Micro Drone 4.0 ドローンとは
Micro Drone(マイクロ・ドローン)4.0は、 重量わずか170グラムで、1080pフルHDカメラとジンバルを搭載したミニドローンです。
本機は航空法の規制対象です
本機は離陸重量が100g以上あるため 改正航空法の「無人航空機の飛行ルール」 の規制対象になります。 また、購入後は 「ドローン登録システム」への登録 が必要となります。 詳しくは下記をご覧ください。
本機は離陸重量が100g以上あるため 改正航空法の「無人航空機の飛行ルール」 の規制対象になります。 また、購入後は 「ドローン登録システム」への登録 が必要となります。 詳しくは下記をご覧ください。
ドローンの飛行ルールと規制・法律とは/小型無人機等飛行禁止法と改正航空法の解説
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最新情報
2020年08月21日: 生産は再開され、最初のバッチを生産完了した。 しかし不良率が高く、次のバッチの生産開始前までに、その原因を調査中。 これに伴いスケジュールも若干遅れて、10月に支援者に出荷予定。 またコントローラーの生産も始まっており、本体と同時に出荷される予定。 YouTubeに動画 Micro Drone 4.0 outdoor flight test が公開された。もっと見る
2020年04月13日: 引き続き工場は閉鎖中。あと2wほどでの再開を期待している。YouTubeに動画 Testing Video が公開された。
2020年03月21日: SDカードスロットの仕様はSDXCであることが明かされる。最大2TBまで使用できるかも。
2020年03月13日: 今後4-6週間のうちに工場の操業は再開される見込み。
2020年03月04日: 工場の操業再開を待つ間、ビデオ映像を改善中。カラーグレーディングの改善とプロペラに起因する振動の低減に取り組んでいる。
2020年02月27日: 新型コロナウイルスの影響で、工場は突然操業停止された。
2020年02月18日: テスト生産品の検査は完了。この調整結果を生産ラインに反映中。この後さらに数十個の生産を行い結果を確認する。
2020年02月11日: MD4チームによって、YouTubeに動画 Micro Drone 4.0 Production: Update #19 が公開された。
中国の旧正月開始前に、量産ラインにて300台分のテスト生産を完了。うち40台を完全に組み立て、検査と評価を実施中。 2月15日より順次出荷開始を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で工場が混乱している。 別途最新情報が展開される見込み。 なお発送前には、各支援者に、配送先住所の確認メールが送付される。 またリモートコントローラについても、ドローンと同時に発送される予定。
AIトラッキング機能については、当初は「Follow Me」機能と「360 orbit」機能の2つが使用可能。 この機能はスマートフォンアプリ側に実装されており、今後のアプリのアップデートで、順次機能を追加していく予定。
2020年01月08日: 1月7日よりラスベガスで開催されているCESに出展中。CESの訪問者たちによって、YouTubeに動画 Micro Drone 40 Extreme Fliers Booth CES 2020、 Micro Drone 4.0 at CES 2020、 Micro Drone 4.0: What Ever Happened to It? がアップされている。
2019年12月08日: 屋外飛行の様子をとらえた動画と パッケージの映像 が公開された。 ドローンからの映像は、まだジンバルのみ動作しており、電子式手ぶれ補正(EIS:Electronic Image Stabilization)は有効になっていない状態。 EISの有効化により、より安定した画像となる見込み。
また、最終仕様が更新された。 プロペラの大型化により、幅、奥行きともに3cmほど大きくなった。また重量が増加した。 バッテリ容量が縮小し、飛行時間が12分から10分に短縮となった。
2019年11月23日: 量産準備が完了した。今後30日で最初の量産と品質テストを行う。 生産開始から出荷までには60~120日かかり、2020年2月には出荷を開始できる見込み。
ロンドンのCommercial UAV Showで撮影された2分25秒の 動画が公開された。 動画の中でQuick Launch機能(電源ボタンのトリプルクリックで離陸)、とSelf-Hovering機能(光学センサーと気圧計で、操作の必要なく一か所でホバリングし続ける)を紹介している。
2019年11月16日: 最新のサンプルを工場から入手し、テストした結果は良好。 ようやく量産のスケジュールを立て始めることができる見込み。
2019年11月13日: ロンドンのCommercial UAV Showで撮影された最新の写真を公開。 こちら と こちら 。大幅にデザインが変わっている。
2019年11月3日: 出荷は12月になりそう。
2019年9月18日: パーツ全体の見直しを完了。2019年10月には量産開始を想定。 重量は200g以下を維持できる見込みだが、アームのサイズが若干大きくなるようす。
2019年7月27日: 予定出荷日が2019年10月に延期。
