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Apple Watchで音楽を楽しむ方法 ミュージックアプリの使い方

Apple Watchのミュージックアプリは、watchOS10でユーザーインターフェースが変わりました。 ここではこのミュージックアプリの使い方を説明します。

Apple Watchでの音楽の楽しみ方

Apple Watchでの音楽の楽しみ方には、次の方法があります。
Apple Music/インターネットラジオを楽しむ
デバイスがインターネットにつながっている場合には、 Apple Music とインターネットラジオを楽しむことができます。 ただしApple Musicは有料サブスクリプションサービスです。
操作するデバイスとしてiPhoneまたはApple TVを選択すると、そのデバイス本体またはそこに接続されたスピーカー/ヘッドフォンから音が出ます。
操作するデバイスとしてApple Watchを選択すると、 Apple Watchに接続したBluetoothヘッドフォン から音が出ます。 ただしApple Watchが直接、あるいはiPhone経由でインターネットにつながっている必要があります。
iPhoneに格納した音楽を楽しむ
Apple WatchをiPhoneのリモコンとして動作させることができます。 パソコンから iPhoneに転送した音楽 の再生を、Apple Watchでコントロールできます。 iPhone本体またはiPhoneに接続されたスピーカー/ヘッドフォンから音が出ます。
Apple Watchに音楽を転送して楽しむ
iPhoneから Apple Watchに転送した音楽 を楽しむことができます。 iPhoneを持ち歩くことなく、Apple Watch単体で音楽を楽しむことができます。
jj1bry.SA506 初期設定では、iPhoneで「最近聴いたミュージック」が自動的にApple Watchに転送されています(WatchOS4/iOS11以降)。 Apple Watchに接続したBluetoothヘッドフォン から音が出ます。
iPhoneに格納したプレイリストやアルバム、アーティストなどは、Apple Watchの画面でもすべて見えていますが、 Apple Watchに転送していない音楽を選択すると再生はスキップされます。 なおApple Watchに転送可能な容量は限られています(最大32GB)。

ミュージックアプリ操作方法の基本

iPhone ホーム画面から(ミュージック)をタップします。 すると 「今すぐ聴く」画面 となります。 あなたにお勧めのプレイリストがいくつか選択されています。
「今すぐ聴く」画面では、アートワークをタップするだけで再生が始まります。 自動的に選択されたお勧めの音楽が順に演奏されます。
iPhone 上の画面で左上にある「<」をタップするとメインメニュー画面が現れます。
「ラジオ」をタップすると、インターネットラジオを聞くことができます。
「ライブラリ」をタップすると、「プレイリスト」「アーティスト」「アルバム」「曲」を探して再生することができます。
この下にある「検索」からは、任意の音楽を検索することができます。

操作するデバイスを切り替える

Apple Watchのミュージックアプリは、iPhone/Apple TVの音楽再生のリモートコントロールと、Apple Watchに転送した音楽のコントロールが同時にできます(watchOS10以降)。 それぞれのデバイスから、同時に別の音楽を流すことも可能です。
iPhone 初めて再生ボタンをタップした時、あるいは再生デバイスが選択されていない時に画面右上の (演奏中) アイコンをタップした時には、このような画面(AirPlay画面)が表示されます。
デバイス名をタップすると、操作するデバイスが切り替わります。 Apple Watchに接続したBluetoothヘッドフォン、ペアリングしているiPhone、そして同じ家庭内LANに接続されたApple TVが選べます。
一番下にある「デバイスを接続」をタップすると、 Bluetoothデバイスの接続画面 が開きます。 Bluetoothヘッドフォンを選択すれば、Apple Watchに転送した音楽の再生がコントロールできます。

