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MODEL MIXES設定項目の解説

ここではOpenTX/EdgeTXプロポのMODEL MIXES画面の設定項目を解説します。

MODEL MIXES画面の機能

INPUTS画面 で定義した入力機器(仮想チャンネル)を、受信機(機体)のどの物理チャンネルに送信するかを定義する画面です。 INPUTS画面からの入力値に対して、ウエイト(反応強度)、カーブ(反応曲線)、オフセットを設定して加工することができます。 複数の仮想チャンネルの出力値を、特定の比率(ウエイト)で混ぜ合わせて一つの物理チャンネルをコントロールしたり、一つの仮想チャンネルで複数の物理チャンネルを同時にコントロールすることもできます。

MODEL MIXES画面の解説

PC 「MODELメニュー」から「MIXES」画面を開くと、このような画面になります。
MIXES画面では、CH1~CH32の最大32チャンネル、最大64行の「行」が設定できます。
各フィールドの意味は、左から順に、下記の表に示す通りです。 いずれの項目も、 詳細設定画面 (後述)で入力します。
フィールド 項目 説明
1 Channel 「入力(仮想チャンネル)」を割り当てる物理チャンネル番号です。 「+=」「*=」「:=」と表示されている行は、この上の行に対してミックスされる「入力」であることを示しています。
2 Weight 入力値に乗算される「重み」(ウエイトまたはレート)です。 Sourceからの入力値には、( Weight値 / 100 )が乗算されます。
3 Input Name このチャンネルに割り当てられている「入力」です。 INPUTS画面 で定義した「入力」、またはスティックやスイッチなどが設定できます。
4 Mix name この「行」に名前を付けた場合はここに表示されます。 ひとつのチャンネルに複数の入力(=「行」)を割り当てたときに、それぞれの「行」を区別するために、名前を付けておくことができます。
5 Switch この「行」を有効にするためのスイッチです。 なにも指定されていないと空白になります。 「Mix name」が付与されている行には、スイッチは表示されません。

PC MIXES画面で任意のチャンネルにカーソルを合わせてENTERキーを長押しすると、このようなメニューが表示されます。 「Edit」を選ぶと、 詳細設定画面 が開きます。

