MediaCoderの使い方
MediaCoderは、非常に多くの種類のビデオ、音楽ファイルに対応したファイル変換フリーソフトです。 DVD/Blu-rayディスクや、最近増えてきた1920x1080フルハイビジョンの動画もすんなりとiPod/iPad/iPhone用のMP4形式に変換することができます。ここでは、MediaCoderを使用したiPod/iPad/iPhone用の動画の作り方を説明します。
なお、iPod/iPad/iPhoneでビデオを楽しむ方法の全般については、 iPod/iPad/iPhoneでビデオを楽しむのページで解説していますので併せてご参照下さい。
もくじ
ダウンロードとインストール
Windowsで
[スタート]-[設定]-[システム]-[バージョン情報](Win11)
[スタート]-[設定]-[システム]-[詳細情報](Win10)
[スタート]-[Windows システム ツール]-[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[システム]
の画面を開くと、あなたがお使いのOSの情報が確認できます。 「エディション(バージョン)」や「システムの種類」を確認しておきましょう。
まずは MediaCoderのダウンロードページ から、MediaCoderをダウンロードします。
[MediaCoderトップページ]-[Download]とたどり、 “Get MediaCoder”欄の“Download MediaCoder”をクリックします。
MediaCoderトップページ
上で確認した、あなたがお使いのOSの種類に「64ビット」の記述があったときは「64bit版」が使用可能です。 そうでない場合、またはどちらか分からない場合は「32bit版」を使用します。 しかし「32bit版」の開発はすでに停止しています。
MediaCoder Full Edition download
するとようやくファイルのダウンロードが始まります。 ダウンロードすると"MediaCoder-x64-0.8.61.exe"といったファイル名のファイルが得られます。 これをダブルクリックするとインストールできます。
注意: ダウンロードはかならずXMedia Recodeのオフィシャルサイトから行いましょう。 これ以外の場所で配布されているものには、ウイルス混入などの危険があります。
起動と入力ファイルの指定
デスクトップにある、右のようなアイコンをクリックします。 または[スタート]-[MediaCoder]-[MediaCoder]をクリックすると起動します。
それでは早速変換を開始しましょう。 メニュー部分にある ボタンをクリックし、[Add File]メニューを選んで任意の動画ファイルを指定します。 あるいはMediaCoderのウインドウに、動画ファイルをドラッグ&ドロップしてもOKです。 AVI, MOV, MP4, DivX, XviD, FLV, WMV など、たいていの動画形式ファイルが入力可能です。
複数ファイルの一括変換
複数ファイルを一括で変換したい場合は、ここで動画ファイルをまとめて登録します。 複数の動画ファイルを[SHIFT]キーを押しながら選択し、まとめてドラッグ&ドロップしてもOKです。
暗号化されていない、あるいはDVDFab, AnyDVD, DVD43 などのツールで暗号化を解除した DVD/Blu-rayディスクを変換するときは、[Add Track]を選びます。 そして「Track Type」欄でタイプ(DVD/Blu-ray)を指定します。
つづいて、DVDを変換するときは「Disc Root / URL」欄でDVDドライブ名と、その下の「VIDEO_TS」フォルダを指定します。
すると画面下部に、そのディスクに含まれるトラック一覧が表示されます。
変換したいトラック、チャプタ、またはディスク全体(Whole Disc)を選択し、[Add]ボタンをクリックします。
Blu-rayについては、いろいろ試してみましたが、残念ながら読み込むことができませんでした。
