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QNAP NASの修理を依頼する方法

ここではQNAP NASの修理を依頼する方法を紹介します。
なお、QNAP NASの使い方全般についてはQNAP NASの使い方をご覧ください。
  • QNAP実践活用ガイドブック~クラウド時代のネットワークストレージ活用術

    技術評論社 2017/10/20 2160円

    海外で定番のNAS「QNAP」の基本から応用までを1冊に!クラウドの浸透により,情報システムの世界が大きく変わりました。ネットワークストレージもその1つです。今では多くの企業がクラウドを活用したITビジネス戦略を採用しています。一方で,企業内システムではクラウドだけで情報を扱えるとは限りません。本書は,クラウド時代に最適なネットワークストレージ活用を目的に,企業内ストレージシステムを対象としたシステム構築・運用について解説します。扱う製品は,欧米での人気を誇り,ここ日本でも数年前からシェアを伸ばしている台湾メーカQNAPの製品群です。目的別・規模別による解説のほか,実際の製品を利用した構築・運用事例まで徹底的に解説します。

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QNAP社の問い合わせ窓口

NASをはじめとする、QNAP社の製品全般についての問い合わせは、 QNAP社のカスタマーサービス で受け付けてくれます。 問い合わせ1件1件についてチケットが発行され、クローズするまでテクニカルサポートスタッフが親身に回答してくれます。 ただし
  • 利用にはユーザー登録と、購入した製品の登録が必須です。ユーザー登録には企業名・連絡先などが必要です。
  • 質問は日本語でも良いですが、回答は英語です。
また、修理について尋ねると、購入した販売店またはディストリビューターに依頼するように言われます。 ただし販売店が修理を拒否した場合、または問題が発生した場合は、QNAP社のカスタマーサービスに連絡すると直接修理依頼の案内もしてもらえるようです。

保証期間

保証期間はエンタープライズデバイスが3年、SMBおよびHome/SOHOデバイスが2年。 一部の製品が5年間 (3年間のグローバル保証付き)です。

修理の依頼先

修理の依頼先は、原則として上記の通り、販売店またはディストリビューターとなります。 保証書などが手元にあれば、そこに販売店名などが書かれていると思いますので、そちらに依頼します。
厄介なのはAmazon.co.jpなど通販で購入した場合です。 Amazon自身は修理には対応してくれません。 Amazonで販売されているQNAP NASは、別の販売店がAmazonに納入して販売しているもので、修理もこの販売店に依頼することになります。 Amazonに納入している販売店のうち大きなものは 株式会社フォースメディア テックウインド株式会社 があります。
各販売店とも、自社が販売した製品のシリアル番号を記録しています。 このため出荷元と異なる販売店に修理を依頼しようとすると、断られることになります。 またAmazonは、どの製品がどの販売店から納入されたものかまでは把握していません。 箱などに販売店のシールが貼ってあった場合は、それを保存しておくのが良いと思います。
無事正しい販売店とコンタクトが取れ、修理を受け付けてもらえれば、あとは製品をサポート窓口に送付して修理開始となります。 修理には、購入年月日が確認可能な納品書のコピーが必要です。 Amazonで購入した場合は、[注文履歴]の画面から該当製品の注文履歴を見つけ、[領収書等]メニューから[領収書/購入明細書]を選び、領収書を印刷して同梱します。

修理にかかる時間

一例として、テックウインド株式会社への修理依頼の場合、 「修理納期は製品お預かり後、4週間程度のお時間を頂戴しております。」 とのことでしたが、実際には約3週間で返却されてきました。