iPhoneでビデオを撮る/編集する方法
ここではiPhoneのカメラアプリでビデオを撮る/編集する方法方法を解説します。ビデオを撮る
iPhoneを縦に構えて撮影した動画は、縦長の動画として記録されます。
「写真」モードの時に (シャッターボタン) を右(上)にスライドして動画撮影を開始することができます。 ビデオはスライドしている間だけ撮影され、指を離すと撮影を停止します。 これをQuickTakeと呼びます。
このとき、指をカギマークまでスライドさせると「ビデオ」モードに切り替わり、指をはなしても動画撮影が続きます。
QuickTake機能は、iOS13以降にアップデートしたiPhone 11シリーズとSE(2020)以降、およびiOS14以降にアップデートしたiPhone XR, XS, XS Maxで使用可能です。
また、iOS14以降にアップデートしたデバイスでは、本体横にあるボリュームダウンボタンでもQuickTakeが開始できます。 (カメラ) が起動しているときに、ボリュームダウンボタンを押している間だけビデオが撮影されます。
動画撮影中に赤い四角をタップすると動画撮影が終了します。
動画撮影中に白丸マークをタップすると、同時に写真も撮ることができます(iPhone 5以降)。
動画撮影中に白い一時停止アイコンをタップすると、動画撮影を一時停止します(iOS18以降)。 1つのビデオで複数のショットを撮影することができます。
動画でも、写真同様画面を2本の指でピンチアウト/ピンチインするとデジタルズームが使用できます (iOS7以降)。
撮影するビデオの解像度、フレームレート(FPS)は (設定)- (カメラ)- [ビデオ撮影]メニューで選択します。
撮影可能な解像度、フレームレートはモデルとiOSバージョンにより異なりますが、最新モデルなら 4K/60fps の撮影も可能です。 ただし高解像度、高FPS値のビデオは、大量のメモリ容量も使用するので注意してください。
「サウンド収録」メニューでは、ビデオ録画時のサウンド収録方法を、ステレオ / モノラル から選べます。
また「オーディオ再生を許可」を (オン) にすると、ビデオ録画時に、そのときデバイスで再生しているオーディオを停止しません(iOS18以降)。 撮影中のビデオに、その場でBGMなどを加えることができます。
カメラのオプション
画面の[30]/[60]表示をタップすると、ワンタッチでフレームレート(FPS値)を切り替えることができます(iOS14以降)。
画面の[4K]/[HD]表示をタップすると、ワンタッチで解像度を切り替えることができます(iOS14以降)。
画面の[<]をタップするか、画面を左に向かってドラッグすると、アイコン一覧を表示することができます(iPhone 11&iOS13以降)。
各アイコンの意味は下記のとおりです。
または をタップすると、フロントカメラとリアカメラを切り替えることが出来ます(フロントカメラ搭載機種のみ)。
画面に写っている文字を読み取って、クリップボードにコピーしたり翻訳したり、金額を通貨換算することができます(iOS15以降)。 これの機能を Live Text (ライブ・テキスト)と呼びます。
写真やカメラに写っている文字を読み取る・翻訳する・通貨換算する Live Textの使い方
マクロ撮影(超広角カメラ)を使うと、被写体に2cmまで近寄ることができます(iPhone 13 Pro 以降の Pro モデル)。 このアイコンをタップすると、マクロ撮影の自動切り替えをON/OFFします。 自動切り替えをONにすると、被写体との距離に応じて、自動的に超広角カメラに切り替わります。 マクロ撮影は、写真、ビデオ、スローモーション、タイムラプスで使用できます。
(設定)- (カメラ)- [マクロ撮影コントロール]を (オフ) にすると、このアイコンは表示されなくなります。
レンズ切り替えによるズームの ON/OFFができます。長押しするとデジタルズームと併用した無段階ズームができます(望遠レンズ搭載モデルのみ。iPhone 7 Plus以降)。
ビデオの撮影フォーマットを ProRes形式 に切り替えます(iOS15.1以降にアップデートしたiPhone13以降のProシリーズのみ)。
撮影フォーマットの選択:HEIF/HEVC/ProRAW/ProRes
LEDフラッシュライトを 自動/オン/フラッシュオフ に切り替えることが出来ます(LEDライト搭載機種のみ)。 フロントカメラ使用時には画面が真っ白になり、それがフラッシュとして動作します(iPhone 6s / 6s Plus 以降)。
アイコンを長押しすると「自動/オン/フラッシュオフ」メニューが表示されます(iOS18以降)。
被写界深度の調整ができます。 シネマティックモードに切り替えてから操作します(iPhone13シリーズ以降)。
シネマティックモードの使い方 被写界深度とフォーカスを自在にコントロールする
露出補正値をマニュアル設定することができます。同じ露出補正値を使って複数の写真(シーン)が撮影できます(iOS14以降)。 さらに (設定)- (カメラ)- [設定を保持]-[露出調整]を (オン) にすると、アプリを閉じても露出補正値が保存されます。
撮影モードがビデオの時にアクションモードで撮影できます(iPhone14シリーズ以降)。 手ブレを強力に抑えることができます。
アクションモードの使い方 ビデオの手ブレを強力に抑える方法
撮影モードがビデオの時に空間ビデオ(3D立体ビデオ Spatial Video)が撮影できます(iOS17.2&iPhone15 Proシリーズ以降)。 空間ビデオは、MRゴーグル" Apple Vision Pro (アップル) "で再生できます。
空間ビデオ(3D立体ビデオ Spatial Video)を撮る方法
ビデオを編集する
このなかでビデオ/スローモーション/タイムラプス撮影には時間表示があります。 これをタップすると・・・
ビデオ再生画面で[編集]をタップするとこのような画面になります。 画面の下に表示されるタイムラインの左端、右端をドラッグすると、黄色いトリミングのコントロールバーに変わります。 これをドラッグすることにより、残す範囲を指定することができます。 範囲を決めたら[レ]をタップします。
すると[ビデオを保存](元の動画を上書き)または[ビデオを新規クリップとして保存](元の動画も残す)が選べます。
この他この画面では 写真の編集機能:マークアップ 同様各種パラメーター、フィルタ効果、傾き補正ができます。
iPhoneの写真・ビデオ編集機能とマークアップ機能の使い方
無料で使えるアップル社謹製のオフィシャルビデオ編集アプリケーション「iMovie」を利用すれば、より本格的な編集が可能です。(iPhone 4以降、iPad 2以降で使用可能)
iMovieを今すぐダウンロード