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MEPS 85mm Tinywhoop - 100g未満の高性能フリースタイルマイクロドローン

MEPS 85mm Tinywhoopは、FPVドローンパーツのプロショップ MEPSKING が販売する、BETAFPV Meteor85のフレームをベースとした、離陸重量100g未満の高性能フリースタイルマイクロドローンキットです。
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MEPSKINGとは

MEPSKINGとは、FPVドローンパーツのプロショップです。 自社開発のモーター、FCを提供するだけでなく、世界の有名FPVメーカーのパーツも扱う、ワンストップのFPVドローンパーツオンラインショップです。 モーター開発では16年以上の歴史がありますが、パーツのオンラインショップとして本格的に活動を開始したのは2023年からと、比較的新しいショップです。

MEPS 85mm Tinywhoopとは

MEPS 85mm Tinywhoop
MEPS 85mm Tinywhoopとは、 MEPSKING が発売する、初級~中級者向けの FPVドローン のキットです。 BETAFPV社 のMeteor85フレームとキャノピーをベースに、MEPSKING社製の1103モーターと1S 15A AIO FCを組み合わせた組み立てキットです。 ホイールベースは85mmの手のひらサイズ。 VTXはアナログですが1200TVL高画質のCaddx Ant Nanoカメラを搭載しています。 受信機はBETAFPV社のELRS2.4G、VTXはHGLRC社製と有名どころのパーツで固めており、性能も期待できます。
バッテリーを除く重量は約55g。 450mAhの1Sバッテリー(約12g)を搭載しても、離陸重量は約67g程度。 離陸重量100g未満(バッテリー以外の取り外し可能な付属品の重量は含まない)に収まるので、 改正航空法の「無人航空機の飛行ルール」 の、重量が100g以上のドローンに適用される規制の対象から除外されます。 そのため監視オブザーバーを置くことなく、単独でFPV飛行が可能です。

モデルバラエティ


MEPS 85mm Tinywhoopシリーズには、モーターのタイプで11000KVと8000KVの2種類があります。 フリースタイルアクロバット飛行を楽しむなら11000KVモデル、ELRSの特徴を生かして長距離・長時間飛行を楽しむなら8000KVモデルを選ぶのが良いと思います。
また、Meteor65フレームを使ったインドア向けのTinywhoopキット MEPS 65mm Tinywhoop も発売されています。 主に屋内で楽しむなら、こちらもおすすめです。

MEPS 85mm Tinywhoopの紹介

PC この写真は梱包箱と同梱品一式です。 バラバラのパーツの状態で届きます。
組み立てには、はんだごてと#0のプラスドライバー、1.5mmのアーレンキー(六角ナット)が必要です。 また、FCをフレームに取り付けるためのネジ4本(M1.4、長さ5mm)も自分で準備する必要があります。 バッテリーは別売です。
PC パーツ一式の写真です。 上の行は左から、フレーム、キャノピー、ELRS受信機、カメラです。 下の段は左から、モーター4個、FC、VTX、プロペラです。 説明書類は一切入っていません。
PC キャノピーは、 BETAFPV Micro Canopy Lite (MEPSKING) です。 キャノピー自身と、幅の狭いカメラをキャノピーに取り付けるためのフレーム、そしてキャノピーをフレームに取り付けるためのネジ類が入っています。
PC ELRS受信機は BETAFPV ExpressLRS Lite Receiver (MEPSKING) です。 この受信機には、アンテナが接続できるU.FL ( IPEX / IPX ) コネクタを搭載したモデルもありますが、このキットに含まれるのは基板上にフラットアンテナを搭載したモデルです。 ELRS受信機自身と配線用ケーブル、そして配線後に基板を保護する熱収縮チューブ2個が入っています。
PC カメラは Caddx Ant 1200TVL Camera (MEPSKING) です。 Caddx Antにはアスペクト比4:3のモデルもありますが、キットに含まれるのはハイビジョンと同じ16:9のモデルです。 カメラ自身と配線用ケーブル、カメラの設定を行うジョイパッド、ネジ類、幅の広いフレームにカメラを取り付けるための19mmカメラフレームが入っています。
PC VTXは HGLRC Zeus Nano FPV VTX 350mW (MEPSKING) です。 VTX自身と配線用ケーブル、U.FL - SMAコネクタ変換ケーブル、ピッグテールアンテナ、そして配線後に基板を保護する熱収縮チューブ1個が入っています。
PC FCは MEPS SZ F411 15A AIO Flight Controller (MEPSKING) です。 対応するバッテリーのサイズは1S Lipoです。 FC自身のほかに、バッテリー接続ケーブル2種(BETAFPV BT2.0タイプとJST 2ピンタイプ)、ラバーダンパー(6個)が入っています。 しかし残念なことに、FCをフレームに固定するためのネジが入っていません。 Screws and Rubber Dampers (BETAFPV) などを別途調達する必要があります。
その他のパーツについては、
モーターは MEPS SZ1103 FPV Brushless Motor (MEPSKING)
フレームは BETAFPV Meteor85 2S Brushless Mini Quadcopter Frame (MEPSKING)
プロペラが Gemfan 2015 2-Blade Drone Propeller 1.5mm Shaft (MEPSKING) です。