この画面はMediaCoderのメインウインドウの後ろに隠れてしまうことがあります。 画面が表示されない場合は、MediaCoderのメインウインドウの位置を動かしてみてください。
なお、DVD/Blu-rayディスクを変換したい場合は、より詳細にディスクの変換方法が指定できる HandBrake または XMedia Recode のご利用をお勧めします。
市販のBlu-ray/DVDディスクや、BD/DVDレコーダでダビングした、コピーワンス/ダビング10プロテクトのかかった録画ディスクは暗号化されているため、XMedia Recode等のソフトで読み出すには別途暗号解除ソフトが必要となります。 ただし、Blu-ray/DVDディスクの暗号を解除し取り込むこと(リッピング)は2012年10月1日より違法となっています。各自の責任の上でご使用ください。
なお、ビデオカメラを使い、自分で撮影したビデオを焼き込んだBlu-ray/DVDディスクは暗号化されないので、暗号解除ソフトは不要です。もちろん違法でもありません。
Blu-ray/DVDの暗号解除
初期値では、入力ファイルの保存されている場所に、変換後の出力ファイルも格納されます。 これを変更したい場合は、図のボタンをクリックして、任意の保存先フォルダを指定します。
変換時に、ビデオとオーディオの巨大な中間ファイルが生成されます。 その保存フォルダが[File]-[Settings]-[Overall]-[Task]-[Working folder]で指定できます。 もしC:ドライブのディスク容量が少ないときや、C:ドライブにSSDを使用している場合は、より容量が大きい、また書き換えに強いハードディスクドライブを指定しましょう。
出力ビデオ形式の指定
つづいて動画の出力形式を指定します。 あなたが使用しているiPod/iPad/iPhoneに合わせて設定します。なお、iPod/iPad/iPhoneの各モデルが対応している動画の最高解像度については iPod/iPad/iPhoneに転送できるビデオ形式のコーナーをご参照下さい。
ビデオの指定(1):(1080p:HD/フルハイビジョン動画)
解像度1920x1080ピクセルの“フルハイビジョン(1080p)”動画を作る場合フルハイビジョン(1080p)動画は、2011年以降に発売された、iPhone 4S以降/iPad 2以降/iPad mini全モデル/5th iPod touch以降/3rd AppleTV以降だけで再生可能です。 (出力は720pとなりますが、第二世代モデルのAppleTVでも1080p動画を再生可能(OS Ver.5.0)です。)
「Profile」欄はHighを、Levelは4.1を選びます。
その他は初期値のままでOKです。
注意:元の動画が720x480ピクセル以下のSD/標準解像度の場合は、ハイビジョン動画に変換しても画質は向上せずファイルサイズだけが大きくなってしまいます。 元の動画がSD/標準解像度の場合は、出力もSD/標準解像度にしてください。
ビデオの指定(2):(720p:HD/ハイビジョン動画)
解像度1280x720ピクセルの“ハイビジョン(720p)”動画を作る場合ハイビジョン(720p)動画は、2010年以降に発売された、iPhone 4以降/4th iPod touch以降/iPad&iPad mini全モデル/2nd AppleTV以降だけで再生可能です。
「Profile」欄はMainを、Levelは3.1を選びます。
その他は初期値のままでOKです。
注意:元の動画が720x480ピクセル以下のSD/標準解像度の場合は、ハイビジョン動画に変換しても画質は向上せずファイルサイズだけが大きくなってしまいます。 元の動画がSD/標準解像度の場合は、出力もSD/標準解像度にしてください。
ビデオの指定(3):(480p:SD/標準解像度動画)
“SD/標準解像度”動画を作る場合。標準解像度のビデオは、動画の再生に対応したiPod/iPad/iPhone/AppleTVのすべてのモデルで再生可能です。