もともと AirPlay とは、メディアの出力先を切り替えるだけの機能ですが、Apple Watchでは操作対象の切り替えも同時に行われます。
iPhone 現在操作しているデバイスは、画面右上のアイコンについているマークで確認することができます。
が表示されているときは、Apple Watch(Bluetoothヘッドフォン)です。
が表示されているときは、iPhoneです。
が表示されているときは、AppleTVです。
どのアイコンも表示されていないときは、デバイスが選択されていません。 このときに音楽を再生しようとすると、上の画面(AirPlay画面)に切り替わります。
iPhone 画面右上の (その他) アイコンをタップすると、このような画面になります。 操作するデバイスを切り替えるには「AirPlay」をタップします。
iPhone Apple Watchに接続しているBluetoothヘッドフォンの名前が表示されています。 「その他のスピーカーとテレビを操作」をタップします。
なお、ここで「デバイスを接続」をタップすると、別のBluetoothヘッドフォンをApple Watchに接続することができます。
iPhone 上の画面で「その他のスピーカーとテレビを操作」をタップすると、このような画面になります。 コントロール可能なデバイスと、現在そのデバイスで再生されている音楽の曲名のリストが表示されます。 この画面をスクロールすると...
iPhone 操作可能な別のデバイスが表示されます。 これをタップすると、操作するデバイスが切り替わります。
iPhone アイコンが に変わり、操作対象がiPhoneに切り替わりました。 再生ボタンをタップすると、iPhoneのスピーカーまたはiPhoneに接続したヘッドフォンから音が出ます。
iPhoneに切り替える前に、Apple Watchの音楽を停止していないと、Apple Watch(Bluetoothヘッドフォン)からの音楽は鳴り続けています。
iPhone どれか一つのデバイスにしか格納されていない音楽を再生している時に、上の切り替え操作を行おうとしても「その他のスピーカーとテレビを操作」ボタンが表示されず、デバイスの切り替えは行えません。 その場合は、メインメニュー画面まで戻って、操作したいデバイスに格納されている音楽を選択の上、切り替え操作を行ってください。
Apple Musicおよびインターネットラジオは、デバイスがネットにさえつながっていれば、常にどのデバイスからでも再生できます。

「今すぐ聴く」画面の使い方

iPhone メインメニューから「今すぐ聴く」を選ぶと、このような画面になります。 アートワークをタップするだけで再生が始まります。 自動的に選択されたお勧めの音楽が順に演奏されます。
再生を開始すると、または画面右上の丸い (演奏中) アイコンをタップすると、 演奏中画面 に切り替わります。

演奏中画面

iPhone これが演奏中画面です。
デジタルクラウンを回すと、ボリュームを変更できます。
画面の下に並ぶコントローラーアイコンをタップすると、前の曲へ、次の曲へ、再生/一時停止が指定できます。
画面左上の「×」をタップすると、演奏中画面を閉じて、もとの画面に戻ります。
アートワークをタップすると、アートワークを拡大表示します。
iPhone 演奏中画面で、画面右上の (その他)アイコン をタップすると、このようなメニューが表示されます。
AirPlay」をタップすると、 操作するデバイスを切り替える ことができます。 音楽の出力先を変更したり、他のデバイスの音楽再生をコントロールできます。
次に再生」をタップすると、 「次に再生」画面 が開きます。再生順序のコントロールができます。
ライブラリに追加」をタップすると、Apple Musicからストリーミング再生中の曲を、デバイスにダウンロードします。 なお「ライブラリに追加」するには「iCloudミュージックライブラリ」を有効にする必要がありますが、これには注意事項があります。詳しくは Apple Musicの使い方 をご覧ください。
削除/ライブラリから削除」をタップすると、再生中の曲をデバイスから消去してしまいます。
ラブ」をタップすると、再生中の曲を「好きな曲」にマークします。プレイリストで好きな曲ばかりを集めたり、Apple Musicで関連する音楽を提案してもらうのに使います。
おすすめを減らす」をタップすると、再生中の曲を「嫌いな曲」にマークします。今後おすすめの音楽として提案されなくなります。 これをタップすると、代わりに「“おすすめを減らす”を取り消す」ボタンが表示されます。
アルバムへ移動」をタップすると、再生中の曲が含まれているアルバムの内容が表示されます。 「アルバム」/「プレイリスト」画面 に切り替わります。
プレイリストへ移動」をタップすると、再生中の曲が含まれているプレイリストの内容が表示されます。 「アルバム」/「プレイリスト」画面 に切り替わります。