MEPS 85mm Tinywhoopの買い方

MEPSKINGはパーツショップなので、キットも各パーツに分けて販売されています。 ドローン1機を組み立てるには、複数のパーツを選択してカートに入れていかなければなりません。
PC MEPSKING トップページから、メニューの[FPV Kit]-[Micro Drone]を選びます。
PC するとこのような画面になります。 85mm Tinywhoopまたは65mm Tinywhoopのどちらかを選びます。
あるいは下記のどちらかのリンクをクリックします。
PC するとこのような画面になります。 デフォルトで選択されているのは、85mm Whoop Kit #G/Frame+Propsです。 これはフレームとプロペラのみのパーツです。
PC 画面をスクロールすると、このようにパーツの一覧が表示されます。
モーターとFCは"Kit #E/11000KV"または"Kit #F/8000KV"のどちらかを選びます。
フレームとプロペラは"Kit #G(グレー)"または"Kit #H(ブラック)"のどちらかを選びます。
カメラとキャノピーは"Kit #I(ブラック)"または"Kit #J(ブルー)"のどちらかを選びます。
そして"Kit #K/VTX+Receiver"を追加します。
PC 各パーツを順に選択し、「ADD TO CART」ボタンを押していくと、この画面のようにパーツがカートに入ります。 画面右下の「VIEW CART | Checkout」ボタンをクリックすれば注文できます。
筆者の場合、注文から日本への商品到着にかかった日数は、約2週間でした。

MEPS 85mm Tinywhoopの組み立て方

MEPSKINGは、 組み立て方法を解説するビデオ をGoogle driveで公開しています。 まずはこれをご覧になることをお勧めします。

パーツの配線


各パーツの配線は、下図のように行います。
PC FCに、同梱されているバッテリーケーブルを取り付けます。 基板上の刻印に合わせて、[+]に赤いケーブル、[-]に黒いケーブルを接続します。
PC フレームにモーターを取り付けます。 4つのモーターを、同梱されている4本のネジで取り付けます。
PC フレームにFCを取り付けます。 基板上に刻印されている、白い矢印が示す方向が前方です。 先にFCに同梱されているラバーダンパーを基板に差し込み、そしてそれをフレームに差し込みます。 固定用のネジは別途調達する必要があります。
MEPSKINGが提供する 組み立て方法を解説するビデオ では、このタイミングでフレームにFCを取り付けていますが、先にFCにカメラ、VTX、受信機の配線を済ませたほうが良いかもしれません。
モーターのケーブルをFCに接続します。 FCの各辺に3つずつある3個の端子に、モーターの3本のケーブルを接続します。 あるいはモーターのケーブルにコネクタを取り付ければ、FCのソケットに差し込むだけで結線できます。 モーターのコネクタは、JST-XH 3P(1.25mmピッチ)です。
PC カメラをキャノピーに取り付けます。 カメラ側面の穴を、キャノピーの穴に合わせて、カメラに同梱されているネジで取り付けます。 ネジは1.5mmのアーレンキー(六角ナット)です。 一番短いネジがフィットします。
カメラとFCを結線します。 カメラに同梱されている3本のケーブルがついているコネクタを、FCの端子にはんだ付けします。 そしてコネクタをカメラのソケットに差し込みます。
VTXとFCを結線します。 VTXに同梱されている4本のケーブルを、まずVTXの端子にはんだ付けします。 そのケーブルの反対側を、FCの端子にはんだ付けします。
この段階で、FCにバッテリーを接続して、FPVゴーグルでチャンネルスキャンすると、カメラの映像が受信できます。
ELRS受信機とFCを結線します。 ELRS受信機に同梱されている3本のケーブルを、まずELRS受信機の端子にはんだ付けします。 そのケーブルの反対側を、FCの端子にはんだ付けします。
この段階で、電気的な組み立ては完了です。
ケーブルを整理し、キャノピーをフレームに取り付けます。 必要に応じてケーブルを結束バンドやテープを使ってまとめます。 そしてキャノピーに同梱されているネジで、キャノピーをフレームにねじ止めします。
Betaflight Configuratorを使って、FCを設定します。 モーターの回転方向、水平キャリブレーション、モードをセットします。
最後に、モーターにプロペラを取り付けます。 モーターの軸にプロペラの穴を合わせて、手で押し込みます。 プロペラの方向に注意してください。

MEPS 85mm Tinywhoopの仕様

MEPS 85mm Tinywhoop Specification
itemdescription
ManufacturerMEPSKING
Flight Time5-7min
Wheelbase87.7mm
Props Gemfan 2015 2-Blade Drone Propeller 1.5mm Shaft (MEPSKING)
Size: 2.0 inch, Pitch: 1.5 inch, Mounting Holes: M1.5
Motors MEPS SZ1103 FPV Brushless Motor (MEPSKING)
KV: 8000kv/11000kv, Rated Voltage(Lipo): 3S
Weight About 55g
Frame BETAFPV Meteor85 2S Brushless Mini Quadcopter Frame (MEPSKING)
FC & ESC MEPS SZ F411 15A AIO Flight Controller (MEPSKING)
Input Voltage: 1S Lipo, Firmware: BLHeli 32 & MEPSF411
VTX HGLRC Zeus Nano FPV VTX 350mW (MEPSKING)
Built-in Microphone, Input voltage:DC 5V, Antenna interface: ipex, Output power: PIT/25/100/200/350mW, Standard 40 channels. A/B/E/F/R frequency group, Frequencies: 5.8GHz
RX BETAFPV ExpressLRS Lite Receiver (MEPSKING)
Range: About 600 meters, Telemetry Power: 17mW, Frequency Bands (Nano receiver 2.4G version): 2.4GHz ISM, Input Voltage: 5V, Antenna: Integrated SMD ceramic antenna
CAMERA Caddx Ant 1200TVL Camera (MEPSKING)
Horizontal Resolution: 1200 TVL, IMAGE: 16:9, Power Input: DC 5-25V
CANOPY BETAFPV Micro Canopy Lite (MEPSKING)
Tilt: 0-45°

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