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マイクロソフトフライトシミュレーターの便利な設定

MSFSで最初に行っておくと良い便利な設定を紹介します。

言語の選択と字幕の表示

PC ゲーム画面に表示される文字の言語を切り替えることができます。 英語が苦手な方は、日本語に切り替えてください。
メイン画面から[OPTIONS(オプション)]を選びます。 するとこのような画面になります。 一番左の[GENERAL OPTIONS(全般オプション)]をクリックします。
言語の選択
PC [OPTIONS(オプション)]-[GENERAL OPTIONS(全般オプション)]-[MISC(その他)]画面を開きます。 [INTERNATIONAL SETTINGS(国際設定)]欄の[LANGUAGE(言語)]で[JA-JP]を選びます。 最後に画面左下の[APPLY AND SAVE(適用と保存)]をクリックします。 以上で完了です。
なお、言語の切り替えは、次回MSFSを起動したときから適用されます。
字幕の表示
PC ゲーム中の会話音声は英語で流れます。 英語が聞き取りにくいときは、字幕を付けることができます。 上の画面で[JA-JP]を選択すると、字幕も日本語で表示されます。
[OPTIONS(オプション)]-[GENERAL OPTIONS(全般オプション)]-[ACCESSIBILITY(アクセシビリティ)]画面を開きます。 [SUBTITLE SETTINGS(字幕設定)]欄の[SUBTITLES(字幕)]を[ON]にします。 最後に画面左下の[APPLY AND SAVE(適用と保存)]をクリックします。

コックピットのインターフェース

MSFSには、コックピットのスイッチ類の操作インターフェースが2種類あります。 これは[COCKPIT INTERACTION SYSTEM(コックピット操作システム)]と呼ばれ、[LOCK(ロック)]または[LEGACY(レガシー)]から選べます。
LOCK
PC 画面上に現れるドット(カーソル)を、コントローラーの右アナログスティックなどを使ってスイッチ類に合わせると、そのスイッチの説明が表示されます。 コントローラーの[A]ボタンなどを押すと、そのスイッチが[LOCK]されます。 つづいて表示された説明に従って、各種操作を行います。 そしてコントローラーの[B]ボタンなどを押して[UNLOCK]します。
[LOCK]中は、そのスイッチ以外は反応しなくなります。操作方法が表示され、また誤操作が起こりにくいので初心者向きかもしれません。 しかし、スイッチ類の操作には、いちいち[LOCK]-[スイッチ操作]-[UNLOCK]の手順が必要です。
LEGACY
PC 過去バージョンと同様の操作方法です。 スイッチ類をマウスカーソルで直接操作することができます。
マウスカーソルをスイッチ類に重ねると、そのスイッチの名前が表示されます。 スイッチをクリックしたり、ドラッグしたり、スクロールホイールを回したりすると、スイッチが操作できます。
マウスカーソルをどのように動かしたら操作できるかは、スイッチによって異なります。 最初は経験を積んで、それぞれの操作方法を覚える必要があります。
多くのスイッチ操作が必要な、大きな機体を操作するには、この操作方法でなければ操縦は難しいと思われます。
インターフェースの切り替え方法
PC [OPTIONS(オプション)]-[GENERAL OPTIONS(全般オプション)]-[ACCESSIBILITY(アクセシビリティ)]画面を開きます。 そして右の画面をスクロールして[COCKPIT INTERACTION SYSTEM(コックピット操作システム)]を探し、[LOCK(ロック)]と書かれているところの左右にある[<]または[>]をクリックします。
PC すると[LOCK(ロック)]が[LEGACY(レガシー)]に変わります。 最後に画面左下の[APPLY AND SAVE(適用と保存)]をクリックします。

パソコンの性能に合わせる/グラフィック描画品質を調整する

PC パソコンの性能に合わせて、グラフィック描画品質を切り替えることができます。 [LOW-END(ローエンド)], [MEDIUM(ミドル)], [HIGH-END(ハイエンド)], [ULTRA(ウルトラ)]の4段階から選ぶことができ、後の選択肢ほど高精細なグラフィックが楽しめますが、高性能なパソコンが必要になります。 パソコンの性能が不足していると感じたとき、またはオブジェクトが多数現れる市街地のようなシーナリーを飛ぶときは、ここを一段下げてみてください。
これを切り替えるには、 [OPTIONS(オプション)]-[GENERAL OPTIONS(全般オプション)]-[GRAPHICS(グラフィック)]画面を開きます。 [GLOBAL RENDERING QUALITY(グローバル レンダリング品質)]にある[<]または[>]をクリックして品質を選びます。 最後に画面左下の[APPLY AND SAVE(適用と保存)]をクリックします。

