれば、高画質かつスムーズな動きで楽しめます。 とはいえさほど重い3Dゲームでもないので、2015年頃発売のビデオカードの性能 (例:GeForce GTX960 / Radeon R9 380クラス) があれば、とりあえずプレイできます。
マニュアルのダウンロード

また、VelociDroneは、よくある質問の答えが読める Solutions Knowledge Base のページ を公開しています。インストール、コントローラーの設定から、既知の問題、レースの楽しみ方まで、数々の質問に答えてくれます。
パソコンの買い替え/変更/複数パソコンでの使用について

同時に2台以上のパソコンで使用したい場合は、アカウントもその数だけ作成して、個別に購入する必要があります。
なお、ライセンスを移行しても、元のパソコンで設定したドローンや、コースのお気に入り情報、飛行記録などは移行されません。 移行先のパソコンで設定しなおす必要があります。
初回起動とプロポ/コントローラーの設定

初フライト:遊び方の基本

なお、メニューの一番上にある「QUICK START」をクリックすると、前回最後に飛行したドローンとトラックで、すぐにフライトが始まります。

しかし最初は画面左のフィールドに1個だけしかドローンがありません。 画面左上の「ADD QUAD」をクリックします。

なお、この画面でマウスをドラックしたり、スクロールホイールを回すと、視点を移動することができます。 ドローンをいろいろな方向から眺めることができます。


なお、画面左のフィールドには、同じモデルのドローンを、設定などを変えて複数追加することができます。
また、画面の右には、選択したドローンのパラメーターが表示されています。 「EDIT SETTINGS」ボタンをクリックすると、ドローンの設定画面「QUAD SETTINGS(機種別)」が表示され、パラメータを変更することができます。 ここで設定できるパラメータの詳細については VelociDroneの設定変更 : SETTINGS画面の解説・チューニング・高速化・高画質化 をご覧ください。
VelociDroneの設定変更 : SETTINGS画面の解説・チューニング・高速化・高画質化
単に直線を飛行するだけなら答えはYesです。 より大きなモーターと大きなプロペラを搭載したドローンがより速く飛行できます。
しかしレースのコースには、狭いゲートをすり抜けたり、急旋回や反転が必要な場所もあります。 このような場所では、小回りのきかない大きなドローンは不利になります。 このため多くのコースでは、ドローン(モーター、プロペラ)のサイズだけで順位が決まることはありません。 よりあなたが使い慣れたドローンが、より速く飛べるドローンです。
ただし、街全体が含まれるような極端に広いコースや、逆に家の中や、小屋の片隅に設けられたような極端に狭いコースでは、使用するドローンの大きさが勝負に大きな影響を与えます。 広いコースは大きなドローン、狭いコースは小さなドローンがより有利に飛べます。
65mm, 75mm, 3インチ の3種類程度のドローンを使い分けられるようになると、ほとんどのコースで速く上手に飛べます。

なお、この画面の「Favorite(お気に入り)」欄をクリックすると、チェックマークを入れることができます。 Velocidroneには非常に多くのトラックが準備されています。 気に入ったトラックに出会ったら、ここにチェックマークを入れて覚えておきましょう。
シーン選択画面では、画面上部の「Any Class」と書かれたドロップダウンリストで、特定のドローンのクラス(タイプ)向けのトラックが抽出できます。 「Unspecified」「Mega」「Micro」「Combat」「Freestyle」から選べます。 その隣の「Filter Tracks」と書かれているテキストボックスにキーワードを入力すると、名前にそのキーワードが含まれるトラックが抽出できます。 その隣の「Favourite」にチェックを入れると、「お気に入り」をマークしたトラックが抽出できます。 その隣の「New Tracks」にチェックを入れると、最近2週間に追加された新しいトラックが抽出できます。


なお、このトラックは初心者には難しすぎます。 VelociDrone初心者向けシーンの紹介 では、初心者の練習に向いたシーンなどを紹介しています。ご参照ください。
VelociDrone初心者向けシーンの紹介
正しく画像が表示されないときは以下の操作を試してみてください。
視点を切り替える:[F]キー
カメラの角度を変更する(通常は30度程度です):[Page Up]/[Page Down]または[-]/[=]キー
レンズ/画角(FOV)を変更する(通常は120度程度です):[Insert]/[Delete]または[[]/[]]キー
位置をリセットする:[R]キー
その他キーボードで操作できる機能は キーボードショートカット一覧 をご覧ください。
キーボードショートカット一覧


