fre:acの使い方
WMA/MP4/M4A/FLAC/Ogg Vorbis形式の音楽ファイルを.wav/.mp3に変換する方法
fre:acというフリーウエアを使用すると、WMA / MP4 / M4A / FLAC / Ogg Vorbis 形式などの音楽ファイルを .wav / .mp3 などの形式に相互変換することができます。 CUEシートを使った曲の分割変換も可能です。 またCDからのリッピングも可能。さらにマルチコアCPUに対応し、変換速度はとても高速です。
fre:acのインストールと初期設定
Windowsで
[スタート]-[設定]-[システム]-[バージョン情報](Win11)
[スタート]-[設定]-[システム]-[詳細情報](Win10)
[スタート]-[Windows システム ツール]-[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[システム]
の画面を開くと、あなたがお使いのOSの情報が確認できます。 「エディション(バージョン)」や「システムの種類」を確認しておきましょう。
fre:acのオフィシャルサイト を開き、左メニューから「Download」をクリックします。
fre:acのオフィシャルサイト
注意: ダウンロードはかならずfre:acのオフィシャルサイトから行いましょう。 これ以外の場所で配布されているものには、ウイルス混入などの危険があります。
アイコンをクリックして fre:ac を起動するとこのようなウインドウが現れます。 まず最初に、いろいろ設定をしておきましょう。 メニューから[オプション]-[一般設定]を選びます。
まずはmp3へ変換する時の、出力音質を設定しましょう。 [エンコーダ]メニューで、“LAME MP3 Encoder”が選択されているのを確認して[エンコーダ設定]をクリックします。
これ以外のタブについては特にいじる必要はないでしょう。 右下の「OK」をクリックします。
[Output files]-[出力先フォルダ]で指定できます。 お好みで設定して下さい。 「可能なら入力ファイルのフォルダを用いる」にチェックを入れておけば、入力ファイルが格納されているフォルダに出力されます。
[Output files]-[出力ファイル名]で指定できます。 お好みで設定して下さい。 初期設定では「[アルバムアーティスト名]-[アルバム名]」という名前のフォルダが作られ、 その下に各曲が「[トラック番号]-[アーティスト名]-[曲のタイトル]」というファイル名で格納されます。
[Metadata]-[Tag fields]-[コメント]で、各曲のタグに書き込むコメントが指定できます。 初期設定では、図のように「Fre:ac - Free audio...」といったコメントが書き込まれます。 不要であればここを空白にしましょう。
この他にも多くの設定項目がありますが、iPod/iPad/iPhoneでmp3形式で聞くことを目的とするなら、他の項目はいじる必要はないでしょう。
音楽の変換
中央のウインドウに、変換元の音楽ファイルをドラック&ドロップします。 .cueファイルでも構いません。
そして右下の[選択エンコーダー]欄で、変換先のフォーマットを指定します。 mp3に変換するときは“LAME MP3 Encoder”を選択します。
上のメニューから ボタンをクリックすると、変換が始まります。