Parallels Desktopの使い方 MacでWindowsを動かす
インターネットやメールだけに使うのであれば、WindowsユーザーがMacに乗り換えてもさほど困ることはありません。 しかしWindowsでプログラムやWebサイトの開発などを行っていた人は、Macに乗り換えてもすべてのツールがMacでそのまま使えるとは限りません。 ここでは、そんな人のために、Parallels Desktopを使ってMacでWindowsを動かす方法を説明します。 なお、Windows&iPhoneユーザーのためのMacintosh入門全般については、下記のページで説明していますのでご参照下さい。
Windows&iPhoneユーザーのためのMacintosh入門
もくじ
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Parallels Desktop
Parallels 2015/09/18 9,500円
Parallels Desktop 11 for Macは、再起動せずにMacでWindowsアプリが使える簡単・高速・高機能なソリューションです。Mac OS EL CapitanやWindows 10への対応の他、古いWindows環境やUbuntuなどのLinux・Chrome・Androidなど様々なゲストOS環境を提供します。Windows独自のアプリが快適に使用出来、Microsoft Officeに最適化され高速に動作し、トラベルモードが搭載されバッテリー時間も安心です。WindowsとMacアプリケーション間でのファイルの共有や「コピー&ペースト」や「ドラッグ&ドロップ」も行えます。
Parallels Desktopオフィシャルサイト(Parallels)ゼロからはじめる「Parallels Desktop 7 for Mac」(マイナビ)11インチMacBook AirにWindows 7をインストール!(ASCII.jp)Macでボーカロイドは歌えるか、ゲームは動くか、USBデバイスは使えるか - Parallels Desktop 8上のWindowsで互換性をチェックした(マイナビ)
最新版OS Xのサポート
Parallels Desktopは、その最新モジュールで、最新版OS Xのサポートを保証しています。 2013年10月に無料配布が始まったOS X Mavericksは、そのときの最新版であるParallels Desktop 9以降で対応しています。 またParallels Desktopの英語版サポートページでは、最新版OS Xのサポート状況やトラブルシューティング情報の記事がすぐに公開されます。最新版のParallels Desktopのインストールは、インストール済みのWindows環境には影響を与えません。 今まで使っているWindows環境をそのままに、Parallels Desktopだけをバージョンアップすることができます。
Parallels Desktopのインストール
それではParallels Desktopを使って、MacにWindowsをインストールしましょう。 必要な物は- Parallels Desktopのパッケージ(アクティべーションキー)
- Windowsのパッケージ
- Windowsのディスクを読むためのUSB接続DVDドライブ
Parallels Desktopのパッケージを購入する(Amazon.co.jp)
Windowsのパッケージを購入する(Amazon.co.jp)
USB接続DVDディスクドライブを購入する(Amazon.co.jp)
まずはParallels Desktopのサイトにアクセスします。 「既にアクティベーションキーをお持ちの場合 今すぐダウンロード」と書かれているリンクをクリックします。
無料で試してみたい場合は「無償トライアル」ボタンをクリックします。
数分~十数分待つとダウンロードが完了します。 [ファインダー]の「ダウンロード」欄を見ると、このようなダウンロードされたファイルの情報が表示されています。 この「ParallelsDesktop...」で始まる名前(.dmgファイル)をクリックするとインストーラーが起動します。
Windowsのインストール
ParallelsDesktopのインストールが終わったら、ParallelsDesktopの起動、そしてWindowsのインストールと進めていきます。(ランチパッド)を起動し、画面を左にスクロールすると、このようにParallelsDesktopのアイコンが見つかります。 これをクリックします。
このような画面になります。あなたが購入したParallels Desktopのパッケージに入っている「アクティべーションキー」を正確に入力し、右下の「アクティべーション」をクリックします。
Parallels Desktopのパッケージを購入する(Amazon.co.jp)
続いて製品のユーザー登録の画面になります。 過去にParallelsの製品登録をしたことがある人は、そのときに登録したメールとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。 初めてParallelsの製品を登録するときは「新規のアカウントの作成」をクリックします。
するとこのような画面になります。早速Windowsをインストールしましょう。 「DVDまたはイメージファイルからWindowsまたはその他のOSのインストール」を選びます。
MacにUSB-DVDドライブを接続し、Windowsのインストールディスクを入れます。
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「Mac ライク(Coherence ビューモード)」を選ぶと、MacOSから直接Windowsアプリを起動する事ができます。 まるでWindowsアプリがMac用アプリに変わってしまったかのようです。
「PCライク」を選ぶと、MacOSの中のアプリの一つとして、Windowsマシンが立ち上がったように見えます。 もともとWindowsユーザーだった方は「PCライク」が使いやすいかもしれません。
もちろんCoherence ビューモードのON/OFFは、あとから簡単に切り替えられます。
以上でインストールは終了です。
Windowsの起動と終了
Windowsのインストールが終わったら終了してみましょう。 普通にWindows画面の[スタートボタン]-[シャットダウン]でも良いですし、図のように、ParallelsDesktopのメニューからシャットダウンを選んでもOKです。
(Parallels Desktop)アイコンをクリックするとまたまた図の画面になるので、「クリックしてスタート」と書かれているところをクリックするとWindowsが起動します。
光学ドライブ/USBデバイスの使用
MS OfficeなどのCD-ROMを入れれば、普通にインストールできます。
なお、ここでMacを選ぶと、WindowsからはCD/DVDの中身がネットワークドライブに見えます。
なお、これでもうまくいかないときは、Macや別のパソコンで、読み込ませたいCD/DVDをISOイメージファイル化して、これを図のメニューの「イメージの接続」でマウントすればOKです。 CD/DVDをISOイメージファイル化するにはISO Workshopなどのフリーソフトが使用可能です。
Windowsソフトが文字化けする!?
Windows画面の[コントロールパネル]-[時計、言語、および地域]-[地域と言語]-[管理]-[システム ロケールの変更]画面を「日本語」に切り替えましょう。 そして文字化けしたソフトを一旦アンインストールした上で、再インストールしてみて下さい。
Windowsのチューニング
CPUコア数と、メインメモリの容量は「一般」画面で行います。 CPUは1または2個、メインメモリの容量は32bit Windowsをインストールしたなら最大3GBまでの範囲で指定します。
このほかにも多くの設定項目があります。いろいろ試してみて下さい。