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GPD G1 eGPU + GPD Win Max2 レビュー / GPD小型高性能ゲーミングパソコンと外付けGPU

GPD(GamePod Digital)とは、中国深センで小型軽量ポケットパソコン(UMPC:Ultra Mobile PC)を製造するメーカーです。 2016年の、ゲーム用の手のひらサイズパソコン:GPD Winの成功以来、モバイラー向けのポケットパソコンを作り続け、 多くのファンに支持されています。
なお、この他のミニPCついては 話題のミニPCレビュー のページをご覧ください。

GPD Win Max2 / GPD G1 eGPU とは

GPD Win Max2 2023

GPD Win Max2


GPD Win Max2は、GPD社が力を入れている、小型高性能ゲーミングPC : GPD Winシリーズの一つです。 外見はクラムシェル型の一般的なノートパソコン。 10.1インチの大画面でビジネスでの使用も問題ありません。 そして2023年版では、リリースされたばかりの最新 AMD Ryzen 7 7840U / AMD Ryzen 5 7640U CPUを搭載。 ジョイスティックやトリガーボタンも搭載していて、NVIDIA GeForce GTX 1660 Tiを超える性能で、3Dゲームも快適に楽しめます。
GPD Win Max2の製品バラエティは、CPU(2種類)・メモリ容量(3種類)・ストレージ容量(2種類)の組み合わせから選べます。 最上位モデルが AMD Ryzen 7 7840U / メモリ64GB / ストレージ2TBモデル。 最もリーズナブルなモデルは AMD Ryzen 5 7640U / メモリ16GB / ストレージ1TBモデル。 いずれも一般的なOffice系ソフト、メール、Webアクセス、フルHDのムービー再生程度に活用するなら爆速で動作します。
GPD G1 eGPU Graphics unit

GPD G1 eGPU


GPD Win Max2 2023と同時に発表された GPD G1 eGPU は、AMD Radeon RX 7600M XTグラフィックチップを搭載した、外付けのグラフィックボード(eGPU)です。 OCuLink(63Gbps)またはUSB4(40Gbps)ケーブルを使ってパソコンと接続すると、グラフィックチップを搭載していないパソコンでも、重量級の3Dゲームが楽しめます。 その性能はNVIDIA GeForce RTX 3070(Desktop)に匹敵します。 また、USBハブ機能も持っています。
なお、同様のeGPUとして、 ONE-NETBOOK社 より "OneXGPU"が2023年11月29日に indiegogo で発表されて支援を受け付け開始しました。 こちらもAMD Radeon RX 7600M XTを搭載しています。
GPD G1 eGPUの詳細については下記をご覧ください。

GPD Win Max2 / GPD G1 eGPUの価格・リリース日・発売日

GPD Win Max2 and GPD G1 eGPU
GPD製品の慣例通り、まずはクラウドファンディングサイト indiegogoで発表されて支援を受け付けました。 2023年版の発表は2023年05月11日。 クラウドファンディングのbackers(支援者)に対しては、perks(支援の特典)として2023年8月~9月下旬頃よりリリース開始されました。 当初の出荷予定は7月末で、支援者は8月頭から入手できる予定でしたが、土壇場で各種の不具合やパーツ供給不足に悩まされ、GPD社にしては珍しく2か月ほどリリースが遅れました。 しかしクラウドファンディングとしては、2か月程度の遅れは速い方です。
製品価格(支援費用)は、 最低6,256HKD(約11万9千円)(7640U + 16GB + 1TB) ~ 最高14,421HKD(約27万5千円)(7840U + 64GB + 2TB + G1 Graphics) です。
7840Uの供給量不足に伴い、9月には7640Uモデルにもメモリ32GB/64GB、ストレージ2TBモデルが追加されました。
本プロジェクトはすでに「Indemand Stage」に入っており、支援者にリリースされる製品と、一般発売される製品には差がない見込みです。 一般発売は2023年10月末頃より始まる見込みです。
  • GPD WIN Max 2 2023 ノートパソコン 10.1型 ポータブルゲーミングPC

    GPD 132,000円

    Windows 11 Home 64bit・AMD Ryzen 5 7640U(6コア12スレッド、4nmプロセス最大4.9GHz)・10.1インチ・タッチパッド・バックライト搭載・QWERTYキーボード。H-IPS液晶(解像度:1920×1200/最高2560×1600)・299ppi・GPU「Radeon 760M」・4096 レベルの圧力感度をサポート。200万画素広角Webカメラ搭載。6軸ジャイロセンサー・4chスーパーリニアスピーカー【容量】16GB

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  • GPD G1 外付けeGPU OCuLink USB4接続対応 Radeon RX 7600M XT/8GB DDR6

    GPD 2023/08/31 106,800円

    GPD WIN4 2023 /GPD WIN Max 2 2023 他、ポータブルゲーミングUMPCと一緒に使うための外付けグラフィックボード(GPU)です。【サイズ】225 x 111 x 29.8、重量は1kgを切るポータブル性能を実現。【グラフィックカード】RDNA3アーキテクチャを採用した、AMD Radeon RX 7600M XT with 8GB GDDR6メモリのグラフィックスカードを内蔵。

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  • ONEXGPU ポータブルeGPU AMD Radeon X7600

    ONE-NETBOOK 2024/06/28 101,700円

    AMD Radeon RX 7600M XT グラフィックスは、RDNA 3 アーキ テクチャーを採用し、6nmプロセスで製造されています。32CUのパワーを解き放ち、ゲームプレイ時の基本周波数は 2300 MHzを実現します。デザインに精通したクリエイターやコンテンツ制作者向けに設計されたONEXGPUは、画像編集やデザイン、ビデオ編集、クリエイティブな作業をシームレスで行うことができ、視覚的に魅力的な体験を提供します。 2048個のストリームプロセッサにより21.4テラフ

