iPod/iPad/iPhone用の防水ケース
防水ケースを使えば、プールやビーチ、スキーやスノボ、そして温泉に自宅のお風呂、どこにでもiPod/iPad/iPhoneを連れて行くことができます。 その中でも、特に防水性能の高いケースを使えば、写真のようにシュノーケリング中に水中写真/ビデオも撮影できてします。 ここでは、そんな防水ケースを使って珊瑚礁での水中写真に挑戦したのでご紹介します。GDOME Mobile : あらゆるスマートフォンに対応したドーム式防水ケース
GDOME Mobileとは、6.5インチまでのあらゆるスマートフォン及び GoProなどのアクションカメラに対応したドーム式防水ケースです。 水深15ft(約5m)までに対応。ドーム式なので半水面写真(split shot)が撮れます。 また、スマートフォンを入れた状態でも水に浮きます。 フォームシートを交換することにより、将来にわたって機種変更しても使い続けることができる防水ハウジングです。詳しくは GDOME Mobileの解説ページ をご覧ください。
防水ケースカタログ
ここでは各モデル別専用の防水ケースを集めてみました。iPhoneシリーズは2016年発売のモデルからIP67等級の耐水能力を装備していますが、泳いだり入浴すること、水圧が強い水や流速が大きい水をかけることを禁止しています。 水辺で使用する場合は、防水ケースに入れることをお勧めします。
iPhone用防水ケース
iPad用防水ケース
その他デバイス用防水ケース
防水ケースの使い方
今回、 韓国 mpac+社 の開発した mpac+ Snorkel (エムパックプラス スノーケル) を購入してみました。 防水性能IP-68に対応し、水深10mまで対応しています。 一見すると、よくあるポーチ型のケースですが、特許取得済みの技術で水中でもタッチパネル操作ができるところが特徴的です。姉妹品として、水深200m防水に対応した mapc+ Dive (エムパックプラス ダイブ) も発売されています。
ブラックモデルとホワイトモデルの2つを購入しましたが、パッケージデザインが異なっていました。 パッケージのバージョンがいろいろあるようです。
この製品には、本体の透明カバーの内側に、空気が封入された「袋」が取り付けられています。 このおかげで、水中でもタッチパネルの前面に空間が作られて誤動作を防ぐとともに、指でこの「袋」を押し込むことで、水中でもタッチ操作が行えます(タッチ操作は水深5mまで)。 また「袋」の空気で浮力が確保されるので、水に浮きます。
「ダイブ」モデルでは、水圧に耐えるためのジェルが「袋」に詰められているそうです。
水中での「曇り」やスマートフォンが動いてしまうことを避けるため、しっかりケースを押して、中の空気を抜きます。 またケース内部は完全に乾燥している必要があります。さもないと水中に持ち込んだ時に曇りが発生します。 カメラ用の小さな乾燥剤 を一緒に入れるのも良いです。
なお、メーカーでは、使用する前には毎回、防水性能を確認するように勧めています。 旅行などに出発する前に、ティッシュペーパーを入れたうえで洗面所などで一時間ほど水に沈めて、中のティッシュペーパーが濡れないことを確認しておきましょう。
また、海から上がったら、まずケース(特に開口部付近)の水を十分に拭いたうえでiPhoneを取り出してください。 そして帰宅後は、 使用後のお手入れ を行ってからしまいます。
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mapc+ Dive エムパックプラス ダイブ
mpacplus 2018/8/21 8640円
「エムパックプラス スノーケル」との違いは耐水圧で、こちらは200m防水になります。深場での操作を可能にするジェルが表面に入っており、水中での操作は35mまでとなります。また付属のスマホ位置固定パッドによりケース内で遊んでしまう事が無く、さらにレッドフィルター搭載で 深場での「青被り」を自然な色味に補正し水中での写真撮影をバックアップします。
(iPhone/iPod touch用)
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mpac+ Snorkel エムパックプラス スノーケル
