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秋のパリ観光

  • 1998年11月7日~11月12日
  • 使用エアライン:全日空
ルーブル美術館の夜景
芸術の秋、美術館を巡り牡蠣料理を食べるために、パリを訪れました。 11月のパリは曇った日も多く、気温は最高10度程度。東京の1月頃の寒さです。 今回は空港からパリ市内へは、電車で行ってみることにしました。CDG空港からパリ市内まではRER B線で約40分、48フランです。 まずはTerminal1からROISSY駅まで、空港の無料連絡バスで移動します。途中滑走路を移動するコンコルドが見えたりします。 ROISSY駅から、'PARIS-S-URBAINE'行きの切符を買えば、市内のどこへでも行けます。 空港へのアクセスは凱旋門からのエアポートリムジンが一般的ですが、朝夕のラッシュ時はメチャクチャ時間がかかります(約2時間)。 さっさと移動したいなら、すいていて速い電車もGOODです。
エッフェル塔


ホテルはエッフェル塔のすぐそば、その名も「Eiffel Grenelle」です。 「プチホテル」(海外では"petit hotel"なんて通じませんが)というやつで、 日本のビジネスホテルという感じです。地下鉄「Bir Hakeim」駅とRER「Champ de Mars / Tour Eiffel」駅のそばで交通至便。 毎日、朝晩エッフェル塔にご挨拶です。

ベルサイユ宮殿
日曜日は列車に乗ってベルサイユを訪れます。 市内からRER C線で、終点VERSAILLES RIVE GAUCHEまでほんの30分くらいでしょうか。 すっかり寒くなったベルサイユにも、多くの観光客の姿が見られました。 宮殿を見学したら、次はVERSAILLES RIVE DROITEの方面へ散歩してみましょう。 いい雰囲気の町並みに、チョコレートショップやパン屋さんなどお店が続きます。 そして市場。運が良ければ活気にあふれる市場でいろいろ珍しいものを見つけることができます。

パリ滞在中には、「パリ・ミュージアム・パス(カルトミュゼ)」 を使って、美術館・博物館をはしごしました。 ルーブル、オルセー、オランジュリー・・・名画でおなかがいっぱいです。
ノートルダムの鐘
ところがストの多いパリ、一度オルセー美術館のストに当たってしまい、危うく念願の画集を買い損ねるところでした。 オランジュリーは改修工事直前で、ほとんどの絵は日本に行っていました。しかし、「睡蓮」はちゃんと見られました。 もちろん帰国後には日本の「オランジュリー展」にも行って来ました。このときはあいにくポンピドーも改修中。ちょっとついてませんでした。

おきまりの観光スポットもしっかり押さえます。 ノートルダム寺院の鐘楼に登れば、巨大な「ノートルダムの鐘」がみられます。
ラ・サントシャぺル
そして、最高裁判所の敷地の中にひっそりと建つ「ラ・サントシャぺル」を訪れれば、 まばゆいばかりのステンドグラスの光に包まれます。 オペラ・ガルニエでは今晩の公演に向けて出演者たちがリハーサルの真っ最中でした。
オペラ・ガルニエ


パリの秋は牡蠣料理が有名です。ブラッセリーの店頭では、職人たちが牡蠣の殻をむく 姿が見られます。モンパルナスの「Le Bar a Huitres」で、おいしい牡蠣料理を食べてきました。
牡蠣料理


11月11日は第一次大戦終戦記念日で祭日です。この日は朝から凱旋門で式典が開かれ、 そのあと、シャンゼリゼ通りを兵士たちがパレードします。 凱旋門にはフランスの国旗が掲げられていました。 また、パレードは、さながらクラシックカーの展示会です。
第一次大戦終戦記念式典
第一次大戦終戦記念式典
第一次大戦終戦記念式典