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GPD Win Max2の紹介

PC 今回私が支援したのは AMD Ryzen 7 7840U / 64GB / 2TB + G1 の最上位フルスペックセット。 白い箱がGPD Win Max2で、黒い箱がGPD G1です。 GPD Win Max2とG1のセットを支援すると、OCuLinkケーブルも1本ついてきます。
この3つが、よくわからない中古段ボール箱に詰め込まれて届き、しかも送り主は聞きなれない「株式会社スコア・ジャパン」。 さらに22,806円(輸入関税)の「代金引換」商品として届いたので、最初はてっきり最近ハヤリの"送り付け詐欺"かと思いました。
受け取り拒否しようか悩みましたが、かろうじて段ボールに貼り付けられていた"Made in China", "Cathay Pacific"のラベルを見つけて、たぶん GPD Win Max2 だろうと期待の元、イチかバチかで受け取りました(笑)。 "送り付け詐欺"の場合は、荷物を開封しても処分しても支払い義務は生じないとのこと。 心当たりのない荷物は、支払い前にその場で開封するのが正解ですね。
せめて箱に「GPD」のシールを貼るとか、商品が届くより先に「発送しました」メールを送るとかしてほしいところです。 毎度のことながら、「発送しました」メールが届いたのは、商品を受け取った後でした。
PC GPD Win Max2パッケージの中身はシンプル。 パソコン本体にACアダプターと充電用のUSB Type-Cケーブル。 そして取り扱い説明書のみです。
PC ACアダプターはUSB Type-C接続で、最大出力 20V5A = 100W の巨大な USB PD 対応製品です。 入力電圧は100~240Vなので、世界中で使えます。 しかしサイズは62mm x 62mm x 32mm(差し込みブレード部を除く)、重量は193gもあるので、持ち歩きには少々負担になります。
PC 高負荷時(3DMark(Time Spy)実行中)の電力を測ってみると、G1 eGPU接続の有無にかかわらず、消費電力は約35~45W程度でした。 出力65W程度のACアダプタであれば耐えられそうです。
  • Anker Nano II 65W USB PD充電器

    Anker 4490円

    スマートフォン、ノートPC、タブレット端末の充電に、これ1つ:USB PowerDelivery(PD)対応の65W出力を備え、スマートフォンからノートPCまで幅広い機器に急速充電できます。利用機器毎に異なる充電器を持ち運ぶ必要はありません。MacBookやPD対応のWindows PCにも対応: 最大65W出力を備え、MacBookだけでなく、PD対応のさまざまなWindows PCにも急速充電できます。一般的なWindows PCに同梱されているACアダプタに比べて非常に

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    商品バラエティ

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PC PCをシャットダウン後、内蔵バッテリーを充電中の消費電力は 20V1.5A、約30W程度でした。 充電に限っては、もっと小さなACアダプタも使用できます。
PC これはキーボードの写真です。 特殊記号の配置が独特ですが、その他のキーは一般的な配置です。 これまでモバイル用に使っていた GPD P2 Max に比べると、ずっと「普通」です。 キーピッチも15mmほどあるので、押しにくいといったことはありません。 打鍵感は若干ペコペコした感じですが、これもGPD P2 Maxと同じ。この手のミニPCとしては妥当なところです。 ただ、古参プログラマーである私にとっては「かな」刻印版が準備されないのが非常に残念です。
ディスプレイの中央下端、ヒンジ部分の黒い丸いものはWebカメラ(200万画素)です。
キーボードとディスプレイの間、中央にある四角いエリアはタッチパッドです。 またその左右には、左側にジョイスティックと十字キー、右側にもジョイスティックと、ABXYボタンがあります。 また右のジョイスティックの左側には、"SELECT","MENU","START"ボタンもあります。 左右のジョイスティック部分は、磁石式のカバーで覆い隠すことが可能です。
タッチパッドの左にあるスライドスイッチを「マウス(左)」側にスライドすると、右ジョイスティックがマウスとして使用できます。 この時L1ボタンとL2ボタンがマウスのボタンになります。
ジョイスティックやゲームコントローラーボタンの機能割り当ては、GPD社が配布している"WinControls"ソフトを使います。 このアプリはプリインストールされており、また最新版は GPDのダウンロードサイト から入手できます。
PC キーボードにはバックライトが組み込まれています。 しかし通常Office系のソフトを使用する時には、画面が明るいので、あまりバックライトの効果はありません。 画面の暗いゲームなどをプレイするときには効果がありそうです。
PC ディスプレイは、最大に開くとほぼフラットになります。 空港などのイスに座って、机のないところで膝にのせて操作するのに便利です。 なお、ディスプレイをこれ以上開いたり、フリップさせることはできません。
動作中にティスプレイを閉じるとティスプレイは消灯します。 また、ティスプレイを閉じたままの状態(クラムシェルスタイル)で、電源ON~シャットダウンすることができます。 外付けのティスプレイとキーボードを使って、デスクトップPCとして使うことができます。
PC ボディ前面です。 左右両端にある穴はスピーカーです。 右スピーカーの内側にある楕円形のものは、指紋センサーを搭載した電源ボタンです。 電源ボタンは結構軽いので、持ち方によっては簡単に意図せず電源が入ってしまう場合があります。 持ち運び時にはケースに入れたほうがよさそうです。
なお、初回起動時および長時間OFFにした後の起動では、真っ黒な画面から最初のGPDロゴが表示されるまで、10秒近く待たされます。
PC ボディ背面です。 向かって右下に並ぶ大きな7つの黒い四角は排気口です。 エアフローは底面から吸気し、この排気口から排気します。
インターフェースは左から、3.5mmヘッドセット/マイクジャック。ここには3極のスピーカー/ヘッドフォンまたは4極のマイク付きイヤホンが接続できます。 そしてOCuLink(SFF-8612)(63Gbps)メスコネクタ、HDMI 2.1コネクタ(Type-A)、USB4 Version 1.0 Gen 3x2(40Gbps)、USB 3.2 Gen2(Type-C)コネクタが並びます。
2つのUSBコネクタはバッテリーの充電&電源ポートも兼ねています。 USB PD 100W入力に対応しています。
コネクタ類の下には2つの薄いスロットがあり、ここにはジョイスティック部分を覆い隠すカバーが格納されています。
  • ノ-トPC・ミニPC用 コネクタ各種保護カバー 15個入 シリコンタイプ MF-NPCAP-C15B

    monofive 538円

    ノートPCやミニPCの各種コネクタポート(メス)に対応する保護カバーキャップ 15個入です。柔らかく飛び出しの少ない保護カバーなのでノートやミニPCの他、スマートフォン・タブレット端末にも最適です。USB Type-C および USB A に対応するカバーは多めに入っていますので、余ったカバーは他の機器や端末の対応コネクタにも装着可能。内容物:USB Type-C用×4、USB A用×6、3.5mmポート用オーディオ×2、SDカードスロット用×1、HDMIポート用×1、LAN