「次に再生」画面

iPhone 「次に再生」をタップすると、このような画面になります。 iPhone同様、次に演奏される曲を変更したり、シャッフル(ランダム)、リピート(繰り返し)、自動再生ができます。
詳しくは ミュージックアプリで音楽をシャッフル/リピート/自動再生する方法 のページをご覧ください。

「アルバム」/「プレイリスト」画面

iPhone 「アルバム」または「プレイリスト」を選択すると、このような画面になります。 画面中央のアートワークの下にはアルバム名/プレイリスト名が表示されています。
画面左下の再生ボタンをタップすると、現在再生中の音楽を停止して、このアルバムまたはプレイリストの再生が始まります。
画面右上の丸い (演奏中) アイコンをタップすると、 演奏中画面 に切り替わります。
iPhone 上の画面でアートワークを上に向かってフリックすると、このアルバムまたはプレイリストに含まれる曲の一覧が表示されます。 タップすると曲を切り替えることができます。
ただしApple Watchの音楽を操作中のときは、Apple Watchに転送されていない曲はグレーアウトされていて選択できません。
iPhone 「アルバム」/「プレイリスト」画面で、画面右下の (その他)アイコン をタップすると、このようなメニューが表示されます。
削除/ライブラリから削除」をタップすると、選択した曲をデバイスから消去してしまいます。
ダウンロード」をタップすると、Apple Musicからストリーミング再生中の曲を、デバイスにダウンロードします。 なお「ライブラリに追加」するには「iCloudミュージックライブラリ」を有効にする必要がありますが、これには注意事項があります。詳しくは Apple Musicの使い方 をご覧ください。
プレイリストへ追加」をタップすると、選択した曲を別のプレイリストまたは新規プレイリストに追加します。
シャッフル」をタップすると、選択したアルバム/プレイリストの再生順序をシャッフル(ランダム)します。
次に再生/最後に再生」をタップすると、選択した曲を次に再生/最後に再生します。
アルバム/プレイリストを共有」をタップすると、選択したアルバム/プレイリストをメッセージなどで友人に送ることができます。 このアルバム/プレイリストの曲がすべてApple Musicに含まれていて、友人もApple Musicに加入していれば、同じアルバム/プレイリストを一緒に楽しむことが出ます。
ラブ」をタップすると、選択した曲を「好きな曲」にマークします。プレイリストで好きな曲ばかりを集めたり、Apple Musicで関連する音楽を提案してもらうのに使います。
おすすめを減らす」をタップすると、選択した曲を「嫌いな曲」にマークします。今後おすすめの音楽として提案されなくなります。 してもらうのに使います。 これをタップすると、代わりに「“おすすめを減らす”を取り消す」ボタンが表示されます。
アーティストへ移動」をタップすると、選択した曲のアーティストを集めたプレイリストに移動します。

「ライブラリ」画面の使い方

iPhone メインメニューから「ライブラリ」を選ぶと、このような画面になります。 iPhoneの (ミュージック) アプリのライブラリと同様に、「 プレイリスト 」「アーティスト」「アルバム」などの分類にしたがって曲を探すことができます。
iPhone 「ライブラリ」画面をスクロールすると「ダウンロード済み」というメニューが現れます。 これをタップすると...
iPhone 再度「 プレイリスト 」「アーティスト」「アルバム」などのメニューが現れます。 ここには、現在操作中のデバイス(iPhoneまたはApple Watch)に転送済みの曲のみが表示されます。 特にApple Watch単体で音楽を楽しむときは、ここから曲を探すと、すべての曲がスキップされずに再生できます。
iPhone 「ライブラリ」画面から、たとえば「アルバム」を選択すると、このような画面になります。
「並べ替え」をタップすると、「タイトル」「最近追加した項目」「アーティスト」などの条件で、並び替えることができます。
「シャッフル」をタップすると、「アルバム」をランダムに再生開始します。
この下には、あなたのライブラリに含まれるアルバムのリストが表示されます。
いずれかのアルバムをタップすると 「アルバム」/「プレイリスト」画面 に切り替わります。
「プレイリスト」「アーティスト」「曲」を選んでも、「アルバム」を選択した場合とほぼ同様の画面で操作できます。

