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Bebop Droneでビデオ・写真を撮る方法

Bebop Droneの飛ばし方/FreeFlight Proの使い方はマスターしましたか? ここではBebop Droneでビデオ・写真を撮る方法を説明していきます。
Parrot Bebop drone with Cherry brossoms : SAKURA DRONE
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ビデオ・写真の撮影

Bebop Droneは前方に搭載した魚眼レンズを使って、ビデオ・写真が撮影できます。 Bebop Droneの姿勢にかかわらず、カメラアングルを上下左右に振ることができます。 またBebop Droneには8GBのメモリが搭載されています。ビデオや写真はここに格納されます。 なお、AR.Droneと違って、垂直方向カメラではビデオ・写真は撮影できません。これは姿勢制御のみに使われます。
Bebop Drone ビデオの撮影方法は、設定画面の「ビデオ設定」画面で行います。 「動画解像度」では「720p(HD)」か「1080p(フルHD)」が選べます。 「動画画質」で、画質が切り替わります。 「標準」か「高画質」が選べます。高画質にすると、ビデオのサイズは標準の約1.5倍に増大します。 「画像周波数」で、1秒当たりの撮影コマ数(フレームレート)を指定します。 「ロール安定化」で、動画のロール(水平方向の傾き)を補正するか否かが選べます。 「Antiflickering mode」で動画のリフレッシュレートを指定します。 蛍光灯などの下で撮影するときのアンチフリッカーに効果があります。 撮影地の電源周波数に合わせます。関東(新潟県糸魚川、群馬、埼玉、山梨、静岡県富士川)より東では50Hz、西では60Hzを選びます。
Bebop Drone 「飛行&撮影」画面で、画面上部中央左のカメラマークをタップすると、撮影モードを「動画モード」「写真モード」に切り替えられます。 また画面上部中央右のスライダーアイコンをタップすると、各撮影モードの詳細設定画面に切り替わります。
Bebop Drone これが「動画モード」の詳細設定画面です。 画面中央下のゲージを左右にドラッグすると露出補正ができます。EV+1.5~EV-1.5の範囲で補正できます。
画面上部中央右のコントローラーアイコンをタップするとフライト画面に戻ります。
動画モード
動画を撮影します。 Bebop Drone take-off をタップすると自動的に録画が始まり、 Bebop Drone video が点滅します。 Bebop Drone video をタップするたびに録画終了/録画開始となります。録画の一時停止はありません。 なお、録画開始から25分たつと、録画は自動的に停止します。 また Bebop Drone photo をタップするたびにフルHD解像度の写真が撮影されます。
写真モード
Bebop Drone photo をタップするたびに4K高解像度の写真が撮影されます。 Bebop Drone video をタップすれば動画も撮影可能です。
インターバルモード
タイムラプスモードとも呼びます。一定間隔で自動的に写真を撮影します。 なお、インターバルモードのときは、動画の撮影はできません。
Bebop Drone 画面右上の「Auto Hz」と表示されている部分をタップすると、動画のリフレッシュレートが切り替えられます。
Bebop Drone 画面右上の「AWB」と表示されている部分をタップすると、ホワイトバランスが切り替えられます。 「白熱球」「日光」「曇天」「LED照明」から選べます。撮影場所の照明に合わせて切り替えます。 通常は「AWB(オート)」で良いでしょう。
Bebop Drone 「写真モード」の時は、画面上中央の「JPG」/「DNG」と表示されている部分をタップすると、撮影する写真のタイプが切り替えられます。
DNG(Digital Negative)
無加工の魚眼画像、いわゆるRAW形式の高解像度画像です。 一枚のサイズは30MB程度になります。
JPEG
JPEG圧縮画像です。 一枚のサイズは3MB程度です。 写真モードで撮影した写真には、Exif情報にGPSで測定した緯度、経度、高度情報も書き込まれます。
JPEG180
DNG形式の画像をそのままJPEGに変換した魚眼画像です。 Exif情報にGPSで測定した緯度、経度、高度情報も書き込まれます。
動画モードで撮影した写真は魚眼レンズ特有のひずみがない(ひずみ補正された)画像となりますが、 写真モードで撮影したDNG形式は魚眼レンズ画像がそのまま、JPEG形式は魚眼レンズのひずみをのこしたまま長方形に変換された画像となります。 またDNG形式で撮影すると、同じ画像がJPEG形式でも格納されます。
Bebop Drone これが動画モードで動作中に撮影した静止画です。ひずみ補正された画像です。
Bebop Drone これが写真モードで動作中に撮影したJPEG形式静止画です。魚眼レンズのひずみが残ったままの画像です。 左右に青いプロペラが写りこんでいるのがわかります。 高度13mからの撮影です。

