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iCloudファミリー共有の機能と概要

ここでは、iCloudファミリー共有の機能と概要について説明します。
なお、iCloudファミリー共有の全般については、 ビデオ、音楽、アプリを家族で共有できる「iCloudファミリー共有」の使い方 のページで解説しています。あわせてご覧ください。

セットアップとコンテンツの共有

iCloudファミリー共有では、まず最初に1人の「管理者」が機能を有効にし、つづいてその「管理者」が残りの5人を「家族」として招待します。 「管理者」も「家族」も、その人が持っているデバイスのどれか一つでファミリー共有をセットアップすれば、その他のすべてのデバイスにも設定が反映されます。 「家族」として設定した6人のメンバ間では、お互いがすでにダウンロード購入していたすべての音楽・ビデオ・アプリ・ブックを共有できます。
ただし、家族にあなたが購入したアプリを知られたくない時には、それを隠すこともできます。 App Storeの[購入済み]-[自分が購入したApp]画面で、そのアイテムを右から左へフリックすると現れる「非表示」ボタンをタップすれば隠せます。
また、CDから取り込んだ音楽など、Storeからのダウンロード購入ではないコンテンツは共有されません。 このようなコンテンツを共有するときはホームシェアリングを使います。

支払いと購入許可

「家族」のメンバが iTunes / App / ブック Store のチャージ金額を使い切った後は、メンバの支払いは、すべて管理者がStoreに登録したクレジットカードにチャージされます。 しかし購入したコンテンツは、購入の操作を行った家族メンバのライブラリに登録されます。 そしてほかの家族メンバも、iTunes / App / ブック Store アプリの[購入済み]画面から、それを無料でダウンロードできるようになります。 もしiCloudファミリー共有を無効にすると、各メンバが購入したアイテムは、購入操作を行ったメンバのライブラリに残されます。
管理者は家族メンバごとに、支払い前に購入の承認を行うことも可能です。 「承認と購入のリクエスト」機能をオンにしたメンバが購入操作を行うと、管理者のデバイスに、購入を許可するか否かを尋ねる通知が飛びます。 これを許可することで購入できるようになります。

写真、カレンダー、リマインダーの共有

ファミリー共有を設定すると、家族メンバの (写真)アプリに「Family」という共有アルバムが生成されます。 ここに追加した写真が、全ての家族メンバで見られるようになります。
また同様に(カレンダー)アプリに「Family」というカレンダーが追加されます。 ここに書き込んだ予定は、全ての家族メンバで見れるようになります。
(リマインダー)アプリにも「Family」という通知リストが追加されます。 ここに書き込んだリマインダーは、全ての家族メンバで見れるようになります。

位置情報の共有

最初に一回設定すれば、 (探す)アプリ また、 (探す)アプリのデバイスリストには、家族全員のデバイスが区別なく表示されます。 家族が失くしたiPod/iPad/iPhoneの位置を探すこともできます。
詳しくは下記をご覧ください。

ファミリー共有からの脱退/メンバの変更

ファミリー共有から脱退すると、他のメンバがダウンロード購入したすべてのコンテンツが使用不能となります。 もちろんファミリー共有に残っているメンバも、脱退したメンバがダウンロード購入したコンテンツは使用不能となります。 他のメンバがダウンロード購入したアプリの「アプリ内課金」コンテンツを購入していたときは、脱退したメンバは、そのアプリを購入しなおさない限り、そのコンテンツは利用できません。 また「Family」共有アルバム、共有カレンダー、共有リマインダーは、脱退と同時に削除されます。
どのメンバも、一度にひとつの「ファミリー共有」にしか参加することはできません。複数の「ファミリー共有」にかけもち参加は不可能です。 そして、別の「ファミリー共有」への切り替えは、1年に2回しかできません。
なお、13 歳未満のお子様を「ファミリー共有」から削除することはできません。別のファミリー共有グループに移すことのみ可能です。

もっとiCloudのことを知りたい

iCloudの使い方全般についてはiCloudの使い方で説明しています。併せてご覧ください。