Bebop Droneでビデオ・写真を撮る方法
Bebop Droneの飛ばし方/FreeFlight Proの使い方はマスターしましたか? ここではBebop Droneでビデオ・写真を撮る方法を説明していきます。
Show this page in English
Parrot Bebop drone with Cherry brossoms : SAKURA DRONE
YouTubeで見る
ビデオ・写真の撮影
Bebop Droneは前方に搭載した魚眼レンズを使って、ビデオ・写真が撮影できます。 Bebop Droneの姿勢にかかわらず、カメラアングルを上下左右に振ることができます。 またBebop Droneには8GBのメモリが搭載されています。ビデオや写真はここに格納されます。 なお、AR.Droneと違って、垂直方向カメラではビデオ・写真は撮影できません。これは姿勢制御のみに使われます。画面上部中央右のコントローラーアイコンをタップするとフライト画面に戻ります。
- 動画モード
- 動画を撮影します。 をタップすると自動的に録画が始まり、 が点滅します。 をタップするたびに録画終了/録画開始となります。録画の一時停止はありません。 なお、録画開始から25分たつと、録画は自動的に停止します。 また をタップするたびにフルHD解像度の写真が撮影されます。
- 写真モード
- をタップするたびに4K高解像度の写真が撮影されます。 をタップすれば動画も撮影可能です。
- インターバルモード
- タイムラプスモードとも呼びます。一定間隔で自動的に写真を撮影します。 なお、インターバルモードのときは、動画の撮影はできません。
- DNG(Digital Negative)
- 無加工の魚眼画像、いわゆるRAW形式の高解像度画像です。 一枚のサイズは30MB程度になります。
- JPEG
- JPEG圧縮画像です。 一枚のサイズは3MB程度です。 写真モードで撮影した写真には、Exif情報にGPSで測定した緯度、経度、高度情報も書き込まれます。
- JPEG180
- DNG形式の画像をそのままJPEGに変換した魚眼画像です。 Exif情報にGPSで測定した緯度、経度、高度情報も書き込まれます。
内蔵メモリに撮影できる時間・枚数
内蔵メモリに撮影できるビデオの時間・写真の枚数は、設定した形式や撮影方法に依存します。 ビデオの場合、1秒間で約3.7MB、11分のフライトで約2.5GBの容量を消費します。 内蔵メモリ8GBのうち約0.8GBはシステム領域に使われているので、残り7.2GBには約2.8回分のフライトの動画が格納できることになります。 バッテリを2回交換したら、ビデオを取り出すか削除するようにしましょう。
カメラの向きを変える
Bebop Droneのカメラは前向きに固定されていますが、次の操作を行うと、撮影範囲を変えることができます。
- エース
- 右コントローラーを上下左右にドラッグしてカメラの方向を変更。
- 標準/ジョイパッド
- 画面を二本指で上下左右にドラッグでカメラの方向を変更。
夜景の撮影は?