画質は「Video Bitrate」/「kbps」と表示されている欄で指定します。 初期値は平均1,000kbpsが指定されています。このままでもOKですが、高画質を望む場合はここの数字を大きくします。 このビットレートは、iPod/iPad/iPhoneの場合、Level 3.0 のベースラインプロファイルならは最大2,500kbpsまで指定可能ですが、 あまり高ビットレートを指定するとファイルサイズがやたら大きくなってしまいます。 iPod/iPad/iPhoneでの再生なら800~1,500kbps程度が良いでしょう。 高画質を望むなら、Rate Modeを「2-Pass」に、Bitrateを1,500~2,000kbps程度でお試しください。
「Profile」欄はBaselineを、Levelは3.0を選びます。
その他は初期値のままでOKです。
オーディオ、その他の指定
「Audio」タブを選び、図のように設定します(クリックで拡大します)。
「Format」欄にLC-AACを選択します。すると「Encoder」欄はNero Encoderが選択されます。
使用するオーディオトラックは「ID:」欄で指定します。通常は主音声が「ID:0」ですが、入力ファイルによって異なる場合もあります。
音質は右の「Nero Encoder」タブで選択します。 iPod/iPad/iPhoneの音声ビットレートの許容最高は160kbpsです。 青枠で囲った部分で、「Target Bitrate」「160」以下を指定してください。 動画ファイルの音声ビットレートを確認する方法は「ビデオファイルの形式を確認する方法」欄をご参照ください。
「Container」タブを選び「M4V」または「MP4」を選択します。
その他は初期値のままでOKです。
チャプター情報の設定
入力ソースのビデオがチャプター情報付きのMKV形式の場合は、そのチャプター情報を取り出してMediaCoderに取り込むことができます。 詳しくはMKVからチャプターを取り出すのページをご覧ください。
MKVからチャプターを取り出す
ファイルの拡張子は、必要に応じて「.mp4」か「.m4v」を選びます。 オーディオトラックに「AC3(サラウンド音声)」を含めたい場合は、拡張子は「.m4v」でなけれはいけません。 一方、オーディオトラックに「AAC」のみ指定する場合は、拡張子は「.mp4」でも構いません。
.mp4と.m4vの違い
「Picture」タブを選び、図のように設定します(クリックで拡大します)。
Resize欄
ここで、出力する動画の解像度を指定します。 あなたがお持ちのiPod/iPad/iPhoneに転送できるビデオ形式を指定して下さい。
フルHD/フルハイビジョン動画(1080p)を作る場合
元画像がフルハイビジョン動画で、変換後もフルハイビジョン動画としたい場合は、“1920x1080”を指定します。 フルHD動画(1080p)は、2011年に発売されたiPhone 4S/iPad2/iPad mini/第五世代iPod touch/第三世代AppleTV以降のモデルでのみ再生可能です。
(出力は720pとなりますが、AppleTV第二世代モデルでも実力で再生可能です(Ver.5.0))
HD/ハイビジョン動画(720p)を作る場合
元画像がハイビジョン動画で、変換後もハイビジョン動画としたい場合は、“1280x720”を指定します。 HD動画(720p)は、2010年発売の、第四世代iPhone,iPod touch/iPad/iPad mini/AppleTV以降のモデルでのみ再生可能です。 なお、元画像がハイビジョンではない場合は、下記の標準解像度動画を作る場合に従ってください。
SD/標準解像度動画を作る場合
SD/標準解像度動画にすれば、2007年秋以降に発売されたすべてのiPod/iPad/iPhone/AppleTVで再生可能です。
元画像が16:9のワイド画像の時は“720x400”または“720x480”を指定します。
元画像が4:3のSD画像の時は“640x480”を指定します。
Resizeに“720x400”を指定すると、フルハイビジョン動画は“720x405”の解像度で出力されます。 また“720x480”を指定すると“853x480”の解像度で出力されます。 2007年秋以降に発売されたiPod/iPad/iPhoneの仕様上の最大再生サイズは640x480ですが、実際にはここで示した各解像度の動画も再生可能です。