なお、シーン、トラックを切り替えても、ドローンの位置は元の場所(座標)から変わりません。 このため、トラックを切り替えた直後は、周りに何もないところに放り出されることもあります。 そんな時は、キーボードで[R]キーを押すと、選択したトラックのスタートポイント(スターティンググリッド)に移動できます。


あるいは[Esc]キーを押してもメニュー画面に戻ることができます。

設定変更・チューニング・高速化・高画質化

操作方法の表示・ヘルプ画面



[PageUp][PageDown]キーで、カメラの角度を上下することができます。
[R]キーでスタートポジション、または最後に通過したゲートの位置に移動します。
[End]または[\]キーでプレイ画面のスクリーンキャプチャを「ドキュメント」フォルダーに格納します。
[F]キーで操縦者視点(line of sight)/FPVカメラを切り替えます。
[S]キーで観客視点(Spectator)のカメラに切り替えます。
[Insert][Delete]キーで、カメラのFOV(画角)を変更できます。
[A]キーでタイムアタックが開始・中断できます。
[M]キーでスティックの操作を表示できます。
キーボードショートカット一覧
BGMにインターネットラジオを流す


[Play]ボタンを押すとストリーミングが始まります。 あなたが聞きたいストリーミングサービスのURLをテキストボックスに入力し、[Change]ボタンをクリックすると、放送局を切り替えることができます。
たとえば Internet Radio (https://www.internet-radio.com/) の中から放送局を選びたいときは、放送局名の左にある".m3u"と書かれたリンクをローカルに保存し、得られた"live.m3u"ファイルをテキストエディタで開くと、その放送局のURLが分かります。
Internet Radio (https://www.internet-radio.com/)
FPVドローンの操縦方法を学ぶ
VelociDroneのオフィシャルYouTubeチャンネル では、多くのチュートリアルビデオを公開しています。 「Flight Training」という名前で始まるビデオを順に視聴していくと、基本的な操作から順に、操縦方法を学ぶことができます。
VelociDroneのオフィシャルYouTubeチャンネル
VelociDroneシーンの紹介

タイムアタックに挑戦・ゴーストドローンと競争・掲示板にアップロード
ある程度フライトに慣れてきたら、タイムアタックに挑戦してみましょう。 タイムアタックでは、あなたは好きなトラックを好きな回数(最大10周)周回し、ラップタイムや合計飛行タイムを計測します。 あなたの飛行タイムをVelociDroneのレース結果掲示板:LEADERBORDにアップロードしたり、自分の過去のラップタイム(ゴーストドローン)と競争することもできます。

Gate Navigation を"Yes"にすると、つぎに向かうべきゲートの位置を、矢印とドローンのアイコンで示してくれます。
Indicator Color で、つぎに向かうべきゲートを示すドローンのアイコンの色を、White(白), Yellow(黄色), Cyan(水色), Orange(橙色)の4色から選べます。

Auto Leaderbord Time Upload を"Yes"にすると、GAME TYPE欄で「Single Class」を選んだときに、あなたの飛行タイムを自動でLEADERBORDにアップロードします。
Lap Time Announcement で、トラックを1周終えたときのタイムの表示方法を、Lap TimeまたはLap Delta(差分) Timeから選べます。
Single Player Race Countdown で、レーススタート時のカウントダウンの方法が指定できます。
Voice Announcements を"Yes"にすると、トラックを1周するごとに、タイムを音声で読み上げてくれます。
End of Race Statistics で、レース終了後の結果の表示方法を選択できます。
詳しくは VelociDroneの設定変更 : SETTINGS画面の解説・チューニング・高速化・高画質化 をご覧ください。
VelociDroneの設定変更 : SETTINGS画面の解説・チューニング・高速化・高画質化

