ラスベガスとレッドロックキャニオンの初日の出
- 2006年12月31日~2007年01月04日
- 使用エアライン:ノースウエスト航空(B747-400,A319)
大晦日にラスベガスへ
今回は、大晦日の朝に日本を出発して、ラスベガスで新年を祝うことにしました。 年末のツアー代金が高い時期、選んだホテルは比較的安い「 BALLY'S 」。 しかしメイン通り「ストリップ」のど真ん中にあり、どこに行くにもとても便利、部屋も広いし“当たり”でした。 ラスベガスは、地図で見るとメインストリップにホテルが集中していて観光は便利そうですが、 実は各ホテルの敷地がアメリカらしくばかデカかく、腰を据えてカジノが目的ならともかく、ショーやアトラクションを目的にホテルを渡り歩くとめちゃくちゃ歩き回ることになります。 宿泊するホテルの「場所」が結構重要かも。
第1日:大晦日
ホテルに着いたのは31日のお昼。まだ部屋の準備が出来ていないので、トランクを預け散策へでかけました。 まずは、ネットで予約した大晦日のセリーヌディオンのショー「a new day」のチケットピックアップのため、ホテル「 Caesars Palace 」へ。 ショーのチケットを取るなら、各ホテルのウェブサイトで直接申し込むのが、手数料もかからず、ある程度席も選べるので便利です。 チケットの受け取りは、ウェブサイトで予約した時に送られてくるeメールを印刷し、BOX OFFICEに提示するだけでOK。 ただし予約はなるべく早く。我々は、発売開始の4ヶ月前にすぐに申し込んだので楽々確保できました。
チケットがGet出来て安心したので、つづいてストリップを散策しました。 しかし人出の多さと時差で旅の疲れが・・。お気に入りの、中華ファーストフードの PANDA EXPRESSで昼食?を買ってホテルへ戻りました。 部屋に入ると新年を祝うスパークリングワインとグラスのセットが置かれていました。新年ムードが盛り上がります。 ホテルで食事と一休みしたあと、いよいよ最初のメインイベント、「a new day」の鑑賞に出発です。 セキュリティチェックが厳しく、カメラは預けなければなりませんでした。 ドレスアップしたお客さんもいて、ちょっとゴージャスな感じです。 大晦日ということで、交通渋滞のせいかお客さんの集まりも悪く、スタートはちょっと遅れてしまいましたが、 中身はとても素晴らしいコンサートでした。セリーヌの姿をじっくり拝見するには、双眼鏡は必須ですね。
ホテルに帰る頃にはストリップも歩行者天国となり、すでにできあがった人々が奇声をあげてお祭り気分。 この人混みをぬってホテルに戻り、テレビの中継と窓から見える花火、そしてホテルからのプレゼントのシャンパンで新年を祝いました。 日本から17時間遅れの年越しとなりました。
第2日:元旦
元旦は朝4時起きで「レッドロックキャニオンと初日の出」ツアー(一人USD120.00)に参加しました。 5時過ぎにホテルを出発、まずは街のハズレの高台で、初日の出を拝みました。 つづいて郊外のスーパーWALLMARTで買い物。ミネラルウオーターやスナックなどの日用品を安くゲット。 しかし元旦の午前7時から開いているとは・・・ つづいて レッドロックキャニオン州立公園(State Park)へ向かいます。 上の写真のような大パノラマを楽しむことが出来ます。 ビューポイントで全景を楽しんだあとは、レストランでベーコン・ポテト・エッグとパンケーキの朝食。 最後にScenic Loop Driveを一周して大自然の景色を堪能したあとホテルへ。 午前11時すぎにはホテルに戻ります。 ラスベガスのエンタテイメントを楽しみながら手軽に大自然も堪能したい人には最適なツアーでした。
午後はストリップを南へ散策することにしました。 パリスホテル、アラジンホテル、 Everything CocaCola(コカコーラロゴショップ)、 M&M's WORLD(M&M'sロゴショップ)、 と周り、途中ホテルMGMグランドではライオンを覗いたあと、ホテルルクソールのフードコートで休憩。相当歩き回りました。 このころになるとさすがに旅の疲れと大晦日からの寝不足で限界に。 モノレールに乗って一気にホテルに戻り一休みとしました。
夜はホテルの無料アトラクション巡りへ。 ベネチアンから向かいのミラージュの「火山噴火」を見て、続いてtiの「サイレントオブti」を見学、 戻る途中に再度「火山噴火」を見たあと、ベラージオの噴水ショーを楽しみました。 夕食はホテルの和食レストランでアメリカならではの寿司を、Carifornia RollにPhiladelphia Roll、Vegitable Roll、LasVegas Rollと 珍しい寿司ばかりを選んで食べました。どれも結構いける味でした。
第3日