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PC ボディ右面です。 左端にある穴はスピーカーです。 中央部にはUSB 3.2 Gen1(Type-A)コネクタが2つ並んでいます。
右の角に見えているのはR1ボタン(上)とR2アナログトリガ(下)です。
PC ボディ左面です。 右端にある穴はスピーカーです。 中央部にはmicroSDスロット(上)、SDスロット(下)が並んでいます。 このスロットは排他使用となり、両方同時に使うことはできません。 GPD社によると、まだ両スロットを同時に安定して使えるSDスロットコントローラーチップが無いとのことです。
SDスロットの右にある小さな穴はリセットホールです。
左の角に見えているのはL1ボタン(上)とL2アナログトリガ(下)です。
PC ボディ上面です。 鏡面仕上げのGPDロゴが埋め込まれています。
写真では色がうまく写っていませんが、筐体の色はメタリックな感じの赤紫色で、チタンっぽくもあります。 しかし素材はアルミとマグネシウムの合金、色は仕様書によると「錆(さび)」色とのことです。
PC ボディ下面です。 中央右にある穴がファンに通じる吸気口です。 普段はファンの音はほとんど聞こえません。
上(奥)のゴム足の下にある、横縞のついたスライダーのようにも見えるものは、2つの"バックボタン"です。"WinControls"ソフトを使うと、ゲームやソフトのいろいろな機能をマッピングすることができます。 初期設定では左バックボタンに"PrtSc"が割り当てられているので、このボタンに何か当たる度に画面キャプチャ動作が行われてしまいます。 お好みで変更してください。
向かって左のバックボタンの下(手前)にあるのは、4Gモジュール取り付けスロットです。 別売の4Gモジュール (aliexpress) を取り付けると、直接PCを携帯電話ネットワークに接続することができます。 4Gモジュールには日本向けとその他向けの2種類があります。 購入時にはご注意ください。
あるいはUSB または M.2 インターフェイスを持つサードパーティ製 4G-LTE モジュールを使用することもできます。
PC 向かって右のバックボタンの下(手前)にあるのは、SSD取り付けスロットです。 ここには2230フォームファクターのM.2 SSD (M Key)を増設することができます。 写真の例では、 Micron 2TB 2400 M.2 2230 NVMe PCIe 4.0x4 SSD (Amazon) をセットしています。
ただしここには片面実装の製品のみ取り付け可能です(例: Western Digital WD SN740 (Amazon) トランセンド MTE245S (Amazon) シリーズ)。 両面にパーツが実装されているSSDは厚いので、このスロットには収まりません。 購入時にはご注意ください。 追加したHDD/SSDをWindowsに認識させる方法については Windows11パソコンにSSDやハードディスクを増設する方法/ドライブ名変更/パーティション分割 をご覧ください。
  • Micron 2TB 2400 M.2 2230 NVMe PCIe 4.0x4 SSD MTFDKBK2T0QFM-1BD1AABYYR

    Micron 28511円

    Micron 2TB 2400 M.2 2230 NVMe PCIe 4.0x4 SSD MTFDKBK2T0QFM-1BD1AABYYR ハードドライブ:2TB ブランド:'Micron 製品重量:12ポンド 製品寸法:19.7×19.7×11.1インチ 商品の寸法 長さ×幅×高さ:19.7×19.7×11.1インチ ハードドライブインターフェース:「NVMe メーカー:ミクロン

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    商品バラエティ

    2TB
    2TB
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    1TB
    1TB
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PC iPhoneとの大きさ比較です。 筐体サイズは GPD P2 Max よりほんの少し大きいだけですが、狭いベゼルのディスプレイのおかげでディスプレイサイズ10.1"を達成しています。 すでに多くの 専用ケース (Amazon) が発売されていますが、9.7"~11"程度の大きさのiPad/タブレット用ケースが流用できます。

タッチペン/アクティブスタイラス

PC これは同時に支援したタッチペンです。 パソコン本体より半月ほど早く届きました。
このタッチペンはMicrosoft Surfaceシリーズ互換の MPP2.0 (Microsoft Pen Protocol 2.0) プロトコルに準拠したアクティブスタイラスで、4096レベルの筆圧感知、傾き検知を備えています。 また、ディスプレイに触れる場所を、触れる前(離れた位置)から表示することもできます。 ペンには磁石が内蔵されており、金属部分に貼り付けることができます。
サイズは Apple Pencil(第2世代) とほぼ同じ(直径は同じ、長さは3mmほど短い)なので、巷にあふれる Apple Pencil用のケース (Amazon) などが使用できます。
PC タッチペンの同梱品です。
梱包箱、交換用ペン先2本とピンセット、充電ケーブル、ペン、説明書です。 ペンの充電コネクタはUSB Type-Cです。一般的な10WのUSB充電器が使えます。 フルチャージには90分かかり、使用可能時間は130時間です。
充電中はLEDが赤色に点滅し、充電が完了すると緑色になります。
サイドボタンの上部をクリックすると起動し、LEDが10秒間青色に点灯します。 とくにペアリングなど必要なく、そのまま使用できます。 サイドボタンの上部がマウスの右ボタンとして動作し、下部がON/OFFボタンになっています。
4~5時間使用しないとスリープモードに入ります。
  • プリンストン PSA-TPRMS-BK Microsoft Surface対応アクティブスタイラス

    プリンストン 2022-07-29 6300円

    対応機種 : Microsoft Pen Protocolに対応したWindows PC、タブレットペン先 : POM素材(交換用替え芯3本付属) | マグネット吸着 : 可寸法/重量 : 直径約8.9×(H)166mm/約14.2g充電時間 : 約3時間 | 連続動作時間 : 約80時間 | オートオフ : 約3分同梱品 : 本体、替え芯3本、充電用USBケーブル、ユーザーズガイド/保証書 | 保証期間 : 1年

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AMD Radeon 780M/760Mのグラフィックスメモリー容量

GPD Win Max2(2023)に搭載されているグラフィックスエンジンは、AMD Ryzen 5 7840U/7640U CPUに内蔵された AMD Radeon 780M/760M です。 このグラフィックスエンジンのグラフィックスメモリーは、BIOSで割り当てた専用メモリと、システムメモリー(CPUと共用)の半分の量の合計です。 専用メモリには初期設定値で3GBが割り当てられています。 今回テストしているPCには64GBのメモリーが搭載されているので、利用可能なグラフィックスメモリーの最大容量は、右図の通り約33GBです。
専用メモリの設定値は、BIOS画面で[Advanced]-[GFX Configuration]-[UMA Frame buffer size]画面を開くと変更できます。 最大16GBを割り当てることができます。
(右の画面を表示するには、[設定]-[システム]-[ディスプレイ]-[ディスプレイの詳細設定]画面を開き、「ディスプレイの情報」欄にある「ディスプレイ1のアダプターのプロパティを表示します」をクリックします。)