iPod/iPad/iPhoneだけでしか再生しない場合
パソコンやTVでの再生を行わず、iPod/iPad/iPhoneだけでしか再生しない場合は、各デバイスのの画面解像度にぴったり合わせたサイズを指定すると、解像度は低下しますが、ファイルサイズも小さく抑えられます。 iPadなら横幅1024ピクセル以下、第四世代以降のiPhone,iPod touchなら横幅960ピクセル以下、 その他のタッチパネルモデルなら横幅480ピクセル以下、クリックホイールモデルなら横幅320ピクセル以下を指定します。
第五世代iPodで再生する場合
2005年秋、2006年秋に発売された第五世代iPodで再生する場合は、出力解像度には横幅640ピクセル以下を指定する必要があります。 また、第五世代iPod用動画には、通称「iPodフラグ」と呼ばれる特殊な情報を書き込む必要があります。しかし残念ながらMediaCoderにはこの機能はありません。
第五世代iPodの説明
Frame Rate欄
iPod/iPad/iPhoneのフレームレートの許容最高は30fpsです。 もし、元の動画のフレームレートが30fpsより大きい場合は、青枠で囲った「Frame Rate」欄で29.970(=30000/1001)以下を指定します。 動画ファイルのフレームレートを確認する方法は「ビデオファイルの形式を確認する方法」欄をご参照ください。
Crop欄
画面の上下、左右の黒帯をカットしたい場合は、「Crop」欄で指定します。
iPod/iPad/iPhoneに転送できるビデオ形式
WMV(Windows Media Video)形式のファイルでは、変換結果のアスペクト比(縦横比)が狂う場合があります。 こんな時は「Resize」欄の画面サイズと、「Aspect Ratio」欄の指定をいろいろ変更して何度かトライしてください。
アスペクト比が16:9のワイド画面の動画の場合は、「Aspect Ratio」欄に「Set Display AR」「16:9」を設定します。
アスペクト比が4:3の標準画面の動画の場合は、「Aspect Ratio」欄に「Set Display AR」「4:3」を設定します。
画面サイズは「Resize」欄の縦方向のピクセル数と、アスペクト比で決まるようです。 たとえば「Resize」欄に“720x480”、「Aspect Ratio」欄に「16:9」を設定すると、出力画像は“853x480”( 853 = (16 / 9) x 480 )となります。
もとの動画のボリュームが大きすぎる/小さすぎる場合は、変換時にボリュームを調整することが出来ます。 「Sound」タブの「Gain」欄に正の数を入れるとボリュームが大きく、負の数を入れると小さくなります。 まずはプラスマイナス10dB程度を指定して変換してみてください。
「Preview」タブを開くと、右の「Summary」欄に、変換後の動画の設定情報が一覧表示されます。希望通りになっているか確認しましょう。 また、左の「Mode」欄を「Framed」にするとウインドウ内で、「Windowed」にするとウインドウ外で、変換中のシーンが表示されます。
変換の実行
ここまで設定ができたら変換を開始しましょう。 画面の ボタンを押すと[Preview]画面に変換中のシーン表示しながら変換が始まります。 ここで不都合が見つかった場合は、 ボタンを押して変換を中断してください。 そして「出力ビデオ形式の指定」からの設定をやり直した上で再度変換を行ってください。
変換を開始するとエラーになる?
パソコンにインストールされている各種コーデックのバージョンや設定の違いなどによりエラーが発生することがあります。 これを回避する最も確実な方法は、Windowsをクリア再インストールした上で、ビデオ変換ソフトとしてMediaCoderのみをインストールすることです。
変換中は、ウインドウの中央部に青いプログレスバーが表示され、進捗状況を示しています。 また、ウインドウ上部の入力ファイルのリスト部分にも、現在の進行状況が%で表示されます。
変換できない!?途中で止まってしまう!?
