MacBook Airの初期設定 新しいMacintoshのセットアップ方法
ここでは新しいMacBook Airをセットアップする手順を紹介します。 なお、Windows&iPhoneユーザーのためのMacintosh入門全般については、下記のページで説明していますのでご参照下さい。MacBook Airの開封
iPod/iPad/iPhone同様質感がとても良く、所有する喜びを感じさせるデザインと高級感があります。
Windows用マウスの接続
最新のOS Xなら、Windows用のUSBマウスがそのまま使用できます。 アップルのマウスは1ボタンマウス仕様ですが、Windows用のマウスを接続すれば、何の設定もなく右クリックも使えるようになります。 無線マウスも普通に使用可能。Bluetoothマウスを使えば、レシーバーはMacBook Airに内蔵されているので、本体に出っ張りもなく使えるので便利です。Windows用光学ドライブの接続
最新のOS Xなら、Windows用のUSB接続CD/DVD/Blu-rayディスクドライブがそのまま使用できます。 音楽CDをセットすればiTunesが起動し、取り込みまたは演奏が可能。 DVDビデオディスクをセットすれば、Mac本体付属のDVDプレイヤーが起動して、ムービーを楽しむことができます。 ただ、残念ながらBlu-rayディスクだけは再生ソフトを別途購入する必要があります。MacとWindowsのデータ交換
MacとWindowsを 専用のUSBケーブル(KB-USB-LINK3M) で接続すると、MacとWindowsの間でデータ交換を行うことができます。 ドラッグ&ドロップの直感操作で簡単にファイル転送を行ったり、2台のパソコン間でマウスカーソルを自由に行き来でき、 片方のパソコンでコピーしたファイルをもう片方のパソコンへマウスカーソルを移動させ、任意の場所に貼り付けることもできます。
また、USB接続のポータブルハードディスクも便利です。
いちいち付け替えが必要ですが、普段は自宅でWindows PC、外出時はMacBook、なんて言うときは、ポータブルハードディスクをちょいと取り外して持って行けばOKです。
ただし、WindowsとMacの両方から書き込み可能にするには、最初にハードディスクをexFAT形式でフォーマットする必要があります。
通常市販のWindows用ハードディスクはNTFS形式でフォーマットされています。使用を開始する前に、exFAT形式でフォーマットし直しましょう。
Windowsのエクスプローラーでハードディスクドライブを右クリックして、メニューの中から「フォーマット」を選び、図のように「exFAT」を選択します。
なお、NTFS形式のハードディスクは、Macからは読み込みのみ可能です。
自宅の中だけでのデータ交換であればNAS(Network Attached Storage)も便利です。
これはネットワークに接続して使用する外付けのハードディスクです。
これを家庭内に設置されているブロードバンドルーターなどに接続すると、家庭内ネットワークに接続しているすべてのパソコンからアクセスすることができます。
MacBook Airの初期設定
早速電源ボタンを押してみましょう。起動音が鳴り響き、アップルロゴが表示されます。
最初は使用言語の選択です。 「主に日本語を使用する」を選択し、 をクリックします。
なお、Macのマウスはシングルボタンです。 マウスもタッチパッドも、その全体がボタンになっています。 クリックするときは、マウス、タッチパッド全体を押し込みます。
つづいて地域の選択です。 日本語を選択すると「日本」が選択されています。 をクリックします。
ここで音声ガイドが流れます。 もし今後のセットアップでVoiceOver機能(画面の音声読み上げ機能)を使いたいときは、ここで[command]+[F5]を押します。
つづいてキーボード入力環境の設定です。 「ことえり」が日本語入力システムです。これを選択します。 また、入力方法「ローマ字/カナ」を選んで をクリックします。
つづいてWi-Fi(無線LAN)の設定画面が現れます。 自宅に無線LANルーター/アクセスポイントを設置しているなら、そこにMacを接続しましょう。 一覧から自宅のSSID、または「その他」を選びます。 すると必要に応じてパスワードなどの入力画面が現れるので、入力すればOKです。
つづいて、Macの中身を、他のMacまたはWindowsパソコンのデータから転送するか、バックアップ(TimeMachineサーバー)から復元するか、新しいMacとしてすべて手動で設定するかを選びます。
ここでは「今は転送しない」を選んだ場合を例に取ります。
Windowsパソコンのデータから転送する場合は、アップルの提供する Windows 移行アシスタントが使えます。 メールや連絡先、カレンダーやiTunesライブラリなど、多くのデータを自動で転送することができます。
Macが無線LANに接続しているときは、ここでApple IDの設定画面が現れます。
Apple ID(=iTunesStoreアカウント)とは、iPod/iPad/iPhoneやMacでアップル社の数々のサービスを受けるための共通のIDです。 iPod/iPad/iPhone/Macユーザー必携のIDです。
すでにApple IDを持っているときは、そのままIDとパスワードを入力します。
つづいて図のように、Mac搭載ソフトの「使用許諾契約」の画面になるので、内容を確認して「続ける」をクリックします。
つづいてアップルへのユーザー登録の画面になります。 AppleIDから自動的に情報が入力されています。 内容を確認して「続ける」をクリックします。
なお、ユーザー登録情報は、 アップルユーザー登録ページ(アップル)で参照・変更が可能です。
つづいてコンピュータへのアカウント登録の画面になります。 あなたの名前とメールアドレスが引用されているはずです。 ここで登録するユーザーアカウントが、このコンピュータの管理者アカウントになります。 パスワードの設定は必須です。
「AppleIDを利用してこのユーザパスワードをリセットすることを許可」 「ログインするときにパスワードを要求」 は好みで選択して下さい。
つづいてこのアカウントの画像登録の画面になります。 フロントカメラが起動して、あなたの顔が写っているはずです。 「写真スナップショットを取る」をクリックすると撮影されます。
「ピクチャライブラリから選ぶ」をクリックすると既存の画像の中から選択することもできます。
つづいてマルチタッチジェスチャの説明画面になります。 表示されているアニメーションをまねして、タッチパッド上でジェスチャしてみましょう。 すると「Mac OS X Lionを始める」というボタンが出てくるので、これをクリックします。
以上で初期設定は終了です。
iCloudの設定方法
この画面は [設定]-[iCloud]で呼び出すこともできます。
iCloudとは、iPod/iPad/iPhone/Macユーザーのためにアップル社が提供する無料のクラウドサービスです。 iPod/iPad/iPhoneユーザーならもうiCloudを使用していますよね。 iCloudのID(=AppleID)とそのパスワードを入力するだけで使用できます。
「次へ」をクリックすると「Macを探す」については、位置情報の使用について許可を求めてきます。 ここは「許可」しましょう。
Macのアップデート
Macのセットアップが終わったら、搭載ソフトウェアのアップデートを行っておきましょう。 詳しくは下記をご覧下さい。Macのメニューバー
たとえばiTunesの環境設定メニューは図のようにたどります。
Macのシャットダウン
もちろんMacもWindowsノートPC同様、ディスプレイを閉じるとスリープモードに入ります。