シネマティックモードの使い方 被写界深度とフォーカスを自在にコントロールする
シネマティックモードとは
シネマティックモードとは、ビデオ撮影モード一つで、任意の被写界深度を指定し、任意の場所にフォーカスを合わせて撮影できるモードです。 被写界深度を浅めに設定して、画面に映る被写体のフォーカスを順次切り替えていくことで、観客の視線を誘導することができます。 映画のような演出のビデオを撮ることが可能です。 さらに録画終了後にフォーカス位置を変更することができます。
iPhone でシネマティックモードを使う(アップル)
iPhone や iPad でカメラモードを使いこなす (アップル)
シネマティックモードが使えるiPhone
シネマティックモードが使用できるのは、iOS15以降にアップデートした、iPhone13シリーズ以降のみです。シネマティックモードの使い方
シネマティックモードを使うには、 (カメラ) アプリを開いて、撮影モードをスワイプして「シネマティックモード」を選びます。
撮影中に被写体をタップしていくことで、スムーズにフォーカスを切り替えることができます。 被写体をダブルタップすると、その被写体にAFトラッキング(オートフォーカス)を設定できます。 画面の任意の場所を長押しすると、そこに映っている被写体の位置にフォーカスをロックすることができます。
アイコンをタップすると、被写界深度(ピントが合う範囲)が調整できます。
アイコンをタップすると、露出が調整できます。
アイコンをタップすると、LEDフラッシュが設定できます。「自動」「オン」「オフ」から選べます。
それぞれの調整が済んだら、録画ボタンをタップして録画をスタートしてください。 録画中に被写体をタップしたりダブルタップしたり、長押しすることで、フォーカスを切り替えてください。
シネマティックモードで使用できるフレームレートは、24 / 25 / 30 fpsです。
シネマティックモードはドルビービジョン HDR に対応しています。
シネマティックモードで撮影したビデオは、後から (写真)アプリの編集機能 を使って、ビデオ全体の被写界深度や、各シーンのフォーカス位置を変更することができます。
タイムラインをドラッグしていくと、そのシーンにおける、フォーカスしている被写体には黄色い枠が、それ以外のiPhoneが認識した被写体には白い枠が表示されます。 白い枠、あるいはその他の被写体をタップすると、フォーカスしている被写体が変更できます。
編集時にも、画面のダブルタップでAFトラッキング、長押しでフォーカスロックが指定できます。
詳しくは、下記のアップルのサイトをご参照ください。
iPhone でシネマティックモードを使う(アップル)