Windows11のセットアップ

当サイトでは、Windows11の設定方法を解説しています。 下記の各ページをご覧ください。

Windows11の初期設定方法

Windows11パソコンの初期設定方法 / Microsoftアカウントを使わずローカルアカウントで設定する

もっと読む 

SSDやハードディスクを増設

Windows11パソコンにSSDやハードディスクを増設する方法/ドライブ名変更/パーティション分割

もっと読む 

Cドライブを拡張/SSDをコピー

Windows11パソコンのCドライブを拡張する。SSDをコピーしてパーティションを拡大・割り当てを変更する / Macrium Reflect Homeの使い方

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キーボード切り替え/日本語キーボードを指定

Windows11パソコンのキーボードを切り替える方法 / 日本語キーボードの配列を指定する/キーボードレイアウトの変更

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ローカルアカウントにパスワードを追加

Windows11パソコンのローカルアカウントにパスワードを追加・変更・削除する方法

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フォルダーの共有/ネットワークドライブの割り当て

Windows11パソコンでフォルダーを共有する方法&ネットワークドライブの割り当て方法

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ゲームコントローラーの調整

Windows11パソコンでゲームコントローラーを調整する方法/ゲームパッドのキャリブレーション

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パソコンの初期化

Windows11/10パソコンを簡単に初期化する方法 / パソコンを譲る/下取りに出す/中古として売る

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Chromeリモートデスクトップ

Chrome リモート デスクトップの使い方:外出先から自宅や勤務先のパソコンを操作

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GPD Win Max2とGPD G1の性能・ベンチマークテスト結果

ここでは代表的なベンチマークテストプログラム、 Geekbench Cinebench PCMark 10 3DMark(Time Spy) を実行してみました。
テストは、 GPD Win Max2 単体、および GPD G1 eGPU を接続した状態の、2種類の形態で行っています。 GPD Win Max2 単体の場合は、液晶画面の解像度は倍率100%(2560×1600)としています。 GPD G1 eGPU を接続した状態では、本体の液晶画面の解像度は倍率100%(2560×1600)のまま、 GPD G1 に接続した外部ディスプレイはWQHD(2560x1440)、2画面(拡張)に設定しています。 GPD G1のvBIOSはデフォルト(100W)版です。 BIOS、ドライバその他のパラメータの調整は一切行っておらず、工場出荷状態のままです。 そしてベンチマークテストは外部ディスプレイ上で動作させています。

Geekbench

PC まずは Geekbench を動かしてみました。 これはシステムの判定画面です。
PC CPU Benchmarkの結果は、 GPD Win Max2 単体、および GPD G1 eGPU を接続した状態でほとんど差がありません。 右の画像はGPD G1 eGPU を接続した状態のものです。
CPU単独の性能では、第13世代Intel Core i9マシンとほぼ同等。3~5%程度高速です。 2015年にリリースされたCore i7-6700に対しては約1.8倍高速な性能です。
CPU Benchmark result
System Result (Single) Result (Multi)
GPD Win Max2 + GPD G1 eGPU
AMD Radeon RX 7600M XT
252910953
GPD Win Max2
AMD Ryzen 7 7840U, Memory 64GB, AMD Radeon 780M
248110997
GEEKOM Mini IT13
Corei9-13900H, Memory 32GB, Iris Xe
240711416
GEEKOM A5
AMD Ryzen 7 5800H, Memory 32GB, Radeon Vega 8
20199411
GMKtec NucBox M3
Core i5-12450H, Memory 16GB, Intel UHD Graphics
22587884
GEEKOM Mini IT11
Corei7-11390H, Memory 32GB, Iris Xe
22316153
Core i7-6700(2015), Memory 16GB, GeForce RTX3060(12GB Desktop)13514626
Core i7-2600(2011), Memory 8GB, GeForce GTX1060(3GB)6532178
PC GPU Benchmarkの結果は、CPUに内蔵されているRadeon 780Mで28750、GPD G1では70594となりました。 内蔵Radeon 780Mでも、Intel11世代Core CPU内蔵のIris Xe G7 96EUに対して2.6倍高速です。 GPD G1を接続すると、内蔵Radeon 780Mのさらに約2.5倍高速になります。
ただし、GeForce RTX3060(12GB Desktop)に対しては約2割ほど低速となりました。
GPU Benchmark result
System Result
GPD Win Max2 + GPD G1 eGPU
AMD Radeon RX 7600M XT
70594
GPD Win Max2
AMD Ryzen 7 7840U, Memory 64GB, AMD Radeon 780M
28750
GEEKOM Mini IT13
Corei9-13900H, Memory 32GB, Iris Xe
16294
GEEKOM A5
AMD Ryzen 7 5800H, Memory 32GB, Radeon Vega 8
17636
GEEKOM Mini IT11
Corei7-11390H, Memory 32GB, Iris Xe
11008
GMKtec NucBox M3
Core i5-12450H, Memory 16GB, Intel UHD Graphics
8326
Core i7-6700(2015), Memory 16GB, GeForce RTX3060(12GB Desktop)89112
Core i7-2600(2011), Memory 8GB, GeForce GTX1060(3GB)34226