内蔵メモリに撮影できる時間・枚数


内蔵メモリに撮影できるビデオの時間・写真の枚数は、設定した形式や撮影方法に依存します。 ビデオの場合、1秒間で約3.7MB、11分のフライトで約2.5GBの容量を消費します。 内蔵メモリ8GBのうち約0.8GBはシステム領域に使われているので、残り7.2GBには約2.8回分のフライトの動画が格納できることになります。 バッテリを2回交換したら、ビデオを取り出すか削除するようにしましょう。

カメラの向きを変える


Bebop Droneのカメラは前向きに固定されていますが、次の操作を行うと、撮影範囲を変えることができます。
エース
右コントローラーを上下左右にドラッグしてカメラの方向を変更。
標準/ジョイパッド
画面を二本指で上下左右にドラッグでカメラの方向を変更。

夜景の撮影は?


残念ながらカメラの感度が低く、よほど明るいところでないとまともな絵は撮れません。

撮影中の姿勢について


Bebop Droneが撮影するビデオ・写真は、常に機体の姿勢を感知して、傾きが無いよう補正されます。 木に引っかかったり墜落して逆さまになっても、アクロバット飛行を行って宙返り中でも、撮影するビデオ・写真の映像は正しく上下・水平を維持し続けます。 このためアクロバット飛行を行っても、撮影されたビデオでは、それがほとんどわかりません。

撮影されるビデオ・写真の形式


ビデオの形式
Video H.264 (MPEG4-AVC) 1080p、 毎秒30フレーム、 Level4.0のメインプロファイル
Audio なし
Container .mp4ファイルフォーマット
写真の形式(FreeFlight Pro)
写真モード:DNG形式 4K解像度 3320x4096ピクセル DNG形式 (魚眼、GPS情報なし)、同時にJPEG180形式も撮影される
写真モード:JPEG形式 4K解像度 4096x3072ピクセル JPEG形式 (ひずみ補正なし、GPS情報あり)
写真モード:JPEG180形式 4K解像度 3320x4096ピクセル JPEG形式 (DNG形式と同じ魚眼、ひずみ補正なし、GPS情報あり)
写真の形式(FreeFlight3)
動画モード フルHD解像度 1920x1088ピクセル JPEG形式 (ひずみ補正あり、GPS情報なし)
写真モード:DNG形式 4K解像度 3208x4608ピクセル DNG形式 (ひずみ補正なし、GPS情報なし)
写真モード:JPEG形式 4K解像度 4096x3072ピクセル JPEG形式 (ひずみ補正なし、GPS情報あり)

ビデオ・写真の取り出し

撮影したビデオ・写真をBebop Droneから取り出すには、Wi-Fi経由でiPod/iPad/iPhone(FreeFlight Proアプリ)にダウンロードする方法と、 USBケーブルでパソコンに接続してダウンロードする方法の2つがあります。

iPod/iPad/iPhoneにダウンロード


Bebop Drone FreeFlight ProアプリでBebop Droneに接続したまま画面中央の、Bebop Droneの容量表示部分をタップします。
Bebop Drone このようにBebop Droneの内部メモリに録画・撮影されたビデオ・写真の一覧が表示されます。 ダウンロードしたいビデオ・写真の右端の四角マークをタップします。 すると画面右下に「転送」、左下に「削除」が表示されます。 「転送」をタップすると・・・
Bebop Drone このようにBebop DroneからiPod/iPad/iPhoneへビデオ・写真の転送が始まります。 なお、ビデオなどサイズの大きいファイルはダウンロードに時間がかかります。パソコンを使った転送をお勧めします。
転送されたビデオ・写真は、iPod/iPad/iPhoneの (写真)に「Bebop Drone」というアルバムが作成され、そこに格納されます。
iPod/iPad/iPhoneに格納されたビデオ・写真は、他のビデオ・写真と同様、パソコンに取り出し可能です。