2019年7月16日: カメラの解像度は5百万画素で確定。 おすすめのSDカードは、クラス10(C10)かつ書き込み速度45MBit/s以上。ただし容量は32GB以下であること。
2019年7月7日: カメラの解像度について、5mp、8mp、12mpなど、さまざまなサイズのテストを行ったが、mpが大きくなってもビデオのピクセル密度が向上せず、レンズの焦点からぼやけていることが判明した。 代わりにビットレートを上げると、ビデオプロセッサの最適なパフォーマンスまでは、ビデオの画質が向上することが判明。 そのため、理想的なサイズは5mpと考えている。
2019年7月6日: バッテリーの充電は、各バッテリーに搭載したmicroUSBポートから直接行えるように仕様を変更。 ファームウェアのバージョンアップは、Wi-FiまたはSDカードから行う。 テストはさらに3週間ほどかかる見込み。 量産には、その後30~90日かかる見込み。 このため出荷時期は9月~11月頃になりそう。
2019年7月1日: 工場にて量産前の最終製造テスト中。 テストが完了次第量産に着手する予定。 出荷はここから30~90日かかる見込み。 このため最短で8月~10月に出荷される見込み。
概要・特徴
Micro Drone 4.0(マイクロ・ドローン 4.0)とは 2019年1月29日に クラウドファンディングサイト:indiegogoに登場した超小型の空撮向けドローンです。Extreme Fliersは2011年より複数の小型ドローンを開発してきましたが、第四世代目となる今回は1080pのフルHDカメラと2軸ジンバルを搭載しています。 さらに画像は本体搭載のSDカードに格納されるため、Wi-Fi転送での画像の乱れもなく、クリアな空撮ビデオが撮影できます。 重量が200g未満のため、ドローンの飛行ルール:改正航空法の制約も大幅に緩和されます。 GPSは搭載しませんが、画像認識によるReturn To Home機能を搭載する予定。 もちろん日本の 技術基準適合証明(技適):TELEC certification(総務省) をはじめ各国のフライトで必要な無線機器の認証も取得される予定です。 オプションバッテリは5/20より支援者には1個USD25で提供開始。 またプロペラガード、キャリングケース、各種補修パーツの開発も予定されており、今後順次支援者に公開される予定です。 FaceBookでMicro Drone 4.0をシェア(indiegogo) TwitterでMicro Drone 4.0をシェア(indiegogo)
Micro Drone 4.0の紹介(indiegogo)
Micro Drone 4.0用リモコン申し込みページ(indiegogo)
Micro Drone オフィシャルサイト(Extreme Fliers)
Micro Drone オフィシャルサイト(FaceBook)
Micro Droneシリーズを探す(Amazon.co.jp)
価格・リリース日・発売日
クラウドファンディングのバッカー(支援者)に対しては、支援の特典として当初は2019年6月リリース予定でしたが、開発が遅れています。 当初は1機$120(約1万3千円)で提供されていましたが、現在の提供価格は1機$165(約1万8千円)です。 これに送料(全世界一律$20)と関税がかかる見込みです。本プロジェクトは「Prototype Stage」のため、支援者にリリースされる製品と、一般発売される製品には差がある可能性があります。 早期に入手したい場合は、これを承知の上でバッカーとして支援・応援しましょう。
また、支援者への配布後には一般発売を予定しており、価格は$200(約2万2千円)以下となる見込みです。
ストレッチゴール
indiegogoのキャンペーンでは、多大な支援が集まった場合のストレッチゴールとして、以下の3つを実施する予定です。- その1:Professional Remote Control Handset
- 目標金額$500,000:すでに到達済み。
プロ志向の別売リモートコントローラーの開発です。
これを使うと超小型ドローンとしては異例の、電波到達距離が700ft(約200メートル)になります。
またプロ志向の多くの機能が盛り込まれる予定です。
支援者は$75(約8,400円)で申し込み可能。
一般発売は$150(約1万7千円)となる見込みです。
Micro Drone 4.0用リモコン申し込みページ(indiegogo)
- その2:Neurala AI tracking
- 目標金額$750,000:すでに到達済み。 画像処理技術のNeurala社と協力して、以下に説明する各機能を組み込みます。 これはすべての製品に組み込まれる機能で、追加の支払いは必要ありません。
- その3:MFi Integration
- 目標金額$1,500,000:すでに到達済み。
ドローンが撮影したビデオ映像を直接スマートフォンに取り込み、そのままFaceBook Live / YouTube Liveで中継放送する機能を搭載する予定です。
これもすべての製品に組み込まれる機能で、追加の支払いは必要ありません。
MFiとはMade For iPhone/iPad/iPodのことで、 アップル社のiPhoneシリーズの認証済みアクセサリとして正式登録することを意味します。 Android機ではこの機能の開発に特別な認証は必要ありませんが、iPod/iPad/iPhoneの場合はMFi認証を取らないとこの機能が実装できません。MFi認証とは?