Cinebench

PC つづいてMaxon社の提供する、3DCGレンダリングテスト: Cinebench(2024) を動かしてみました。
これはGPD Win Max2 単体の結果です。
PC これはGPD G1 eGPU を接続した状態の結果です。 GPD Win Max2 単体(Multi core)と比較して約6.4倍高速となっています。 しかしこのベンチマークテストでは、GPD G1はGeForce RTX3060(12GB Desktop)の約6割程度の性能にとどまっています。
Cinebench(2024) Benchmark result
System Result (GPU) Result (Multi) Result (Single) Result (MP Ratio)
GPD Win Max2 + GPD G1 eGPU
AMD Radeon RX 7600M XT
4536707987.20
GPD Win Max2
AMD Ryzen 7 7840U, Memory 64GB, AMD Radeon 780M
(none)714967.41
GEEKOM Mini IT13
Corei9-13900H, Memory 32GB, Iris Xe
(none)6631026.47
GEEKOM A5
AMD Ryzen 7 5800H, Memory 32GB, Radeon Vega 8
(none)604857.10
GMKtec NucBox M3
Core i5-12450H, Memory 16GB, Intel UHD Graphics
(none)427984.34
GEEKOM Mini IT11
Corei7-11390H, Memory 32GB, Iris Xe
(none)313833.75
Core i7-6700(2015), Memory 16GB, GeForce RTX3060(12GB Desktop)7937286614.72
PC こちらは Cinebench Release 23の実行結果です。 第13世代Core i9マシンとほぼ同じ結果です。
Cinebench R23 Benchmark result
System Result (Multi) Result (Single) Result (MP Ratio)
GPD Win Max2
AMD Ryzen 7 7840U, Memory 64GB, AMD Radeon 780M
1236917297.16
GEEKOM Mini IT13
Corei9-13900H, Memory 32GB, Iris Xe
1212217177.06
GEEKOM A5
AMD Ryzen 7 5800H, Memory 32GB, Radeon Vega 8
1030514167.28
GMKtec NucBox M3
Core i5-12450H, Memory 16GB, Intel UHD Graphics
787316514.77
GEEKOM Mini IT11
Corei7-11390H, Memory 32GB, Iris Xe
564815243.71
Core i7-6700(2015), Memory 16GB, GeForce RTX3060(12GB Desktop)500510094.96
Core i7-2600(2011), Memory 8GB, GeForce GTX1060(3GB)30046874.37

PCMark 10


PCMark 10と3DMarkのインストールには、事前にゲームプラットフォーム: Steam のアカウント登録とインストールが必要です。 Steamアカウントの新規登録は、パソコンで行うとCAPCHAでエラーになることが多いため、iPhoneの(Safari)から行うことをお勧めします。
PC つづいて PCMark 10 を動かしてみました。 このベンチマークテストでは、各種ユースケースを想定した、パソコン全体の性能を見ることができます。
右の画像はGPD G1 eGPU を接続した状態のものです。 GPD Win Max2 単体の結果はこちら です。 GPUの有無にかかわらず、どちらの結果もほぼ同じです。
メモリ容量の大きさも効いているのか、Corei7-11390Hの1.3倍の性能を出しています。
PCMark 10 Benchmark result
System Result Essentials Productivity Digital Content Creation
GPD Win Max2 + GPD G1 eGPU
AMD Radeon RX 7600M XT
65151051584638432
GPD Win Max2
AMD Ryzen 7 7840U, Memory 64GB, AMD Radeon 780M
65171034186048442
GEEKOM Mini IT13
Corei9-13900H, Memory 32GB, Iris Xe
58471049968427553
GEEKOM A5
AMD Ryzen 7 5800H, Memory 32GB, Radeon Vega 8
62471028193456286
GMKtec NucBox M3
Core i5-12450H, Memory 16GB, Intel UHD Graphics
5073977369955204
GEEKOM Mini IT11
Corei7-11390H, Memory 32GB, Iris Xe
4759922366484771
Core i7-6700(2015), Memory 16GB, GeForce RTX3060(12GB Desktop)5168757967377336
Core i7-2600(2011), Memory 8GB, GeForce GTX1060(3GB)4030706452364805
PC ランキングはこんな感じです。 一般的なオフィス向けノートパソコンよりは高速という判定です。 PCMark 10を試したユーザー全体の、上位20%くらいの順位に位置しています。
右の画像はGPD G1 eGPU を接続した状態のものです。 GPD Win Max2 単体の結果はこちら です。

3DMark(Time Spy)

PC 最後にゲーミングPCとしての性能を見るために、 3DMark (Time Spy)を動かしてみました。 このベンチマークテストでは、主に最近の重量級ゲームを想定した、3Dグラフィックスの描画性能を見ることができます。
右の画像はGPD G1 eGPU を接続した状態のものです。 GPD Win Max2 単体の結果はこちら です。
GPD G1を接続すると、WQHD(2560x1440)解像度でもフレームレートは50~60FPSに達しています。 GeForce RTX3060(12GB Desktop)の約1.2倍の性能が出ています。 GPD Win Max2 単体と比較して約3.1倍高速となっています。
内蔵Radeon 780Mでも、Intel11世代Core CPU内蔵のIris Xe G7 96EUに対して2.0倍高速です。
3DMark Benchmark result
System Time Spy Score Result (Graphics) Result (CPU)
GPD Win Max2 + GPD G1 eGPU
AMD Radeon RX 7600M XT
934093699182
GPD Win Max2
AMD Ryzen 7 7840U, Memory 64GB, AMD Radeon 780M
298426788482
GEEKOM Mini IT13
Corei9-13900H, Memory 32GB, Iris Xe
194617059898
GEEKOM A5
AMD Ryzen 7 5800H, Memory 32GB, Radeon Vega 8
165514498600
GEEKOM Mini IT11
Corei7-11390H, Memory 32GB, Iris Xe
148713304520
GMKtec NucBox M3
Core i5-12450H, Memory 16GB, Intel UHD Graphics
9928646293
Core i7-6700(2015), Memory 16GB, GeForce RTX3060(12GB Desktop)773488314539
Core i7-2600(2011), Memory 8GB, GeForce GTX1060(3GB)358937192999
PC ランキングはこんな感じです。 3D性能は残念ながらゲーミングラップトップにさえ手が届いていません。 3DMark(Time Spy)を試したユーザー全体の、ほぼ中央くらいの順位に位置しています。
最近のゲーミングPCの高性能化は著しいです。 数か月前なら、この性能ならゲーミングラップトップとゲーミングPCの間にランクインできたのですが...。
右の画像はGPD G1 eGPU を接続した状態のものです。 GPD Win Max2 単体の結果はこちら です。

BIOS/ドライバ/ファームウェアダウンロード

GPD社は、以下のサイトで、GPD Win Max2 / GPD G1用のドライバ/ファームウェアを配布しています。
ダウンロードページ で 「Windows 10 / 11 Firmware」タブをクリックすると、 Windows Firmware(ドライバ込み)、ユーザーマニュアル、Q&A、各種ツールがダウンロードできます。
Driver & BIOS」タブをクリックすると、 ドライバーパッケージ、BIOSがダウンロードできます。 ドライバーパッケージをインストールするには、パッケージを解凍した後、「AutoInstallDrivers.bat」があるフォルダーに移動し、右クリックメニューで「ターミナルで開く」を選択し、コマンド プロンプトに「AutoInstallDrivers.bat」と入力します。

