- 2005年04月30日~05月04日
- 使用エアライン:ガルーダインドネシア航空(B747-400)
- 使用ホテル:グランドハイアット・バリ
神々の住む島へ
この年のゴールデンウィークは、物価が安くてピーク時期にもツアー代金が安いバリ島に行くことにしました。
成田からの飛行機は午前11時発、日中のフライトとなります。
使用機材はB747-400。シート番号72~74の窓側をリクエストすると2人席がゲットできます。前泊して早くチェックインした甲斐がありました。
バリ島への到着は夕方4時過ぎ、天気がいいと、着陸前に左舷の窓から写真のようなバリ島の山々(バトゥール山とバトゥール湖)が見渡せます。
今回の旅の目的はひたすらビーチでのんびり過ごすこと。
ホテルはヌサ・ドゥア地区の
グランドハイアット・バリを選択しました。
空港からは車でほんの20分の距離です。
バリは物価が安くて、リゾート内のレストランもリーズナブル(ただし和食は除く)。
いつもは安くすまそうと苦労する我々も、今回は毎晩リゾート内のレストランで食事をしました。
島内観光
到着翌日の5月1日は「バロンダンスとキンタマーニ高原観光」に参加しました。
まずはバトゥブラン村でバロンダンスを鑑賞します。
開演は9:30ですが、9:00には到着したので、正面ど真ん中の特等席に座れました。
公演は約2時間、ガムランが流れる中、オーバーアクションなダンスは、
ほんのちょっとの予備知識があればストーリーを理解することが出来ます。
コミカルなギャグアクションも盛り込まれていて結構楽しめました。
お昼前に公演が終わると次の観光へ。工芸の村を回ります。
銀細工の店、そして絵画の店を見学。簡単に作業工程の説明を受けた後はショッピング。
しかしあまり安くはなく、気に入った物も少なく、イマイチな感じ。
つづいて車はひたすら北に向かってグングン坂を上り、キンタマーニ高原を目指します。
山が近づくとやや天気は曇りがちですが、バトゥール山とバトゥール湖が一望に見渡せる眺めの良いレストランで昼食です。
昼食はビュッフェスタイルで、味もなかなかでした。
しかし、しつこい物売りがたまにキズ。変なカタコト日本語でTシャツ「10枚千円」と叫んで売っていましたが、そんな値段でモトは取れるのでしょうか。
食事が終わると山を下り、つぎは寺院を巡ります。
「聖なる泉」ティルタ・エンプル寺院にわき出る泉では地元の人が沐浴しています。
ミニスカートや半ズボンをはいていると、見学前に腰布を巻かなければいけません。
今でも信仰に厚いバリの寺院ならではです。
境内も広く、何百年も前からたたずむ石像と、最近作られた豪華絢爛な輿がカラフルな対比を見せています。
しかし出口にはおびただしい数のお土産やが並んでいて、しつこい物売りがずらりと待ちかまえています。
ガイドさんに守られながら(?)無事脱出。
つづいて工芸品のお店を訪れます。
コーヒー、ジャワティー、Tシャツや、手作りのかご、人形など、木彫りの工芸品もいっぱいあります。
今流行のアジア雑貨が勢揃い。
こちらもさほど安くはないようですが、いろいろな物が一気にそろうので、お土産をたくさん買わなければならない人には便利ですね。
最後にゴア・ガジャ寺院を訪れます。
巨大な顔のレリーフの口の部分から洞窟にはいると、中には石窟の祭壇があります。
11世紀からつづく寺院とのことで、奥の方には崩れてこけむした遺構を見ることも出来ます。
一日でバリの見所を効率よく回る、盛りだくさんなツアーでした。
最後に地元インドネシア人の気さくなガイドさんとeメールアドレスの交換を行い、帰国後も交流を楽しみました。
夕方にはホテルに戻り、ビーチを散策してのんびり過ごします。
夕食までの時間は、ビーチ前のバーで、海風に吹かれながらドリンクを楽しみます。
そして夜にはホテルのレストランで開かれるバリのダンスを見学します。
この日は少女たちの踊り:レゴンダンスの上演でした。21:00頃から1時間程度の公演です。
ビーチで過ごす一日