入力ファイルによっては、最後の数秒を残して変換が停止してしまう場合があります。このときはそのまましばらく放置してみてください。 もし10分以上放置しても終了しない場合は、多くの場合そのファイルの変換に失敗しています。
こんな時はパソコンを再起動して、そのファイルだけで再度変換してみてください。
あるいは最新版のMediaCoderにバージョンアップしてみてください。 MediaCoderは頻繁にバージョンアップされています。時々MediaCoderのダウンロードサイトをチェックして、最新版が出ていないか確認してみてください。
また、入力ファイル/フォルダ名に日本語(全角文字)が混じっていると上手く変換できないことがあります。この場合は入力ファイル名を半角英数文字に変更してみてください。
さらに入力ファイルのエンコード形式によっては上手く変換できないことがあります。
長時間または多数の動画を連続して変換していると、このようなダイアログが表示されることがあります。 これは、開発者への寄付を促す物で、実際に寄付をするか否かは自由です。
寄付を行わずに使い続けるには、画面下部のボックスに、提示された数式の回答を入力し「Continue」ボタンをクリックすればOKです。
[Donate Now]をクリックして25ドル以上の寄付を行うとIDが発行され、これをID欄に入力すると以降はこの画面は表示されなくなります。
このような画面が表示されたら変換終了です。 最初に指定した出力先フォルダに“[ファイル名].m4v”(または.mp4)という名前のファイルができているはずです。 これがお目当ての変換済みファイルです。 [ファイル名]の部分は入力ファイル名と同じになります。 ただし、日本語のファイル名は一部欠けたりする事があります。
iTunesへの動画の登録と整理の方法については、 ビデオをiTunesに登録する/動画の整理のしかた のページでより詳しく紹介していますので、あわせて参照してください。
ビデオをiTunesに登録する/動画の整理のしかた
再変換を行うと、前回の出力結果には、ファイル名の後ろに「.bak」が付与されて保存されます。
入力ファイル名をクリックして、 ボタンを押すか、右クリックメニューで「Remove Selected Item」を選択するとリストから削除できます。
MediaCoderの出力サイズ・画質
Blu-ray(ブルーレイ)の30分番組(実質24分11秒)の“.m2ts”ファイルを、iPad向けの動画に変換した場合のファイルサイズと画質を調べてみました。画面サイズ(ピクセル) | ビデオ(bps) | 出力ファイルサイズ | 画質 |
---|---|---|---|
1280 x 720 MPEG4 Main L3.1 | 1,500kbps | 305,875,410 bytes | ○ |
1280 x 720 MPEG4 Main L3.1 | 2,000kbps | 401,960,684 bytes | ◎ |
1280 x 720 MPEG4 Main L3.1 | 2,500kbps | 499,945,994 bytes | ◎ |
通常は1,500kbpsでほぼ問題ありませんが、動きの激しい部分でまれにモスキートノイズが見られる事があります。 永久保存にするにはちょっと役不足です。 Blu-rayの画質の美しさを残すには、2,000kbpsは必要な感じです。
MediaCoderの変換速度
変換にかかる時間は、パソコンの性能やソースの動画に依存しますが、SD画像で軒並み元の動画の再生時間とほぼ同じ、HD画像で再生時間の2倍程度です。あまりにも時間がかかりすぎる場合は、パソコンの性能不足が考えられます。 動画の変換は、パソコンで行う作業の中でも特に高負荷な作業となります。初心者向けパソコンでは十分な性能が得られないことがあります。 高速なCPUと大容量のメモリを搭載した高性能パソコンに買い換えてください。
変換結果をパソコンで確認する
iPod/iPad/iPhone用のMPEG4形式ビデオなどを再生するのに便利な、フリーのプレイヤーソフトがいくつかネットで公開されています。 これらのソフトを利用すると、変換結果をパソコンで確認することができます。 詳しくは、iPod/iPad/iPhoneのビデオをパソコンで楽しむのページをご覧ください。
iPod/iPad/iPhoneのビデオをパソコンで楽しむ
変換したビデオがiPod/iPad/iPhoneで再生できない!?
まれに、ここで説明した手順で変換したビデオが、iPod/iPad/iPhoneで再生できないことがあります。 iTunesからiPod/iPad/iPhoneに転送するときにこのようなエラーがでて、転送できない場合があります。これは、変換したビデオのプロファイル、解像度、オーディオフォーマットその他が、iPod/iPad/iPhoneの許容範囲を超えてしまった場合に発生します。 たとえば、ソースによっては、出力形式にフルHD解像度(1920x1080)を指定すると、その変換結果が1920x1088になってしまう場合があります。 iPod/iPad/iPhoneは1080pまでにしか対応していませんから、1088pは再生不可能です。こんなときは解像度を少し下げて再変換する必要があります。 MediaInfoなどのツールを使って、丹念に変換後のビデオの仕様をチェックしてみましょう。 MediaInfoの使い方についてはiPod/iPad/iPhoneに転送できるビデオ形式のページをご覧ください。
なお、iPod/iPad/iPhoneの各モデルが対応している動画の最高解像度については iPod/iPad/iPhoneに転送できるビデオ形式のコーナーをご参照下さい。
MediaInfoダウンロードページ
iPod/iPad/iPhoneに転送できるビデオ形式