コントローラーのスイッチに「Arm Motors」と「Flip After Clash」を割り当てる方法については VelociDroneの初期設定 : 初回起動とプロポ/コントローラーの設定 をご覧ください。
VelociDroneの初期設定 : 初回起動とプロポ/コントローラーの設定
Keyword | Description |
---|---|
Open Class | ドローンのすべてのパラメータの変更が許可されます。 しかしLEADERBORDにレースタイムをアップロードすることはできません。 |
Single Class | ドローンの Drag と Weight スライダーの設定は、セッション内のすべての選手に対して、同じレベルに設定されます。 またバッテリーシミュレーションが強制的に有効になり、クラッシュ時にはプロペラにダメージを受けます。 PIDの調整と、この他のすべての設定変更は許可されます。 良い成績を残した選手のタイムはLEADERBORDにアップロード可能です。 |
Event Mode | 1回クラッシュすると、その選手は次のゲートでレッドフラグが立てられ、レースから除外されます。 その選手は飛行を続けることができますが、以降のゲート通過はカウントされません。 順位は、完了したラップ数、通過したゲート数、および時間によって決定されます。 |
Laps | 指定されたラップ数(1-10ラップ)を、最速タイムで終えた選手が勝者です。 結果は「single lap (best lap)」LEADERBORDに1周分のベストタイムがアップロードされます。 |
Three Lap |
1レース3ラップで争います。
Single Classでレースをすると、結果は「three lap」LEADERBORDに3周分合計のタイムでアップロードされます。
なお上の「Laps」モードでラップ数を3に指定した場合でも、「three lap」LEADERBORDにはアップロードされず、「single lap (best lap)」LEADERBORDに1周分のベストタイムがアップロードされます。 |
2 Minutes | 2分間の間に、最も多くラップした人が勝者です。 2人以上のプレーヤーが同じラップ数を完了した場合、最も速い時間でラップを完了した選手が勝者です。 |

LEADERBORDに好成績を残したいときは、プレイヤーの少ない[Single Class]-[Laps]でタイムアタックするのがお勧めです。 逆に有名になりたいときは、プレイヤーの多い[Single Class]-[Three Lap]で好成績を出しましょう。


[TIME ATTACK TOGGLE]をクリックするたびに[なし]-[BEST LAP]-[PREVIOUS LAP]と切り替わります。
[BEST LAP]で、あなたのこれまでのベストラップの飛行経路が、[PREVIOUS LAP]で、あなたの直前の飛行経路が保存され、次回のレース時にゴーストドローンとして表示されます。 自分の過去のラップタイムと競争できます。 競争相手が表示されると、レースにも熱が入ります。
なお、[TIME ATTACK TOGGLE]の設定は、ゲームを起動するたび、およびシーンを切り替えるたびにリセットされます([なし]になります)。 各トラックで自分の過去の飛行を保存・再生したいときは、飛行前に毎回セットしなおしてください。

VelociDroneの設定変更 : SETTINGS画面の解説・チューニング・高速化・高画質化


なお、レース中に[A]キーまたはこのアイコンをクリックすると、レースを中断できます。



「Recharge gate」はレースのトラック外に設置されている場合もあります。 バッテリー容量の小さいドローンでレースに参加するときは「Recharge gate」を探してみてください。


「Single Class」モードでレースをして良い成績を出すと、あなたの記録がLEADERBORDに掲載されます。 このあとに「LEADERBORD UPDATE」画面が表示され、LEADERBORDにおけるあなたの順位、タイムが表示されます。
しかし[OPTIONS]-[MAIN SETTINGS]-[Auto Leaderbord Time Upload]を"No"に指定していると、タイムは自動ではLEADERBORDにはアップロードされません。 その代わりに、この図のようにあなたのタイムの右に「Upload」ボタンが現れます。 これをクリックすると、あなたの記録がLEADERBORDに掲載されます。


画面下部の[PREVIOUS][NEXT]ボタンをクリックすると、前の15位/次の15位のプレイヤー一覧が表示されます。 [FIRST]ボタンをクリックすると、トップ15プレイヤーの画面に戻ります。
[EXPORT]ボタンをクリックすると、LEADERBORDのトップ100位分の一覧表情報が、「ドキュメント」フォルダーにCSV形式のテキストファイルで保存されます。

