ドイツ フランクフルト、ミュンヘン、ロマンチック街道&ハイデルベルグ、ローテンブルク
- 2009年08月01日~2009年08月08日
- 使用エアライン:ルフトハンザ航空
- ホテル:フランクフルト:ル メリディアン パークホテル(Le Meridien Park Hotel)
- ホテル:ローテンブルク:ホテル アイゼンフート(Hotel Restaurant Eisenhut)
- ホテル:ミュンヘン:ホテル イーデン ホテル ヴォルフ(EDEN HOTEL WOLFF)
暑い日本から涼しいドイツへ
07月31日金曜日は18時に会社を出るとそのまま成田へ。翌朝が早いので前泊です。 今回は飛行機もホテルもインターネットで個別に確保。ツアーより安上がりに済んだ旅行でした。
08月01日土曜日、曇り空の中、09:35発LH711便でフランクフルトへ直行。 フランクフルトは快晴。空港からはSバーンでほんの3駅でフランクフルト中央駅に到着します。またル メリディアン パークホテルは駅から徒歩5分程度。午後3時頃にはチェックインできました。 ホテルの入り口がある旧館は煉瓦造りの古風なデザインですが、新館はデザイナーズホテル風、室内も新しくて斬新なデザインです。
フランクフルト市内観光
荷物を置いて一息ついたら早速フランクフルト市内観光へ。観光の中心となる旧市庁舎周辺まで、市電を眺めながら、徒歩で20分程度の散歩です。 市街の中心となるレーマー広場では、ちょうどMail祭の真っ最中で、いろいろな食べ物の屋台がつらなり、あちこちから良いにおいが漂ってきます。 大勢の人出で、ステージでは音楽の演奏も行われています。 ひとしきりお祭り気分を楽しんだら大聖堂へ。外観は古風ですが、中はとても美しくて新しい感じ。やはり再建されたものでしょうか。 さらにツァイル通りに出て、デパートの食料品売り場でおやつを仕入れつつ観光続行です。 ウインドーショッピングしつつ、中世の城壁跡となる、エッシェンハイマー塔まで足を伸ばします。 最後にゲーテ像を見た後、ホテルへ戻りこの日の観光は終了。 中央駅で食料を仕入れました。
ロマンチック街道とライン川下り
08月02日日曜日、ホテルで朝ご飯を食べていると雨が降ってきました。 しかし天気予報によるとまだ天気は持ちそうなのでライン川下りへ出発。 中央駅からドイツ国鉄REでリューデスハイムまで移動します。 9:15の最初の船にぎりぎり間に合い、川下りを開始。 前半は曇り気味で少し寒い天気でしたが、途中晴れ間も見られ、気持ちの良いクルーズでした。 船内ではドイツ語、英語、日本語の三カ国語でガイド放送が流れ、次々と現れる古城などの解説をしてくれます。 しかし、乗船前に売店でガイドブックを買った方が、より楽しめたかもしれません。 ハイライトのローレライの岩山を見るともう11時前。2時間半を超えるクルーズを終えて、ザンクトゴアールで下船しました。 ツアーの人々はこの先バスで急ぐようでしたが、せっかくなのでザンクトゴアールの街を散策します。 小さな街ながら、古くてかわいいお店がいっぱい。鳩時計や木製玩具のお店もあります。 そして丘の上にそびえるラインフェルスの古城を見学します。 坂がきついので古城まで辿り着くのが大変でした。ここはけちらずにプチトレインに乗るのがお勧めです。
古城は中が博物館になっているようですが、外を散策するだけで雰囲気が楽しめます。 古城から見下ろすライン川はなかなかの絶景でした。
そして今度はフェリーで向かい岸のザンクトゴアルスハウゼンへ。 ここから列車でリューデスハイムに戻るのですが、列車が少なく一時間待ちとなってしまいました。時刻表の確認を怠ったのが失敗。 ようやくリューデスハイムに戻って街の観光です。ここのハイライトはゴンドラリフトに乗ってブドウ畑の上の遊覧飛行。 山頂からはライン川が一望できます。そのほか小さくてかわいいお店がたくさんあるので、1~2時間は楽しめます。 ジェラートなめなめ、いろいろお土産を買い込んで、夕方の列車でフランクフルトに戻りました。
ちょっと変った博物館
08月03日月曜日は郊外の博物館へ。 Auto&Technik MUSEUM SINSHEIMに行ってみることにしました。 フランクフルト8時20分発の急行列車に乗り、途中ハイデルベルグで乗り換え、Sinsheim Museum/Arena駅に着いたのは10時。ここから歩いて5分です。 コンコルドの実機を天井の上にのっけてしまう展示方法が大胆。もちろんこのコンコルドの中に入れます。 屋根の上にはコンコルドの他に、旧ソビエトで作られた超音速旅客機、ツボレフTu-144、その他多くの飛行機も展示され、いくつかは中に入ることができます。 その他、パンサーG型をはじめとするドイツ、アメリカ、イギリスの第二次大戦中の戦車も見られるのがドイツならでは。 クラシックカーやスーパーカー、機関車もあり、結構楽しめます。 この博物館には、クルマで1時間弱のところに、姉妹博物館の Technik MUSEUM SPEYERというのがあります。 ここには世界にただ一つ、たった一度だけ宇宙に飛び立った旧ソビエトのスペースシャトル“BURAN”の大気圏飛行テスト機が展示されています。 (宇宙に行った機体はその後ソビエトの展示場の火災で失われたそうです) 時間があればよりたかったのですが、列車の移動では時間が足りず諦めました。 “BURAN”の解説書はAuto&Technik MUSEUM SINSHEIMでも入手できるので、これだけ買ってきました。 そして帰り、駅で待てども列車が来ません。一時間に1本の列車が1本運休したらしく、1時間半待ってようやく帰途につきました。