mpacplus 2019/6/16 2999円
IP68クラスの防塵・防水機能を有し、10メートルまで潜ることができ、5メートル未満ではスマホの画面操作も可能なシュノーケリング用防水ケースです。エムパックのスノーケル防水ケースは画面とカバーの間に空気の層を確保する特許技術により、水中でも画面操作ができるようになりました。 一定の空気を内部に保つことで水面までスマホが浮上します。
(iPhone/iPod touch用)
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Kenko 乾燥剤 ドライフレッシュ スティックタイプ
Kenko 515円
大切なカメラ、レンズ、メディア、PCなどをカビ、湿気、変質、変色から守る強力乾燥剤。 安価な乾燥剤の成分は「酸化カルシウム(Cao)」なのに対し、Kenkoの強力乾燥剤シリーズの成分は「B型シリカゲル」を使用している。 「シリカゲル」だから「天日干し」が可能。 極めて安全性の高い性質を持つB型シリカゲル(持続性シリカゲル)のため、長期間持続する吸湿力のほか、脱臭力にも優れている。
勝手にアプリが切り替わることを防ぐ
使用する防水ケースによっては、タッチパネルに水が触れると、タッチされたものと判別されて、あらぬ動作をしたり、勝手にアプリが切り替わってしまうことがあります。 アクセスガイド という機能を使うと、1つのアプリだけを有効にして、勝手にアプリが切り替わることを防ぐことができます。 さらにそのアプリの使用時間や操作可能な画面エリアを制限したり、サイドボタンやボリュームボタンの有効/無効なども設定できます。使用後のお手入れ
帰宅後は防水ケースも、水着やスノーケル機材とともに、お湯を入れたお風呂などに一晩漬けて「塩抜き」します。 その後真水でよくすすいだあと、一週間ほど干して十分に乾燥させます。ハードタイプのケースは、しまう前に、ふたの周りのOリング部分に シリコングリス を塗って潤滑状態を維持します。
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OLYMPUS シリコンOリング用グリス PSOLG-2
オリンパス 749円
シリコンOリングメンテナンス専用のグリス。5g入り。
スノーケリングの楽しみ方
スノーケリングに必要なものは、まずはマスク(水中メガネ)、スノーケル、フィン(足ひれ)のいわゆる「3点セット」。 マスク、スノーケルはスポーツショップでセット売りしている安いものも使えますが、初心者の人は、水面から顔を上げるだけで水が抜ける、弁が付いたものを使うのをお勧めします。 フィンは長いもののほうが大きな推力が出せますが、旅行で使うなら「AQA ショートトレッカー」など、持ち歩きが楽な短いものもあります。 これに岩場で足を保護してくれるスノーケリングシューズを合わせるのがおすすめです。 そしてホテルのカギを入れる防水ポーチやタオルなども入る防水バッグもあると便利。 あと、肌をサンゴ礁で傷つけず、日焼けから肌を守るために、水着の上からサーフィン用の長袖ラッシュガードを着るのがおすすめ。 海の水温によっては、ウエットスーツも必要です。南の島で泳ぐことが多いなら、厚さ2mmのウエットを一着準備しておくとよいと思います。 また初心者の人は、サンゴ礁に手をついてけがをすることがあるので、スノーケリング用グローブもあったほうが良いかも。 また事前にスノーケリングのガイドブックなどを読んで、マスククリア、スノーケルクリア、耳抜きなどのテクニックを学んでおきましょう。防水ケースで撮影した水中写真
試したのはサイパン、AQUA RESORT CLUB ホテルの沖にある珊瑚礁です。 ホテルのビーチから、遠浅の海をひたすら10分くらい沖に向かって歩き&泳ぐとリーフに到達します。 このリーフは外洋との境目に位置するため、常に澄んだ海水が流れ込み、素晴らしい透明度の海が楽しめます。 サイパン旅行記、アクアリゾートクラブでスノーケリング のページで、より詳しく紹介しています。せっかく南の島に遊びに行って、プールで遊んでばかりではもったいない。 シュノーケリングは、ほんのちょっとの知識と装備があれば誰でも楽しめますので、是非ともチャレンジして下さい。