最初はコースを覚えるため、のんびりと飛行しましょう。 だいたい2レース/6ラップくらい飛行するとコースを覚えるので、そこからスピードを上げつつ飛行コースを最適化していきます。 すると5~6レース/15~20ラップ目くらいで、その日の最高記録が出せると思います。 それ以降は疲れて集中力も低下するので、良い記録が出なくなります。一旦休憩しましょう。
ゴースト飛行データの再生・保存・読み込み
自分が過去に飛行した飛行データを再生したり、ファイルに保存したり、読み込むことができます。

なお、一部のトラックでは、ここに[VIEW DEMO FLIGHT]のメニューが表示されます。 プロフェッショナルによるデモフライトの様子を見ることができます。

ライバルと競争する:NEMESISモードの遊び方
NEMESIS(宿敵)モードで、VelociDroneのLEADERBORDにアップロードされた、他のプレイヤーのベストタイムのデータと競争することができます。 自分のタイムに近い最大4人のプレイヤーのデータがダウンロードされ、レースすることができます。



事前にこのトラックの「Three Lap」LEADERBORDに自分のタイムを残していると、そのタイムをもとにあなたの宿敵となるプレイヤーのデータのダウンロードが始まります。
あなたのタイムが残されていないときは、まず最初にあなたのタイムを測定します。 普通に単独でタイムアタックを行ってください。
その後2回目にレースをスタートすると、あなたの宿敵となるプレイヤーのデータのダウンロードが始まります。 ダウンロードには数分程度かかる場合もあります。
なお、NEMESISモードでも





画面左のあなたの名前の前に

なお、すべてのプレイヤーより速くゴールすると、今回のレース結果をもとに、新しい競争相手のデータが自動的にダウンロードされます。 レースを繰り返して、LEADERBORDでの順位をグングン上げていきましょう。

タイムトライアルに参加する:Weekly time trialの遊び方
指定されたシーン/トラックで他のプレイヤーのデータと競争できる「Weekly time trial」がときどき開催されています。 新しく追加されたトラックの紹介に使われることが多いようです。 NEMESIS(宿敵)モードと同様に、VelociDroneのLEADERBORDにアップロードされた、自分のタイムに近い最大4人のプレイヤーのデータと競争することができます。
まずは事前に、このシーン、トラックを「SINGLE PLAYER」モードで練習しておきましょう。 十分に練習して準備ができたら、右上の「Enter」をクリックするとタイムトライアルに参加できます。
なお、Weekly time trialの開始時には、ドローンの選択画面は表示されません。 あなたが直前まで使用していたドローンが使用されます。

事前にこのトラックのLEADERBORDに自分のタイムを残していると、そのタイムをもとにあなたと競争するプレイヤーのデータのダウンロードが始まります。
あなたのタイムが残されていないときは、まず最初にあなたのタイムを測定します。 普通に単独でタイムアタックを行ってください。
その後2回目にレースをスタートすると、あなたと競争するプレイヤーのデータのダウンロードが始まります。 ダウンロードには数分程度かかる場合もあります。
なお、Weekly time trialでも





画面左のあなたの名前の前に

なお、すべてのプレイヤーより速くゴールすると、今回のレース結果をもとに、新しい競争相手のデータが自動的にダウンロードされます。 レースを繰り返して、LEADERBORDでの順位をグングン上げていきましょう。

FPVドローンレーシングシミュレーター VelociDrone - Scene : Football Stadium / Track : Week16TT-CM18 by ChrisM
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飛行経路を表示・解析する:より速く飛ぶために
NEMESIS(宿敵)モードまたはWeekly time trialモードでは、自分やほかのプレイヤーの飛行経路を表示したり、任意のタイミングの飛行位置をチェックしたり、その飛行を再現することができます。

[Race]ボタンをクリックすると、そのプレイヤーのデータをダウンロードして、あなたと一対一でレースができます。
[View]ボタンをクリックすると、そのプレイヤーの飛行を再現することができます。