GPD Win Max2のBIOSと更新手順

GPD Win Max2のBIOSには、実に多くのオプション設定があります。 起動時にFn+delキーを押すとBIOS画面を開くことができます。
PC 搭載されているBIOSはAMI BIOSです。
バージョン0.35のBIOSが書き込まれていました。
搭載されているM.2 SSDは、Western Digital社製の WD Blue SN580 です。 当初はBiwin製が使用されていたようですが、ユーザーからの相次ぐ不具合報告を受けて、途中から変更されたようです。
PC 画面をスクロールすると、メモリーの情報が表示されます。 仕様上の最高速度は 7500 MT/s ですが、出荷時のBIOS設定は、より安定して動作する 6400 MT/s になっています。

BIOS拡張メニューを開く


PC BIOS画面を開き、Alt + F5 を押します。 すると"Show hide items for debug!"(デバッグメニューを有効にするか)と尋ねられるので、「OK」を押します。 つづいてPCを再起動し、再び BIOS画面を開きます。 すると2番目の「Advanced」タブが表示されます。

resizable BARの設定


resizable BARの設定は、2番目の[Advanced]画面の[PCI Subsystem Settings]-[Re-Size BAR Support]欄で、 "Enabled" / "Disabled" から選べます。 デフォルトは"Disabled"です。

OCuLink/PCIeの設定


1番目の[Advanced]画面の[OCU Link Configuration]-[OCU Link Speed]欄で、PCIeを "Auto" / "GEN4" のいずれかにセットすることができます。 しかしPCIeを"GEN4"にセットすると、CPUのTurbo Boost([Advanced]-[CPU Common Options]-[Core Performancd Boost])を[DISABLE]にしない限り、ゲームのフレームレートが大幅に変動します。 PCIeをAutoに設定すると、デフォルトで PCIeの設定はGen3になり、Turbo Boostを[DISABLE]にしなくてもフレームレートは安定します。 AMD はこの問題を認識していますが、今後どのように対処するかは不明です。

BIOSの更新手順


ダウンロードしたBIOSファイル(Max2-7840-BIOS-Vx.xx.rar)を任意のフォルダに解凍します。 空のUSBドライブをFAT32形式でフォーマットし、解凍したディレクトリ内のすべてのファイルを USB ドライブのルート ディレクトリにコピーします。 GPD Win Max2の起動中に F7 を押して、起動オプションとして USB ドライブを選択します。 するとシステムは自動的にアップグレードプロセスを開始します。

あるいはAMI社が提供するツール「Aptio V AMI Firmware Update Utility」を使うと、Windows上でBIOSを更新することができます。 ダウンロードしたファイルを解凍し、"Aptio_V_AMI_Firmware_Update_Utility/afu/afuwin/64"フォルダの下にある"AfuWin64.zip"を解凍します。 すると"AfuWin64"フォルダの下にBIOS更新ツール"AFUWINGUIx64.EXE"が得られます。 これを起動し、"Open"をクリックして、新しいBIOSファイル(".rom")を読み込みます。 つづいて"Setup"タブを開いて、"Program all blocks"オプションにチェックを入れます。 最後に"Flash"をクリックするとBIOSの更新が始まります。 更新に成功したら、PCを再起動します。
もし更新に失敗したら、決してPCの電源を落とさずに、再度更新を行います。 さもないとPCが二度と起動しなくなる可能性があります。

GPD Win Max2の内蔵SSDの交換方法/Cドライブの容量を拡大する

GPD Win Max2の内蔵SSDは、M.2 2280 NVMe SSD (M Key, 片面実装)です。 これと同じ仕様の大容量SSDに交換することにより、Cドライブの容量を拡大することができます。
ただし、この作業は最悪パソコンを故障させる可能性があります。 当サイトは内蔵SSDの交換作業をお勧めするものではありません。 各自の自己責任で作業してください。

SSDのクローンを作る


内蔵SSDを、新しい大容量SSDにコピーする方法については下記のページをご覧ください。

GPD Win Max2の内蔵SSDを交換する


新しいSSDが準備できたら、内蔵SSDと交換します。
PC まず、4Gモジュールと2230 SSDを取り外します。
PC 背面の4本のプラスネジを取り外します。
PC 裏面の7本のネジを完全に緩めます。 ネジは抜き取らずそのままにし、裏面パネルごと、そっと上に向かって取り外します。
PC 裏面パネルを取り外すと、パソコンの中身はこの写真のようになっています。 冷却ファンを止めている2本のネジを取り外します。
PC 冷却ファンを指で持ち上げながら、内蔵SSDを固定しているネジを取り外します。 このネジを取り外すと、ネジの下にある小さなスペーサーも外れます。 丁寧に取り出してください。
PC 内蔵SSDに貼られている黒いシートをはがすと、SSDを取り出すことができます。
PC あとは逆の手順で新しいSSDを取り付けたら完成です。 SSDのすぐ横に這っているケーブルは、セロテープなどで仮止めしておくと、作業がスムーズに進みます。 組み立てが終わったら、いつものようにパソコンを使用することができます。

GPD Win Max2 Tips

  • BIOS設定画面を呼び出すには、起動時(GPDロゴが表示される前)にFn+delキーを押す。delキーは、BIOS画面が表示されるまで何度も繰り返し押す必要がある。
  • TABキーを押したまま電源を投入し、そのままTABキーを押し続けることにより、システムを工場出荷状態にリストアすることができる(One-Key Restore)。
  • リセットボタンを押し込むと、BIOSをリセットすることができる。ただしその後の起動には2分以上かかる。
  • キーボードのバックライトをOFF/ONするにはFn+スペースキーを押す。明るさは 2 段階に調整できる。
  • ブートドライブを変更するには、BIOS設定画面のBOOTページで、接続されている任意のドライブを選択する。USBメモリなどからブートするときは、先にそれを接続したうえでBIOSを立ち上げると、BOOTデバイスの一覧にそれが表示される。
  • Windowsのクリーン再インストールは可能。ライセンスキーの入力は不要(Homeなら)。ドライバ込みのOSイメージはGPDのサイトからダウンロードできる。ただしインストールするとCドライブがクリアされるので、重要なファイルは保存しておく必要がある。
  • 内蔵ストレージの換装は可能。4TBのM.2 SSDへの交換も可能。ただし片面実装の製品(例:トランセンド MTE245Sシリーズ)を選ぶ必要がある。
  • Fn+スペースキーで、タッチパッドの有効/無効を切り替えることができる。(Windowsの一般的な動作)
  • タッチパッドの上下スクロール方向は[設定]-[デバイス]-[タッチパッド]の[スクロール方向]で変更できる。(Windowsの一般的な動作)