アシストの設定

マイクロソフトフライトシミュレーターは、ユーザーの習熟度に合わせて、フライトのアシストを行ってくれます。 アシストの度合いは、項目ごとに細かく設定することもできます。
PC メイン画面から[OPTIONS(オプション)]を選びます。 するとこのような画面になります。 中央の[ASSISTANCE OPTIONS(アシストオプション)]をクリックします。
アシストレベルの切り替え
PC 画面の一番上には、現在のアシストレベルが表示されています。 初期値は[ALL ASSISTS(フル サポート)]です。
[ALL ASSISTS(フル サポート)]の左右にある[<]または[>]をクリックすると、[MIDDLE-GROUND(ミドルグラウンド)], [TRUE TO LIFE(完全リアル志向)]に切り替えることができます。
初心者へのお勧めは[ALL ASSISTS(フル サポート)]です。 これを選択すれば、初心者でも簡単にジェット旅客機を操縦することができます。
設定したら[DONE]をクリックします。
通知の表示を抑止する
PC 何度かフライトを経験すると、画面に表示される通知がうるさく感じると思います。 ある程度フライトになれたら、[NOTIFICATION(通知)]欄にある [PILOTING AND CONTROLS NOTIFICATIONS(操縦に関する通知)], [AIRCRACT SYSTEM(航空機システム)], [SOFTWARE TIPS(ソフトウェアのヒント)] の3つはOFFにしてもよいと思います。
ジェット旅客機が離陸直後に墜落してしまう?勝手にスロットルが絞られるのを防ぐ
PC 操縦する機体によっては、[ALL ASSISTS(フル サポート)]のままにしておくと不具合が発生する場合があります。 特にジェット旅客機などで、離陸直後に勝手にスロットルが絞られて墜落する場合があります。 こんなときは[PILOTING(操縦)]欄にある[ASSISTED TAKEOFF(離陸アシスト)]をOFFにしてください。

データ通信量を調整する

機能別にデータ通信を制限する
PC パソコンが接続されているネットワークの速度、通信量の上限に合わせて、ゲームのデータ通信量を調整することができます。
[OPTIONS(オプション)]-[GENERAL OPTIONS(全般オプション)]-[DATA(データ)]画面を開きます。 [DATA CONNECTION(データ接続)]欄にある各項目を[OFF]に切り替えると、データ通信量が削減できます。
とりわけ [BING DATA WORLD GRAPHICS(BING データ ワールド グラフィックス)] [PHOTOGRAMMETRY(写真測量)] を[OFF]にすると、データ通信量が大幅に減りますが、シーナリーの描画品質も低下します。 すべてを[OFF]にすると、プレイ中のデータ通信量はほぼゼロになります。
最後に画面左下の[APPLY AND SAVE(適用と保存)]をクリックします。
データ通信を完全に停止する
PC [OPTIONS(オプション)]-[GENERAL OPTIONS(全般オプション)]-[DATA(データ)]画面で、 [ONLINE FUNCTIONALITY(オンライン機能)]を[OFF]にすると、通信に関する項目をまとめて[OFF]にできます。
外出先などで、モバイルデータ通信しかない環境でゲームをプレイしたいときなど、パケット使用量をほぼゼロにできます。 ただし、ゲームの起動時にユーザーアカウントの認証が必要なため、完全にネットから切り離された状態でゲームを起動することはできません。
データ通信の使用量を制限する
PC この画面の[DATA CONSUMPTION(データ消費)]欄では、データ使用量と使用するバンド幅を数値で指定することもできます。
[CURRENT DATA CONSUMPTION(現在のデータ消費)]欄には、現在までの累積データ通信使用量が表示されています。 ここのデータは[DATA TRACKING RESET DAY(データ量追跡リセット日)]で指定した日にリセットされます。
[DATA LIMITATION(データ制限)]を[ON]にすると、[DATA LIMIT (GIB)(データ制限(GB))]欄で、MSFSがひと月に使用できるデータ通信量を制限できます。
最後に画面左下の[APPLY AND SAVE(適用と保存)]をクリックします。
シーナリーデータを事前にダウンロードしておく
PC マイクロソフトフライトシミュレーターには、シーナリーデータを保存しておく、ローリングキャッシュと手動キャッシュという機能があります。 これを上手に使えば、ネットワーク通信量削減が可能です。 詳しくは MSFSのシーナリーデータをキャッシュに保存してネット通信量を削減、 ローリングキャッシュと手動キャッシュの使い方 をご覧ください。