キーボードショートカット一覧



オンラインでマルチプレイヤー対戦する
VelociDroneが運用するサーバー上で、マルチプレイヤー対戦を行うことができます。 ホスト(主催者)が開始した「セッション」に、その他のプレイヤーが参加する、という形でオンライン対戦を行います。 ひとつのセッションでは同時に7人までレースに参加可能、観客も含めると32人まで参加できます。 VelociDroneのユーザーであれば、誰でもホストになってセッションをスタートすることができます。 また「非公開セッション(hidden session)」機能を使えば、プライベートな仲間だけでオンラインレースを楽しむこともできます。 マルチプレイヤー対戦するのに、ネットワーク通信費用以外には、追加費用など必要ありません。


まず最初に画面左上の「SERVER REGION」欄で、あなたが接続するサーバーのリージョン(地域)を選択します。 リージョンは「America」「Europe」「Asia」「Japan」「Australia」「Canada」「South America」「Korea」「Russia」から選べます。 ネットワーク通信速度を確保するために、居住地に一番近いリージョンを選択する必要があります。 日本在住のプレイヤーであれば「Japan」を選択します。 あなたは選択したリージョンで開催されているレースのみに参加することができます。

ただしそのセッションにすでに7人の参加者がいた場合は、あなたは観客として参加します。 他のプレイヤーが退出するか、ホストプレイヤーによって、あなたが観客からレース参加者に切り替えられると、レースに参加できます。
なお、リストのすぐ上にある「FIND FRIENDS SESSIONS」欄で「FRIENDS」にチェックを入れると、あなたが友達登録しているプレイヤーの開催しているセッションを、抽出することができます。 これにチェックを入れると、友達プレイヤーの開催している非公開セッションも表示されます。


もし入力したセッション名がすでに存在していた場合は警告されるので、別のセッション名を考えて、入力しなおします。 セッション名を指定しないと、文字列「Session」にランダムな数字が付加されたセッション名が自動的に生成されます。

なお、あなたが[MAIN SETTINGS]メニューの「Hide My ID from Friends」を「true」にしていると、あなたを友達登録しているプレイヤーのセッション一覧にも、あなたのセッションは表示されなくなります。
VelociDroneの設定変更 : SETTINGS画面の解説・チューニング・高速化・高画質化



レースを開始できるのはホストプレイヤーだけです。ホストプレイヤーが

ホストプレイヤーは

なお、誰もプレイヤーが参加していなくても、一人でタイムアタックを楽しむことができます。 ホストプレイヤーは、他のプレイヤーが参加してくるまで、一人でフライトして待っていることが可能です。


