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Apple IDセキュリティ強化 2 ステップ確認の使用方法

2 ファクタ認証を使用する

iOS9 / OS X El Capitanから、「2 ステップ確認」よりセキュリティの高い「2 ファクタ認証」が使用可能になっています。 あなたがお持ちのデバイスのどれか1台以上でiOS9以降、OS X El Capitan以降が動作している場合は、「2 ファクタ認証」を使用しましょう。

AppleIDの2 ステップ確認とは

2 ステップ確認(two-step verification)とは Apple ID のパスワードを盗まれても、それだけではログインできなくする機能です。 iTunes StoreやiCloudなどで、ログインやダウンロード購入のときに Apple ID とパスワードを入力すると、 あなたのiPod/iPad/iPhoneに確認のための 4 桁の確認コードの入力が求められます。 この確認コードを入力して初めてサインインに成功します。

2 ステップ確認の設定申請

PC 2 ステップ確認の設定も アップルのApple ID管理サイト Apple IDを管理:My Apple ID から行います。 Apple IDとパスワードを入力してログインします。
PC ログインしたら「パスワードとセキュリティ」メニューを選びます。 そこで「2 ステップ確認」の「利用を開始する」をクリックします。
PC すると「2 ステップ確認」の説明が表示されます。 確認して「続ける」をクリックします。
PC つづいて「2 ステップ確認」を利用することのメリットが表示されます。 確認して「続ける」をクリックします。
PC つづいて「2 ステップ確認」の利用に関する注意点が表示されます。 確認して「設定を開始する」をクリックします。
PC するとこのような画面となり、3日間の「待ち」に入ります。 これは他人が不正に「2 ステップ確認」を設定しようとしたときに、本人にパスワードの変更の余地を与えるための「待機期間」です。 本日の作業はこれで一旦終了です。

2 ステップ確認の設定方法

iPhone 3日間の待機期間が過ぎると、アップルからこのようなメールが届きます。
PC Apple IDを管理:My Apple ID にログインして設定を続けます。 Apple IDとパスワードを入力してログインします。
PC ログインしたら「パスワードとセキュリティ」メニューを選びます。 そこで再度「2 ステップ確認」の「利用を開始する」をクリックします。
このあと「2 ステップ確認」の利用に関する注意点などが表示されるところまでは、設定開始時と同じです。
PC いよいよ設定作業の開始です。 このような画面になったら「電話番号を追加・・・」をクリックして、SMSが受け取れるあなた、または身近な人の携帯電話の番号を入力します。 通常は、あなたのiPhoneの番号を入れればよいでしょう。
iPhone 携帯電話の番号を入力すると、すぐさまその番号に、このようなSMSが届きます。
PC 届いたSMSに書かれている確認コードを、My Apple IDの画面に入力します。
PC つづいて、認証に使用するデバイスの登録です。 あなたのApple IDに紐づけられてるiPod/iPad/iPhoneの一覧が表示されます。 この中から、認証に使用するデバイスを選び、その右の「確認」をクリックします。 電源オフなど、オフラインになっているデバイスも登録したいときは、そのデバイスの電源を投入した後、この画面右下にある「デバイスを更新」をクリックします。
iPhone 「確認」をクリックすると、このようにそのデバイスの画面に「確認コード」が表示されます。
PC 表示された確認コードを、My Apple IDの画面に入力します。
同様に、あなたが認証に使用したいデバイスをつぎつぎと「確認」します。 ただし、必要以上に多くのデバイスを「確認」すると、そのデバイスを他人に譲ったり紛失した時のリスクが高まるので、「確認」するデバイスは必要最低限にしましょう。
PC 必要なデバイスの「確認」が終わったら、画面右下の「続ける」をクリックします。
PC すると画面に「復旧キー」が表示されます。 プリンタを使って「キーをプリント」しましょう。 この「復旧キー」は、Apple IDのパスワードを忘れたとき、または認証に使用するデバイスを失ったときに必要となります。 大切に保管しましょう。
PC つづいてこのような画面になります。「復旧キー」を入力して「確認」をクリックします。
PC 注意事項の再確認です。「以上の条件に同意します」にチェックを入れ「2ステップ確認を有効にする」をクリックします。
PC 以上で設定終了です。お疲れ様でした。

2 ステップ確認の使用方法

パソコンでMy Apple IDやiCloudにログインするとき、新しいデバイスでiCloud、iTunes/App Storeにログインするときに「2 ステップ確認」が要求されます。
PC たとえば Apple IDを管理:My Apple ID にログインしようとすると、このような画面になります。 2 ステップ確認の設定時に「確認」した、信頼できるデバイスの一覧が表示されています。 手元にあるデバイスを選び、「送信」をクリックします。
iPhone するとそのデバイスの画面に「確認コード」が表示されます。
注意: 表示された「確認コード」に対しては必ず「OK」をタップしてメッセージを消しておきましょう。 さもないと、次回ログイン時、前の「確認コード」が再度表示されてしまい、入力ミスでエラーとなります。
PC デバイスに表示された「確認コード」を入力すると、ログインできます。 パソコンからのiCloudのアクセス時も同様です。 ログイン時にひと手間増えますが、セキュリティが向上します。

App 用パスワードを使う

2 ステップ確認を設定した後、iCloudにアクセスするアプリを使うには、そのアプリからiCloudにログインするための「App 用パスワード」が必要になります。 このような他社製アプリを起動したときにApple IDとパスワードの入力が要求された時には、通常のパスワードの代わりに「App 用パスワード」を入力します。 「App 用パスワード」は事前にMy Apple IDの画面で作成しておきます。
なお、iOS標準搭載のiMessageとFaceTimeにも「App 用パスワード」が必要になります。 まずは「App 用パスワード」を一つ作っておきましょう。
「App 用パスワード」は一度に最大 25 個を有効にできます。 アプリごとに異なるパスワードを使うことも可能です。 詳しくは下記のページをご参照ください。

2 ステップ確認の使用をやめる/設定を変更する

PC 2 ステップ確認の使用をやめるとき、設定を変更するときも Apple IDを管理:My Apple ID から行います。 「パスワードとセキュリティ」メニューを選ぶとこのようになります。 もし「2 ステップ確認」の使用をやめる時は、画面一番下の「2 ステップ確認を無効にします」を選びます。
PC iPod/iPad/iPhoneを買い替えた時、初期化(復元)したときは「信頼できるデバイスの追加または削除」から追加、削除、確認を行います。 今後「2 ステップ確認」に使用しないデバイスは「削除」をクリックします。 新しく購入したデバイス、またはデバイスを初期化(復元)したときは「確認」をクリックします。
PC アップルは、あなたが購入したiPod/iPad/iPhoneのモデル、シリアル番号を一覧で表示できる「マイサポートプロファイル」というWebサイトを公開しています。 ここにあなたのAppleIDでログインすれば、あなたがApple IDに紐づけているデバイスの一覧を確認することができます。 アップルストアで購入した商品は自動的に登録されています。
中古品として売ってしまったデバイスなどがあれば、ここから削除しておきましょう。 また「iPhoneを探す」のデバイス一覧などからも削除しておきましょう。 さもないと、手放したデバイスに残されたあなたのApple IDが、不正利用に使われる可能性があります。