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Blu-ray/DVDの暗号解除

市販のBlu-ray/DVDディスクや、BD/DVDレコーダでダビングした、コピーワンス/ダビング10プロテクトのかかった録画ディスクは暗号化されています。 このため、HandBrakeImgBurn等のディスク読み取り・動画変換ソフトで読み出すには暗号解除ソフトが必要となります。
なお、iPod/iPad/iPhoneでビデオを楽しむ方法の全般については、 iPod/iPad/iPhoneでビデオを楽しむのページで解説していますのであわせてご参照下さい。

暗号解除ソフトのいろいろ

読み出そうとするBlu-ray/DVDディスクによっては、特定の暗号解除ソフトでは解除できない場合もあるようです。 そのときは他の暗号解除ソフトも使用してみて下さい。

DVDFab Passkey Liteの使い方

DVDFab Passkey Liteは、30日間無料で使用できるフリーソフトです。 DVD/Blu-rayディスクの暗号を解除、リージョンコードを除去することができます。 また、 有料版にアップグレード すると、1年/2年もしくは永久に使用し続けられます。
PC Passkey Liteのダウンロードページ から、“無料ダウンロード”ボタンをクリックしてダウンロードします。 ダウンロードすると“DVDFabPasskey9001.exe”といったファイル名のファイルが得られます。 これをダブルクリックするとインストールできます。 インストールが終わったら、最後にパソコンを再起動します。
PC DVDFab Passkey Lite インストールが終了して再起動すると、デスクトップには右のようなDVDFab Passkey Liteのアイコンが現れます。 これをクリックすると図のようなスプラッシュ画面が表示されます。
ライセンス欄で、あなたが所有しているライセンスが確認できます。
「DVDFab Passkeyを起動する」をクリックすると起動し、常駐します。
PC 図のようにDVDFab Passkey Liteが常駐しているのがわかります。
この常駐アイコンをクリックすると設定画面を開くことができます。 暗号の解除状況などが確認できます。
また、常駐アイコンを右クリックすると各種メニューが表示されます。 ここから常駐したPasskeyを終了させることもできます。
注意:BD/DVDライティングソフト使用時
ImgBurnなど、BD/DVDライティングソフトなどを使って、ディスクにデータの書き込みを行うときは、DVDFab Passkeyは終了させておきましょう。 さもないとディスクのベリファイ/コンペアを行うときにエラーとなる場合があります。 常駐アイコンの右クリックメニューから「終了」を選べばOKです。
従って、BD/DVDのコピーを行うときはオンザフライではなく、一旦パソコンにリッピングした後DVDFab Passkeyを終了し、そのうえで書き込みを行います。
参考:DVDFab Passkeyのバージョンアップ
DVDFab Passkey (Lite)は、常に最新のAACS/BD+暗号キーに対応するため、月1回もしくはそれ以上のペースで頻繁にアップデートされています。 通常最新版がリリースされたときはバージョンアップの通知が表示されます。 もし通知が表示されず、最近バージョンアップしていないときは、手動でバージョンアップしましょう。 DVDFab Passkeyのホームページ から最新版をダウンロードして、上書きインストールするだけでOKです。 ライセンスの再設定なども不要です。
PC DVDFab Passkeyが常駐している状態で、パソコンにBlu-ray/DVDディスクを入れると、画面右下に図のような表示が現れて、ディスクの暗号解除が始まります。
暗号解除にかかる時間はディスクによります。早い時は十数秒で完了しますが、数分~10分くらいかかる場合もあります。 気長に待ちましょう。この表示が消えると準備完了です。
Blu-rayディスクの場合は、エクスプローラーでディスクを見たとき「BDMV」「CERTIFICATE」「FAB!」の3つ、または「BDAV」「FAB!」の2つのフォルダが見えればOKです。 「AACS」というフォルダが見えているときは、まだ暗号解除が完了していません。
DVDディスクの場合は、エクスプローラーでディスクを見たとき「VIDEO_TS」というフォルダが見えて、さらにその中にいくつかの“.VOB”ファイルが見えればOKです。
暗号解除が済めば、フリーソフトのHandbrakeなどでBlu-ray/DVDディスクをiPod/iPad/iPhone用に変換したり、 ImgBurnなどでBlu-ray/DVDディスクをコピーしたり、単にエクスプローラーで“.m2ts”ファイルを取り出したりすることができます。
PC なお、設定画面を開くと、読み込んだBlu-ray/DVDディスクの情報などを見ることができます。 しかし特に設定などは変更する必要はありません。初期値のままでよいでしょう。

DVDFab Passkey Liteの有料版へのアップグレード

DVDFab Passkey Liteは、あとからライセンスを購入して、有料版/無期限版へアップグレードすることができます。

Passkey Liteの有料版ライセンスの種類

Passkey Liteのライセンスには、Blu-rayとDVDの両方に対応した「Passkey for DVD & Blu-ray」、Blu-rayのみに対応した「Passkey for Blu-ray」、DVDのみに対応した「Passkey for DVD」の3種類があります。 また有効期間も「1年間」「2年間」「無期限」の3種類があり、それぞれ価格が異なります。 各ライセンスは個別に購入して、あとから追加することも可能です。 たとえば最初「Passkey for DVD」のライセンスのみ購入し、あとから「Passkey for Blu-ray」を追加購入することも可能です。
ライセンス購入は DVDFabのストア・ページで 、支払いにはクレジットカードとビットコインが使えます。 購入にはユーザーID(メールアドレス)と任意のパスワードの登録が必要です。このIDとパスワードは、パソコンにライセンスを適用するときに必要です。忘れないようにしましょう。
時々ライセンスの無料配布や特別価格での販売を実施しています。 ライセンス購入時にはプロモーションのページもチェックしましょう。

有料版/無期限版へのアップグレード(Version 8以前)

オンラインでライセンスの購入手続を終えると、メールで"key.DVDFabPasskey"というライセンスファイルが送られてきます。 DVDFab Passkey Liteをインストール済みのパソコンでこれをダブルクリックするか、 "key.DVDFabPasskey"をテキストエディタに読み込んだうえで「レジストキーの入力」ボタンを押して、そこにコピペします。 そして最後にDVDFab Passkeyを再起動します。

有料版/無期限版へのアップグレード(Version 9以降)

PC
2016/09/04にリリースされたDVDFab Passkey 9からは、オンラインライセンス認証方式になりました。 オンラインでライセンスの購入手続を終えると、 DVDFabメンバーセンター の画面で、自分の保有ライセンスが追加されたのが確認できます。とくに購入完了のメールなどは届きません。
ライセンスの購入手続を終えたあと、DVDFab Passkeyを起動し、スプラッシュ画面の「アクティブ」ボタンをクリックして、購入時のメールアドレスとパスワードを入力します。 すると購入したライセンスが有効になります。 また、ライセンスの追加購入を行った場合も、単にDVDFab Passkeyを再起動するだけで、そのライセンスが有効になります。
もしパスワードを忘れたときは、 DVDFabメンバーセンター でメールアドレスを入力し、「パスワードを紛失した場合」をクリックすると、パスワードのリセット/再設定ができます。
注意:無料配布されたVersion 8の無期限版ライセンスの登録メールアドレスは、Version 9以降は使用できないようです。