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MSFSの操縦を記録・保存するフライトレコーダーの使い方

Nguyễn Quý Hy氏によって開発されたフリーソフト「Flight-Recorder」を使うと、マイクロソフトフライトシミュレーターの操縦を記録することができます。 そしていつでも飛行を再現することができます。

Flight Recorderのダウンロードとインストール

Flight RecorderはGithubで配布されています。
PC Githubの Flight Recorderのページ を開きます。 そして画面右の「Releases」をクリックします。
PC 「Flight Recorder」のリリースページ が開きます。 この画面では、過去のバージョンを含め、任意のバージョンの Flight Recorder をダウンロードすることができます。 一番上にあるのが最新バージョンです。
ダウンロードしたいバージョンの「Assets」をクリックします。
PC するとこのような画面になります。 「Flight.Recorder.zip」をクリックすると、ダウンロードできます。
PC Flight Recorderは、ユーザーによって開発されたマイクロソフトフライトシミュレーター用の各種コンテンツが公開されている flightsim.to でも配布されています。 ここからダウンロードすることも可能です。 この画面の右下にある「今すぐダウンロード」をクリックすると、ダウンロードできます。
PC ダウンロードしたzipファイルを、任意のフォルダで解凍するとインストール完了です。
解凍されたフォルダの中にある「FlightRecorder.Client.exe」が実行ファイルです。 必要に応じて、このファイルをスタートメニューにピン止めしたり、ショートカットをデスクトップに置くなどしてください。

フライトを記録する

PC まず、マイクロソフトフライトシミュレーターを起動します。
PC つづいて「FlightRecorder.Client.exe」を起動します。 このような画面が表示されます。
画面左上の「Record」と書かれたボタンが、記録を開始するボタンです。
画面右下の「Stay on top」ボタンをクリックすると、Flight Recorderのウインドウが、常に最前面に表示されます。
PC マイクロソフトフライトシミュレーターで、記録を開始したい直前まで飛行します。 そしてFlight Recorderの「Record」ボタンを開始すると、記録が始まります。
離陸前、飛行機が停止中の状態でも記録は開始できますが、必ずエンジンをスタートした後に記録を開始してください。
PC フライトの記録中は、このような画面になります。 「Total」欄に、これまでに記録したデータ量が表示されます。 「Stop Recording」ボタンをクリックすると、記録を終了します。
なお、記録されるのは飛行機の位置、速度、ギアなどの操作です。 カメラの操作は記録されません。
PC 記録を終了すると、このような画面になります。 記録したフライトの高度が、グラフとして表示されます。
「Replay」ボタンをクリックすると、記録したフライトの再生が始まります。
「Save」ボタンをクリックすると、記録したフライトを".fltrec"形式のファイルで保存することができます。

フライトを再生する

PC マイクロソフトフライトシミュレーターを起動して、フライトを再生する直前の状態にします。
PC つづいて「FlightRecorder.Client.exe」を起動します。 そして「Load」ボタンをクリックして、再生したいフライト記録ファイル(.fltrec)を読み込みます。 つづいて「Replay」をクリックすると、記録したフライトの再生が始まります。
再生中に「Pause Replay」ボタンをクリックすると、飛行が一時停止します。 たとえ空中であっても、飛行機がその場で停止します。
一時停止中に「Resume Replay」ボタンをクリックすると、飛行が再開します。
再生中に「Stop Replay」ボタンをクリックすると、再生を終了します。 飛行機はそのままフライトを続けます。 あなたが操縦を引き継いでください。
PC マイクロソフトフライトシミュレーターの「READY TO FLY(フライト準備完了)」の画面を開いた状態で、Flight Recorderの「Replay」をクリックすると、ここでもフライトの再生が始まります。 カメラは自動的に次々と切り替わりながら飛行機を追いかけてくれます。 まるでイメージビデオのように、観客気分で飛行を鑑賞できます。
記録を開始した場所とは異なる場所で「Replay」をクリックすると、記録を開始した場所に飛行機がジャンプします。 ただしシーンの読み込みが追い付かないため、最初は画面が乱れます。
またグラフの上に表示されているスライドバーを左右にドラッグすると、再生位置を変更することができます。 スライドバーで指定した位置に飛行機がジャンプします。 ただしシーンの読み込みが追い付かないため、最初は画面が乱れます。

記録時と異なる航空機でフライトを再生する

記録時と異なる航空機を使ってフライトを再生することもできます。 例えばセスナで記録したフライトをジェット旅客機で再生すると、ジェット旅客機がセスナの飛行速度・高度で飛行します。 ただし、1発エンジンの航空機のフライトを4発エンジンの航空機で再生すると、3つのエンジンが停止した状態で飛行します。 フライトの再生中はそのまま飛行が続けられますが、再生終了の後には、すぐさま停止したエンジンを起動する必要があります。 さもないと墜落してしまいます。