残念ながらカメラの感度が低く、よほど明るいところでないとまともな絵は撮れません。
撮影中の姿勢について
Bebop Droneが撮影するビデオ・写真は、常に機体の姿勢を感知して、傾きが無いよう補正されます。 木に引っかかったり墜落して逆さまになっても、アクロバット飛行を行って宙返り中でも、撮影するビデオ・写真の映像は正しく上下・水平を維持し続けます。 このためアクロバット飛行を行っても、撮影されたビデオでは、それがほとんどわかりません。
撮影されるビデオ・写真の形式
ビデオの形式 | |
---|---|
Video | H.264 (MPEG4-AVC) 1080p、 毎秒30フレーム、 Level4.0のメインプロファイル |
Audio | なし |
Container | .mp4ファイルフォーマット |
写真の形式(FreeFlight Pro) | |
写真モード:DNG形式 | 4K解像度 3320x4096ピクセル DNG形式 (魚眼、GPS情報なし)、同時にJPEG180形式も撮影される |
写真モード:JPEG形式 | 4K解像度 4096x3072ピクセル JPEG形式 (ひずみ補正なし、GPS情報あり) |
写真モード:JPEG180形式 | 4K解像度 3320x4096ピクセル JPEG形式 (DNG形式と同じ魚眼、ひずみ補正なし、GPS情報あり) |
写真の形式(FreeFlight3) | |
動画モード | フルHD解像度 1920x1088ピクセル JPEG形式 (ひずみ補正あり、GPS情報なし) |
写真モード:DNG形式 | 4K解像度 3208x4608ピクセル DNG形式 (ひずみ補正なし、GPS情報なし) |
写真モード:JPEG形式 | 4K解像度 4096x3072ピクセル JPEG形式 (ひずみ補正なし、GPS情報あり) |
ビデオ・写真の取り出し
撮影したビデオ・写真をBebop Droneから取り出すには、Wi-Fi経由でiPod/iPad/iPhone(FreeFlight Proアプリ)にダウンロードする方法と、 USBケーブルでパソコンに接続してダウンロードする方法の2つがあります。
iPod/iPad/iPhoneにダウンロード
転送されたビデオ・写真は、iPod/iPad/iPhoneの (写真)に「Bebop Drone」というアルバムが作成され、そこに格納されます。
iPod/iPad/iPhoneに格納されたビデオ・写真は、他のビデオ・写真と同様、パソコンに取り出し可能です。
iPhoneで写真を楽しむ
パソコンにダウンロード(Windowsの場合)
ただし、パソコンからBebop Droneの内部メモリにファイルをコピーすることはできません。
パソコンにダウンロード(Macの場合)
Android File Transferのダウンロード(Android.com)
USB 経由でファイルを転送する(Google)
Parrot社によるビデオ撮影紹介ビデオ
YouTubeで見る
ビデオにGPSフライト情報を入れる
Parrotが提供する無料のオンラインサービス:PARROT CLOUDにサインアップしていると、 フライト終了後自動的に、GPSルート等のフライト情報が格納されたファイル(PUDファイル)がPARROT CLOUDにアップロードされます。 「Garmin Virb Edit」「FlightData Manager」という2つのフリーソフトを使うと、 Bebop Droneで撮影したビデオに、このフライト情報をオーバーレイ表示することができます。 詳しくは下記をご覧ください。自撮りする、セルフィーを撮影する
Neurala社が開発した「Neurala Selfie Dronie」アプリを使うと、Bebop Droneを使って自撮りができます。 指定した人または物体の周りを回りながら自動的に約10秒のビデオクリップを撮影してくれます。 詳しくは下記をご覧ください。-
Parrot ANAFI ドローン ウルトラコンパクト フライング 4K HDR カメラ PF728005
Parrot 2018-08-10 70700円
重量:320g/ 最大解像度:4K Cinema 24fps, 4K UHD 30fps/ 飛行時間:25分。 ANAFIはフライイング4KHDRカメラで、外出先でどこにでも持ち運べます。それは3秒以内で展開し、軽量のカーボン混合フレームで作られています。この超小型ドローンは25分の飛行時間を持ち、21MPという非常に高品質な写真を撮ります。USB-C充電システムのおかげで、いつでもどこでもバッテリーを充電できます。Anafiには折りたたみ式のコントローラー「ParrotSkycontroller3」と独自の180°垂直チルトジンバルが装備されており、ローアングルの撮影に最適です。前例のないこの機能は以前はレジャードローンでは見られませんでした。ANAFIは市場で最も小さく、最も静かなコンシューマドローンです。ANAFIは、あなたを普通の人から特別な人にします、家族や友人とシェアしましょう。"
(iPadシリーズ/iPhone/iPod touch用)
Parrot ANAFI 関連バッテリ・ケース・アクセサリを探す(Amazon.co.jp)