[Kick]ボタンをクリックすると、そのプレイヤーをセッションから追い出すことができます。マナーの悪いプレイヤーを除外できます。
[Friend]ボタンをクリックすると、そのプレイヤーがあなたの友達に登録されます。
[Mgr]ボタンをクリックすると、そのプレイヤーにホストプレイヤーの権限を譲ります。
色の名前が書かれている部分をクリックすると、レース画面でのそのプレイヤーの表示色を変更できます。
[Flying]ボタンをクリックするたびに、そのプレイヤーをレース参加者または観客に切り替えることができます。
リスト左下の[Auto Enable Pilots]にチェックを入れると、7人に達するまで、セッションに参加してきたプレイヤーを自動的にレース参加者に加えます。 ここのチェックを外すと、プレイヤーのレース参加者または観客への切り替えは、ホストプレイヤーがコントロールします。
リスト右下の鍵アイコンをクリックすると、セッションへのプレイヤーの参加を制限します。以降、新しいプレイヤーが参加することができなくなります。
なお、何らかの理由でホストプレイヤーがオフラインになると、自動的に残りのプレイヤーの中から新しいホストプレイヤーが選ばれます。
キーボードショートカット一覧
- Esc Key : メニューに戻る
- [ESC]キーを押すと、現在のシーンを終了して、メインメニューに戻ります。
- F Key : 視点切り替え
- [F]キーを押すたびに、視点をFPVカメラまたは操縦者視点(line of sight)カメラに切り替えます。
- B Key : バッテリー充電
- バッテリーシミュレーションが有効になっているときに[B]キーを押すと、バッテリーがフル充電になります。 ただしレース中には、この機能は使えません。
- 1,2,3,4 and 5 Keys : フライトモード切り替え
- [1]-[5]キーを押すと、フライトモードを切り替えます。 「QUAD SETTINGS」メニューの「Flight Controller」で「BetaFlight」を選択しているときには、 [1]キーを押すとAngleモード、[2]キーを押すとHorizonモード、[3]キーを押すとRateモードになります。
- Pg Up | Pg Down Keys or - | = Keys : カメラの角度変更
- [Page Up]/[Page Down]または[-]/[=]キーを押すと、ドローンのFPVカメラの角度を上下します。 市販製品では約30度に設定されていることが多いようです。高速に飛行できるトラックでは、角度をより大きくすると見やすくなります。
- Home Key or + Key : カメラの角度リセット
- [Home]または[+]キーを押すと、ドローンのFPVカメラの角度を0度(水平)にリセットします。
- R Key : 移動/位置のリセット
- レース開始前に[R]キーを押すと、ドローンがスターティンググリッドに移動します。 レース中、クラッシュしたときに[R]キーを押すと、ドローンが最後に通過したゲートに移動します。
- End Key or Backslash Key : 画面キャプチャ
- [End]または[\]キーを押すと、ゲームの画面をキャプチャして「ドキュメント」フォルダの下にPNG形式で保存します。 ただしメニュー画面はキャプチャできません。
- T Key : 飛行経路
- [T]キーを押すたびに、ドローンの飛行経路を示す光の「尾」を表示または非表示にします。
- H Key : クロスヘアカーソル
- [H]キーを押すたびに、画面の中央にクロスヘアカーソルを表示または非表示にします。 主にCombatゲームモード(オプションコンテンツ)用の機能です。
- Shift H Key : クロスヘアカーソルデザイン
- クロスヘアカーソル表示中に[Shift]+[H]キーを押すと、カーソルのデザインを切り替えます。
- C Key : チャット
- [C]キーを押すたびに、チャット画面を表示または非表示にします。
- S Key : 観客視点
- [S]キーを押すと、トラックに沿って複数設定されている観客視点(Spectator)カメラに切り替わります。 この時に[F]キーを押すとFPVカメラまたは操縦者視点(line of sight)カメラに戻ります。
- Spacebar : 発射
- マルチプレイヤーモードにおいては、下記[P]キーと同じ動作になります。 Combatゲームモード(オプションコンテンツ)では武器を発射します。
- P Key : プレイヤーカメラ切り替え
- マルチプレイヤーモードでFPVカメラまたは操縦者視点(line of sight)カメラを使用中に、[P]キーを押すたびに、別のプレイヤーのFPVカメラまたは操縦者視点(line of sight)カメラに、次々と切り替えていきます。 画面下部に表示されるプレイヤーの名前をクリックしても、そのプレイヤーのカメラに切り替えることができます。 [F]キーを押すと自分のFPVカメラまたは操縦者視点(line of sight)カメラに戻ります。
- Insert | Delete Keys or [ | ] Keys : レンズ/画角(FOV)切り替え
- [Insert]/[Delete]または[[]/[]]キーを押すと、FPVカメラのレンズ切り替え、または画角(FOV)変更を行います。 「QUAD SETTINGS」メニューの「True Lens」が「true」の時はレンズの切り替えを行い、「false」の時はFOVを変更します。 FOVは通常115度~127度程度が一般的です。
