iOSのバージョンダウン/ダウングレード手順
もし、過去にパソコンの
iTunesを使ってバージョンアップしていて、
古いiPod/iPad/iPhoneソフトウェアがパソコンに残っている場合に限り、
これを使ってiPod/iPad/iPhoneを「復元」することにより、iOSをバージョンダウンすることが可能です。
もくじ
ダウングレードの手順
iTunesのバージョンアップ/アップデート手順
iTunesのインストール手順
「iPhoneを探す」をオフにする方法
iPhoneをパソコン/iTunesに接続する方法
iPod/iPad/iPhoneのバックアップをとる方法
iPhoneを初期化(復元)する方法
iPod/iPad/iPhoneソフトウェアの格納場所については iPod/iPad/iPhoneソフトウェアの格納場所 をご覧ください。
復元後は「iPod/iPad/iPhoneを探す」を (オン)に戻します。
ダウングレードの注意点
- 復元を行うと、iPod/iPad/iPhoneの中のすべてのデータは消去され、工場出荷時の状態になります。
- ダウングレードができるiPod/iPad/iPhoneのモデル/バージョンは限られています。 すべてのiPod/iPad/iPhoneが、ここに示した方法でダウングレードできるわけではありません。
- 復元時には、iTunesは復元に使用するiPod/iPad/iPhoneソフトウェアが正規のものか否かを、アップル社のサーバーに確認(認証)しに行きますが、 アップル社は古いiOSソフトウェアの認証を逐次終了しており、このような場合はダウングレードできません。 最近ではこの認証の終了時期が早まっており、新バージョンリリース後1週間程度で、それまでのiOSへのバージョンダウンが出来なくなることも多いようです。
ベータ版iOSを、過去の最新正式版にダウングレードする場合
ベータ版iOSを使用しているときに、過去の最新正式版にダウングレードしたい場合は、ベータプログラムのプロファイルを削除したうえで リカバリ・モードを使います。 詳しくは下記をご覧ください。
パブリック・ベータ版iOSのインストール/アンインストール方法
初期化(復元)・バージョンアップに失敗したとき リカバリ・モード(DFUモード)の使い方
iPod/iPad/iPhoneソフトウェアの格納場所
過去にiTunesで、iPod/iPad/iPhoneをアップデートする時にネットワークからダウンロードしたiPod/iPad/iPhoneソフトウェアは、「○○○○.IPSW」といったファイル名で、下記のフォルダに格納されています。Windows10~7, Vistaの場合は
C:\Users(または[ユーザー])\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iPod Software Updates または iPad Software Updates または iPhone Software Updates
Windows XPの場合は
C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Apple Computer\iTunes\iPod Software Updates または iPad Software Updates または iPhone Software Updates
Mac OS Xの場合は
/Users/[ユーザー名]/Library/Application Support/iTunes/iPod Software Updates または iPad Software Updates または iPhone Software Updates
上で示した[Application Data/AppData]フォルダは隠しフォルダとなっているため、パソコンを購入した直後の状態では表示されません。 ここを表示するには、エクスプローラーの設定を変更する必要があります。
iPod/iPad/iPhoneソフトウェアをネットから入手する
IPSW Downloaderというサイトでは、 iPod/iPad/iPhone/Apple TVのiOSソフトウェアがダウンロードできます。 過去にアップルから公開されたiOSの各バージョンがそろっています。
IPSW Downloader