次の日、5月2日はひたすらビーチでデッキチェアに寝そべり、海を眺めて過ごします。
しかしそれだけでは寂しいので、ホテルのアクティビティ・デスクでスノーケル・ツアーに申し込みました。
午後になったらビーチからボートに乗ってポイントを目指します。
ホンの20分くらいでポイントに到着。あちこちのホテルからいくつものボートが集まって来ています。
残念ながら透明度はいまいちでしたが、久しぶりに珊瑚礁と熱帯魚の上をのんびり浮遊することが出来ました。
ガイドの人がビスケットを蒔くと、熱帯魚がたくさん寄ってきます。
ほぼ一時間、珊瑚礁を浮遊したらボートに戻り、短いクルーズを楽しんでホテルに帰ります。
帰った後はひたすらビーチで波の音を聞きながらお昼寝をして過ごしました。
夕方には近くにある寺院跡も散策してみました。ホテルのビーチから歩いていけます。
ちょっとした遺構がある他はタダの広場で、地元の若者たちが思い思いに過ごしています。
美しい海と波の音のなか、ゆったりした時間が流れていきます。
夕食はレストランで、ボーイさんが勧めるままにスペシャルなステーキに挑戦。自分で焼く、石焼きステーキです。
なかなかのボリュームでしたがおいしくてすっかり平らげました。
そして夜はビーチで星空を眺めます。星図片手に天の川と南十字星にご対面。南半球に旅行するときのお約束です。
ショッピング三昧
3日目、この日はショッピング三昧です。
まずはタクシーでショッピングセンター「
プラザバリ」を目指します。
もちろんタクシー代はショッピングセンター持ち。タダで移動できます。
このお店は小物や工芸品が充実。バリらしいおみやげを買うのにお勧めです。
つづいて今度はクタの街まで歩いてみることにしました。
暑い日差しの中、20分位の道のりはちょっと大変。
汗だくになってハードロック・ホテルに到着です。
定番のTシャツを求めてショップを見学、しかし気に入ったデザインはありませんでした。
仕方ないのでとなりのスターバックスカフェで涼みながらのどを潤します。
ここからは「DFSギャレリア」の送迎バンが出ています。これに乗って買い物続行!
ヌサ・ドゥアのギャレリアはつぶれて無くなっていたようなので、クタのギャレリアに行きます。
こちらは巨大でブランド物がたくさんあります。
しかしバリらしいおみやげを求めていた我々は、また「プラザバリ」へ戻りました。
今度も歩こうと思いましたが、暑くて道が悪く途中で断念。タクシーを拾いました。
「プラザバリ」でお目当てのお土産をゲットし、送迎バンでホテルに戻ると夕方。
このあとはまたビーチで水遊びをしたり、プールで泳いだり、ジャグジーでリラックスして過ごします。
この日の夜は和食にしようとしましたが、さすがに和食はどこでも高い。
わざわざ海外で高い和食を食べるのもバカバカしいので中止、またお気に入りのイタリアン・レストランで夕食としました。
食事にビールに豪華なデザートまで食べても和食レストランの半額で済みました。
そして帰国
最終日は夜の出発。
日中はまたひたすらビーチのデッキチェアで海を見ながらお昼寝をして過ごしました。
あとは部屋に戻り荷造り。夜にチェックアウトを終え、ホテルで最後の夕食をとり、デンパサール空港への迎えを待ちます。
空港の売店はひたすら広く、端から端まで散策するとあっという間に1時間くらい過ぎてしまいます。
おもしろいことに、免税店に有名ブランド腕時計のイミテーションが堂々と、しかも大量に売られているのにはオドロキ。
某OMEGAやBVLGARIモドキがどれもUSD150.00程度です。しかしこれらは日本に持ち込むと違法なので買わないようにしましょう(笑)
ガルーダインドネシア航空の飛行機は途中ジャカルタを経由します。
ジャカルタ着は午前0時、ほとんどのお客さんは機内で寝たまま1時間ほどを過ごします。
飛行機の窓から成層圏に浮かぶ瞬かない星と月を眺めていると、翌5月5日の朝8時には成田に到着。
その日は家で旅の疲れをいやします。
今回は毎日好天に恵まれた中で存分にビーチでのんびり出来た旅行でした。