最近のGPD製品

  • GPD WIN Max 2 2023 ノートパソコン 10.1型 ポータブルゲーミングPC

    GPD 2023/09 132000円

    【スペック】 Windows 11 Home 64bit・AMD Ryzen 5 7640U(6コア12スレッド、4nmプロセス最大4.9GHz)・10.1インチ・タッチパッド・バックライト搭載・QWERTYキーボード。H-IPS液晶(解像度:1920×1200/最高2560×1600)・299ppi・GPU「Radeon 760M」・4096 レベルの圧力感度をサポート。200万画素広角Webカメラ搭載。6軸ジャイロセンサー・4chスーパーリニアスピーカー【容量】16GB

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  • GPD G1 外付けeGPU OCuLink USB4接続対応 Radeon RX 7600M XT/8GB DDR6

    GPD 2023/09 106800円

    【安心の国内保証】GPD社正規代理店株式会社天空の保証付きパッケージ。GPD WIN4 2023 /GPD WIN Max 2 2023 他、ポータブルゲーミングUMPCと一緒に使うための外付けグラフィックボード(GPU)です。【サイズ】225 x 111 x 29.8、重量は1kgを切るポータブル性能を実現。【グラフィックカード】RDNA3アーキテクチャを採用した、AMD Radeon RX 7600M XT with 8GB GDDR6メモリのグラフィックスカードを内蔵。

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  • GPD WIN Mini ポータブルゲーミングPC (Ryzen7 7840U)

    GPD 2023/06 187400円

    AMD Ryzen 7 7840UプロセッサーとAMD Radeon 780M グラフィックス、AMD Ryzen 5 7640U プロセッサーとAMD Radeon 760M グラフィックスの2つから選択可能。軽さわずか約 520gで、その小ささはわずか約 168×109×26 mm!ポケットにも簡単に入れることができます。7 インチディスプレイで FHD採用し、368PPI / 500 nit(輝度)、120Hz駆動を実現!バッテリーは、3.87V 超高密度ポリマーリチウム電池を使用し、容量は 44.24Wh 。USB4 を搭載したGPD製品他、様々な機器で使用する事ができます。USB 3.2 Gen 2 フル機能の Type-C。10Gbps 帯域幅を追加し、PD プロトコルの高速充電をサポート。OCuLink (SFF-8612) メスポート搭載。63Gbps 帯域幅、最大 7.877GB/s のスループットを追加し、GPD G1 に接続することも可能。

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    商品バラエティ

    7840U/64GB/2TB
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    7840U/32GB/2TB
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    7840U/32GB/512GB
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    7640U/16GB/512GB
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  • GPD WIN4 2023 ポータブルゲーミングPC (Windows 11/ 6型 FHD 1920 x 1080)

    GPD 2023/01 137800円

    【国内正規代理店版】GPD WIN4 2023は、安心の国内1年保証付きです。日本語でのサポートになります。【AAA タイトルのゲームもサクサク】GPD WIN4 2023は、最新のAMD Ryzen 5 7640Uを搭載し、最大周波数4.9GHzで動作します。4nmプロセスで消費電力面ではRyzen 6000シリーズを上回る効率を発揮します。消費電力を増やさずFPSを向上させることが可能になりました。GPUは、RDNA3アーキテクチャー統合グラフィックス AMD Radeo

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    商品バラエティ

    【2023 マットブラック】Ryzen 7 7840U/32GB/512GB
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    【2023 ピュアホワイト】Ryzen 7 7840U/32GB/2TB
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    【2023 マットブラック】Ryzen 7 7840U/32GB/2TB
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    【2023 マットブラック】Ryzen 5 7640U/16GB/512GB
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    【2023 マットブラック】Ryzen 7 7840U/64GB/4TB
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  • GPD XP Plus Androidゲーム機

    GPD 2022/07 72400円

    【GPD XPにニューモデル】Xbox Game Passや、Steam Remote Playなどストリーミングゲーミングデバイスとして使えるゲーミングスマホ「GPD XP」のニューモデル。【プロセッサの更新】前モデルのGPD XPは、QualcommSnapdragon835と同等のMediaTekHelioG95を搭載したのに対し、GPD XP Plus ではMediaTek Dimensity 1200(8コア)を搭載し、これはQualcommSnapdragon87

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  • GPD Pocket3 モバイルノートパソコン8インチ 2 in1 730g

    GPD 2021/11 163000円

    【PocketシリーズNEWモデル】GPD社の人気モデル「Pocket」シリーズに新しいモデル「Pocket3」が登場しました。本モデルはCPUにインテル社のCore i7-1195G7を搭載。4コアの最大周波数は4.6GHzを上回りAAAタイトルのPCゲームも遊べるほどのスペックになっております。【付け替え可能な接続端子】Pocket3では前モデルにはなかった付け替え可能なモジュールを搭載しております。USB 3.2 Gen2ポート、HDMIキャプチャーモジュール(USB

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    商品バラエティ

    ‎Core i7-1195G7/16GB/1TB SSD
    ‎Core i7-1195G7/16GB/1TB SSD
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    GPD Pocket3専用レザー調ケース
    GPD Pocket3専用レザー調ケース
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GPD Win Max2の仕様