Apple Watchに音楽を転送する方法

iPhoneからApple Watchに、プレイリスト、アルバム単位などで音楽を転送(同期)することができます。 Apple Watchに音楽を転送しておけば、iPhoneを持ち歩くことなく、Apple Watchだけで音楽が楽しめます。

事前準備


Apple Watch単体で音楽を聴くには、Bluetooth無線イヤホンが必須です。 事前にApple WatchとBluetooth無線イヤホンをペアリングしておきましょう。

転送と再生


iPhone Apple Watchへ転送する音楽は、 (Watch)-[マイウオッチ]-(ミュージック)で選びます。
最近聴いたミュージック」を タッチパネル:ON(オン) にすると、普段iPhoneでよく聞いているプレイリストとアルバムが自動的にApple Watchに転送されます。 これは初期値 タッチパネル:ON(オン) になっています。
ミュージックを追加」をタップすると、iPhoneに格納されている音楽の選択画面になります。 「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」「コンピレーション」「プレイリスト」単位で指定可能です。
あとはApple Watchを充電器にセットしてiPhoneのそばに置いておくと、Apple Watchのメモリ空き容量に合わせて、自動的に音楽が転送されます。
なお、Apple Watchのメモリ容量は、Series 5以降(SE含む)が 32GB、Series 4と Series 3のLTEモデルが 16GB、その他は 8GBです。
iPhone 上で説明したように、 「ライブラリ」画面 の中の「ダウンロード済み」メニューには、現在操作中のデバイス(iPhoneまたはApple Watch)に転送済みの曲のみが表示されます。 特にApple Watch単体で音楽を楽しむときは、ここから曲を探すと、すべての曲がスキップされずに再生できます。

「演奏中」画面を表示させない

iPhone iPhoneで音楽再生中、またはゲームアプリなど、音声を再生するアプリを起動すると、自動的にApple Watchの画面が 演奏中 (オーディオアプリ)画面となります。
これを抑止するには、 iPhoneで (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[自動起動] (iOS17以降) または
(Watch)-[マイウオッチ]-[一般] -(画面表示と明るさ)(iOS15~16) または
(Watch)-[マイウオッチ]-[一般] -[画面のスリープ解除](iOS14以前) にある
[オーディオアプリを自動起動]を タッチパネル:OFF(オフ) にします。
またはApple Watchで、 (設定)-[一般]-[自動起動]-[オーディオアプリ自動起動] (watchOS10以降) または
(設定)-[一般]-[画面をスリープ解除]-[オーディオAppを自動起動] (watchOS9以前) を タッチパネル:OFF(オフ) にします。

Apple Watchでインターネットラジオを楽しむ

Apple WatchがWi-Fiに接続しているとき、iPhoneと一緒に持ち歩いているとき、あるいはCellularモデルでは、インターネットラジオを楽しむことができます。 ただし、 Apple Music ストリーミングサービスに契約していないと、楽しめるのは1チャンネル 「Music 1 」(iOS13以前では「Beats 1」)のみです。
この機能はもともと (ラジオ) アプリとして独立していたものが、 (ミュージック) アプリに統合されたものです(watchOS8以降)。

事前準備


Apple Watch単体でインターネットラジオを聴くには、Bluetooth無線イヤホンが必須です。 事前にApple WatchとBluetooth無線イヤホンをペアリングしておきましょう。

楽しみ方


iPhone (ミュージック)を起動し、 画面左上にある「<」をタップするとメインメニュー画面が現れます。 「ラジオ」をタップします。
iPhone 「ステーション」が一覧表示されます。 無料チャンネル「Music 1 」もここから選べます。
Apple WatchにBluetoothヘッドフォンを接続していれば、アートワークをタップするだけで再生が始まります。
iPhone この画面を上から下にスワイプしつづけると、ジャンル別にステーションを表示することもできます。

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