- 0 Key : 画面表示
- [0(ゼロ)]キーを押すたびに、レース画面に表示されている各種数値を表示または非表示にします。
- V Key : 画角(FOV)リセット
- 「QUAD SETTINGS」メニューの「True Lens」が「false」の時に[V]キーを押すと、画角(FOV)を80度にリセットします。 「QUAD SETTINGS」メニューの「True Lens」が「true」の時は、何も起きません。
- A Key : レース開始/中止
- [A]キーを押すたびに、レースを開始または中止します。
- M Key : スティック表示
- [M]キーを押すたびに、コントローラースティックの状態を表示または非表示にします。
- I Key : アイコン表示
- [I]キーを押すたびに、つぎに向かうべきゲートの位置を示すアイコンと矢印を表示または非表示にします。
- Q Key : Quality ON/OFF
- [Q]キーを押すたびに、 「SCREEN SETTINGS」メニューの「Auto Adjust Quality」をYesまたはNoに切り替えます。 これはすべてのシーンに影響します。
- D Key : Quality Down
- [D]キーを押すたびに、「SCREEN SETTINGS」メニューの「Quality Level」を一段下げます。 これは現在のシーンだけに影響します。
- E Key : Quality Up
- [E]キーを押すたびに、「SCREEN SETTINGS」メニューの「Quality Level」を一段上げます。 これは現在のシーンだけに影響します。
- L Key : カスタムリセットポイントの設定
- [L]キーを押すと、現在のドローンの位置にカスタムリセットポイントを設定します。 そして[R]キーを押すと、ドローンがそこに戻ってきます。 シーンを切り替えるかホーム画面に戻るとカスタムリセットポイントは消去されます。 トラックの特定の一部分を繰り返し練習したいときに役立ちます。
- K Key : マイクのミュート(消音)
- [K]キーを押すたびに、マイクのミュート(消音)をONまたはOFFにします。
- F12 Key : FPS値表示
- [F12]キーを押すたびに、画面上部中央に現在のFPS値、平均FPS値、最低・最高FPS値、メモリー使用量を表示または非表示にします。
- Shift C : チャットパネルの位置リセット
- [Shift]+[C]キーを押すと、チャットパネルの位置をリセットします。
- Tab Key : ラップタイム、合計タイム表示
-
レース終了後に[Tab]キーを押すたびに、あなたのラップタイムと合計タイムを表示または非表示にします。
(表彰台) アイコンをクリックしたときと同じ内容を表示します。
- J Key : LEADERBORD UPDATE表示
- レース終了後、あなたのタイムがLEADERBORDにアップロードされたとき、[J]キーを押すたびに、LEADERBORD UPDATE画面を表示または非表示にします。 LEADERBORDが更新されなかったときには、何も表示されません(内容が空のLEADERBORD UPDATE画面が表示されます)。
- Shift L : 操縦者視点の設定
- [Shift]+[L]キーを押すと、現在のドローンの位置に操縦者視点(line of sight)カメラを設定します。
- W Key : 位置固定
- 飛行中に[W]キーを押すと、ドローンが空中の現在位置に固定されます。コントローラーを操作すると姿勢は変えられますが、位置は変わりません。 もう一度[W]キーを押すと、位置の固定が解除されます。
- F4 Key : プレイヤー参加許可
- [F4]キーを押すと、マルチプレイヤーモードで、待っているプレイヤーに参加を許可します。
- X Key : 発射
- [X]キーを押すと、Combatゲームモード(オプションコンテンツ)で武器を発射します。
- F1 Key : プレイヤー飛行経路表示
- NEMESISモードで、LEADERBORDからプレイヤーの飛行データを読み込んだ後に[F1]キーを押すと、読み込んだプレイヤーの飛行経路を表示します。 詳しくは 飛行経路を表示・解析する:より速く飛ぶために ご覧ください。
- F2 Key : 自分の飛行経路表示
- NEMESISモードでレース終了後に[F2]キーを押すと、自分の最後の飛行経路を表示します。 詳しくは 飛行経路を表示・解析する:より速く飛ぶために ご覧ください。
- F3 Key : 飛行経路解析モード
- NEMESISモードで自分の飛行経路を表示しているときに[F3]キーを押すと、飛行経路の解析モードに切り替わります。 詳しくは 飛行経路を表示・解析する:より速く飛ぶために ご覧ください。
- Left and Right Arrow Keys : 観客視点カメラ切り替え
- 観客視点(Spectator)カメラを使用中に左右矢印キーを押すと、複数の観客視点カメラを切り替えます。
- Up and Down Arrow Keys or Mouse Scrollwheel : 観客視点カメラのズーム
- 観客視点(Spectator)カメラを使用中に上下矢印キーを押すか、マウスのスクロールホイールを回すと、ズームイン/ズームアウトします。