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文字の編集&カット&コピー&ペースト&辞書・翻訳

ここでは、ソフトウェアキーボードの操作方法のうち、特に文字の編集&カット&コピー&ペースト&辞書・翻訳の方法をまとめました。 下記も併せてご覧ください。

カーソルの移動/トラックパッドカーソル

カーソルの移動
iPad iPhone ただ文章の任意の位置をタップするだけで、そこにカーソルが移動します。 移動したカーソルの位置から、挿入や削除が可能です。
移動後カーソルを長押しすると、このようにカーソルが拡大表示されます。これを見ながらカーソルの位置を調整することもできます。
iPad iPhone 画面を指でドラッグしていると、そのすぐ上に、このような拡大鏡が表示されます。 指で隠れた部分が見えるようになります(iOS15以降)。 (この機能は一旦iOS13で削除され、iOS15でデザインを変えて復活しました。)
トラックパッドカーソルモードでカーソル移動
iPad iPhone スペースキーを長押しすると、トラックパッドカーソルモードになります(iOS12以降)。 長押ししたまま画面を指でドラッグすると、カーソルの位置を移動できます。
また、iPadシリーズの場合は、2本指で画面をなぞっても、カーソルを移動することができます。 画面全体がトラックパッドとして機能します。

文字の削除

文字を削除するときは、 BackSpace をタップします。カーソルの左の文字が削除されます。

文字列の選択

iPad iPhone 任意の場所をタップするとカーソルが移動し、さらにカーソルをタップするとこのようなメニューが表示されます。 「選択」、「すべてを選択」、「ペースト」、「描画(手書きメモ)を挿入」、 「(Live Text:テキスト認識表示)」、 「(文字飾り)」、「インデント(字下げ)」などが指定できます。
「選択」を選ぶと範囲指定の画面になります。
文字列をダブルタップすると、単語・電話番号・メールアドレス等が選択されます。
文字列をトリプルタップすると、文章が選択されます(iOS13以降)。
文字列を4回タップすると、段落が選択されます(iOS13以降)。
なお「描画を挿入」「Live Text」の詳細については iPhoneの文字入力方法/キーボード・音声・画像・ペンで入力する をご覧ください。
iPad iPhone これが範囲指定の画面です。 文字列が選択されているとメニューが変化し、「カット」、「コピー」、「ペースト」、「文字飾り」、「調べる(辞書引き)」、「翻訳」などが指定できます。 また、現在選択されている範囲の前後に丸印のマーカーが表示されています。
なお、iPadシリーズでは、キーボードの左上部に アイコンが表示されます。これをタップすると、選択中の文字列をカット/コピー/ペーストができます。
iPad iPhone 丸印のマーカーをドラッグすると、選択範囲を変更することができます。 思い通りの選択範囲が指定できたら指を離し、「コピー」をタップすると、選択範囲が「クリップボード」と呼ばれる見えない領域に保存されます。
iPadシリーズの場合
iPadシリーズの場合は2本指で画面をなぞると、選択範囲を直感的に選択することができます。

ペースト(貼り付け)

iPad iPhone 「クリップボード」に文字列がコピーされているときに、任意の文字をタップすると、「選択」「すべてを選択」に加えて「ペースト」が選べます。
ここで「ペースト」を選ぶと、現在のカーソル位置に、先ほど「クリップボード」にコピーした文字列が挿入されます。

カット・コピー

iPad iPhone 「クリップボード」に文字列がコピーされているときに、任意の場所をダブルタップすると、「カット」「コピー」「ペースト」が選べます。
「カット」を選ぶと、選択範囲が削除され、それが「クリップボード」にコピーされます。
「コピー」を選ぶと、選択範囲はそのままに、それが「クリップボード」にコピーされます。
iPad iPhone カット&コピー&ペーストは、対応しているアプリ間であれば自由に行えます。 Safariサファリ で開いているWebページの記事を、 Notesメモ や Mailメール にコピーすることもできます。 (iPhone OS 3.0以降)
受信したメールやwebページの記事など、編集ができない画面で文字列を長押しすると「コピー」のみが選べます。

シェイクで取り消し/3本指でキャンセル

iPad iPhone 文字入力や編集を取り消すには、iPod/iPhoneを振ればOKです。 このような画面になり、「取り消す」を選べば取り消されます。
「シェイクで取り消し」機能は、文字入力に限らず多くのアプリで有効です。 最後の操作を取り消したいときはiPod/iPhoneを振ってみて下さい。
または3本指でダブルタップしても取り消すことができます(iOS13以降)。
なお、iPadの場合は キーをタップして数字入力モードに切り替えると (取り消し) キーが現れるので、これをタップします。 もちろんiPadでも3本指ダブルタップで取り消すことができます(iOS13以降)。
iPad iPhone なお、「シェイクで取り消し」機能は
iPhoneの場合は 設定(設定)-(アクセシビリティ) -(タッチ)-[シェイクで取り消し]で
iPadの場合は 設定(設定)-[マルチタスクとジェスチャ]-[シェイクで取り消し]で
ON/OFFが切り替えられます。 不用意にiPhoneを振ってしまうことが多い場合は、OFFにしておきましょう。

辞書の参照、翻訳、文字飾り

iPad iPhone 文字列を選択し、 をタップすると、 、「調べる」、「翻訳」といったボタンが表示されます。 これらを使うと文字飾り、辞書の参照ができます。
iPad iPhone 「調べる」ボタンをタップすると、選択している単語について、iPhone内蔵の無料辞書で意味を調べることもできます。
iPad iPhone 「翻訳」ボタンをタップすると、選択している単語について、翻訳アプリ機能が起動します(iOS15以降)。 翻訳結果で文字列を置き換えたり、その発音を確認することもできます。
iPad iPhone ボタンをタップすると、文字の修飾メニューが表示されます。
ここで 「ボールド」をタップすると太字に、「イタリック」は斜体に、「アンダーライン」で下線がつきます。
iPhone 「ボールド」「イタリック」「アンダーライン」をすべて設定すると、このようになります。

もっと文字入力の方法/キーボードの使い方を知りたい