MODEL MIXES設定項目の解説

MODEL MIXES screen
MIXES画面では、ひとつのチャンネルに複数の入力(=「行」)を割り当て、それらをミックスして出力することができます。 各「行」では、Weight, Offsetパラメーターを使って、入力の有効範囲(スケール)を定義することができます。 Weight, Offsetパラメーターを変更すると、MIXES画面の右に表示されているグラフに、有効範囲がリアルタイムに反映されます。 この「行」に割り当てたデバイスを最大に動かしたときに取りうる範囲が、グラフに表示されます。
項目 日本語 説明
Mix name 名称 この「行」に名前を付けることができます。6文字以内の英数字、空白、ハイフンで入力します。
ひとつのチャンネルに複数の入力(=「行」)を割り当てたときに、それぞれの「行」を区別するために、ここに名前を付けておくことができます。
複数「行」の割り当てについては ひとつのチャンネルに複数の入力を割り当ててミックスする をご覧ください。
Source 選択元 この「行」に割り当てる「入力」を指定します。 INPUTS画面 で定義した「入力」や、 スティック、スイッチ、ダイアル(Pot:Potentiometer)といった物理デバイスのほかに、MAX(常に100を返す定数)、Cyclic(Heli Setup画面で定義)、 トリムスイッチ 、他のチャンネルの値なども指定することができます。
なお、この項目を編集中にスティック、スイッチ等を動かすと、それが入力デバイスとして選択されます。
Weight ウエイト 入力値に乗算される「重み」(ウエイトまたはレート)を指定します。 Sourceからの入力値には、( Weight値 / 100 )が乗算されます。 編集中にENTERを長押しすると、 グローバル変数 を選ぶこともできます。 +500%~-500%の範囲で指定します。 ただしMIXESからの最終的な出力は+100%~-100%の範囲に丸められます。
たとえばここに50を設定すると、入力デバイス(例:スティック)を最大に動かしたときの値が-100~+100ではなく、-50~+50となります。
*負のWeight値を指定すると値を反転させることができますが、これは複数の「行」の混合(減算)のためだけに使い、MIXESからの出力を反転するのには使わないでください。 出力を反転させたいときは OUTPUTS画面 で指定します。
Offset オフセット 入力値に加算されるオフセット値を指定します。 Sourceからの入力値には、Offset値が加算されます。 編集中にENTERを長押しすると、 グローバル変数 を選ぶこともできます。 +500~-500の範囲で指定します。 ただしMIXESからの最終的な出力は+100%~-100%の範囲に丸められます。
たとえばここに10を設定すると、チャンネルの中央値(例:スティックから指を離したとき)の値が0ではなく、10となります。
Trim トリム含 この「行」の値に、 トリムスイッチ の調整値を含めるか含めないかを指定します。
この設定を有効にするには、 INPUTS画面 とMIXES画面の両方で、関連する入力のTrim欄が有効に設定されている必要があります。
Curve カーブ Sourceからの入力値に対する出力値を決める、反応曲線を指定します。 入力値は、ここで指定したカーブ(関数)に従って変換されます。 詳しくは MODEL CURVES画面の解説:カーブの使い方 をご覧ください。
Modes フライトモード この「行」を有効にするフライトモードを指定します。 ここになにも指定していないときには、すべてのフライトモードで有効になります。 フライトモードは、MODELメニューのFLIGHT MODES画面で設定します。
Switch スイッチ この「行」を有効にするためのスイッチを指定します。 ここになにも指定していないときには、常に有効になります。
*このチャンネルに複数の「行」を割り当てないときには、Switchを指定しないでください。
Warning 警告 この「行」が有効になったときにビープ音を鳴らすことができます。 OFFまたは鳴らすパターンを 1, 2, 3 から選べます。 ビープ音の鳴動を指定した場合は、この「行」が無効になるまでビープ音が鳴り続けます。
Multiplex 複数ミキサー この「行」が、同じチャンネルの、これより上に定義された有効な「行」に対してどのように影響を与えるかを指定します。
Add (+=)」を選ぶと、この「行」の入力値が加算されます。ただしWeightに負の数を指定していると減算されます。
Multiply (*=)」を選ぶと、この「行」の入力値が乗算されます。
Replace (:=)」を選ぶと、この「行」の入力値で置換されます。
複数「行」の割り当てについては ひとつのチャンネルに複数の入力を割り当ててミックスする をご覧ください。
Delay up/dn 遅延 この「行」の入力が変化するとき、それを出力する時間を遅らせることができます。 たとえば一回のスイッチ操作で、複数チャンネルの値を、時間をずらして順番に変化させるような場合のタイミング調整に使えます。
値が増加するときの遅延時間は「Delay up」で、値が減少するときの遅延時間は「Delay dn」で指定します。 どれだけ遅らせるかを「秒」で指定します。 0.0秒から25.0秒の範囲が指定できます。
Slow up/dn ゆっくり この「行」の入力が変化するとき、その出力値の変化速度を遅らせる(フェードイン/フェードアウトする)ことができます。 たとえばフラップの展開など、新しい値へゆっくりと遷移させる必要がある場合に使えます。
値が増加するときの変化速度は「Slow up」欄で、値が減少するときの変化速度は「Slow dn」欄で指定します。 -100%から+100%までの遷移にかける時間を「秒」で指定します。 0.0秒から25.0秒の範囲が指定できます。
これらの項目については、情報サイト OpenTX University RCdiy で詳しい説明を読むことができます。

ひとつのチャンネルに複数の入力を割り当ててミックスする

PC ひとつのチャンネルには、異なるデバイスや設定を定義した複数の入力(=「行」)を割り当てることができます。 そしてそれぞれに重みづけ(Weight)したり、加算、乗算などの演算を使ってミックスすることができます。 また、それぞれの「行」の有効/無効をスイッチで切り替えることができます。
図の例では、チャンネル2 に対して、Weightが 70, 10, -20 であるような、"ELEV00", "A-1", "THR-00"と名付けられた3つの「行」が定義されています。 そして"ELEV00"に対して"A-1"は加算、"THR-00"は乗算されます。 さらに"THR-00"はSBスイッチが下の時にのみ有効となります。
現在有効になっている「行」は、Weightが太字で表示されます。
PC MIXES画面でENTERキーを長押しすると、このようなメニューが表示されます。 「Insert before」または「Insert after」を選ぶと、新たな「行」が挿入できます。 ひとつのチャンネルに複数の「行」を割り当てることができます。
ひとつのチャンネルで複数の「行」が有効になったときは、それぞれのMultiplex欄の設定に従い、最初に定義されている「行」から順に加算、乗算が行われます。 もし「Replace (:=)」が指定された複数の「行」が有効になった場合は、最後に定義されている「行」の値が使われます。
そのチャンネルの全ての「行」が無効になったときは、出力値は中央値(0)になります。

OpenTX/EdgeTXプロポの使い方

OpenTX/EdgeTXの使い方

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