GPD Win Max2 2023 Display Specification
Touch PanelSupport, 10-point Touch Control,Supported (Requires Separate Purchase), Active Pen With 4096-level Pressure Sensitivity, Original Handwriting, Compatible With Surface Pen
Screen TypeCorning Gorilla Glass 5,IPS Technology
Screen Size10.1 Inches
Aspect Ratio16:10
Screen ResolutionDefault: 1920×1200(Windowsで200%に拡大指定されている),Maximum: 2560×1600(ディスプレイの解像度)
Pixels Per Inch299 PPI
GPD Win Max2 2023 CPU Specification
モデル WIN Max 2 2023 (7840U) WIN Max 2 2023 (7640U)
Product modelAMD Ryzen 7 7840UAMD Ryzen 5 7640U
# of CPU Cores / # of Threads8C / 16T6C / 12T
Base Clock3.3 GHz3.50 GHz
Max. Boost Clock5.1 GHz4.90 GHz
Floating-point Performance1.12 Tflops(FP32)
559.01 Gflops(FP64)
867.3Gflops(FP32)
439.64 Gflops(FP64)
Total Cache24.5 MB22.38 MB
ArchitectureZen 4(Phoenix)
Process Size4nm
TDP15-30W
GPD Win Max2 2023 GPU Specification
モデル WIN Max 2 2023 (7840U) WIN Max 2 2023 (7640U)
Processor GraphicsAMD Radeon 780MAMD Radeon 760M
Graphics Frequency2700 MHz2600 MHz
Compute Units12CU8CU
Shading Units768512
Floating-point Performance17.82 TFlops(FP16)
8.92 TFlops(FP32)
556.8 GFlops(FP64)
11.53 TFlops(FP16)
5.84 TFlops(FP32)
368.4 GFlops(FP64)
Pixel Rate92.80 GPixel/s60.83 GPixel/s
Texture Rate139.2 GTexel/s95.84 GTexel/s
Video MemoryShared Memory
HDMI output7680 x 4320 @ 60Hz
DP output7680 x 4320 @ 60Hz
DirectXDX12 Ultimate
OpenGL4.6
GPD Win Max2 2023 Storage Specification
モデル WIN Max 2 2023 (7840U) WIN Max 2 2023 (7640U)
Memory64GB / 32GB / 16GB
Memory TypesLPDDR5x 7500 MT/s (出荷時のBIOS設定は6400 MT/s)
Memory Dual ChannelQuad 32-bit Channels
Hard Disk TypeM.2 SSD
Hard Disk InterfaceM.2(Socket 3)× 2
Supported SpecificationsM.2 NVMe 2280 × 1
M.2 NVMe 2230 × 1(Default is Empty, Needs to be Purchased Separately)
Standard CapacityM.2 NVMe 2280 SSD 2TB / 1TB (PCIe Gen4)
Bus SpecificationPCIe 4.0 × 4
Transfer ProtocolNVMe 1.3 / 1.4
GPD Win Max2 2023 Multimedia Support Specification
Audio SystemBuilt-in Sound Chip + Intelligent Amplifier That Features High Energy Efficiency, High PSRR and Low Noise
LoudspeakersBuilt-in 4 Super Linear Speakers
CameraBuilt-in Camera: 2 Million Pixels, Maximum Resolution: 1612×1212, Super Wide-angle, High Refresh Rate
MicrophoneBuilt-in microphone
GPD Win Max2 2023 Network Communications Specification
4G LTE ModuleSupports,4G module needs to be purchased separately
SIM Card Type:Nano-SIM
4G Network:TD-LTE,FDD-LTE
3G Network:WCDMA/TD-SCDMA/CDMA,2G Network:GSM
Supported Frequency Bands:
2G:GSM900/1800MHz
3G:WCDMA B1/B8,TD-SCDMA B34/B39,CDMA BC0
4G:LTE TDD B34/B38/B39/B40/B41,LTE FDD B1/B3/B5/B8
Wi-Fi 6IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax, Support 2.4G/5G Dual Frequency Band, Dual Channel Maximum Transmission Rate 2402Mbps
MU-MIMOSupports
Bluetooth5.2
GPD Win Max2 2023 I/O Interface Specification
Video / Data / ChargingUSB4 (40Gbps) × 1
USB 3.2 Gen 2 Type-C × 1
USB 3.2 Gen 2 Type-A × 2
OCuLink (SFF-8612) × 1, 63Gbps
HDMI 2.1 × 1
microSD SlotSD 3.0 Protocol Bus interface: UHS-I
Video Speed Class: V30
Application Performance Class: A1, Read: 100MB/s
Compatible: microSDHC / microSDXC / microSDUC
microSD Card Slot and SD Card Slot are Mutually Exclusive. Only One Slot Can be Used at a Time. Inserting a Card in One Slot Will Make The Other Slot Invalid
SD SlotSD 4.0 Protocol Bus interface: UHS-II
Video Speed Class: V90
Read 312MB/s,Write: 312MB/s
Compatible: SDHC / SDXC / SDUC
microSD Card Slot and SD Card Slot are Mutually Exclusive. Only One Slot Can be Used at a Time. Inserting a Card in One Slot Will Make The Other Slot Invalid
Audio Port1×3.5mm Headphone/Microphone Combo Interface, Compatible With Apple Headphones (US Specification)
BIOS Reset PortSupports
GPD Win Max2 2023 I/O Device Specification
PowerPower Button With A Fingerprint Sensor
KeyboardQWERTY Keyboard Design,Backlight (2-level Brightness Control)
Indicator LampCharging / Running / CapsLook / Fan Switch Indicator
TouchPadMicrosoft Precision TouchPad (PTP)
MouseThe Joystick Simulates A Mouse, Requires Switching The Mode Handle/Mouse
JoystickHall Sensor Sticks, Stepless, Super Linear, No Dead Zone, Sink-in Design, Native Support For Down Pressure Sensitive L3 / R3
Game Accessories ButtonsAnalog Triggers
Game Function ButtonsDouble Silk-printed Legends (ABXY, △○×□, Select, Start, Xbox (Menu))
D-PadSiamese Arrow Keys
Handle VibrationDouble Vibration Motor
Sensor6-axis Gyroscope
Other KeysHandle / Mouse Switch Button,2 Custom Physical Buttons
GPD Win Max2 2023 Battery Specification
Battery TypeLi-polymer
Battery Capacity67Wh
Battery Life3 Hours Of Heavy Use, 6-8 Hours Of Moderate Use, 14 Hours Of Light Use, Depending On The Specific Environment Of Use
GPD Win Max2 2023 Appearance Specification
Weight1005g (実測1046g)
Size227 × 160 × 23 mm
Shell MaterialA and C Sides Are Made of 6061 Aluminum-magnesium Alloy, LG-DOW 121H Aviation ABS
Shell ColorRust Tint
CoversMagnetic Suction Type, Can Be Stored Inside The Shell
Thermal DesignActive Cooling, Big Fan + Dual Heat Pipe
Bundled items GPD WIN Max 2 2023 × 1
100W PD Power Adapter(20V==5A,20V==3.25A)×1
Supports 100W, c-c Power Cord With E-mark
Warranty Card ×1
Product Manual ×1