旅の疲れか起きると9時、まずはモノレールに乗ってホテル ラスベガスヒルトンに向かいます。 ここでは、STAR TREK: THE EXPERIENCE が楽しめます。 (注:現在はこのアトラクションは終了しています) 一人USD38.99を払うと、スタートレックの各種ゆかりの品を展示する博物館と、体験型アトラクション“BORG Invasion 4D”、“Klingon Encounter”が楽しめます。 アトラクションはいずれも完成度が高く、転送装置で転送されたり、ブリッジで艦長の指令を聞いたり、 ターボリフトやシャトルに乗って冒険したり、BORGに捕まりそうになったり、と、完全にSTAR TREKの世界に入り込んで楽しむことが出来ます。 一回アトラクションを楽しむと売店&出口に出るので、その日の好きなときにもう一度入場して、もう一方のアトラクションを楽しめる仕組みです。 売店にはおきまりのSTAR TREKの他に、ちょっとひねった、ギャグの効いたグッズも売っています。 STAR TREKファンなら半日楽しめるアトラクションでした。
午後はショッピングモール“ Fashion Show ”で食事&散策です。 フードコートではいろいろなファーストフードが食べられますが、ここはアメリカならではのビーフのサンドとタコスをチョイス。 あとはのんびりと“Fashion Show”でウインドーショッピングを楽しみました。 夕方になると足も疲れてホテルまではタクシーを利用。 渋滞や交通規制もあり、“Fashion Show”からホテル“Paris”までは約20分、USD12.00位もかかりました。
夜は「イルミネーションツアー」(USD60.00)に参加して、効率的に夜景スポットを巡ります。 午後18時にホテルを出発、まずはダウンタウンのフリーモントストリートで、19時からの“Fremont Street Experience”(約5分)を鑑賞、 つづいてホテル“Rio”で、19時30分からの“Masquerade Show in the Sky”(約20分)を楽しみます。 ダッシュでバスに戻り、今度はホテル“STRATOSPHERE”で、ストラトスフィア・タワーに登ります。 約1時間の待ちでようやくエレベータにたどり着き、展望台には21時頃到着、約20分間の展望を楽しみます。 このツアーには、おにぎり2個とお茶が付いています。 移動の合間にバスの中で夕食です。 最後には「おかだや」でショッピングタイムです。 実に中身の濃い、忙しくも楽しくお得な夜景ツアーでした。
第4日
あっという間にいよいよ最終日。 この日の夜はメインイベント、シルク・ド・ソレイユのショー「O(オー)」の鑑賞が待っています。 まずはチケット引き替えのため、ホテル ベラッジオ のボックスオフィスに向かいます。 朝ならボックスオフィスもすいているので、並ぶことなくすぐにチケット引き替えが出来ました。 こちらもチケットは3ヶ月前にウェブサイトで予約しておきました。
あとは特に予定もないので、のんびりとあちこち回ります。 せっかくツアーに無料チケットが付いていたので ストリップトロリーバス に挑戦です。ところが乗り場を探すのが大変でした。 たまたま通りかかったバスを見つけて追っかけて(?)バス停発見。無事載ることが出来ました。
“Forum Shops”からホテル“Excalibur”に移動し、ホテル“Luxsor”でランチBuffetを楽しみます。 本当はLuxsorのアトラクションのIMAXシアターを楽しみたかったのですが、お目当ての出し物が夜1回のみの上映であったため断念。 IMAXシアターの上映予定はウェブサイトにも無く、直接ホテルのチケットオフィスまで出向く必要があるのが残念でした。
つづいてトロリーバスでまた“Fashion Show”を目指します。 ところがバスの経路が、旅行会社からもらった物と変わっており、いつまでたっても“Fashion Show”につきません。 南の端のマンダレイ・ベイホテルから、北の端のストラトスフィアホテルまで約一時間、さらにFashion Showまで20分くらいの道のりを延々と乗車し続けたのでした。 トロリーバスは本当に暇なときにしか使えませんね。 旅行前には ストリップトロリーのウェブサイト で最新のマップを入手してください。 Fashion Show散策のあとはトロリーバスでThe Forum Shopsに移動し、こちらでも無料のアトラクションを楽しみました。 さて、ここらへんで当初見たいと思っていた物は一通りこなした感じでしょうか。
そして夜はいよいよ「O(オー)」を楽しみました。 「a new day」に比べてセキュリティチェックなどもなく気楽な感じのショウでした。 しかし内容は評判通りとてつもなくすごい物でした。 サーカス風のショウは明確なストーリーといった物がないので、かえって何度見ても飽きずに楽しめそうです。 1時間40分ほどの素敵なショウを見学したあとは、ホテルに戻って帰国のための荷造りです。 遅い夕食は、ホテル内のピザショップで軽くすませました。
翌日はまだ暗いうちからホテルを出発して帰国です。 帰りのB747は第64列目、憧れの(?)63列目以降の2人席窓側でした。
はじめてのラスベガスは見て回りたい物目白押しで、忙しく歩き回った旅行でした。 次回は目的をショー見学に絞ってゆったりとした「セレブ」なツアーにしたいところです(笑)。