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「ホーム」アプリのオートメーションの作りかた・使いかた | ホームアプリの使い方

「オートメーション」機能を使うと、いろいろな条件を指定して、アクセサリを自動的にオン/オフすることができます。

オートメーションとは

オートメーションとは、いろいろな条件を指定して、アクセサリを自動的にオン/オフする機能です。 誰かが家に着いたら/家から出発したら(位置情報)、あるいは時間に従って、または温度計や湿度計、振動センサー、人感センサーなどの感知で、アクセサリを指定したオン/オフ状態に切り替えることができます。 また、Siriを使ってオートメーションの名前を叫ぶだけで、そのオートメーションを起動することができます。
なお、複数のアクセサリの状態を、ワンタッチで希望の状態に切り替える機能はシーンと呼びます。 シーンの使い方については 「ホーム」アプリのシーンの作りかた・使いかた のページをご覧ください。

オートメーションが無効になってしまう場合

機種変更の時など、iCloudからサインアウトすると、作成したオートメーションが無効(一時停止)になってしまいます。 こんな時はiCloudにサインイン後 (ホーム)アプリ の「オートメーション」画面から「有効」にするか、それでうまくいかないときは一旦そのオートメーションを削除して、作り直します。

オートメーションの設定1:家に帰ったら電灯をつける

まずは、家に帰ったら(iPhoneの位置情報が「自宅」になったら)、スマートコンセントをONにして、そこにつないだ電灯をつけてみます。
iPhone (ホーム)アプリの画面下のメニューから「オートメーション」を選びます。 そして画面右上の「+」をタップすると表示されるメニューから「オートメーションを追加」をタップします。
iPhone このような画面になります。 オートメーションを起動するトリガ(きっかけ)を選びます。 ここでは「人が到着」を選択します。
iPhone 「誰が」「どこに」「いつ」を選んでいきます。 今回「場所」は「自宅」に、「時間」は特に指定しないので「任意」としました。 「時間」を「夜間」にすると「日の出」から「日の入り」の間にはアクセサリが動作しないようにできます。
また「誰かが到着」欄の右にあるをタップすると、 (ホーム) に参加しているメンバーの中から、特定の人を選ぶこともできます。
そして「次へ」をタップします。
iPhone つづいてどの機器を操作するかを決めます。 ここでは「書斎」に設置したスマートコンセントの「Outlet1」を操作することにします。
そして「次へ」をタップします。
iPhone 最後に作成したオートメーションの確認画面です。
一番上のテキストボックスで、このオートメーションに好きな名前を付けることができます。
アクセサリの名前をタップすると、条件が成立したときに「オン」にするか「オフ」にするかを選べます。
「このオートメーションをテスト」をタップすると、すぐさま機器が動作します。
「オフにする」欄をタップすると、一旦オートメーションが有効になって「オン」となったコンセントを、何分後(最大4時間後)に自動で「オフ」にするかを指定できます。
設定に問題なければ「完了」をタップします。
iPhone 「オートメーション」が完成しました。 あとは条件が成立すると自動的に機器が動作します。
iPhone なお、この画面でオートメーションの名前を右から左にフリックすると「削除」ボタンが表示されます。 これをタップすると、オートメーションを削除することができます。

オートメーションを編集、一時休止、削除する

iPhone オートメーションの一覧画面で、オートメーションの名前をタップすると、その内容を編集することができます。 「このオートメーションを有効」を タッチパネル:OFF(オフ) にすると、一時休止できます。
iPhone この画面の一番下にある「オートメーションを削除」をタップすると、オートメーションを削除することができます。

オートメーションの設定2:暑くなったら扇風機を回す

今度は温湿度計の情報から、気温が25度を超えたらスマートコンセントをONにして、そこにつないだ扇風機を回してみましょう。
iPhone (ホーム)アプリの画面下のメニューから「オートメーション」を選びます。 そして画面右上の「+」をタップすると表示されるメニューから「オートメーションを追加」をタップします。
iPhone このような画面になります。 オートメーションを起動するトリガ(きっかけ)を選びます。 ここでは「センサーが何かを検知したとき」を選択します。
iPhone つづいてどのセンサーを利用するかを選びます。 ここでは「書斎」の「温度センサー」を利用してみます。
iPhone つぎにトリガーとなる値を指定します。 「上昇した」欄をタップして「25.0」度を選びます。
必要に応じて「時間」(昼間/夜間/時間の範囲指定)や、「メンバー」(誰かが/自分が、家にいるとき/いないとき)を指定することも可能です。 「メンバー」を指定しておけば、誰もいないときに扇風機を回すことが防げます。
iPhone つづいてどの機器を操作するかを決めます。 ここでは「書斎」に設置したスマートコンセントの「Outlet1」を操作することにします。 ここに扇風機を接続します。
そして「次へ」をタップします。
なお、ここで操作できるのはコンセントなので、接続する扇風機は、コンセントがオンになると回りだすようなタイプの製品でなければいけません。 USB ACアダプタを使うタイプのものが良いでしょう。
iPhone 最後に作成したオートメーションの確認画面です。
一番上のテキストボックスで、このオートメーションに好きな名前を付けることができます。
アクセサリの名前をタップすると、条件が成立したときに「オン」にするか「オフ」にするかを選べます。
「このオートメーションをテスト」をタップすると、すぐさま機器が動作します。
「オフにする」欄をタップすると、一旦オートメーションが有効になって「オン」となったコンセントを、何分後(最大4時間後)に自動で「オフ」にするかを指定できます。
設定に問題なければ「完了」をタップします。
iPhone 「オートメーション」が完成しました。 あとは条件が成立すると自動的に機器が動作します。