Auto&Technik MUSEUM SINSHEIMのオフィシャルサイト
Technik MUSEUM SPEYERのオフィシャルサイト
午後はまたフランクフルト散策です。Mail祭の屋台でアップルワインとレバーの煮込みを食べて遅い昼食です。 その後はまたまたデパートを廻ってお土産の買い物。 夕方はマイン・タワーの展望台からフランクフルトの街を眺めます。少し曇っていたので、夕日が楽しめなかったのが残念。 そしてこの日はMail祭の最終日。夜はマイン川で打ち上げ花火がありました。 午後10時から約20分間程度、美しい花火が堪能できました。
古城街道とローテンブルク
08月04日火曜日は現地バスツアーに参加。古城街道をたどってローテンブルクを目指します。 まずはハイデルベルグでお城と街の観光を楽しみます。 現地の名産チョコレートを買ったり、お昼ご飯は街のケバブ店で本格的なケバブを楽しみます。
その後はひたすらローテンブルクを目指します。 途中、バスの車窓から次々と現れる古城を眺めます。 ローテンブルク到着は午後4時半、徒歩で市内観光を終えてホテルに入ると午後5時です。 残念ながら教会などに入って観光する時間はありません。 しかし夏のヨーロッパは日暮れが遅いので、十分な市内観光が楽しめます。 ローテンブルクは城壁に囲まれた中世そのままのたたずまいが残る街です。 まさにどこを向いても絵になる景色が楽しめます。 また、城壁に登って壁沿いに散策することもできます。 夕食はレストランZum Schwanで地元料理とビールを楽しみました。 そして夜は仕掛け時計の見物と、夜の街の散策を楽しみます。 ホテルも中世の豪商の家をそのまま利用した古風なもので、とても味わいがあります。 しかし明かりが消えた後のロビーはちょっとした幽霊屋敷といった風情でした。
ノイシュヴァンシュタイン城へ
08月05日水曜日は、早起きしてまた市内を散策しました。 真夏というのにとても涼しく、長袖の上着は必須です。 観光客もいない無人の街は、本当に中世の街にタイムスリップしたような感覚です。 そしてホテルに戻って美味しい朝ご飯を食べ、荷造りです。 朝からひたすらアウトバーンを走りシュヴァンガウ/ノイシュヴァンシュタイン城を目指します。 シュヴァンガウはアルプスの山並みが近く、スイスのような美しい山岳風景の中にノイシュヴァンシュタイン城がそびえます。 城の入場券売り場はすごい行列。大人気の観光地です。この行列に並ばずに済んだのが、現地バスツアーの一番の利点です。 お城の入場前に、マリエン橋からの景色を楽しむのですが、事前に予告されていたとはいえ、お城の外壁は工事中。とても残念な眺めでした。 お城の見学を楽しみ、売店で買ったプレッツェルをかじりつつ、馬車が登る坂を森林浴しつつ駐車場に戻ります。 美しい風景、美しいお城、涼しい気候と、とてもステキなところでした。
つづいてアウトバーンを走りミュンヘンへ。 途中、牧草地の中に立つヴィース教会に立ち寄ります。美しく荘厳な教会です。 そして午後3時頃には、ミュンヘン中央駅に到着。ホテルはまた駅前、歩いて3分です。 荷物を置いたら早速ミュンヘンの街歩きです。 新市庁舎から商店街を廻りウインドーショッピング。 夕食はデパートのフードコートで軽く済ませました。
ミュンヘン市内観光
08月06日木曜日は朝からミュンヘン市内観光です。 まずはアザム教会を目指しましたが内装工事中で入れず、入り口から中をのぞくだけの観光となりました。 つづいてミュンヘン旧市街の東端に当たるイーザル門の脇を通り、ドイツ博物館へ。 工業国ドイツらしく、飛行機・ロケットからカメラ、印刷機、建築などなど、非常に幅広い分野の工業製品関する展示が楽しめます。 入館者も多く、人気の博物館のようです。 11時には新市庁舎に移動して、仕掛け時計「グロッケンシュピール」の見学です。 動き出すときには新市庁舎前は観光客でいっぱいになります。 ペーター教会を見学し、ハイライトの一つ、フラウエン教会の尖塔に上ります。 エレベーターで一気にてっぺんまで登ると、ミュンヘンの町並みが一望できます。 レジデンツでは貝でできた不思議な彫刻や、豪華なホール「アンティクヴァリウム」が見学できます。 英語のオーディオガイドが無料で借りられます。 レジデンツ近くにあるテアティーナー教会は、入り口は地味ですが、中は新しく、白で統一された美しい館内を見学できます。 昼食は新市庁舎地下のラーツケラーでビールと白ソーセージを楽しみました。
08月07日金曜日、最終日です。 朝は見逃していたミヒャエル教会を見学した後、駅の近くのデパート、カールシュタットでお土産のお買い物です。 お昼前にはホテルをチェックアウトし、中央駅から空港までSバーンで移動します。 巨大なミュンヘンの空港でも買い物を楽しみ、昼食は空港内の軽食コーナーでまたまたソーセージでした。 日本に到着すると翌朝08月08日土曜日の朝でした。
ライン川クルーズ リューデスハイムのブドウ畑
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飛行機からオーロラを見る
ヨーロッパの夜便では、北側の席に座るとオーロラが見えることがあります。 詳しくはヨーロッパ国際線の飛行機からオーロラを見るをご覧ください。 皆さんも北側の窓側に席が取れた時は、眠いのを我慢してぜひオーロラを探してみてください。