Bluetooth無線イヤホンの使い方
Bluetooth無線イヤホン/ヘッドフォンを購入すれば、もう煩わしいイヤホンケーブルともおさらばです。 ここでは、Bluetooth無線イヤホンの使い方を説明します。その他Bluetooth機能の使い方の詳細については、Bluetoothの使い方で詳しく説明しています。 あわせてご参照ください。
もくじ
Bluetooth無線イヤホン/ヘッドフォンの選択
今や数多くのBluetooth無線イヤホン/ヘッドフォンが販売されています。 電話の通話機能だけに使うなら「HSP/HFP」、ステレオで音楽も楽しむなら「A2DP」、リモコン機能も使いたいなら「AVRCP」プロファイルに対応したものを購入します。なお、Bluetooth無線イヤホン/ヘッドフォンが使用できるのは、iOS3.2以降にアップデートしたiPadシリーズ(全モデル)/iPhone(3GS以降)/iPod touch(第二世代以降)のみです。
Bluetooth無線イヤホンのペアリング(接続)
もともとBluetooth機器の電源が入っていたときは、一度電源オフにしたあと、電源ボタンを長押しします。
すると「(その他の)デバイス」欄に、近所にあるペアリングモードのBluetooth機器の名前が表示されます。 ここで、新たに接続したい機器名(ここでは"Jaybird X3")を選択します。
AppleTV(tvOS搭載機)の場合は、 (設定)-[リモコンとデバイス]-[Bluetooth]を選びます。 すると図のように、近所にある受信機の名前が表示されます。 過去に接続したことのあるデバイスの一覧も表示されます。 ここで、新たに接続したい機器名を選択します。
もしうまく接続できないときは、いちどiPod/iPad/iPhoneで、一旦このBluetooth機器の情報を削除し、再度ペアリングをやり直します。 情報削除については下の「Bluetooth機器のペアリング解除(情報削除)」をご覧ください。
AppleTVでBluetooth機器を使用する
機器によっては、機器側でコード(パスワード)の入力が必要となったり、逆にiPod/iPad/iPhone側でコード(パスワード)の入力が必要になる場合があります。 この場合は、機器の使用説明書に沿ってコード(パスワード)を入力してください。
これでペアリングは完了です。
Bluetoothイヤホンの最初の接続時には、この画面の右上に が表示されます。
Bluetooth機器によっては、このようにコントロールセンターの右上のBluetoothイヤホンアイコンの右に、そのBluetoothイヤホンのバッテリ残量も表示されます。
今後このBluetooth機器を使用するときは、iPod/iPad/iPhone本体の [Bluetooth]を(オン) にし、Bluetooth機器の電源を入れるだけでOKです。 Bluetooth機器が約10m以内にあれば、自動接続します。
iPhoneをTVやコンポに接続する「AirPlay」の使い方
もちろん (設定)- (Bluetooth) 画面でも[Bluetooth]を(オフ)にできます。
コントロールセンターの使い方
iPhone、iPad、iPod touch に Bluetooth アクセサリを接続できない場合(アップル)
複数デバイスでの共用
多くのBluetooth機器は、1台で、あなたの持っている複数のiPod/iPad/iPhoneなどに接続できる「マルチペアリング」に対応しています。 最初に1回、全てのデバイスでペアリングを行っておけば、あとは各デバイスで機器名を選択するだけで使用できるようになります。マルチペアリング対応していない機器の場合は、事前にもとのiPod/iPad/iPhoneで接続解除しておきます。
また、2台目以降のデバイスとのペアリング時に失敗してしまう場合は、直前に接続していたiPod/iPad/iPhoneのBluetoothを (オフ) にして完全に切断したうえで、新たなデバイスとペアリングすると良いようです。
Bluetooth機器のペアリング解除(情報削除)
「接続解除」は一時的な接続解除です(iOS9以降)。デバイスにペアリング情報を残したまま接続を解除します。 このBluetooth機器を一時的に別のデバイスで使いたいときに選びます。
「このデバイスの登録を解除」は永久的な接続解除です。デバイスのペアリング情報も削除してしまいます。 今後このBluetooth機器を使用する予定がないときに選びます。 「このデバイスの登録を解除」した後、再度接続したいときはペアリングをやり直します。
音声が途切れる!?
Bluetoothは、その通信に、Wi-Fi無線LANや電子レンジに使用されている周波数帯を使用します。 Bluetooth機器の近くに、Wi-Fiアクセスポイントが多数存在したり、電子レンジが動作していると、電波の混信が起きて音声が途切れる場合があります。 コンビニの前を通ると音が途切れることが多いようです・・・音が出ない!?
iPod/iPad/iPhoneは、Bluetoothイヤホンに限らず、音声出力デバイスごとに個別にボリューム設定値を記憶します。 たまたま前回Bluetoothイヤホンの使用を終了したときにiPhoneを握りしめてボリュームをゼロにしてしまって、次に使うときに「音が出ない!」と焦ることがあります。 まずはボリュームを上げて見てください。これでも音が出ない時は、一度「このデバイスの登録を解除」を行い、再度ペアリングからやり直してみてください。
ノイズが乗る!?
Bluetoothに限らず、アンプ内蔵のスピーカーやヘッドフォンでは、ボリュームの設定の仕方によっては、ノイズが乗っているように感じることがあります。 ボリューム設定は、音源となるテレビ・ステレオ・iPod/iPad/iPhone側で大きく、スピーカー・ヘッドフォン側で小さくすると、ノイズが入りにくくなります。通話時にBluetoothを使いたくない
マイク付きのBluetoothヘッドフォンを使えば、これで音楽を聴くだけでなく通話もできます。 通話時にBluetoothを使いたくないときは、次のいずれかの操作をします。- 着信時:Bluetoothイヤホンの応答ボタンは使わず、iPhoneの画面をタップして呼び出しに応答します
- 発信時:呼び出し中の画面で「オーディオ」をタップして、メニューから「iPhone」または「スピーカー」を選びます
- Bluetoothヘッドフォンをオフ/ペアリング解消/距離を離すか、iPhoneのBluetoothをオフにします