MSFSに無料のアドオン(飛行機・空港・シーナリー)を追加する flightsim.toの使い方
flightsim.to というサイトでは、ユーザーによって開発されたマイクロソフトフライトシミュレーター用の各種コンテンツを有料または無料でダウンロードすることができます。
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もくじ
アドオンのインストール手順
マイクロソフトフライトシミュレーターへの追加コンテンツのインストール手順は、おおむね以下のようになります。- コンテンツが配布されているWebサイトから、追加コンテンツを、有料または無料でダウンロードします。
- ダウンロードしたコンテンツは、通常ZIP, RAR, 7z形式などで圧縮されています。これを任意のフォルダーで解凍します。
- 解凍されたファイルを、フォルダーごとまとめて、MSFSのデータを格納したフォルダーの中にある、"Community"フォルダーに移動します。
アンインストール
コンテンツをアンインストールしたいときは、そのフォルダーを"Community"フォルダーから削除するだけでOKです。 コンテンツの影響/効果を確かめたいときは、そのフォルダーを"Community"フォルダーから出したり入れたりしてみてください。
インストールのコツ
追加コンテンツをたくさんインストールすると、その分ゲームの起動に要する時間が長くなります。 普段使わないコンテンツや、広域のシーナリーを、フライトするシチュエーションや場所に合わせて、"Community"フォルダーから出し入れすると起動を早くできます。 また、同じ地域を持つ複数のシーナリーをインストールすると、その順番にかかわらず、全てのコンテンツが重なって表示されます。 表示の負荷が高くなるので注意してください。
flightsim.toとは
ユーザーが開発した、Microsoft Flight Simulator 2020用の Mod、カラーリング、アドオンが集められているWebサイトの一つです。 サインインすれば基本すべての機能が無料で使用できますが、有料Premium会員になると、ダウンロード速度が速くなったり、広告が表示されなくなったりします。flightsim.toにサインインする
MSFS Mods, Add-Ons & Liveries - Flightsim.to
「Username」欄には、あなたのペンネームを考えて入力します。 これはログオン時のIDとなります。 またコメントを投稿したときに、あなたの名前として画面に表示されます。
「Your Email Address」と「Confirm email address」欄には、受信可能なあなたのEメールアドレスを入力します。
「Password」と「Confirm password」欄には、flightsim.toだけで使用するパスワードを考えて入力します。
「Privacy Policy and Term」欄では、個人情報保護ポリシーの内容に確認して、チェックを入れます。
最後に「私はロボットではありません」にチェックを入れて「Create My Account」ボタンをクリックします。
コンテンツを探す
「Add-Ons」では、機体に関する各種アドオンデータが入手できます。
「Liveries」では、機体別にペイントやコックピットアドオンなどが入手できます。
「Sceneries」では、空港や建物、シーナリーのデータが入手できます。
「Others」では、その他のツール類が入手できます。
「All Categories」をクリックすると、「Sceneries」のすべてのコンテンツを見ることができます。
「New Releases」をクリックすると、最近追加されたコンテンツを見ることができます。
「Recent Update」をクリックすると、最近アップデートされたコンテンツを見ることができます。
そのほか、人気のコンテンツ、国際空港、街、シーナリーマップなどのカテゴリ別に表示させることができます。
この画面の下部には、国別、および人気のカテゴリーの一部がリストアップされています。 ここから選ぶことも可能です。
ここでは例として、この画面の下部にある「Japan」ボタンをクリックして、日本に関連したコンテンツをリストアップしてみます。
また、時々タイトル名に"fictional"が含まれるものが見つかりますが、これはユーザーが空想で作った架空の空港やシーナリーであることを示しています。
これらの情報を頼りに、良質なコンテンツを探しましょう。
例えば街のシーナリーなどでは、同じような地域の内容を収録した、複数のコンテンツが見つかることもあります。 そんな時は、より評判が良い、またはアップデートが頻繁になされている、リリース日が新しいなどの情報をもとにして、ダウンロードするコンテンツを選択してください。
コンテンツをダウンロード&インストールする
特に"Enhanced (強化)"と名前が付いたコンテンツは、別の有料/無料コンテンツがインストール済みであることを前提にしているものもあるので注意が必要です。
画面右上の「Download now」ボタンをクリックすると、コンテンツがダウンロードできます。 ただしブラウザの画面サイズが小さいと、「Download now」ボタンは画面の下のほうに表示されます。
「私はロボットではありません」にチェックを入れて「Start Download」ボタンをクリックすると、コンテンツのダウンロードが始まります。
コンテンツによっては、複数のファイルに分割されて配布されているものもあります。 そのようなコンテンツは、「Download Main File」と書かれているところをクリックすると、このようにダウンロードするファイルを選ぶことができます。
この画面の例では「Main File」と「part2」の2つのファイルに分割されています。 「Main File」のダウンロードが済んだら、「Download now」ボタンをクリックしてもう一度この画面に戻って、「part2」もダウンロードする必要があります。
複数のファイルに分割されて配布されているコンテンツは、そのすべてを順にダウンロードします。 この画面の例では、「part1」と「part2」の2つのRAR形式ファイルに分割されていました。
このような場合は、単に複数のファイルをそれぞれ解凍すればよい場合と、「分割RAR」形式の場合の2種類があります。
MSFS用のオプションコンテンツを自分で作る
自分でMSFS用のコンテンツを作るには、MSFSを[DEVELOPER MODE(開発者モード)]に切り替え、その[HELP]メニューからダウンロードできるSDK(Software Development Kit)を使います。 マイクロソフトは、このSDKを解説するサイト: Flight Simulator SDK Documentation のページを公開しています。また、SDKの使い方については、YouTubeなんて時間の無駄、superspud氏がflightsim.toで公開している A Written MSFS SDK Scenery Creation Tutorial が、初心者向けに丁寧な解説かなされていて、非常に役に立ちます。 これにはサンプルやドキュメントが豊富に含まれていますが、最初に「MSFS Airport and Scenery Creation.pdf」から読み始めてください。
Flight Simulator SDK Documentation (Microsoft)
A Written MSFS SDK Scenery Creation Tutorial (Flightsim.to)