Professional Remote Control Handset
Micro Drone 4.0は、ほかの市販ドローン同様、スマートフォンやタブレットにインストールしたアプリを使い、Wi-Fi接続でコントロールできます。 しかしシビアなコントロールにはやはりジョイスティックを搭載したコントローラーが必要。 Micro Drone 4.0では、他社の提供するコントローラー(スマートフォンとBluetooth接続するもの)の多くも使用可能な見込みで、 まもなくその対応リストが発表される予定です。そしてMicro Droneチームは、さらにプロ志向のユーザー向けに、このProfessional Remote Controlを開発することにしました。 下記のようなプロ志向の多くの機能が盛り込まれる予定とのことですが、現在詳細は不明です。 まもなくMicro Droneチームから詳細が発表される予定です。
- Customization Features
- Micro Drone 4.0をプロ向けドローンのように操縦できるようにするため、 電波到達距離の延長(最大700ft/213m)、デュアルパッチアンテナ・振動フィードバックの搭載、スマートフォンとの合体機能、ジンバルホイール機能の搭載、充電式バッテリーの内蔵 を実現します。
- Professional Features
- アプリを通して各ボタンをカスタマイズする機能が搭載されます。 例えばコントロールモード1~4の切り替え、写真撮影、ビデオ撮影などの機能が自由に割り当て可能となります。
- Comfortable Design
- 人間工学的デザインで、手のひらの上で快適に操作できるように設計されています。
Neurala AI tracking
ストレッチゴールその2で達成。 Neurala社による画像認識技術を用いた、下記の各種インテリジェント・フライトモードが搭載されます。- 360° Orbit
- 指定したポイントを中心として円軌道を飛行し、カメラは中心を向け、ピントは中心に合わせます。
- Follow Me
- 指定した距離と高度を保ちながら、ユーザーを自動的に追跡します。
- Cable Cam
- 離陸地点から、後ろ向きに遠ざかりながら飛行します。
- Land on Hand
- 人間の手を視覚的に認識し、広げた手のひらの上に着陸します。
- Sideways Dolly
- 横向きに飛行し、ホイール付きドリーカメラの挙動を再現します。
- Return Home
- ワンタップで、最初の離陸場所に自律的に戻ってきます。
- Gesture Controls
- 手/腕の動き(ゼスチャー)で操縦することができます。
Neurala社オフィシャルサイト
仕様
黄色のマーカーでマークした部分は、当初のアナウンスから変更された仕様(2019年12月8日に確定)。筐体 | レジン/カーボン複合材料 |
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サイズ | 150 x 150 x 50 mm (旧 4.7 x 4.7 x 1.6 インチ : 約 12 x 12 x 4 センチ ) |
重さ | 170 グラム (旧 4.2 oz : 約 119 グラム ) |
カメラ | SONY製, 1/2.3" CMOSイメージセンサー, F2.6, 500万ピクセル, 画角110度, 2軸メカニカルジンバル搭載 |
ビデオ撮影 | 1080p (1920 x 1080 pixel フルHD) 30fps, ビデオバッファにより10秒前のシーンから録画開始可能 |
写真撮影 | RAW, パノラマ, バースト(連写), タイムラプス, などの撮影が可能 |
Micro SDカードスロット | 搭載 (SDXC : ビデオ、写真保存用) |
マイクロプロセッサ | Qualcomm製 |
センサー | 慣性計測装置(IMU:inertial measurement unit), ジャイロ/加速度計, 気圧計, 位置計測用下向きカメラ |
モーター | ブラシ付きモーター, 故障時は交換可能 |
バッテリー | 1セル 3.7V 容量850mA LiPoバッテリー (旧 2セル(7.4V)高性能リチウムポリマー(LiPo)バッテリー, 容量1200mAh, 重量26グラム) クイックリリース機構で簡単に交換可能 |
充電 | 直接バッテリに接続したマイクロUSBケーブル経由で給電, USB-ACアダプタを使用, フル充電には45分必要 |
飛行時間 | 約10分 (旧 約12分) |
電波到達距離 | 400 ft (約 122 m) / 別売コントローラー使用時 700 ft (約 213 m) |
最高高度 | 電波到達距離と同じ |
最高速度 | 30 mph (約 48.28 km/h) |
コントローラー | 無料アプリをインストールしたスマートフォン/タブレット(Wi-Fi接続), 他社製コントローラーや別売コントローラーも使用可能(スマートフォンとBluetooth接続) |
FPVゴーグル | アプリの画面表示で対応、
スマートフォン用VRゴーグル
を使用。 (今のところ専用ゴーグル/市販ゴーグル対応は予定されていない) |
同梱品 | Micro Drone 4.0本体、 1 x Li-Poバッテリ、 1 x 充電器、交換用のプロペラ |
別売品 | 検討中:過去のMicro Droneシリーズ同様の品ぞろえになる予定 (交換用のプロペラ、モーター、バッテリー、その他補修パーツ) |