パソコンにダウンロード(Windowsの場合)


Bebop Drone
Bebop Droneの電源を入れ、microUSBケーブルでBebop Droneとパソコンを接続します。 microUSBのコネクタは電源ボタンの左上にあります。
Bebop Drone
しばらく待つとパソコンにこのような表示が現れ、接続が完了します。
Bebop Drone
するとエクスプローラーからBebop Droneの内部メモリがデジタルカメラのように見えます。 Bebop Droneのビデオ・写真を、パソコンにコピーしたり移動したり削除することができます。
ただし、パソコンからBebop Droneの内部メモリにファイルをコピーすることはできません。

パソコンにダウンロード(Macの場合)


Bebop Drone
Macでは、フリーソフトの「Android File Transfer」が必要です。 Android File Transferのダウンロードページ で「DOWNLOAD NOW」をクリックすると、「androidfiletransfer.dmg」というファイルがダウンロードされます。 これをクリックすると図のような画面になるので、左のアイコンを右のフォルダアイコンにドラッグするとインストール終了です。
Bebop Drone
Bebop Droneの電源を入れ、microUSBケーブルでBebop Droneとパソコンを接続します。 microUSBのコネクタは電源ボタンの左上にあります。
Bebop Drone
「Launchpad」から「Android File Transfer」を起動します。
Bebop Drone
このようにBebop Droneの内部メモリが見えます。 ここからFinderにビデオや写真をコピーしたり、右クリックメニューで削除したりできます。

Parrot社によるビデオ撮影紹介ビデオ
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ビデオにGPSフライト情報を入れる

Parrotが提供する無料のオンラインサービス:PARROT CLOUDにサインアップしていると、 フライト終了後自動的に、GPSルート等のフライト情報が格納されたファイル(PUDファイル)がPARROT CLOUDにアップロードされます。 「Garmin Virb Edit」「FlightData Manager」という2つのフリーソフトを使うと、 Bebop Droneで撮影したビデオに、このフライト情報をオーバーレイ表示することができます。 詳しくは下記をご覧ください。

自撮りする、セルフィーを撮影する

Neurala社が開発した「Neurala Selfie Dronie」アプリを使うと、Bebop Droneを使って自撮りができます。 指定した人または物体の周りを回りながら自動的に約10秒のビデオクリップを撮影してくれます。 詳しくは下記をご覧ください。
  • Parrot ANAFI ドローン ウルトラコンパクト フライング 4K HDR カメラ PF728005

    Parrot 2018-08-10 70700円

    重量:320g/ 最大解像度:4K Cinema 24fps, 4K UHD 30fps/ 飛行時間:25分。 ANAFIはフライイング4KHDRカメラで、外出先でどこにでも持ち運べます。それは3秒以内で展開し、軽量のカーボン混合フレームで作られています。この超小型ドローンは25分の飛行時間を持ち、21MPという非常に高品質な写真を撮ります。USB-C充電システムのおかげで、いつでもどこでもバッテリーを充電できます。Anafiには折りたたみ式のコントローラー「ParrotSkycontroller3」と独自の180°垂直チルトジンバルが装備されており、ローアングルの撮影に最適です。前例のないこの機能は以前はレジャードローンでは見られませんでした。ANAFIは市場で最も小さく、最も静かなコンシューマドローンです。ANAFIは、あなたを普通の人から特別な人にします、家族や友人とシェアしましょう。"

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    本体のみ
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