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AIで画像を生成する「イメージプレイグラウンド(Image Playground)」の使い方

イメージプレイグラウンド(Image Playground)とは

ユーザーが入力した画像や文章、キーワードから1024 x 1024ピクセルの画像を作成できる機能で、 Apple Intelligence が有効な時に使用できる機能です(iOS18.2以降)。
テーマ、衣装、場所などのコンセプトを選択したり、説明を入力したりして、オリジナルの画像を作成できます。 「イメージプレイグラウンド」アプリで画像を生成したり、 (メッセージ)から呼び出して、その場で画像を生成することができます。

画像生成ツールを有効にする手順

「イメージプレイグラウンド」、「 ジェン文字 」、「 画像マジックワンド 」機能を使用するには、最初に Apple Intelligence の「画像生成ツール」のセットアップ作業が必要です。 下記の手順に従ってセットアップしてください。
iPhone Apple Intelligence を有効にしたうえで、 デバイスをiOS18.2以降にアップデートすると、ホーム画面に (Playground) アイコンが追加されます。 これをタップします。
すると (Playground) アプリが起動し、このような画面になります。 「Set up」をタップします。
画像生成ツールを有効にすると「イメージプレイグラウンド」「ジェン文字」「画像マジックワンド」の3つの機能が使えるようになります。
iPhone するとこのような画面になります。 「Done」をタップします。
iPhone Settings(設定)- Siri(Apple IntelligenceとSiri) 画面に「Image Creation」欄が現れ、「In Progress...(進行中)」と表示されます。 しばらく待ちます。
iPhone 画像生成ツールの準備が完了すると、このような通知が届きます。 以上で準備完了です。 「イメージプレイグラウンド」、「ジェン文字」、「画像マジックワンド」機能が使えるようになりました。
iPhone Settings(設定) 画面の先頭に、このように「画像生成ツール登場」と表示されます。 この下にある「Image Playgroundを開く」をタップするか、ホーム画面にある (Playground) アイコンをタップすると、「イメージプレイグラウンド」アプリが開きます。

イメージプレイグラウンドアプリの使い方

まずは独立したイメージプレイグラウンドアプリの使い方を解説します。
iPhone (Playground) アイコンをタップすると、このような画面になります。 画像生成のヒントを与えてやると、すぐさまこの画面に、新しい画像が表示されます。
画面の一番左下にある、 (Apple Intelligence) アイコンのついたテキストボックスに、生成したい画像の説明文(プロンプト)を入力します。
あるいはその右にある アイコンをタップすると、 (写真) アプリで認識されている「ピープル」アルバムに保存されている人物 (自分自身を含む)写真を参照させることで、それに関連する画像を生成することができます。
またはテキストボックスの上に並ぶ「SUGGESTIONS(提案)」欄のアイコンをタップすると、それがキーワードとして追加されます。
ただしテキストに禁止語句を指定したときは、「その説明は使用できません」というメッセージと、元に戻すボタンが表示されます。
iPhone 画面右下の「+」アイコンをタップすると、このようなメニューが表示されます。 生成する画像のスタイルを「アニメ風」「イラスト風」に切り替えることができます。
また、 (写真) アプリに格納されている写真を選択したり、 (カメラ) を起動して写真を撮って、それを画像生成のヒントとして追加することができます。
ただし人物の写真を使用する場合は、利用できるのは人物の上半身が映る写真のみで、全身の画像を使う/生成することはできません。
iPhone プロンプトやキーワードを選択すると、このような画面になって画像の生成が始まります。 生成が終わるまでには数秒待たされます。
iPhone 画像が生成されました。 この例では4枚の画像が生成されています。 画面を左右にフリックすると、別の生成結果を見ることができます。
iPhone 画面右上の (その他) アイコンをタップすると、このようなメニューが表示されます。 生成された画像をクリップボードにコピーしたり、iOS標準のシェアシートを介してシェアしたり、イメージプレイグラウンドアプリのなかに保存することができます。
iPhone 生成された画像に対して、キーワードを追加したり「SUGGESTIONS(提案)」欄のアイコンをタップすると、それらを反映して画像を生成しなおすことができます。
または、画面上部に浮遊しているキーワード画像の横にある「-(マイナス)」アイコンをタップすると、そのキーワードは除外することができます。
生成された画像が希望どおりになるまで、単語やフレーズを追加したり削除したりできます。
iPhone 新しい追加キーワードを反映して、画像が再生成されました。 画面右上の黄色い「Done」ボタンをタップすると...
iPhone このような画面になります。
画面下に並ぶアイコンで、この画像をシェアしたり、廃棄(ゴミ箱)したり、生成をやり直し(Edit)たりできます。 (その他) アイコンをタップすると表示されるメニューで、クリップボードにコピーしたりアプリ内で複製したりキャプションを追加したりできます。
画面右上の「×」アイコンをタップすると...
iPhone このような画面になります。 あなたがイメージプレイグラウンドアプリで生成した画像の一覧です。 今後は (Playground) アプリを起動すると、この画面からスタートします。 画面の一番下にある「+」をタップすると、新しい画像の生成が開始できます。 このなかから画像を選ぶと上の画面に戻り、生成のやり直しなどの操作ができます。
なお、イメージプレイグラウンドで生成された画像には、その旨がEXIFデータにタグとして埋め込まれます。

メッセージアプリでイメージプレイグラウンドを使う

つづいてメッセージアプリからイメージプレイグラウンド機能を呼び出す方法を解説します。
iPhone (メッセージ) アプリからイメージプレイグラウンド機能を呼び出すには、「+」アイコンをタップして iMessageアプリ 一覧画面を開きます。 そして「Image Playground」をタップします。
iPhone するとこのような画面になります。 使い方は独立した (Playground) アプリと同じです。
iPhone 相手へのメッセージや、画像のイメージを表すキーワードなどを入力して画像を生成します。
iPhone 画像が生成出来たら、画面右上の青い「Done」をタップします。
iPhone するとメッセージの送信欄に、生成した画像がセットされます。 メッセージを添えて送信しましょう。
なお、(メッセージ)アプリで生成した画像も、 (Playground) アプリに保存されます。 あとで見直したり修正(再生成)することもできます。